Hindemith : The Complete Sonatas for Brass and Piano.2009年08月24日 06時25分

米Columbia Masterworks M233971
米Columbia Masterworks M233971(C)(P)1976 Gray Label 2LPs

Paul Hindemith
http://en.wikipedia.org/wiki/Paul_Hindemith

Sonata in F for French Horn and Piano (1939)
Sonata for Bass Tuba and Piano (1943) (1955)
Sonata for Trumpet and Piano (1939)
Sonata in E-flat for Alto Horn and Piano (1943)
- Dialogue recited by Mason Jones & Glenn Gould
Sonata for Trombone and Piano (1941)

Glenn Gould(p) (wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Glenn_Gould

Members of the Philadelphia Brass Ensemble
Mason Jones(Horn), Abe Torchinsky(Tuba), Gilbert Johnson(Tp)
Henry Charles Smith(Tb)

フィラデルフィアの黄金時代を支えた、元首席テューバ奏者のAbe Torchinsky氏が亡くなられたそうです。

Philly.com - Obituaries -
Abe Torchinsky, 89, tubaist with Philadelphians(2009.8.21)
http://www.philly.com/philly/obituaries/20090821_Abe_Torchinsky__89__tubaist_with_Philadelphians.html

マーラーの「復活」で聴かせてくれた音も忘れられませんが、今日はグールドと組んだヒンデミットのソナタを聴いて氏を偲ぶことにしましょうか・・・

・・・フィラデルフィア・ブラス・アンサンブルとグレン=グールドによる、ブラスとピアノの為のソナタ全集アルバム。LP2枚組。録音は1975年~1976年。既にオーマンディとオーケストラがRCA Red Seal に移籍した後の、Columbia Masterworks への録音です。

プロデューサーは Andrew Kazdin。クリーヴランド管・シカゴ響、そしてフィラデルフィアのトップを集めた有名な "The Antiphonal Music of Giovanni Gabrieli" アルバムのプロデューサーです。

さて、このヒンデミットのソナタ集、今回初めて針を落とします・・・ヒンデミットと聞いただけで敬遠していたのですが・・・正直、ヒンデミットの音楽は何が面白いのか・・・という想いは今もあまり変わりません。

音楽家というか玄人受けするみたいですけど、素人には何が楽しいのやら・・・魅惑的なメロディーが出るわけでもない、わくわくするような躍動感も無いし・・・きっとそういうのに飽きた人が聴くのに良かったりして・・・

でも、聴いて拒絶反応を起こす程のものでもないし、自身の心境の変化か、聴き流す分には悪くないな・・・と思えるようになってきたのもこれまた事実。

この演奏はグレン=グールドの演奏ということで、CDは入手が容易です。

amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/Hindemith-Complete-Sonatas-Brass-Piano/dp/B000VFGT0E

amazon.com
http://www.amazon.com/Hindemith-Complete-Sonatas-Brass-Piano/dp/B000VFGT0E/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1251062023&sr=1-1

HMV
http://www.hmv.co.jp/product/detail/70547
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2648728

では。

篠島へ行ってきました2009年08月24日 12時18分

2009年 篠島音楽祭 その他写真
お盆を過ぎると・・・蝉も静かになってきました・・・まだまだ暑いですが、そろそろ秋の気配が・・・

さて、この土日に篠島へ行ってきました。琉球ダイニング「結(yui)」さんに集う常連&非常連?が集まり、篠島観光協会さんの協力のもと、パーっと音楽で盛り上がる・・・という集いです。今年で3回目になるそうです。

篠島(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AF%A0%E5%B3%B6

篠島観光協会
http://www.shinojima-aichi.com/

Google Map - 篠島(こんなのが簡単に見られるとは・・・)
http://maps.google.co.jp/maps?q=%E7%AF%A0%E5%B3%B6&lr=lang_ja&oe=utf-8&rls=org.mozilla:ja:official&client=firefox-a&um=1&ie=UTF-8&split=0&gl=jp&ei=f--RSuGmHJaWkQXqy9i7Cg&sa=X&oi=geocode_result&ct=title&resnum=1

あたしゃ音楽は聴く専門なので、オーディエンス&雑用係(まあ大して役に立ってませんでしたが・・・)ということでくっついて(現地集合解散ですが・・・)行くことに・・・

名古屋の土曜の朝はあいにくの雨模様・・・ま、篠島に着く頃には晴れるだろう・・・と、希望的観測(成り行き任せとも言う)を持って出発!

