本年も宜しくお願いいたします ― 2009年01月01日 01時37分
さて、年末(昨日)、オーマンディ掲示板にて興味深い投稿がありました。
リハーサル映像(たんたかたん さんの投稿です)
http://06.teacup.com/qwh01700/bbs/522
Youtubeにアップされたニュースフィルム映像と音声です。
Eugene Ormandy & Philadelphia Symphony Orchestra at Birmingham Concert Hall (1949 Fox Movietone Newsreel)
http://jp.youtube.com/watch?v=AOp6MjrBd3g
この映像は、フィラデルフィア管の最初のヨーロッパツアー(1949年)の映像(バーミンガム訪問時)で、ペンシルヴァニア大学音楽図書館の下記サイト
Eugene Ormandy A Centennial Celebration
http://www.library.upenn.edu/exhibits/rbm/ormandy/
Excerpts of Musical Performances Conducted or Performed by Eugene Ormandy
http://www.library.upenn.edu/exhibits/rbm/ormandy/music.html
Johannes Brahms
2nd Symphony (excerpts)
Ormandy conducting the Philadelphia Orchestra in a rehearsal
of the last movement Filmed in May 1949 in Birmingham, England,
during the Orchestra's first European tour
でも公開されていますが、編集のつぎはぎが目立ち、ピッチの変動が酷く聴きづらいものでした。このYoutubeの映像はそのような不具合が少なく音も映像も格段に良いですね。このような映像が見られるとは思いませんでした。
1967年3月に日本コロムビアより来日記念に出版された「オーマンディ/フィラデルフィアのすべて」(非売品)のドナルド=ブルックの寄稿(ソースは不明)に、このときのツアーの事情やマスコミの評価が記載されています。興味のある方は一読を・・・この本の入手は困難ですが、大きな図書館に収蔵されておりますので、探してみて下さい。
それでは。
レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その1(旧 VMWare Player で MS-DOS を) ― 2009年01月01日 04時53分
「レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす」
ことにトライしていました。その目的は、
・10年以上前のMS-DOSゲームを動かす
・古の "Edutainment" ソフトを楽しむ
ことにあり、四苦八苦した挙句、どうやら目的地付近?に到着したかな・・・と思える程度にはなったかと・・・
結局、当初考えていた VMWare Player では目的完遂に至らず、試し(というかそれまでやっていたことも全て「試み」なんですが・・・」 に導入したMS Virtual PC が予想以上にうまく動いてくれました。
ということで、タイトル(大げさ)も
「VMWare Player で MS-DOS を」
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2008/11/28/3978289
から
「レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす」
に変更して、それまで四苦八苦した体験(骨折り損?)を備忘録として纏めることにしました。(以降続く)
レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その2(VMWare Player編その1) ― 2009年01月01日 05時13分
(1)VMWare Player は超漢字V から
結果的には MS Virtual PC でまあまあうまくいったのですが、超漢字V(BTRON OS)を VMWare Player で動かしていることもあり、最初は VMWare Player でトライしたのでした。
VMWare Player
http://www.vmware.com/jp/products/player/
VMWare Player は、既に作成されている仮想マシンを実行するだけのソフト(だから Player なのだが)であり、仮想マシンを構築する機能は含まれていない。VMWare Workstation(有料、VMWare Player を実行機能として含んでいる)を使えば作れるのではあるが、これは結構高価だし、それでは面白くない。(期間限定の試供版もあり、これは全機能を使えます)
VMWare Workstation
http://www.vmware.com/jp/products/ws/
また、無償で使えるサーバー向けの VMWare Server もあり、これをWorkstation 用途で使うことも可能です。
VMWare Server
http://www.vmware.com/jp/products/server/
ま、今回はVMWare Player + フリーソフトでやりましたが、色々選択肢はありますね。
米ヴイエムウェア社が Virtual Appliance (VMWare Player で使える 仮想マシン)を公開しているが、当然のことながら、"MS-DOS""Windows 3.XX""Windows9x"等の仮想マシンは無い。
Virtual Appliance
http://www.vmware.com/appliances//
ということで、仮想マシン作成にはフリーソフトを使うことになる。ということで、ネットでその方法を探してみたが・・・
確かに多くの情報があるのだが、玉石混交というか・・・目的にベストフィット!という情報はハッキリ言って無い。色々探した情報の断片を元に自分でトライするしかないのだ。
とりあえず、イメージをつかむには下記が参考になるだろう。
Weboo! Returns. - 本当に無償で使える「VMware Player」
http://yamashita.dyndns.org/blog/343/
Operation Normal ? - VMware Player を導入してみました
http://tomcat.nyanta.jp/sb2/sb.cgi?eid=44
Micco's HomePage
http://www2.nsknet.or.jp/~micco/micindex.html
VMware のページ
http://www2.nsknet.or.jp/~micco/vmware/vmware.htm
その他、参考となるサイトは沢山あるので、目的にあわせて情報の海を彷徨って見るのもまた一興・・・かな(続く)
レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その3(VMWare Player編その2) ― 2009年01月01日 05時55分
(その2からの続き)
(2)VMWare Player の実体?
