Philadelphia Brass Ensemble, 1969年1月 ― 2015年11月17日 06時30分
1969年に放送されたフィラデルフィア管弦楽団のブラス・アンサンブルの映像(youtube)です。
Trumpets : Gilbert Johnson, Seymour Rosenfeld
Horn : Nolan Miller
Trombone : M. Dee Stewart
Euphonium : Tyrone Breuninger
Tuba : Abe Torchinsky
ユニテルが1970年代後半に収録した映像(内容はこちらを→Coming to the Small Screen: Ormandy and Television)では、既にGilbert Johnsonは楽団を退団してFrank Kaderabekに交替していたので、Gilbert Johnsonの映像はこれで初めて観ました・・・というか、Philadelphia Brass Ensemble の映像そのものが実に貴重なものですね。
この映像は、Gilbert Johnsonの弟子で、1974年から2010年までフィラデルフィア管弦楽団でトランペット奏者を務めたRoger Blackburn氏がアップされたものです。氏は他にも幾つか興味深い映像をyoutubeにアップされている(Glenn Dodson-Alphorn demo 1989 とか・・・)ので、興味のある方は如何でしょうか。
オーマンディ時代のフィラデルフィア管弦楽団のアンサンブルを支えたブラス・セクションの面々をこうして映像で見ることが出来て嬉しくなりました・・・では。
情報解禁だと・・・タワーレコード "Sony Classical" スペシャル・セレクション第7弾 第III期(10タイトル) ― 2013年09月14日 05時30分
ガブリエーリの饗宴
SICC-1704
「・・・セル時代のクリーヴランド管、オーマンディ時代のフィラデルフィア管、そしてマルティノン時代のシカゴ響の有名金管奏者達が1968年に録音したこの盤は、現在においてもアメリカ黄金時代の響きが堪能できる名作として輝きを放っています。今年2013年に他界したA.ハーセスを偲ぶ盤として、この名作と1977年にレヴァイン指揮で実現した「ブランデルブルク協奏曲第2番」をカップリング。全盛期のハーセスの輝きを捉えた追悼盤として発売いたします。・・・」
このアルバムについては説明不要でしょう。1000円国内盤やマスター・ワークス・ヘリテージ盤で既に復刻されていますし・・・
Glenn Gould at Work - Creative Lying by Andrew Kazdin ― 2010年01月23日 10時20分
グレン・グールド アットワーク -創造の内幕-
アンドリュー・カズディン著、石井 晋(訳)、音楽之友社 1993年
「巨匠たちの録音現場」(井坂 紘、春秋社2009年8月)を読んでこの本の存在を知りました。Andrew Kazdin といえば、Columbia Masterworks で Philadelphia Brass Ensemble のLPアルバムを数枚製作しており、その彼が書いた本・・・ということで気になったんですワ。"Creative Lying"という刺激的な副題もついてますし・・・
1960年代の Columbia Masterworks はオーマンディ /フィラデルフィア管弦楽団、セル/クリーヴランド管、そしてバーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニック というコンビを擁しており、恐らく同社の最盛期だったでしょう。
プロデューサーも、John McClure, Thomas Frost, Thomas Z. Shepard(後に引き抜かれて RCA Red Seal へ),Paul Meyers 等々、錚錚たる面々が揃っていて、この大所帯のプロジェクトを切り回してたんでしょう。
一方、RCA Red Seal は ミュンシュ/ボストン響→ラインスドルフ/ボストン響、フィードラー/ボストン・ポップス というラインナップで、しかも ライナー/シカゴ響 が ショルティ/シカゴ響 となって DECCA に取られてしまったりして、Columbia Masterworks と較べるとセールス上かなり苦しい状況だったようです。だから、1968年に Columbia Masterworks から オーマンディ /フィラデルフィア管弦楽団 を引き抜いたワケですが・・・
Andrew Kazdin は 1964年から1979年末に解雇(あるセッションを新規導入されたディジタル録音機で録らなかった・・・というのが理由・・・と本人は書いています)されるまで、 Columbia Masterworks で数々の録音をプロデュースしており、入社当時の活気溢れる状況から、退社に至る1979年暮れの 「冬が近づくにつれ、マスターワークス事業部内の空気は、凶暴な警察国家だったらきっとこんな感じなのだろう」 という、クラシック・レコード業界の興亡(まだ滅びていないけど・・・)も何となく感じ取れます。Columbia Masterworks は1980年に CBS Masterworks と名前を変え、1990年には Sony Classical となってしまいますが・・・
さて、この本には オーマンディ /フィラデルフィア管弦楽団 のセッションに関する記述はありませんが、 Philadelphia Brass Ensemble と Glenn Gould のアルバム ”Hindemith : The Complete Sonatas for Brass and Piano” に関する興味深いエピソード(290~295ページ)があります。このアルバムの最初のセッションに参加したトランペット奏者の Gilbert Johnson氏 はトロント空港の通関で拘束されてしまうという憂き目にあったそうな・・・ま、詳細は本を読んで下さい。 ある程度の規模の図書館を探せばあると思いますし、新品は入手困難のようですが、アマゾンのマーケットプレイスで定価3千円+千円(ちょっと高いなあ・・・)くらいで出品されてます。古本屋で見かけたら、買って損はないかも・・・
それにしても、Sony Masterworks のサイトで Philadelphia Brass Ensemble を Artists で探すと、
The Philadelphia Brass Ensemble & Percussion
