The Minneapolis Sound: Sony Classical Boxes Eugene Ormandy's Early Recordings with Minneapolis Symphony.2022年05月05日 14時20分

ツイッターで何気なく eugene ormandy で検索したら、The Second Disc というアカウントのツイートで知りました、


オーマンディは、ミネアポリス交響楽団(現在はミネソタ交響楽団)の音楽監督を1931年から1936年の間務めてますが、この間、ミネアポリス交響楽団と短期に集中(1934年1月と1935年1月)して、RCA Red Seal に録音をしており、この11CD BOX はその録音の集大成になります。

なお、このオーマンディ と ミネアポリス交響楽団 の RCA Red Seal 録音は、オーマンディ・楽団員とオーケストラとの「契約上の不備」から生まれたという興味深いエピソードがあります。この「契約上の不備」を上手く利用して、RCA Red Seal はレコーディング費用を安く済ませたそうです。

まあ、それはさておき、昨年の The Columba Legacy に引き続き、今年はThe Minneapolis Sound と来た訳で、次回はどうなるか、期待が膨らみますね。 

ormandy RCA Minneapolis_1


ormandy RCA Minneapolis_2





Eugene Ormandy conducts the Sydney Symphony Orchestra in 19442022年01月30日 08時03分

オーマンディの戦時中オーストラリア・ツアーの実況録音。ツアー最終日のプログラム(ベートーヴェンの第9交響曲)のみ録音されたようで、ABC が保有する「もっとも古いフルライブのオーケストラコンサート録音」だそうです。

ABC技術者の ジョン・ウォーレンによる、本コンサート録音時の様子についてのトークあり。

ABC Classic の "Classic 90 for 90"という番組より。
90 great classical concerts from 90 years of Australian music-making on your ABC.

ABC Classic(Mon 24 Jan 2022)

Eugene Ormandy conducts the Sydney Symphony Orchestra in 1944(1:59:59)
https://www.abc.net.au/classic/classic-90-for-90/eugene-ormandy-conducts-sso-in-1944/13721984

Program
 Beethoven: Symphony No.9 (choral)

Artists
 Sydney Symphony Orchestra
 Eugene Ormandy (conductor)
 Thea Phillips (soprano)
 Evelyn Hall (contralto)
 William Herbert (tenor)
 Harold Williams (baritone)
 Hurlstone Choral Society

Extra Listening
ABC Technician John Warren talks to Edna Todd about the challenges of recording this concert.(4:45)

In August 1944 the great American conductor Eugene Ormandy made his morale-boosting tour of Australia, performing to audiences of Allied troops and the general public in Adelaide, Melbourne, Sydney and Brisbane. The tour culminated in this epic performance of Beethoven's life-affirming Ninth Symphony with the Sydney Symphony Orchestra and Hurlstone Choral Society in the Sydney Town Hall. This is the oldest full live orchestral concert recording in the ABC archives.

Ormandy's wartime tour of Australia was supported by both the ABC and the Australian Office of War Information, with troops being granted free entry to all the 18 concerts. General Macarthur himself authorised the conversion of an American bomber to fly the conductor and his wife and secretary across the war-ravaged Pacific Ocean. In those days it wasn't usual to record concerts. Instead the microphones would typically transmit the music directly from the hall to the transmitters and out to listeners' radios without ever being captured. But given the importance of the tour, and the enthusiastic response from audiences in all four cities, the ABC decided to record the final concert program for posterity, providing a copy to the conductor himself.

One of the many impacts of the Ormandy tour was on a 12-year-old Patrick Thomas. Already well on the way to becoming an accomplished flute player, Thomas saw one of the Brisbane concerts by Ormandy and was inspired there and then to pursue a career as a conductor.

團伊玖磨 交響曲第4番 - オーマンディ&フィラデルフィア 1967年 大阪公演2022年01月12日 03時42分

こんな音源を見かけました。


オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団の1967年初来日公演のライブ録音、ラジオ放送のエアーチェックが音源みたいですね。大阪フェスティヴァルホールはデッドなホールなようで、乾いた音質ですが良好な部類かと。

00:00 I. Allegro ma non troppo
07:24 II. Adagio
13:25 III. Tempo di Minuetto (Allegretto)
18:14 IV. Allegro con brio
------------------
Recording: Radio Broadcast

当日のプログラムは下記の通り。

大阪国際フェスティヴァル 第10回記念
1967年5月5日 大阪フェスティヴァルホール
ウェーバー 歌劇「魔弾の射手」序曲
J.S.バッハ 管弦楽組曲第3番
團伊玖磨 交響曲第4番
ベートーヴェン 交響曲第5番
ユージン・オーマンディ指揮
フィラデルフィア管弦楽団

