レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その6(VMWare Player編その5)2009年01月02日 07時35分

(その5からの続き)

(5)あなたな~らどうする~ VMWare Player のバージョン その1

おっと、ゲストOSを入れる前に、どのバージョンの VMWare Player を使うかを決めなければいけませんね。これは結構悩ましい問題です。

VMware Player のダウンロード
http://www.vmware.com/jp/download/player/

現在、ダウンロードできる VMware Player のバージョンは下記の通り。

1.0.x (1.0.0 ~ 1.0.9)
2.0.x (2.0 , 2.0.1~2.0.5)
2.5.x (2.5 , 2.5.1)

バージョンによる差異が無視できないので困ったことです。これまで私が使ったのは、 1.0.5~1.0.9 , 2.5.1 です。

マシンパワーがそれ程無く、ゲストOSが win9x以前(DOS含む)であれば、 1.0.x が良いのではないでしょうか?

2.5.1 は 1.0.x より 動作がもったりとしてかなり遅いと感じました。(Celeron 1.5GHz~2GHz,メインメモリ2GB, WindowsXP Pro & Home の環境で、win98(ゲストOS)を使った印象)

特に、ゲストOSがwin98以前の場合、サウンド関係がどうも・・・らしいです。VMware Player が用意するサウンド機能は、

①Sound Blaster 16/Pro 相当(以下 SB16)
②Sound Blaster Ensoniq Audio PCI (ES1371) 相当 (以下 ES1371)
③SB16+OPL3/Yamaha Synth

の3つのようですが・・・。WinMe 未満の Win9x, Win2k 未満の NT 系 OSの場合、ES1371のドライバはOSに付属していないそうで、当然サウンド機能は①SB16以外に選択の余地は無いのです・・・が、どうも SB16 については、VMware Player のバージョンで対応に差があるようなのです。どうやら、

1.0.x (1.0.0 ~ 1.0.9) SB16 O.K.
2.0.x (2.0 , 2.0.1~2.0.5) SB16 ×
2.5.x (2.5 , 2.5.1) SB16 O.K.(但し対応ゲストOSはwin98(SE)のみ)

という感じのようです。実際、VMWare Player2.5.1 で ゲストOS を MS-DOS, Windows3.1, Windows3.11 for Workgroups, Windows95 等を入れて音を鳴らすと、酷い音(レベルオーバーで飽和した音)が鳴ってびっくりしました。(おっと、WFW3.11では音は出ませんでした・・・)

VMWare Player1.0.8で作成した仮想マシンをVMWare Player2.5.1で使ったらそういう酷い音が出てくるようになったのです。初めは理由がさっぱり分かりませんでしたが、ネットを調べてみるとどうやらそういう理由らしいのです。一番参考になったのが下記サイトの情報です。

Micco's HomePage
http://www2.nsknet.or.jp/~micco/micindex.html
「いろいろ」→「VMWare のページ」→「VMware Player 2.5 」(・サウンド)→「強制 SB16 化の呪文」が参考になります

OSに合ったES1371のドライバを調達すれば良いのでしょうが、現状では入手は難しいようです・・・困ったもんですなあ・・・(続く)

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