THE GLORIOUS SOUND OF CHRISTMAS, Eugene Ormandy and The Philadelphia Orchestra, The Temple University Concert Choir ― 2009年12月12日 15時48分
THE GLORIOUS SOUND OF CHRISTMAS
(Side1)
Hark! The Herald Angels Sing
O Little Town of Bethlehem
Joy to the World
O Holy Night
O Come, O Come, Emmanuel
God Rest Ye Merry, Gentlemen
Ave Maria
(Side2)
O Come, All Ye Faithful
The First Nowell
Deck The Halls with Boughs of Holly
O Sanctissima
The Worship of God
O Come, Little Children
Silent Night, Holy Night
Eugene Ormandy and The Philadelphia Orchestra
The Temple University Concert Choir directed by Robert Page
Arrangements by Arthur Harris
総天然色のカラフルなレコードジャケットがまず目を惹きます。このレコードは売れに売れたようで、フィラデルフィア管弦楽団の100周年記念誌(The Philadelphia Orchestra, Century of Music.)によれば、
In 1963 The Glorious Sound of Christmas went "gold," exceeding a million dollars in sales; at that time, it was the fastest selling classical recording in the history of the industry."
だそうで、このコンビの当時の勢いが想像出来そうですね。アレンジはお馴染みの Arthur Harris によるものです。
ちなみに、このアルバムは既にCBS時代にオリジナルアルバム構成そのままにCD化されており、まだまだamazon.com等にて入手可能なようです。
米CBS RECORDS MK 6369 (P)1962 (CD)
さすがに、LP時代の総天然色・・・という訳にはいきませんが、既に歴史的音源という扱いですので、2つ折りのブックレットの中は解説無しの真っ白けという作りです。残念ながらこのCDからはオリジナル・ジャケットの雰囲気を感じ取ることは出来ませんが、音はリフレッシュされて蘇っています。
そういえば、このアルバムは SONY MUSIC からクリスマス曲集を集めた5枚組セットの1枚としても再発売されています。
それにしても、Philadelphia sound で奏でられる Christmas Song というのはやっぱりいいですね。 "O Come, O Come, Emmanuel" や "Ave Maria" などは美しい弦の音が堪能できます。"Ave Maria" は 女性コーラスが入る所まで "Fantasia" そっくりなので、その時の楽譜で演奏しているのかもしれません。
ormandy ファンなら、CD・LPとも手元に置いておきたいクリスマスアルバムだと思います。
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