オーマンディは、公演プログラムに、来訪する国の作曲家の曲を加えていたようで、この團伊玖磨の交響曲第4番も当時の新曲で、貪欲に新作を追いかける「初演魔オーマンディ」の面目躍如ぶりが伺えます。

なお、オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団の1967年初来日公演の一部がCD化されております。2018年12月30日に書きましたが、改めて。(下記参照)


King International KKC-2172

①ヒンデミット:交響曲「画家マチス」
②バルトーク:管弦楽のための協奏曲
③ベルリオーズ:劇的物語「ファウストの劫罰」~ハンガリー行進曲

ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
録音:1967年5月4日/大阪フェスティバルホール(ライヴ)

当アルバムは5月4日に大阪フェスティバルホールで行われた公演。ヒンデミットの「画家マチス」とバルトークの「管弦楽のための協奏曲」はそれぞれ3種のセッション録音が残されていますが、ライヴではさらに熱気が加わりオーケストラの音の渦に包まれるかのようです。貴重なのがベルリオーズの「ハンガリー行進曲」。53年の古い録音しかなく、ファン必聴です。(キングインターナショナル)



King International KKC-2173

①日本・アメリカ両国国歌
② J.S. バッハ(オーマンディ編):トッカータとフーガ ニ短調BWV565
③シベリウス:交響曲第2 番ニ長調Op.43
④バーバー:弦楽のためのアダージョ

ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
録音:1967年5月12日/東京文化会館(ライヴ)

オーマンディ自身がオーケストレーションしたバッハの「トッカータとフーガ」は、近代オーケストラの機能を駆使したものですが、ライヴでもオーケストラ全体がひとつの楽器のように響くのに驚かされます。また作曲者も絶賛したという得意のシベリウスの豊かな響きも素晴らしい限り。「フィラデルフィアの弦」と讃えられる魅力もバーバーのアダージョで存分に味わうことができます。(キングインターナショナル)

Ormandy & Philadelphia 1969年~1970年代のQuadraphonic 録音のSACD その32022年01月10日 08時19分

1970年代の4ch録音(Quadraphonic)復刻に情熱を傾ける Dutton Vocalion による、オーマンディ&フィラデルフィアの RCA Red Seal Quadraphonic録音 4種。1969年~1970年代の4ch録音(Quadraphonic、LPではCD-4 Quadradiscとして発売)。SACD Hybrid で マルチチャンネル(4ch)、2ch Stereo 両方収録しています。

前回紹介

Dutton Vocalion CDLX7379 発売日2020年07月17日
「ツァラツストラかく語りき」「オルガン交響曲」の2曲を収録
https://www.duttonvocalion.co.uk/proddetail.php?prod=CDLX7379

Dutton Vocalion 2CDLX7370 発売日2019年11月13日
Shostakovich: Symphonies Nos. 5 & 15, Incidental Music to Hamlet/Kodaly: Hary Janos Suite
https://www.duttonvocalion.co.uk/proddetail.php?prod=2CDLX7370

Dutton Vocalion CDLX7362 発売日2019年11月13日 CDLX7362
Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra/Betty Allen
Prokofiev - Alexander Nevsky & bonus track: Lieutenant Kijé Suite
https://www.duttonvocalion.co.uk/proddetail.php?prod=CDLX7362

Dutton Vocalion CDLX7336 発売日2017年02月14日
オーマンディ&フィラデルフィア管、ルービンシュタインとの共演による
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、サン=サーンスのピアノ協奏曲第2番
ファリャ「スペインの夜の庭」
https://www.duttonvocalion.co.uk/proddetail.php?prod=CDLX7336

オーマンディ&フィラデルフィア 未CD化の主要セッション録音2022年01月09日 08時26分

コロナ禍で踏んだり蹴ったりの日本ですが、2022年を迎えて、改めて、マエストロ・ジーン&フィラデルフィアのセッション録音で、今後CD化して欲しいなあ・・・と思うステレオ録音について、2018年12月に書いた内容を修正してアップします。

Columbia Masterworks

BachMass in B minor (1962年)
BachJohannes-Passion (1968年)
 →バッハの大物は難しいかなあ・・・

BrahmsA German Requiem (1962年)
 →渋すぎる?

