Music from Mr.Lucky by Henry Mancini2010年01月07日 08時20分

・・・今日の名古屋は曇りだ・・・洗濯物は明日か・・・Mr.Lucky にあやかりたいぜ・・・年末ジャンボ年賀状お年玉籤もまだ見てね~な・・・

・・・ま、それはさておき・・・マンシーニのご機嫌なアルバムを2枚。

RCA Living Stereo LSP-2198 Music from Mr. Lucky
BMGファンハウス/RCA BVCJ-37136 (CD,2000年7月)
Music from Mr.Lucky conducted and composed by Henry mancini
from the CBS television series Mr.lucky
Originally released as RCA Living Stereo LSP-2198 (LP,1959年)

RCA Living Stereo LSP-2360 Mr. Lucky goes Latin
BMGファンハウス/RCA BVCJ-37137 (CD,2000年7月)
Mr.Lucky goes Latin conducted and composed by Henry mancini
Originally released as RCA Living Stereo LSP-2360 (LP,1960年)

2000年に国内盤CDで出たが、入手困難なようだ・・・勿体ない・・・こんなにご機嫌なナンバーがそろっている盤はそうないぜよ・・・

CBSテレビの番組なのに、NBCと関係が深いRCAからレコードが発売されているのも興味深いが、これは マンシーニRCA との契約によるものだろう。

録音は1959年前後のステレオ創世記のもの。マルチ・モノで、楽器をくっきり左右のチャンネルに分けて振ったりして、ステレオのチャンネル・セパレーションを強調した音作りになっている。

エコーを効かせた電子オルガン の音色も時代を感じさせる。この音色は Virgil Fox の影響の大きさを感じさせるが・・・

ジャケット裏には RCA Victor Stereo High Fidelity "Victrola" の宣伝も掲載されており、「RCA Living StereoRCA Victor の Stereo High Fidelity "Victrola" でお聴きください・・・」なんて売り出していたのだろう・・・きっと。RCA Victrola というレーベルもあったな・・・

当時の RCA Living Stereo の録音は、L,C,R の3チャネルで収録して、モノラルLPはCenter channel を使い、 ステレオLP は Left,Right に Center をある程度ミックスして使っていたらしい・・・が時期によっても手法が変化しているから必ずしもそうとは言えないところもあるが・・・

Mr.Lucky goes Latin に収録されている Speedy Gonzales (アニメとは関係ない)は、マンシーニがフィラデルフィア管弦楽団を振って録音している曲でもある楽しいボサノバ調の曲。後に パット=ブーン が流行らせたとはこれまた別物。ちなみに、 Speedy Gonzales とは仕事の速い人の俗称でもあるらしい。そういば、我らがマエストロ・ジーンも Day before Yesterday(おとといさん)と呼ばれる程、仕事をとっとと片付けないと気が済まない性分だったそうな・・・

ま、こんなところで・・・