Glenn Gould Members of the Philadelphia Brass Ensemble
The Philadelphia Brass Ensemble
の3つがあるんですが・・・クラシック音楽スタッフの程度が知れますなあ・・・ちゃんとやんなよ・・・ちなみに、Sony Masterworks のサイトの他の オーマンディ /フィラデルフィア管弦楽団 関係はリンクは・・・
Philadelphia Orchestra
The Philadelphia Orchestra
Eugene Ormandy
Philadelphia Woodwind Quintet
というところ。 フィラデルフィア管弦楽団 が2つあるのですが、内容を理解していない人が機械的に振り分けた・・・としか思えないですなあ・・・ま、世の中こんなもんですワ・・・んでは。
Canadian Brass - Gabrieli for Brass ― 2009年12月13日 13時00分
フィラデルフィア・シカゴ・クリーヴランドの(当時の)3大オーケストラの首席金管奏者を集めて製作されたアルバム ・・・という程大げさではありませんが、カナディアンブラス・ニューヨーク・フィラデルフィア・・・とこれまた面白い顔ぶれですな。
Giovanni Gabriele For Brass/Canadian Brass And Friends
Canadian Brass with members of New York Philharmonic and the Philadelphia Orchestra
メンバー構成は下記の通り。(CDブックレットより)
Canadian Brass
Ronald Romm (tp)
Fred Mills (tp)
David Ohanian (hrn)
Eugene Watts (trb)
Charles Daellenbach (tuba)
New York Philharmonic
Philip Smith (tp)
George Coble (tp)
Philip Meyers (hrn)
Joseph Alessi (trb)→本人のサイト
Warren Deck (tuba)
philadelphia Orchestra
Bob Early (tp)
Roger Blackburn (tp)
David Wetherill (hrn)
Daniel Williams (hrn)
Howard Wall (hrn)
Eric Carlson (trb)
Blair Bollinger (trb)
Glenn Dodson (trb)
→ 2007年の訃報を想い出してしまいました・・・
Elmer Iseler (たぶん指揮だと思うけど・・・)
曲目は下記の通り。
1. Canzon per sonar septimi et octavi toni a 12
2. Sonata octavi toni
3. Sonata pian'e forte
4. Kyrie eleison
5. Jubialate Deo
6. Gloria: Et in terra pax
Heinrich Schütz
7. Domine labia mea aperies
Andrea Gabrieli
8. Credo
Heinrich Schütz
9. Jubilate Deo
Giovanni Gabrieli
10. Sanctus
Orlando di Lasso
11. Cum rides mihi
12. Data est de lachrymis mihi voluptas
Giovanni Gabrieli
13. Santus VI: Hosanna in excelsis
Claudio Monteverdi
14. Agnus Dei
Giovanni Gabrieli
15. Sonata XIII
16. Hodie completi sunt
17. Canzon No.28
Claudio Monteverdi
18. E questa vita
Giovanni Gabrieli
19. Canzon in echo duodecimi toni
そういえば、amazon.comで Glenn Dodson を適当に検索してみたら、おや?っと思うものがヒットしました。
・Bass Hits , ・Jesus Be Glorified
なんかよく分かりませんが・・・まあ、あまり深入りする気もないのでこんなところで・・・では。
Mormon Tabernacle Choir, Rock of Ages - 30 Great Hymns ― 2009年12月13日 09時33分
The Mormon Tabenacle Choir, Rock of Ages - 30 Favorites Hymns(amazon.com)
1 Onward, Christian Soldiers**
2 Abide with me**
3 Bringing in the Sheaves**
4 Rock Of Ages**
5 Now the Day is Over**
6 The Church in the Wildwood {The Little Brown Church (in the Vale)**
7 Softly Now the Light of Day**
8 A Mighty Fortress is Our God*
9 How Firm a Foundation*
10 Behold the Great Redeemer Die*
11 More Holiness Give Me*
12 The Lord is my Shepherd*
13 O God, Our Help in Ages Past*
14 Come, Come, Ye Saints*
15 I Know that My Redeemer Lives*
16 Though in the Outward Church*
17 God Of Our Fathers**
18 I Need Thee Every Hour**
19 Ten Thousand Times Ten Thousand**
20 Nearer, My God, to Thee**
21 Holy, Holy, Holy**
22 God Be With You {Till We Meet Again**
23 Father in Heaven*
24 Abide with Me; 'Tis Eventide*
25 Come, Follow Me*
26 Lead, Kindly Light*
