名フィル 第364回定期演奏会 燃える炭火に照らされた夕べ ― 2009年12月12日 08時28分
第364回定期演奏会 燃える炭火に照らされた夕べ
【ストラヴィンスキー三大バレエIII】
ボルン:カルメン幻想曲*
ドビュッシー[カプレ編]:組曲『子供の領分』より「雪は踊っている」
ドビュッシー/ホリガー:アルドゥル・ノワール(黒い熱)
-ドビュッシーの「燃える炭火に照らされた夕べ」による〈日本初演〉
ジャレル:フルート協奏曲『…静寂の時…』*〈日本初演〉
ストラヴィンスキー:バレエ『ペトルーシュカ』[1911年版]**
[指揮]ティエリー・フィッシャー
[フルート]エマニュエル・パユ*
[ピアノ]碇山典子**
今回は「ペトルーシュカ」の1911年全曲版がお目当てで行ったのですが、パユのフルートというもう一つの目玉のことはすっかり失念してました・・・オばかさん。
しっかりした体格が音にも表れるのか、やっぱりスゴイワ~。「カルメン幻想曲」は良かった。ジャレル:フルート協奏曲は・・・典型的なゲンダイオンガクで、確かにフルートに超絶技巧が求められるのは分かるし、生で聴くと面白いことは面白いが・・・ちょっと勿体ないような気もした。ドビュッシーの「牧神・・・」でフルート・ソロやってくれた方が良かった?まあ、でもパユでこの曲を聴けるのも名フィルの定期ならではかな・・・この日は、CDお買い上げの方を対象にパユのサイン会をやっていた。あたしゃ行かなかったけど。
「雪は踊っている」は、どうしてもTOMITAのシンセサイザーの音が頭から離れられない・・・ま、これはこれで面白かったけど、こんな繊細な曲の演奏の最中に紙袋をゴソゴソやったオッサンは許せん!
ドビュッシー/ホリガー:アルドゥル・ノワール(黒い熱) もなかなか良い曲だったと思う。多少ゲンダイオンガクしてたかな?まあ許容範囲?ですな。
後半のペトルーシュカは面白かった。1911年版は4管編成だから滅多に実演ではお目にかかれない。レコードではカットされるような箇所も全部やった(と思うけど)ので、いささか冗長な部分が無きにしもあらずではあるが、それも含めて興味深く楽しませてもらいました。
そういえば、最近届いた 名フィル『メール・ニュース』第101号 によると、
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◎チケット完売のお知らせ
「クリスマス・ポップスコンサート2009」
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クリスマス・ポップスコンサート2009
12月23日(水・祝)4:00pm開演 愛知県芸術劇場コンサートホール
[指揮]ボブ佐久間
上記コンサートの前売りチケットは完売いたしました。ありがとうございました。当日券は24歳以下対象のY席のみの発売となります。
だそうな・・・当日行けたら行こうかな・・・と思っていましたが・・・ちょっと油断?してたかな・・・
んでは。
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