名鉄特急(一部指定席)で河和へ・・・

名鉄河和駅(wikipedia) ← なんてマニアック?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E5%92%8C%E9%A7%85

んでもって、名鉄海上観光船に乗って、河和港から篠島へ・・・

名鉄海上観光船(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E9%89%84%E6%B5%B7%E4%B8%8A%E8%A6%B3%E5%85%89%E8%88%B9

河和港(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E5%92%8C%E6%B8%AF

土曜の昼前に篠島港に着きました。港周りは殺風景・・・というか、お店が全く無い・・・途中停車港の日間賀島のちょっと騒々しいくらいの賑やかさとは対照的だ・・・

日間賀島(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%96%93%E8%B3%80%E5%B3%B6

開催場所の篠島サンサンビーチと宿を、篠島観光協会でもらった地図を片手にテクテク歩いて・・・途中、昔懐かしの駄菓子屋で黒ごまソフトクリームをこれまた片手にビーチへ一路・・・

漁港近辺の土産物店とちょと起伏のある住宅街を突っ切ると、眼前に海と渥美火力発電所のBTGと煙突が見える・・・

渥美火力発電所
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A5%E7%BE%8E%E7%81%AB%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80

開催場所のサンサンビーチで皆と合流。有り難いことに、参加者の一人ということで宿を確保してもらっていたので、そのまま宿泊先の高峰荘へ・・・

篠島ヒルトップヴィラホテル 高峰荘
http://www.shinojima.net/

お昼を簡単に済ませた後、サンサンビーチに戻っていよいよ音楽祭開始。島に来た後も午前中パラパラ降っていた雨も、どうやら午後には退散してくれたらしい。曇り空で太陽は出たり隠れたり・・・でもカンカン照りと違って日焼けの心配をしなくてもいいのがいい・・・

ビール飲みながら音楽を聴いて、発電所見ながら海で泳いで・・・ここの海は水が綺麗だな~

17時くらいでいったん音楽祭は小休止して、皆と宿へ帰り、温泉と食事で小休止。名物のハモ料理他海の幸を堪能する。昼間食べ過ぎたので、残念ながら残してしまって申し訳ない・・・タコ煮(タコってこんなに味があったのね)、穴子の煮物(こりゃ旨い)、ハモコース(ハモの湯引きとしゃぶしゃぶと雑炊・・・ハモと雑炊って合うなあ)・・・美味しかったですワ。

ハモ料理は2年前くらいから始められたそうな。この辺りでもハモは結構取れるけど殆ど地元では見向きもされなかったとか・・・関西では珍重されるがこの辺では全然・・・らしい。そういえば、名古屋ではあんまりなさそうな・・・それをここのご主人が目をつけて名物料理にまで育て上げたそうな・・・また食べに行きたくなってしまった。

ハモ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%A2

小休止の後は、花火大会?&夜の部である。満天の星とはいかないまでも、星がチラホラ、波のさざめきをバックに島唄を聴く・・・エエなあ~

島唄(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B3%B6%E5%94%84

土曜は22時で終了。宿に帰ってお休み。このあと宴会があったらしいけど、眠気に勝てずさっさと夢の中へ逃避(スイマセン・・・・・)

日曜は朝5時から島の散歩。3時間くらい島のあちこちを散策。海岸線に近い山道(一応整備されているけど、あまり手入れされていない)を道なりに進む・・・朝日が綺麗で空気も旨い・・・朝早いから空気もひんやり・・・

釣り人の朝は早い。もうあちこちで糸を垂らしている・・・

・・・それにしても、人があまり入らない海岸のゴミが目に付く・・・恐らく海から流れ着いてきたのだろう。サンサンビーチの綺麗さを思うと、掃除の手間に頭が下がる。ごみはちゃんと持ち帰りましょう・・・

既に使われなくなって久しく、廃墟となった展望台であろう建築物があった。昇降螺旋階段は朽ちて使用不能となっていた。もっとも入り口に「立ち入り禁止」とあり入ることは出来ないが・・・

帰りに寄った駄菓子屋のおばちゃんにデジカメの写真を見せると、子供の頃行ったことがあるとのこと・・・。ここらに住んでいる人は滅多に行かないそうだ(ま、そりゃどうだな・・・)

・・・なかなかスリルに満ちた3時間であった。

汗をかいて宿に戻って、お風呂で汗を流して、朝食を頂いてから、ふたたびサンサンビーチへ・・・篠島音楽祭最終部である・・・飲んで踊って歌って5~6時間。体はクタクタ、でも気分はサッパリして一路名古屋へ・・・

参加者の皆さん、

SHOW-WINDS
http://showwinds.web.fc2.com/index.html

黒潮えいさ!
http://www.iris.dti.ne.jp/~kage/kuroshio/kuroshio.html

唄三線・タケシィさぁ♪
http://ameblo.jp/take-c-take/

主催のフッキーさん、琉球ダイニング「結(yui)」さん、篠島観光協会さん、高峰荘さん、その他の方々、お疲れ様でした。また来年も宜しく。

今日月曜は会社を休んでレコードを聴きながら体力回復に努めております。明日から仕事だ~

んでは。

※2010/10/10追記
 2010年の篠島音楽祭その1は下記からど~ぞ。
 http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/08/24/4533959