セントラル愛知 第116回定期演奏会 2011年11月4日(金) ― 2011年11月05日 16時44分
第111回定期演奏会 ~その上に少女のリボン枯芭蕉~
(俳句:齊藤一郎・俳句監修:片山由美子)
2011年11月4日(金) 18:45開演
三井住友海上しらかわホール
指揮/齊藤一郎、セントラル愛知交響楽団
ピアノ/高橋悠治、朗読/日比野 真子*
武満徹:系図-若い人たちのための音楽詩
グバイドゥーリナ:Introitus
高橋悠治:大阪1964年
ペンデレツキ:シャコンヌ
会場に到着後、喉が渇いていたので、ホールのCAFE&BARしらかわ(社会福祉法人ゆめネットが運営)でビールを一杯飲んで会場へ・・・客席を見ると結構埋まっていて一安心・・・ガラガラのホールで聴くほうもちょっと寂しいからねえ・・・
正直、現代曲のオンパレードなので途中で寝てしまうかな・・・と心配したが、結局最後までしっかり寝ずに聴けた・・・我ながら珍しい・・・
武満の系図は以前名フィルで聴いたけど、その小編成仕様改訂版。朗読の少女の凜とした姿勢に、オジサン(←ワシ)も背筋を伸ばして聴きましたとさ・・・こうして聴くとなかなか良い曲だと感心。
グバイドゥーリナのIntroitus、ピアノはなんとベーゼンドルファーであった。しっかり確認してないが、低音の白鍵は黒く塗られていたようなので、もしかしたらインペリアル・モデルかもしれない。ピアノにそれだけの低音を要求する曲なのだろうか?不思議な静寂が支配する曲であった。ステージで見た高橋悠治、こんなお爺ちゃんだったっけ?う~ん・・・そういや結構なお年だよなあ・・・ちなみにご本人は俺のすぐ前左の席で後半プロを聴いていた。
名フィル第384回定期演奏会「狂気の愛」~「愛と死」シリーズ~ 愛知県芸術劇場コンサートホール 2011年10月21日(金) ― 2011年11月05日 16時20分
名フィル第384回定期演奏会「死への抗い」
愛知県芸術文化センター 芸術劇場 コンサートホール
2011年10月21日(金)
指揮:Frédéric Chaslin(フレデリック=シャスラン)
ラヴェル:亡き女王のためのパヴァーヌ
シャスラン:歌劇「嵐が丘」抜粋(日本初演)
ビゼー: 歌劇「カルメン」組曲
名フィル 第28回市民会館名曲シリーズ 2011年11月3日(木) ― 2011年11月05日 16時10分
「ポーランド」は緩急自在というか・・・テンポを動かす動かす・・・なかなか良かった。「悲愴」はオーソドックスというか、まるでカラヤンのような解釈だがこれもなかなか良かった。
この日はステージ間近で聴いたが、2階席や3階席とは音の聞こえ方がかなり違う。ステージ上の奏者の音の時間差や、ステージからの音がホールの壁面に反響して拡散する様が聞き取れてしまう・・・。聞き慣れた「悲愴」も席を変えて聴くと新鮮・・・これはこれで面白い。
シルヴィ・ギエムのボレロのことをすっかり忘れて(我ながらアホ)名フィルを聴きに行ったが、これはこれで良かった。全2回のチクルスを聴かなかったのが惜しい・・・次回(最後)は聴きに行こうか・・・
金城学院大学・セントラル愛知交響楽団 ピアノ協奏曲の祭典 2011年9月16日(金) しらかわホール ― 2011年09月17日 06時30分
金城学院大学・セントラル愛知交響楽団
ピアノ協奏曲の祭典
2011年9月16日(金)三井住友海上しらかわホール
セントラル愛知交響楽団
指揮/小松長生
【曲目】
<前半>
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番第2楽章(田中麻侑子)
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番第3楽章(杉山ありさ)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番K.466第2楽章(鈴木杏莉)
