ヴァン=クライバーンとオーマンディ その3 ― 2009年09月09日 21時50分
(CD, (C)1988)
Grieg : Piano Concerto
Liszt : Piano Concerto Nos 1 & 2
Van Cliburn, Eugene Ormandy / The Philadelphia Orchestra
ヴァン=クライバーンとオーマンディのCDをもう一枚・・・
グリーグとリストの1番は1968年、リストの2番は1970年の録音。1968年の録音は恐らくアカデミーで、1970年はスコッティッシュ・ライト・カテドラルの録音と思います。1968年の方はごく僅かですがエコーの後のノイズがありますが、1970年の方はそのようなノイズはありません。
7945-2-RG と 7834-2-RG の2枚のCDは、1988年にCD化されていますが、恐らくこの当時はオリジナルセッションテープからあまり手を加えずミックスダウンしてCD用のディジタル・マスターを作成したのでしょう。
サブ・ソニックも殆どカットしておらず、会場外の自動車や飛行機のような音まで結構大きく入っています。(ヘッドホンで聴いていたら、外で飛行機が飛んでるのか?と思うような部分があります)その分、会場の雰囲気がよく聴き取れますし、音も生き生きとしています。
グリーグとリストの2曲、演奏は流石に見事なもんです。若いピアノに雄弁なオケ・・・こういう豪華な組み合わせはそうそうないでしょう。
リストの2番は馴染みがありませんが、じっくり聴くとなかなかいいです。こちらもCDで再発して欲しいですなあ・・・
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