BorodinIn the Steppes of Central Asia(1959年)
 →SONY CLASSICAL/SICC-1747(はげ山の一夜~ロシア管弦楽曲名演集)にも含まれず、CD化されそうでなかなかされない録音になってしまっています。

DebussyLe Martyre de saint Sébastien (1958年)
 →隠れた大物?
 
RavelPiano Concerto for Left Hand(R.Casadesus, 1960年)
 →同じ組み合わせの1947年録音は何回もCD化されていますが、この演奏は国内盤で1回CD化されたのみでしたが、2019年3月に漸く再CD化(Robert Casadesus / The Complete Columbia Album Collection)されました。

あと、モノラルLpで発売されたきりの「1956年 シューベルト「未完成」のステレオ録音」もステレオ録音でCD化して欲しいですねえ・・・昨年2021年4月発売の Eugene Ormandy - The Columbia Legacy (120CD) でも、ステレオ録音バージョンの収録は見送られたようで、惜しい事です。

RCA Red Seal ・・・は、主要なステレオ録音は殆どCD化されたので、あとは・・・やはり、クリスマスアルバム2枚をオリジナルの形でCD化をして頂きたいですな・・・

"A Christmas Spectacular THE GREATEST HITS OF CHRISTMAS"(LSC-3326)
"The Greatests Hits of Christmas, A Christmas Spectacular"(LSC-3327)

あとは、ライブ録音ですね。1967年来日公演は2019年1月に King International からCD2枚出てます。その他、かれらのホームのライヴ録音も発掘されて欲しいところですねえ・・・

あと、オーマンディからムーティへの音楽監督交代時のドキュメンタリーもDVD化されると嬉しいですねえ・・・
"The Fabulous Philadelphians:From Ormandy to Muti" 1981年

Eugene Ormandy - The Columbia Legacy (120CD)2022年01月09日 07時50分

昨年、2021年4月発売の超弩級セット。昨年1月に発売が発表されて、驚きましたよ。1999年のCentenialから22年目にして漸くという感がありますが。

そういえば、ここ数年、オーマンディ&フィラデルフィアのモノラル録音の復刻CDがポツポツ出てましたが、もしかして、このプロジェクトの途中経過というか副産物だったのかなあ?という気がしてます。

Columbia Masterworks のモノラル期録音の総まとめとなってます。
「RCAからコロンビア・レコードに移籍した1944年から録音方法がステレオ録音へと完全に舵を切った1958年までの15年間に残された録音を網羅」したものです。

この後に、Columbia の「ステレオ期総まとめ」と、RCA Red Seal の レガシー(モノラル期総まとめ)と RCA Red Seal 復帰後の「ステレオ期総まとめ」が出るのを期待したいですね。

下記は、Youtube の商品紹介とレヴューです。




下記、タワレコサイトの紹介記事引用・抜粋。


152曲が世界初CD化となる120枚組ボックスで、知られざる壮年期のオーマンディとフィラデルフィア管の名演が一挙に復活。フィラデルフィア管弦楽団全面協力のオーソライズド・リリース。

Eugene Ormandy - The Columbia Legacy (120CD)
(タワレコ) 発売予定 2021年04月09日


・各ディスクはアメリカ初出LP盤のジャケット・デザインによる紙ジャケット
・ディスクのレーベルは発売当時のSPおよびLPレーベルのデザインを踏襲
・ハードカバーのオールカラー別冊解説書付き(206ページ予定)

(1)フィラデルフィア管弦楽団現音楽監督ヤニック・ネゼ=セガンによるイントロダクション
(2)ヴォルフガング・シュテーア「創造主にして創造物~ユージン・オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団」
(3)全ディスクのトラックリスト
(4)作曲家(アルファベット順)・作品別インデックス
(5)オーマンディのコロンビア・モノラル録音ディスコグラフィ(発売形態別/発売年順)
(6)カラーおよびモノクロのアーティスト写真・セッション写真、広告・録音台帳・カタログなどの画像多数

★ソニー・ミュージックジャパン限定特典:日本語スぺシャル・ブックレット封入
 ソニー・ミュージックジャパン出荷分にのみ、特典として上記別冊解説書の(1)(2)の日本語訳およびオーマンディ研究家市川幹人氏による新規ライナーノーツを掲載した日本語スぺシャルブックレット(ページ数未定)を封入予定。

あと、このアルバムは、オーマンディ指揮の音源のみならず、オリジナルLPの再現や、オーマンディ以外の指揮によるフィラデルフィア管弦楽団演奏の音源も含まれているようですね。