VMWare Player が扱う仮想マシンとは、大雑把にいうと下記2つのファイルである。(他にもごちゃごちゃとファイルはありますが・・・)
*.vmx
*.vmdk
*.vmx そのものは単なるテキストファイルであり、仮想マシンの稼動条件(想定するハードウェアの種類や個数)が記載されている。内容を理解している人であれば、テキストエディターを使って手打ちで作成も出来るし、似たような仮想マシンのvmxファイルをどこかから入手して必要に応じて手打ちで直すことも出来る。
もう一つの *.vmdk は「仮想ディスク」であり、パソコンのハードディスクに相当する。さっきの*.vmxファイルとこの*.vmdkが対で一つの「仮想マシン」が構成されると考えればいいと思う。
この2つのファイルをフォルダ丸ごとバックアップすれば、それが「仮想マシン」のバックアップとなる。バックアップさえ作成しておけば、その仮想マシンを壊してしまってもバックアップで直ぐに復元できるし、その仮想マシンを複数コピーしてそれぞれ色々な環境を手軽に試すことも出来る。
OSインストール直後のバックアップを取っておけば、色々なアプリを放り込んで仮想マシンをクラッシュさせても、直ぐにまっさらなOSインストール直後の状態で何回でもやり直すことが出来る。これは、Win9x系のアプリを楽しむには好適な環境だ。
日本版Win9xに海外のアプリを動かすとなるとトラブルに遭遇する可能性は少なくないし、そうでなくとも色々アプリを入れていくと動作が不安定になることが多い。その度にOS再インストールでは時間がいくらあっても足りないが、仮想マシンのコピーなら遅くても数分程度で済む。
また、VMWare Player が動く環境であれば基本的に他のPCでも動かせる。ポータブルHDDに仮想マシンを入れておけば、どこでもその環境で使えるわけだ。これは便利である。(続く)
レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その4(VMWare Player編その3) ― 2009年01月01日 06時22分
(その3からの続き)
(3)「仮想ディスク」の作成
では、「仮想マシン」作成のファースト・ステップに入りましょうか。まずは「仮想ディスク」の作成です。
「仮想ディスク」を作成するにはQEMUというフリーソフトを使います。
QEMU on Windows
http://www.h7.dion.ne.jp/~qemu-win/index-ja.html
QEMU はCPUをエミュレートするEmulatorですが、これに含まれる「仮想ディスク」作成機能(プログラム)を利用して、VMWare Player 用の仮想ディスクを作成します。(私もQEMUの詳細は知りません)
やり方は、上記より QEMU(最新バージョンは qemu-0.9.1-windows.zip )をダウンロードして適当なフォルダに展開。使うのはその中の "qemu-img.exe"だけ。
下記のコマンドを実行します。(実行例は画像を参照のこと)
qemu-img.exe create -f vmdk *.vmdk 1G
※ *は作成者が任意に決める。例えば、windows98用の仮想ディスクを作るのであれば"win98.vmdk"とか。
※ 最後の"1G"は仮想ディスク容量。これは 1GByteの場合。「仮想ディスク」なので、ホストOS上の実際のファイル容量は初めから1GBあるわけではなく、必要に応じて膨らんでいきますので、余裕を見て設定しておいた方がいいでしょう。
コマンドを実行する際、カレントディレクトリや作成先のフォルダにより必要に応じてパスを付け加える必要があるのは言うまでもありません。
注意すべきは、"Program Files""My Documents"等、空白入りの長いフォルダ名のパスを入れると、エラーで撥ねられてファイルが作成出来ないこと・・・でしょうか?私のやり方が悪いだけかもしれませんが・・・。パスを打ち込むのも面倒なので、作成時は出来るだけ単純なパス入力で済む様各自で工夫されるのが良いでしょう。作成してから使いたいところに移動すれば良いですし。
私は MS-DOS~Windows9x をスタンドアロンで使うので、仮想ディスクは 1G もあれば十分、1個作っておけばあとは好きなだけコピーしてファイル名も必要に応じて変えるだけで済みます。
この作成方法については下記サイトその他を参照しました。
Weboo! Returns. - 本当に無償で使える「VMware Player」
http://yamashita.dyndns.org/blog/343/
Operation Normal ? - VMware Player を導入してみました
http://tomcat.nyanta.jp/sb2/sb.cgi?eid=44
VMware Player tips
http://www.tuat.ac.jp/~gomidiet/docetc/pcele/vmplayer.htm
(続く)
レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その5(VMWare Player編その4) ― 2009年01月02日 06時53分
(その4からの続き)
(4)vmx ファイル の作成
とりあえず、1GBの「仮想ディスク」 win98.vmdk ファイル を作成したので、お次は vmx ファイル を作成します。
作成方法は大雑把に言って下記の3つがあります(たぶん)
1)一から手打ちで vmx ファイルを作成する。
2)ちゃんと動いている仮想マシンから vmxファイルをコピーしてエディタて修正して使う。
3)フリーの作成ソフトを使う
私はVMX Builder というフリーソフトを使いました。GUI操作で簡単にvmxファイルを作れるのでこれはお勧め。下記から入手します。