ショパン:ピアノ協奏曲第2番第3楽章(水野紗緒理)
飯田真樹:ピアノと管弦楽の為のバラード“3.11”(村瀬文菜)
<前半>
グリーグ:ピアノ協奏曲第1楽章(伊藤沙弥)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番K.467第1楽章(森菜摘)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番第2楽章(細江裕樹)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番第3楽章(本間彩香)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番第3楽章(三宅菜津子)
協奏曲の1楽章のみを10人のピアニストが代わる代わる演奏するという・・・演奏が終わる度のにピアノの椅子を交換していて、初めは?と思ったが、舞台上で一つの椅子をピアニストに合わせて高さを調整するよりも調整済みの椅子に交換した方が合理的だと気が付いて納得・・・
前半最後の「飯田真樹:ピアノと管弦楽の為のバラード“3.11”」は如何にもゲンダイオンガク風の響きで一体何事か?とビックリしたが、タイトルが示すとおり3月11日の震災の出来事から着想した曲だそうで・・・
それにしても、しらかわホールは良く響くホールだ。2管の小編成オケ&ピアノをこのホールで聴くのはなかなかのもの。
気楽に聴きに行ったのだが、こうして前半5曲・後半5曲をぶっ続けで聴いて結構疲れた・・・んでは。
名フィル第383回定期演奏会「死への抗い」~「愛と死」シリーズ~ 愛知県芸術劇場コンサートホール 2011年9月10日(土) ― 2011年09月14日 04時55分
名フィル第383回定期演奏会「死への抗い」
愛知県芸術文化センター 芸術劇場 コンサートホール
2011年9月10日(土)
指揮:川瀬賢太郎
コントラルト:Maria FORSSTRÖM(マリア・フォシュストローム )
伊藤康英: ぐるりよざ
マーラー: 亡き子をしのぶ歌
ニールセン: 交響曲第4番「不滅」
最初の「ぐるりよざ」・・・スイマセン、最初から半分くらいは夢の国にいました…昼にビール飲んだせいか?どうも最近、コンサート前半の最初の曲は寝てしまうクセ(?)がついてしまい困っている・・・がどうしようも無い・・・せめて、鼾などをかいてお隣さんに迷惑をかけていないことを祈るのみ・・・夢現で聴いてたけど、わりかし取っ付きやすい感じで悪くない。盛り上がるところは結構イケる。
お次のマーラー「亡き子をしのぶ歌」・・・これは素晴らしい。コントラルトの清々しい声に聴き惚れてしまった。アンコール「私はこの世に忘れ去られ」も良かった。マーラーの歌曲ってこんなにいい曲だったのね・・・
トリのニールセン「不滅」、実演では初めて聴く曲。オケの交通整理が大変な曲であることがよく解った・・・最初はヒヤリ、だがまあ健闘した・・・かな?頭をスコアに突っ込んだような?指揮ぶりにも見えたが、安全運転モード?で最後まで行ったというところ。もっともっと荒っぽくオケを引きずり回す演奏を期待したいな・・・若いんだからね。終楽章のティンパニの掛け合い、ステレオで聴いても効果は解るけど、実演で聴くとこれは迫力があって面白い。観て聴けて良かった。
<追記>
そういえば、前回の定期、聴いたのに書いてない・・・
名フィル第382回定期演奏会「愛の諦観」
愛知県芸術文化センター 芸術劇場 コンサートホール
2011年7月8日(金)
指揮:ティエリー・フィッシャー (Thierry FISCHER)
ハープ:吉野直子
ヒナステラ
バレエ『エスタンシア』より4つの舞曲 作品8a
ハープ協奏曲 作品25*