◎オーマンディ時代を彩ったほかの指揮者の名演も
「このボックスには、オーマンディ指揮の音源以外にも、当時の副指揮者・コンサートマスターだったアレクサンダー・ヒルスバーグ、同じく副指揮者・首席トランペット奏者だったサウル・カストンのほか、サー・トーマス・ビーチャム、チャールズ・オコンネル、アンドレ・コステラネッツ、ヴァージル・トムソンやブルーノ・ワルターが指揮した録音や、フィラデルフィア管弦楽団の団員で組織されたフィラデルフィア・ポップス・オーケストラやコロンビア交響楽団名義の録音も含まれています。またオリジナルLPに他の指揮者・オーケストラの録音が含まれていた場合はそれを再現している場合もあります。」


<補足>オーマンディ掲示板 Politoさん書き込みより
 「・・・マーク・オバート=ソーン氏によると、発表されたCDの詳細リスト中、CD-102の第6曲「軽騎兵序曲」はオーマンディ指揮でなく、第7曲のローマの謝肉祭と同じく、副指揮者のヒルスバーグ指揮のようです。少し調べてみると、オリジナルは米コロムビアのAL34という10インチLPで、この2曲が表裏に収録されていたようです。・・・」

「・・・タワーとHMVの内容リストをもう一度チェックしましたが、CD-102は第1曲~第5曲がオーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団(ポップスは付かない)、第6曲~第7曲がヒルスバーグ指揮ポップス管弦楽団ということですね。米のオリジナルLPはML5206とAL34です。 ・・・」

<補足>不良品ディスクについて

初期生産品の一部ディスクに不良があり、購入者への良品CDとの交換対応実施済(2021年10月末受付締切)。2021年7月以降の出荷分は正常品との事です。

不良箇所(CD103)
 トラック5
 ラヴェル:ツィガーヌ M 76 
 RAVEL TZIGANE
不良内容
 曲の終盤 8:54付近で音が途切れる

エミール・ギレリス/オーマンディ ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番2022年01月09日 07時40分


オーマンディ指揮のラフマニノフは、以前メロディアから出ていた演奏のCD化です。残念ながら、大幅なカットがあります。ヨッフム指揮のベートーヴェンは初出のようです。

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鋼鉄のタッチが炸裂、ギレリスの真骨頂
ベートーヴェンとラフマニノフ、ふたつの「第3番」!

ギレリス・レガシー・シリーズ第11弾。鋼のピアニスト、ギレリスの力強い打鍵とテクニックが冴えわたる協奏曲2曲を収録。ラフマニノフはMELODIYAからLPで出ていたことがありますが、ベートーヴェンは初出と思われます。いずれにせよCDとしてのリリースは大変に貴重、見逃せない内容となっております。(キングインターナショナル)
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【曲目】
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
(2)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30

【演奏】
エミール・ギレリス(ピアノ)
(1)オイゲン・ヨッフム(指揮)、コンセルトヘボウ管弦楽団
(2)ユージン・オーマンディ(指揮)、フィラデルフィア管弦楽団

【録音】
ライヴ録音:(1)1968年3月7日/アムステルダム、(2)1966年12月27日/ニューヨーク

オーマンディ&フィラデルフィア/ショスタコーヴィチ: 交響曲集2022年01月09日 07時34分

こちらも以前国内盤で発売された内容と同じですが、最新リマスタリング且つ安価です。
但し、解説はありませんが。数量限定で、2022年1月時点でお取り寄せになってます・・・

ショスタコーヴィチ: 交響曲集<完全生産限定盤>(タワレコ)
SONY CLASSICAL MASTERS BOX 第20回発売(2020年3月発売)


「ショスタコーヴィッチの優れたオーケストレーションを描ききった、オーマンディ&フィラデルフィア管との歴史的な邂逅のドキュメント」

「20世紀最大の作曲家ショスタコーヴィチの作品は、ストコフスキーの時代からフィラデルフィア管弦楽団の重要なレパートリーであり、演奏会と録音の両面で積極的に取り上げてきました。オーマンディもその伝統を受け継ぎ、西側でショスタコーヴィチ作品を強力にサポートし続けたのです。当アルバムは、その足跡をコロンビアが誇った「360サウンド」による鮮明なステレオ録音で辿るもので、交響曲第1番の作曲者監修録音、チェロ協奏曲第1番の世界初録音、交響曲第4番の西側初録音を始め、オーマンディとフィラデルフィア管がコロンビアに残したショスタコーヴィチ演奏の真髄の記録です。」(ソニー・ミュージック)