27 Guide Us, O Thou Great Jehovah*
28 The Morning Breaks; The Shadows Flee*
29 Come, Thou Glorious Day of Promise*
30 All Creatures of Our God and King*
Mormon Tabernacle Choir
*Alexander Schreiner & Frank Asper,(organ)
**Philadelphia Brass Ensemble & Percussion(Tracks1-7&17-22)
**Alexander Schreiner(organ)
Richard P. Condie, Conductor
Tracks 1-7,19-22 arranged by Arthur Harris
Tracks 17 & 18 arranged by William Smith
各トラックの演奏者はソニーよりamazon.comの方が詳しいです。アレンジの情報はCDブックレットの解説に記載がありました。Philadelphia Brass Ensemble & Percussion が参加しているトラックのオリジナルLPアルバムは不明です。実物もネット上の情報も見たことがありません。出来れば、CD化の際にそういう情報を載せてくれると良いのですがね・・・
それにしても、合唱とブラスパーカッションとオルガンというのは愛唱が良いのか、オーケストラ伴奏とはまた違う良さがあります。オーケストラより安上がりということもあるでしょうが、輝かしいフィラデルフィア管弦楽団のブラスセクションをまた違う形で楽しめるディスクと言えますな。
ちなみにこの Walking Eye ですが、三脚に乗っかってるテレビカメラ・・・と思っていたのですが、実はレコードに接触しているレコード針(stylus)を模したもの・・・だそうです。詳細はこちらをどうぞ。
んでは。
Joy to the World, Mormon Taberacle Choir, Philadelphia Brass Ensemble & Percussion,etc... ― 2009年12月12日 18時37分
A thrilling new sound from the Mormon Tabernacle,
Joy to The World
Mormon Tabernacle Choir
Philadelphia Brass Ensemble & Percussion
A. Schreiner (organ), directed by Richard Condie
オリジナルLP番号は、M30077 か MG30077 ・・・というところでしょうか・・・想像ですけど。
Joy to the World
The First Nowell
Deck The Halls
Carol of the Bells
O Come, O Come, Emmanuel
We Wish you a Merry Christmas
O Come, All Ye Faithful
O Holy Night
Hark! The Herald Angels Sing
Here we come a-caroling
O Tannenbaum
Silent Night, Holy Night
誰もが口ずさめるポピュラー曲揃いです。
合唱とブラスアンサンブル、オルガンに加えてパーカッションという組み合わせはなかなか相性が良いようで、楽しく華やかなクリスマス音楽を楽し めます。
"The Glorious Sounds of Christmas"の"O Come, O Come, Emmanuel"は合唱無しでしたが、このアルバムは合唱有りです。
リマスタリングは少々不満ありというところで、強音で音が割れますがヘッドホンで聴かなければそう気にもなりません。このアルバムは「オーマンディ掲示 板」で存在を知り、当時はアメリカのサイトから直接オンラインで四苦八苦して入手したんですな。今は日本のアマゾン等のサイトで手軽に買えるでしょうか・・・ホント、便利になったものです。こういうところは、インターネットさまさまですな。
このCD、Sony Music のサイトのカタログからは消えているようですが(これがちょっと気になりますが、入手出来ないようです)、amazon.com にはまだリストアップされています。
クリスマス関係のアルバムは結構在庫があるようで、まだまだ入手可能なものも目に付きます。最近はマーケット・プレイスやオークションでも買えますしね。でも原則は「出たら買え」ですな・・・
・・・それにしても、今日はクリスマス三昧・・・
んでは。
A Festival of Carols in BRASS, Philadelphia Brass Ensemble ― 2009年12月12日 18時18分
A FESTIVAL OF CAROLS IN BRASS
25 Favorite Christmas Carols
THE PHILADELPHIA BRASS ENSEMBLE
Trumpets:Gilbert Johnson, Seymour Rosenfeld
Horn:Mason Jones
Trombone:Henry Charles Smith
Euphonium:M. Dee Stewart
Tuba:Abe Torchinsky
Produced by Andrew Kazdin
オリジナルLP番号はMS7033と思われます。しかし、こんなアルバムが作れるとは・・・現在では考えられませんなあ・・・Andrew Kazdin プロデュースのアルバムです。
Deck The Halls with Boughs of Holly
Lo,How a Rose E'er Blooming
Bring a Torch,Jeanette,Isabella
The First Nowell
We Three Kings of Orient are
O Come,All Ye Faithful
O Sanctissima
O Tannenbaum
Good King Wenceslas
Silent night,Holy night
Joy to the world
The Twelve days of Christmas
God Rest Ye Merry,Gentlemen
Hark! The Herald Angels sing
It Came upon a midnight clear
O Holy night
What child is this?