VMware Utilities
http://petruska.stardock.net/Software/VMware.html
別途 "Core Components (Visual Basic 6 SP6 Runtimes, Windows Common Controls, Tab Control, etc.)"も必要なので、これも上記より入手してインストールします。
VMX Builder で「仮想ディスク」も作成出来るのですが、私が試した限りでは VMWare Player 2.5.1 ではエラーが出て上手く動きませんでした。(他のバージョンでは試してません) QEMU で仮想ディスクを作成してから、VMX Builder で vmx ファイルを作るのが宜しいかと。
VMXファイルの作成方法を詳述するのは面倒なので、作成画面例をアップしておきます。(ちなみに作成対象の VMWare Player のバージョンは 1.0.9 です。 VMWare Player のバージョンにより設定不可の項目もあります)
VMX Builder を起動して、"Home"-"Edit Existing Virtual Machine"を選択。"Options"タブ - "General"の入力・選択欄を必要に応じて入力・選択します。とりあえず"General"以外のはデフォルトで良いかと。
あと、"Hardware"タブの項目について、"Floppy"を必要に応じて設定します。ハードディスクとCD-ROMとサウンドアダプターはデフォルトでは無しになっているので、"Add"ボタンで "Hard Disk" "CD-ROM" "Sound Adapter"を追加し、必要に応じて設定します。"Hardware"のその他の項目はとりあえずデフォルトで宜しいかと。
"Sound Adapter"は、"ES1371""SB16""SB16+OPL3/Yamaha Synth" が選べますが、ゲストOSがWindows98以前やNTであれば SB16が無難でしょう。Windows2000以上やMeなら"ES1371"が宜しいかと・・・(サウンドアダプターについては次回もう少し触れましょう・・・)
作成画面例は、E:\win98 フォルダ内に 仮想ディスク win98.vmdk をコピーして、それから VMX Builder で同一フォルダに win98.vmx ファイルを作成しているところです。
大体こんなもんだとイメージをつかんでもらって、あとはやってみるのが良いでしょう。
参考に、作成したファイルを下記に示します。整理整頓された見やすいテキストになっていますね。
#######################################
####### win98se.vmx
#######
#### generated by VMX Builder RDP/UH ##
####### identity/general ##############
displayName = "Windows98 Second Edition"
# Platform = Player
# Version = 1.x
config.version = "8"
virtualHW.version = "4"
guestOS = "win98"
####### hardware ######################
####### motherboard/bios ##############
nvram = "New VM.nvram"
bios.bootDelay = "0"
bios.forceSetupOnce = "FALSE"
SMBIOS.reflectHost = "FALSE"
####### cpu ###########################
numvcpus ="1"
monitor.needreplay = "FALSE"
monitor_control.vt32 = "FALSE"
monitor_control.enable_svm = "FALSE"
monitor.virtual_exec = "automatic"
monitor.virtual_mmu = "automatic"
monitor_control.restrict_backdoor = "FALSE"
disable_acceleration = "FALSE"
vmi.enabled = "FALSE"
####### ram ###########################
memsize = "128"
MemAllowAutoScaleDown = "TRUE"
####### ide-controllers ###############
ide0.present = "TRUE"
ide1.present = "TRUE"
####### ide-disks #####################
ide0:0.present = "TRUE"
ide0:0.fileName = "win98.vmdk"
ide0:0.mode = "persistent"
ide0:0.deviceType = "disk"
ide0:1.present = "TRUE"
ide0:1.fileName = "auto detect"
ide0:1.autodetect = "TRUE"
ide0:1.deviceType = "cdrom-raw"
ide0:1.startConnected = "FALSE"
ide0:1.exclusive = "FALSE"
ide1:0.present = "FALSE"
ide1:1.present = "FALSE"
####### scsi-controllers ##############
