【備忘録】アメリカ海兵隊バンドのJones氏 ― 2016年11月10日 06時30分
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あるホルン吹きの方のブログで面白い記事を見ました。
たのしいホルン「アメリカ海軍バンドのクルスペ」
Mason Jones氏は1938年に若干18歳でフィラデルフィア管弦楽団に入団、その後第2次世界大戦に応召してオーケストラを離れ、海兵隊バンドへ入団、そこでも首席を吹いていたそうですが・・・
その海兵隊バンド在籍当時の、Jones氏が海兵隊所有のクルスペを吹いている映像があるそうです。
残念ながら、私はこの動画を未だ見ていませんが・・・
Jones氏在籍当時、FOXがアメリカ海兵隊バンドについての10分程度のドキュメンタリー・ショート・フィルムを製作していますから、その映像かと(私は)推測します。ちなみにこの作品、第14回のアカデミー賞受賞作品とのこと。
United States Marine Band(1942年)
監督:Jean Negulesco
https://en.wikipedia.org/wiki/United_States_Marine_Band_(film)
https://letterboxd.com/film/the-united-states-marine-band/
当時のバンドリーダーは William F. Santelmann。
※ちなみに、アメリカ海兵隊バンドのオフィシャルサイトはこちら。
http://www.marines.mil/
一度この映像を観てみたいですね。では。
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【備忘録】Eugene Ormandy - Orchestral Works(Artis 32CDs) ― 2016年11月10日 06時31分
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オーマンディ&フィラデルフィアの32枚組CDが出るそうです。
(タワレコ 、HMV)
韓国Artis(Classical)というレーベルからのリリースとのこと。音源は米Columbia Masterworks時代のもの。Sony Classical からの正式ライセンスかどうかは不明。
曲目データを見る限り、著作隣接権切れの音源(1966年以前)のみですね。米RCA Red Seal時代(1968年~)のステレオ録音は含まれていないようですから。
面白いのは、ブラームスの2番(1953年)とかのモノラル録音が含まれていること。ステレオ録音は録音場所の記載がありますが、モノラル録音には記載無し。
なんとなく、音源の出所が想像できますが・・・まあ、興味のある方は如何でしょうか?
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【備忘録】Ken Russell's View of the Planets - Music by Holst ― 2016年11月10日 06時32分
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ケン・ラッセルが1983年に製作した奇妙?なドキュメンタリーのコラージュ・・・ですが、バックの音源はオーマンディとフィラデルフィア管弦楽団の演奏・・・なのですが、不思議なことに、RCA Red Sealのセッション録音ではなく、Unitelが収録したAcademy of Musicでのビデオ収録音源が使われています。曲間の会場ノイズもそのまま入っています。
ケン・ラッセルが何故この音源を選択したのか、その意図は良く解りませんが・・・
以前、レーザーディスクで出てましたが、DVD と Blu-ray Disc のフォーマットで近日発売予定とのこと。興味のある方は如何でしょうか?
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【備忘録】タワレコ Definition Series第5弾!~マルケヴィチ&オーマンディ(SACDハイブリッド) ― 2016年11月10日 06時33分
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タワレコが Definition Series で面白いアルバムを出すようですね。
〈タワレコ限定・高音質〉Definition Series第5弾!
~マルケヴィチ&オーマンディ(SACDハイブリッド)
Eugene Ormandy/ユージン・オーマンディ In Memoriam
上記サイトより引用
「・・・曲目は、旧EMIレーベル初録音となったシベリウスの「四つの伝説曲」から、カツァリスとの共演盤である1981年12月までの5枚分のアルバムを3枚に集成しました(もうひとつ、パールマンのとの2曲が旧EMIレーベルにありますが、権利上、今回のセットからは除外しました)。今回の商品の形態は、1985年にオーマンディの追悼盤としてアメリカで発売されたLP、「In Memoriam」という盤をジャケット・デザインに採用し、旧EMI音源を集成しました。まさに、「InMemoriam」を拡大した形となっており、彼らの最後期を伝える、貴重なセットとなりました・・・」
パールマンとの2曲が権利上の都合で除外・・・というのは興味深い話ですが、それはさておき、1985年の「In Memoriam」アルバムの拡大版というのは面白いアイディアですね。同年、同じデザインのCDが出ており、「In Memoriam」という文字こそありませんが、ブックレットにNYTimesによる訃報が掲載されており、基本的にはLPと同じアルバムと看做せますから、それ以来のCD(SACD)アルバムでもあります。
RCA Red Sealの追悼アルバムはご存知、「死と変容」「変容」が収録されたLPとCDで、これはアナログ録音のディジタル・マスタリングで発売されましたが、この音源も現在流通している1985年のAAD音源では無く、元のオリジナル・セッション・テープに遡ってのリマスタリングで出してもらえると面白いかもしれません。
解説は市川幹人さんとのことで、これまた内容の充実が期待できますね。
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【備忘録】KLEMPERER in Philhadelphia, Live stereo recordings, 1962 ― 2016年11月10日 06時34分
レコ芸2016年6月号「ヒストリック・リターンズ」の世界相場ひろ さんの記事で知った音源です。オーマンディ時代のフィラデルフィアを、クレンペラーが音楽アカデミーで指揮した1962年のステレオ・ライブ録音です。伊Memoriesで同一音源が出てますが、こちらの方が鮮明な音です。
Pristine Classical
●KLEMPERER in Philhadelphia, Volume 1
BACH Brandenburg Concerto No. 1 in F major, BWV 1046
Concert of 27 October 1962
BRAHMS Symphony No. 3 in F major, Op. 90
Concert of 3 November 1962
BEETHOVEN Egmont, Op. 84 - Overture
Concert of 27 October 1962
BEETHOVEN Symphony No. 3 in E-flat major, Op. 55 'Eroica'
Concert of 19 October 1962
●KLEMPERER in Philhadelphia, Volume 2
MOZART Symphony No. 41 in C major, K.551 'Jupiter'
Concert of 3 November 1962
BEETHOVEN Symphony No. 7 in A major, Op. 92
Concert of 3 November 1962
BEETHOVEN Symphony No. 6 in F major, Op. 68, 'Pastoral'
Concert of 19 October 1962
SCHUMANN Symphony No. 4 in D minor, Op. 120
Concert of 27 October 1962
今後も、オーマンディ時代のフィラデルフィアの、こうした素晴らしいライブ音源を良好な音源で出して欲しいですね。
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2016年11月12日 Chai-Chee Sisters @Mr.Kenny's ― 2016年11月13日 07時30分
Chai-Chee Sisters "Girl Talk" Release tour 2016
Special Live! @Mr.Kenny's 2016年11月12日(土)
SARI(vocal)・YUKA(vocal)・竹田麻里絵(piano)
寺尾陽介(bass)・大澤公則(drums)