Wassail song
O little town of Bethlehem
We wish you a mery christmas
このCDには、解説・録音年・ Ensemble のメンバー表等、録音に関する記載が全くありません。まあ、CD化してくれただけでも良しとすべきなのでしょうが・・・
このCD は、
"This historic recording has been digitally tranferred compact disc to obtain the best possible reproduction from newly remixed original session tapes."
とあり、大元のセッション時のテープまで遡って新たにマスタリングしているので、オリジナルのLPより良い音が期待出来ます。
残念ながら、私の手元にはこのオリジナルLPはありませんが、 Ichikawaさんから、アンサンブルの演奏者名とアルバムライナーノーツのKazdinのコメント(下記)を教えて頂きました。(2002.1.13 のことですから、もう7年以上前になるんですなあ・・・)
Maybe it's the influence of the Salvation Army, or maybe it's just a special kind of inherent affinity.Whatever the cause, it's a fact that practically everyone associates the sound of brass instruments with the music of Christmas. So, following the success of the Philadelphia Brass Ensemble's debut album, "The Glorious Sound of Brass," it seemed obvious to us to showcase the Ensemble's sumptuous sonorities in a program of favorite Christmas carols. Here is the result - a Collection of twenty-five carols played by the first-chair virtuosos of the Philadelphia Orchestra. Nothing more really need be said
- except to wish the listener a Very Merry Christmas and a Happy New Year.
このCD、まだ Sony Music のカタログ にありますし、amazon.com で容易に入手出来るようです。
Together for the First Time! The Virtuoso Brass of Three Great Orchestras. ― 2009年08月26日 05時11分
米Sony Classical Masterworks Heritage MHK62353 (P)(C)1996(CD)
Together for the First Time!
The Virtuoso Brass of Three Great Orchestras Performing
the Antiphonal Music of GABRIELI.
The Philadelphia Brass Ensemble,The Cleveland Brass Ensemble
& The Chicago Brass Ensemble
Originally released as 米Columbia Masterworks MS7209
also available on CDs
-米Sony Classical Masterworks Heritage MHK62353 (P)(C)1996
-日Sony Classical SRCR1645(1996年発売)
-米CBS(Sony Classical?) Great Performances SK92754(2005年)
also available on SACDs
-日Sony Classical SRGR-750(2001年発売)
-米Sony Classical Sony Classical Super Audio SS 89173(2000年)
Abe Torchinsky氏の訃報を聞いて、このLPを引っ張り出しました。Masterworks Heritage のCDを持っていたにもかかわらず、このLPも中古屋さんで見かけて買いました。500円くらいだったかな?