scsi0.present = "TRUE"
scsi0.virtualDev = "buslogic"
####### scsi-disks ####################
scsi0:0.present = "FALSE"
scsi0:1.present = "FALSE"
scsi0:2.present = "FALSE"
scsi0:3.present = "FALSE"
scsi0:4.present = "FALSE"
scsi0:5.present = "FALSE"
scsi0:6.present = "FALSE"
####### sound #########################
sound.present = "TRUE"
sound.startConnected = "TRUE"
sound.virtualDev = "sb16"
sound.fileName = "-1"
sound.autodetect = "TRUE"
####### floppies ######################
floppy0.present = "TRUE"
floppy0.startConnected = "FALSE"
floppy0.fileType = "device"
floppy0.fileName = "auto detect"
floppy0.autodetect = "TRUE"
####### display #######################
svga.maxWidth = "2360"
svga.maxHeight = "1770"
svga.vramSize = "16777216"
mks.enable3d = "FALSE"
####### mouse/keyboard ################
vmmouse.present = "TRUE"
####### options #######################
####### general options ###############
workingDir = "."
####### power options #################
gui.powerOnAtStartup = "FALSE"
gui.fullScreenAtPowerOn = "FALSE"
gui.exitAtPowerOff = "FALSE"
powerType.powerOff = "hard"
powerType.reset = "hard"
toolScripts.afterPowerOn = "FALSE"
toolScripts.afterResume = "FALSE"
toolScripts.beforeSuspend = "FALSE"
toolScripts.beforePowerOff = "FALSE"
####### shared folders ################
isolation.tools.hgfs.disable = "TRUE"
####### snapshots #####################
snapshot.disabled = "FALSE"
snapshot.Action = "keep"
####### guest isolation ###############
isolation.tools.dnd.disable = "FALSE"
isolation.tools.paste.disable = "FALSE"
isolation.tools.copy.disable = "FALSE"
####### vmware tools ##################
tools.syncTime = "FALSE"
tools.remindInstall = "TRUE"
####### advanced ######################
priority.grabbed = "normal"
priority.ungrabbed = "normal"
debug = "FALSE"
MemTrimRate = "30"
logging = "TRUE"
monitor_control.log_vmsample = "FALSE"
templateVM = "FALSE"
mainMem.useNamedFile = "TRUE"
####### end of file ###################
とりあえず、これで「仮想マシン」作成の下ごしらえは完了というところでしょうか。お次は、ゲストOSをインストールすることになりますが・・・(続く)
レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その6(VMWare Player編その5) ― 2009年01月02日 07時35分
(5)あなたな~らどうする~ VMWare Player のバージョン その1
おっと、ゲストOSを入れる前に、どのバージョンの VMWare Player を使うかを決めなければいけませんね。これは結構悩ましい問題です。
VMware Player のダウンロード
http://www.vmware.com/jp/download/player/
現在、ダウンロードできる VMware Player のバージョンは下記の通り。
1.0.x (1.0.0 ~ 1.0.9)
2.0.x (2.0 , 2.0.1~2.0.5)
2.5.x (2.5 , 2.5.1)
バージョンによる差異が無視できないので困ったことです。これまで私が使ったのは、 1.0.5~1.0.9 , 2.5.1 です。
マシンパワーがそれ程無く、ゲストOSが win9x以前(DOS含む)であれば、 1.0.x が良いのではないでしょうか?