"Girl Talk" Release tour 2016 ユニット名(Chai-Chee Sisters)の初アルバム"Girl Talk" と その前の参加アルバムSwingy Swingy akiko他の曲を・・・1920年代の Swing Jazz をレパートリーの中心にしている、実に珍しいというか・・・でも、こういうの、好きなんだよね。

Chai-Chee Sisters、以前はChai-Chii Sisters という綴りだったそうな・・・Youtubeで 上記2つの綴りや「チャイチーシスターズ」で検索すると、色々引っかかるので、興味のある方は如何ですか?

仕事帰りの疲れがお酒で出たのか、2nd Session の最後の数曲はは夢現・・・んでは
2016年11月13日(日)円頓寺秋のパリ祭2016 ― 2016年11月14日 07時30分







今回は仕事の下ごしらえをしてから、15時に現地到着・・・当然、全部は観きれなかったのですが、年々賑やかになっているのを実感してます。
さて、祭りの後の晩御飯・・・




DVD:Great American Orchestras ― 2016年11月18日 06時00分
--------------輸入元情報 ココカラ---------------
アメリカの5大オーケストラ、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、クリーヴランド管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団の演奏をまとめたDVDボックスが発売となります。指揮者も、オーマンディ、バーンスタイン、ショルティ、ブーレーズ、マゼール、バレンボイム、ヴェルザー=メストといった錚々たる顔ぶれが登場します。さらにソリスト陣も豪華で、ポルトガルの歌姫エリザベート・マトス、アメリカの名テノール、ケネス・リーゲル、20世紀を代表するヴァイオリニストの一人、イツァーク・パールマン、そして多彩な声で魅了するドイツのソプラノ、クリスティーネ・シェーファーの名が連なります。
オーケストラを聴く醍醐味ここに極まれりといった黄金のアメリカン・サウンドを堪能することができる内容です。
----------------輸入元情報 ココマデ------------
オーマンディ&フィラデルフィアのホーム(音楽アカデミー:Academy of Music,Philadelphia)に於ける収録(1977年~1979年)のDVDが4枚含まれております。これは、2006年~2009年にかけてEuroArtsから発売されたDVD全4枚であり、他の演奏とも合わせて全11枚という、お買い得盤。
Euro Arts
Great American Orchestra
(HMV、タワレコ)
なお、ここに収録されているコンサートは、この映像収録の為に、音楽アカデミーに聴衆を入れて、演奏・収録されたものであり、所謂「ライブ収録」とは異なるものです・・・
この Unitel Concert については、Coming to the Small Screen: Ormandy on Television をご覧下さい。では。
Fritz Reiner Conducts Richard Strauss ― 2016年11月23日 16時40分
Till Eulenspiegels lustige Streiche
Tod und Verklarung
Fritz Reiner
Vienna Philharmonic Orchestra
RCA Victor Red Seal LIVING STEREO LSC-2077
1956年 ウィーン・ゾフィエンザールに於ける、英DECCAのクルーによる録音。1957年にLM-2077(モノラル)としてリリース、1959年にこのステレオ盤がリリースされている。
1955年、EMIが米Capitoをl吸収。米Capitolと提携していた英DECCAは米Capitolの配給権と自らの音源の米配給先を失う。このことが、英DECCAと米RCAとの提携に結びつき、その結びつきがこの録音を生み出すことになった。
RCA Red Seal から貸し出された ライナー と 英DECCA専属の ウィーン・フィル の組み合わせによる、英DECCAスタッフによるセッション録音がこれである。他、ドヴォルザーク「スラブ舞曲集」ブラームス「ハンガリー舞曲集」の一部がこの組み合わせで録音されている。
現在、この音源の原盤は英DECCAレーベルを所有している Universal Music が保有している。
SME「Fritz Reiner Conducts Richard Strauss」(RCA Red Seal)という11枚組CDにも、最近発売されたタワレコ・ヴィンテージ・コレクション「ウィーン・フィル名盤選 Vol.1」(DECCA)にも収録されている。演奏も音のバランスも実に見事であり、文句の付けようがない演奏。
この録音を担当した Jhon Culshawが著作 「Putting The RECORD Straight」でこの時のセッションの様子を回想しており、実に興味深い。
では。
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