ダブルジャケットLPで、8ページに及ぶ解説が付いてます。プロデューサー Andrew Kazdin によるアルバム製作の苦労話(オリジナル盤MS7209 ライナーノーツの訳でしょう)、奏者達について(こちらはあっさり)、ガブリエーリとその作品については歴史的背景から旋法・譜例と詳細な曲目解説が付いています。
現在のCDアルバム製作では、これほど手間をかけた贅沢な解説はつけられないでしょう・・・ネットで手軽に情報が入手出来る時代でも、こういう解説は貴重ですな。
ジョヴァンニ・ガブリエーリ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AA
このLPは、アメリカ・日本双方でCD化されていますが、お薦めは アメリカ Masterworks Heritage盤(MHK62353)でしょう。LPジャケット写真は幾分ぼやけていますが、このCDの写真は鮮明で、奏者の姿もくっきりとしてます。ネガから起こしたのでしょう。
また、当時のLPジャケットやセッション時の写真、Abe Torchinsky氏 による回想等々・・・もう、これほど手間と費用かけたCDアルバムは現在では製作不可能に近いことを考えると実に貴重です。SACDも同じジャケットデザインで出ているようですが、Masterworks Heritage盤 と同じ詳細な解説が付いているかどうか・・・
まだ、アマゾン・HMV・タワーで入手出来るようです。特にアマゾンは安い・・・
Masterworks Heritage盤(MHK62353)
-HMV
http://www.hmv.co.jp/product/detail/110784
-amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/Antiphonal-Music-Gabrieli-Girolamo-Frescobaldi/dp/B0000029PE/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1251227889&sr=1-1
国内盤CD(SRCR1645)
-HMV
http://www.hmv.co.jp/product/detail/860657
-amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AC%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%81%AE%E9%A5%97%E5%AE%B4-%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E5%8F%B2/dp/B00005G7QZ/ref=pd_sim_m_1
国内盤SACD(SRCR1645)
-タワー
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=659184&GOODS_SORT_CD=102
この盤については下記に書いたの、で宜しかったらそちらもご覧下さい。
The Fabulous Philadelphia Orchestra
under Brilliant direction of Eugene Ormandy.
http://www.ne.jp/asahi/tron/music/EugeneOrmandy.htm
→Brass, Choir and The Glorious Sounds of Christmas
http://www.ne.jp/asahi/tron/music/BrassAndChristmas.htm
→A Sound Spectacular! The Antiphonal Music Of GABRIELI.
・・・それにしても、音楽を聴くのに物理的なアルバムが無いと物足りない・・・という、最後の世代になりそうですな、私は・・・では。
Hindemith : The Complete Sonatas for Brass and Piano. ― 2009年08月24日 06時25分
Paul Hindemith
http://en.wikipedia.org/wiki/Paul_Hindemith
Sonata in F for French Horn and Piano (1939)
Sonata for Bass Tuba and Piano (1943) (1955)
Sonata for Trumpet and Piano (1939)
Sonata in E-flat for Alto Horn and Piano (1943)
- Dialogue recited by Mason Jones & Glenn Gould
Sonata for Trombone and Piano (1941)
Glenn Gould(p) (wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Glenn_Gould
Members of the Philadelphia Brass Ensemble
Mason Jones(Horn), Abe Torchinsky(Tuba), Gilbert Johnson(Tp)
Henry Charles Smith(Tb)
フィラデルフィアの黄金時代を支えた、元首席テューバ奏者のAbe Torchinsky氏が亡くなられたそうです。
Philly.com - Obituaries -
Abe Torchinsky, 89, tubaist with Philadelphians(2009.8.21)
http://www.philly.com/philly/obituaries/20090821_Abe_Torchinsky__89__tubaist_with_Philadelphians.html
マーラーの「復活」で聴かせてくれた音も忘れられませんが、今日はグールドと組んだヒンデミットのソナタを聴いて氏を偲ぶことにしましょうか・・・
・・・フィラデルフィア・ブラス・アンサンブルとグレン=グールドによる、ブラスとピアノの為のソナタ全集アルバム。LP2枚組。録音は1975年~1976年。既にオーマンディとオーケストラがRCA Red Seal に移籍した後の、Columbia Masterworks への録音です。
プロデューサーは Andrew Kazdin。クリーヴランド管・シカゴ響、そしてフィラデルフィアのトップを集めた有名な "The Antiphonal Music of Giovanni Gabrieli" アルバムのプロデューサーです。
さて、このヒンデミットのソナタ集、今回初めて針を落とします・・・ヒンデミットと聞いただけで敬遠していたのですが・・・正直、ヒンデミットの音楽は何が面白いのか・・・という想いは今もあまり変わりません。
音楽家というか玄人受けするみたいですけど、素人には何が楽しいのやら・・・魅惑的なメロディーが出るわけでもない、わくわくするような躍動感も無いし・・・きっとそういうのに飽きた人が聴くのに良かったりして・・・
でも、聴いて拒絶反応を起こす程のものでもないし、自身の心境の変化か、聴き流す分には悪くないな・・・と思えるようになってきたのもこれまた事実。
この演奏はグレン=グールドの演奏ということで、CDは入手が容易です。
amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/Hindemith-Complete-Sonatas-Brass-Piano/dp/B000VFGT0E
amazon.com
http://www.amazon.com/Hindemith-Complete-Sonatas-Brass-Piano/dp/B000VFGT0E/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1251062023&sr=1-1
HMV
http://www.hmv.co.jp/product/detail/70547
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2648728
では。
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