2.5.1 は 1.0.x より 動作がもったりとしてかなり遅いと感じました。(Celeron 1.5GHz~2GHz,メインメモリ2GB, WindowsXP Pro & Home の環境で、win98(ゲストOS)を使った印象)
特に、ゲストOSがwin98以前の場合、サウンド関係がどうも・・・らしいです。VMware Player が用意するサウンド機能は、
①Sound Blaster 16/Pro 相当(以下 SB16)
②Sound Blaster Ensoniq Audio PCI (ES1371) 相当 (以下 ES1371)
③SB16+OPL3/Yamaha Synth
の3つのようですが・・・。WinMe 未満の Win9x, Win2k 未満の NT 系 OSの場合、ES1371のドライバはOSに付属していないそうで、当然サウンド機能は①SB16以外に選択の余地は無いのです・・・が、どうも SB16 については、VMware Player のバージョンで対応に差があるようなのです。どうやら、
1.0.x (1.0.0 ~ 1.0.9) SB16 O.K.
2.0.x (2.0 , 2.0.1~2.0.5) SB16 ×
2.5.x (2.5 , 2.5.1) SB16 O.K.(但し対応ゲストOSはwin98(SE)のみ)
という感じのようです。実際、VMWare Player2.5.1 で ゲストOS を MS-DOS, Windows3.1, Windows3.11 for Workgroups, Windows95 等を入れて音を鳴らすと、酷い音(レベルオーバーで飽和した音)が鳴ってびっくりしました。(おっと、WFW3.11では音は出ませんでした・・・)
VMWare Player1.0.8で作成した仮想マシンをVMWare Player2.5.1で使ったらそういう酷い音が出てくるようになったのです。初めは理由がさっぱり分かりませんでしたが、ネットを調べてみるとどうやらそういう理由らしいのです。一番参考になったのが下記サイトの情報です。
Micco's HomePage
http://www2.nsknet.or.jp/~micco/micindex.html
「いろいろ」→「VMWare のページ」→「VMware Player 2.5 」(・サウンド)→「強制 SB16 化の呪文」が参考になります
OSに合ったES1371のドライバを調達すれば良いのでしょうが、現状では入手は難しいようです・・・困ったもんですなあ・・・(続く)
レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その7(VMWare Player編その6) ― 2009年01月02日 08時31分
(5)あなたな~らどうする~ VMWare Player のバージョン その2
VMware Player のバージョン についての続きです。
現在利用可能な下記VMware Player のバージョン
1.0.x (1.0.0 ~ 1.0.9)
2.0.x (2.0 , 2.0.1~2.0.5)
2.5.x (2.5 , 2.5.1)
について、マシンパワーがそれ程無く(Celeron 2.0GHz程度)、ゲストOSが win9x以前(DOS含む)であれば、 1.0.x が良いのではないかと思います。
逆に、マシンがパワフルでゲストOSも比較的最近のもの(Windows2000以降、WindowsNTやWindowsMeはびみょう~ですな。個人的にはMeを使いたいとは思いませんが(笑))であれば、VMware Player のバージョンも2.0以上の新しい方を使うのが宜しいかと。
1台のマシンで、複数のVMware Player バージョン が同居できれば良いのですが、残念ながらそういうわけにはいかないので どのバージョンが良いかを試すのは骨が折れます。複数台マシンを用意してそれぞれ異なるバージョンのVMware Playerを入れて試せれば楽なのですがねえ・・・一個人ではそこまでは出来ませんなあ・・・
ちなみに、VMware Playerそのものの使い勝手は、1.0.x より 2.5.x が明らかに良いです。(2.0.x は使ってないので分かりませんが、 恐らく 2.5.x と同等・・・かなあ?)
2.5.x を使っていて「これは便利!」と一番感じたのは、VMware Player のウィンドウから操作するフロッピーやCD-ROMのマウント・アンマウント機能でした。マウント・アンマウントだけなら 1.0.x でも出来ますが、2.5.x は 物理ドライブ・仮想ドライブやイメージファイルも含めてマウント時の選択指定が出来ることが大きなメリットと感じました。
1.0.x では、vmx ファイル に記載されている 「物理ドライブ・仮想ドライブやイメージファイル」 しかマウント・アンマウント出来ず、ゲストOS動作中にマウント対象を変えるのは難しいですから。イメージファイルなら、マウント対象のイメージファイル名に書き換えるという裏技が使えますが、ドライブではどうでしょうか?(まあ、XP以降ならドライブレターを変える方法が使えるかも・・・試してませんが・・・)・・・(続く)
レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その8(VMWare Player編その7) ― 2009年01月02日 08時54分
(5)VMWare Player のインストール
どのバージョンの VMware Player を入れるかは悩んでもしょうがないところがあるので、ある程度のところで割り切って「だろカン」で決めるしかないでしょう。失敗したら情報提供して他の人のお役に立ちましょう。(人柱?)「一日一善」というやつですな・・・別に競艇場(?)へ行かなくてもいいですよ。
さて、VMware Player のインストールですが、これは無料ダウンロードして入手するだけです。ただ、ダウンロード前に簡単なアンケートに答える必要があります。まあ、無料ですから仕方ありませんな。
VMware Player のダウンロード
http://www.vmware.com/jp/download/player/
ダウンロードしたファイルを実行して、あとは指示通りにボタンを押すだけです。ただ、インストールで気をつけたいのは、インストーラーの推奨通り「CD-ROMの自動起動を無効(disable autorun)」をチェックすると、Windows Explorerを使ったCD-R書き込みが出来なくなる可能性があるということ。ブランクディスクを入れてもExplorerがそれを認識しないためのようです。ただ、専用のソフトを起動してCD-Rへの書き込みを行うことは可能。(これは、2.5.1 のインストール時には何にも聞かれなかったので、1.0.x だけかな?)