【曲目】
<CD1>
交響曲第4番ハ短調Op.43
[録音]1963年2月17日

<CD2>
1. 交響曲第1番ヘ短調Op.10
[録音]1959年11月8日
2. 交響曲第5番ニ短調Op.47
[録音]1965年4月8日
3. 組曲「黄金時代」Op.22a~第3曲:ポルカ
[録音]1966年4月13日

<CD3>
1. 交響曲第10番ホ短調Op.93
[録音]1968年4月10日
2. チェロ協奏曲第1番変ホ長調Op.107
[録音]1959年11月8日

【演奏】
ユージン・オーマンディ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ:Op.107)

オーマンディ&フィラデルフィア/R.シュトラウス: 交響詩集2022年01月09日 07時20分

ブログを1年以上放ったらかしにしてました。
今日、久しぶりにコメントの確認をしました。
せめて、1週間に1回くらいはチェックすべきですねえ。

早速、備忘として、オーマンディ掲示板への書き込みを転載します。

オーマンディ&フィラデルフィア により、R.シュトラウス交響詩集(CD4枚組)です。数量限定で、2022年1月時点でお取り寄せになってますが・・・

以前国内盤で発売された内容と同じですが、最新リマスタリング且つ安価です。
但し、解説はありませんが。

R.シュトラウス: 交響詩集<完全生産限定盤>(タワレコ)
SONY CLASSICAL MASTERS BOX 第20回発売(2020年3月)

「オーマンディがコロンビアにステレオで残したR.シュトラウスの交響詩録音を網羅したものです。シュトラウスが成し遂げた見事なオーケストレーションの妙を隅々まで味わいつくすように愛情をこめて表現しきっている点が見事であり、深淵で豪壮な「ツァラトゥストラ」、ユーモアたっぷりの「ドン・キホーテ」と「ティル」、情熱にあふれた「ドン・ファン」、そしてスケール雄大な「死と変容」。「英雄の生涯」での当時フィラデルフィア管のコンサートマスターだったブルシロウの独奏も文句なし。ゼルキンとの「ブルレスケ」はステレオLP時代、この曲の代表的な録音だったもので、名技性を表に出さず、朴訥とさえしたゼルキンのソロを一心同体であるかのようにオーマンディが盛りたてています。ホルン協奏曲第1番の独奏者メイソン・ジョーンズは、1978年まで同管の首席奏者をつとめ、オーマンディ時代を支えた名ホルン奏者。どの作品も、キャラクターを描き分けているのが巨匠オーマンディならではの手腕なのです。」(ソニー・ミュージック)

【曲目】
リヒャルト・シュトラウス:
<CD1>
1. 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」Op.30
[録音]1963年2月3日
2. 交響詩「ドン・キホーテ」Op.35
[録音]1961年2月26日

<CD2>
1. 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28
[録音]1963年11月13日
2. 交響詩「ドン・ファン」Op.20
[録音]1960年1月31日
3. 交響詩「死と変容」Op.24
[録音]1959年12月21日

<CD3>
1. 交響詩「英雄の生涯」Op.40
[録音]1960年1月15日
2. 組曲「町人貴族」Op.60
[録音]1965年2月13日

<CD4>
1. 歌劇「ばらの騎士」組曲TrV.227d
[録音]1964年2月12日
2. 楽劇「サロメ」より 7枚のヴェールの踊り
[録音]1962年11月15日
3. ピアノと管弦楽のための「ブルレスケ」二短調TrV.145
[録音]1966年2月3日
4. ホルン協奏曲第1番変ホ長調Op.11
[録音]1966年6月18日

【演奏】
ユージン・オーマンディ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団
ローン・ムンロー(チェロ:Op.35)
アンシェル・ブルシロウ(ヴァイオリン:Op.40,Op.60)
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ:TrV.145)
メイソン・ジョーンズ(ホルン:Op.11)

Gregor Piatigorsky/The Complete RCA and Columbia Album Collection2019年12月30日 07時40分

2018年10月発売のアルバム

グレゴール・ピアティゴルスキー/RCA & コロンビア コンプリート・アルバム・コレクション(全36枚、タワレコ)

オーマンディ&フィラデルフィアとの共演は、コロンビア録音の1枚のみ。

[CD6]
1. ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調Op.104
[共演]ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1946年1月17日、フィラデルフィア、アカデミー・オヴ・ミュージック
2. ブルッフ:コル・ニドライ Op.47
[共演]ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1947年12月28日、フィラデルフィア、アカデミー・オヴ・ミュージック

確か、Masterworks Heritage シリーズでCD化されていたと思いますが・・・

まあ、落ち葉拾いの類ですが、備忘録として・・・