これも、最初は訳が分からず、色々調べてようやく「そういうことか」と分かった次第。詳細は下記に書いたので参考にご覧ください。
超漢字から超漢字Vへ・・・(2006年10月~2007年11月)
http://www.ne.jp/asahi/tron/music/Tyo_Kanzi/TyoKanjiV_Install.htm
CD-ROMの自動起動を有効にしたければ、レジストリを直接いじるか、VMware Player のアンインストールをするか、あるいは何かツールを入れるか・・・といういささか面倒なことになります。この仕様なんとかしてくんないかなあ・・・
まあ、それ以外は特に悩むことはありません。これから先、まだまだ悩むことは沢山あります(苦笑)ので、ここはサクッと行きましょう。(続く)
レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その9(VMWare Player編その8) ― 2009年01月02日 09時15分
(5)VMWare Tools の入手と準備
VMWare Player の準備はこれでO.K.なので、お次は VMWare Tools を入手しましょうか・・・正直、これも悩ましい話です。
VMWare Player上で Windows(だけではありませんが) を快適に使うのに欠かせない VMWare Tools (SVGA ドライバ等) なんですが、VMWare Player のバージョンによって入っていたり入っていなかったり、バージョンにより違いがあったりして実に悩ましい存在なのです・・・
まあ無料で利用しているので偉そうに文句を言える話ではないのですが、VMWare Player に VMWare Tools を付けて欲しいというのが正直なお願いですワ。
ちなみに私の場合、VMWare Player 1.0.9 に VMware-server-1.0.8 の tar アーカイヴ(これも無料でダウンロードできます) から引っ張り出した VMWare Tools(CD-ROM ISO イメージ:windows.iso) を使ってます。ただ適応できるゲストOSは限られており、Windows95とWindows98SEには有効に機能しましたが、Windows 3.1, Windows 3.11 for Workgroups, MS-DOS6.2/V には使えませんでした。(WindowsMe,NT以降は知りませんが・・・たぶん対応しているでしょう)
<2009.1.6追記>
VMware-server-2.0 の tar アーカイヴ から引っ張り出したwindows.iso では、win95,win98へのインストールはうまく行きませんでした。MeとかNT以上でないとだめなのかなあ?まあ、結局使うのはVMWare Player 1.0.9 だし、VMWare Tools だけ新しくしてもしょうがないのですが、VMWare Player 2.5.1で試したときもうまく行かなくなったから、win98 以前の ゲストOS については未対応?ということかな・・・<追記終>
なお、VMWare Tools は他にも引っぱり出す方法があるみたいですが(Workstation の試供版から引っぱり出すとか、色々)・・・どうもグレーゾーンからファウルラインを飛び出しそうな怪しげな方法までネットで飛び交っているようです。まあ、程ほどにしとくのが良いでしょう(意味不明)
まあ、VMWare Tools は仮想マシンにゲストOSをインストールしてからのご登場ですので、とりあえず windows.iso を引っ張りだして待機してもらえばいいです。tar アーカイヴからのファイルの引っぱり出しはフリーのアーカイバを使えば出来ます。お好みに合わせてどうぞ・・・(続く)
<2009.1.6追記>
この件についてはちょっと気になってネットで調べてみました。まあ、問題さそうです。
ttt-getttyent
FreeBSDにVMware Toolsをインストール
http://nhh.mo-blog.jp/ttt/2006/04/freebsdvmware_t_270f.html
VMware Communities
VMWare Tools + VMWare Player = Legal?
http://communities.vmware.com/thread/25731
といっても、最終的には利用者の判断次第でしょうが・・・<追記終>
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