R.シュトラウス:楽劇『ばらの騎士』 作品59 演奏会用組曲
ラヴェル: ラ・ヴァルス
セントラル愛知交響楽団 コンチェルトシリーズ2011年7月30日公演 ― 2011年07月31日 13時29分
セントラル愛知交響楽団コンチェルトシリーズNo.33
コンチェルトの夕べ
2011年7月30日(土)13:15開場14:00開演
会場/愛知県芸術劇場コンサートホール
【プログラム】
指揮/齊藤一郎
チャイコフスキー
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23 石川愛子
ショスタコーヴィチ
ピアノ協奏曲第2番ヘ長調作品102 朽名恭子
グリーグ
ピアノ協奏曲イ短調作品16 矢田由紀子
なかなか楽しめましたよ。んでは。
名フィル第381回定期演奏会「死者に絶えざる安息を」~「愛と死」シリーズ~ 愛知県芸術劇場コンサートホール 2011年6月18日(土) ― 2011年06月19日 10時09分
名フィル第381回定期演奏会「死者に絶えざる安息を」
愛知県芸術文化センター 芸術劇場 コンサートホール
2011年6月18日(土)
指揮:ダグラス・ボイド(Douglas BOYD)
ヴァイオリン:松山冴花*(ヴァイオリン)
ブリテン: シンフォニア・ダ・レクイエム(鎮魂交響曲) 作品20
アデス: ヴァイオリン協奏曲 作品24『同心軌道』*
シベリウス: 交響曲第2番ニ長調 作品43
今日は放射能雨が降っているので、公共交通機関(地下鉄ですな)を使って愛知県芸術文化センターへ。
正直、前半のブリテン と アデス の作品は好みに合わないな・・・後半のシベリウスは良かった・・・んでは。
<追記>
そういえば、前回の定期、聴いたのに書いてないな・・・
名フィル第380回定期演奏会「知ることと愛すること」
愛知県芸術文化センター 芸術劇場 コンサートホール
2011年5月20日(金)・21(土)
指揮:マックス・ポンマー(Max POMMER)
ワーグナー: 歌劇『ローエングリン』より第3幕前奏曲,第1幕前奏曲
シェーンベルク: 浄められた夜 作品4
シューマン: 交響曲第2番ハ長調 作品61
なかなか良かったように記憶しているが・・・もう一ヶ月前だからなあ・・・んでは。
名フィル第379回定期演奏会「永遠の愛を求めて」~「愛と死」シリーズ~ 愛知県芸術劇場コンサートホール 2011年4月15日(金) ― 2011年04月16日 12時00分
チェルノブイリを上回る過去に例を見ない最悪事故にまで到ってしまい、まだ終息の見込みすら・・・だが、良きにつけ悪しきにつけ、人は「慣れて」しまうのだなあ・・・この日本人の慣れがこのような事態を引き起こしたのか・・・地震活動期に入った日本に50基以上ある原子炉・・・杜撰な安全審査のお墨付きをもらって未だに運転中・・・日本が持っている広島原発150万発分の「死の灰」に相当する高濃度放射性物質・・・完全に破綻しているサイクルしない核燃料サイクル・・・サイクルを始めたのは、地球上に放出された放射性物質の生態系のサイクルだ・・・
・・・日本が持っている広島型原爆150万発分の「死の灰」に相当する高濃度放射性物質・・・これをこれ以上増やさない・・・そのような希望を語れると良いのだが・・・それは大それた過分な「希望」なのだろうか・・・
・・・何はともあれ、名フィルの今シーズン最初のコンサートである。今シーズンのテーマは「愛と死」なのである・・・名フィルもツイッターを始めたそうな・・・
名フィル第379回定期演奏会「永遠の愛を求めて」
愛知県芸術文化センター 芸術劇場 コンサートホール
2011年4月15日(金)
指揮:ドリアン・ウィルソン(Dorian WILSON)
ピアノ:ヴァディム・ホロデンコ*(Vadym KHOLODENKO)
R.シュトラウス: 交響詩『ドン・ファン』 作品20
リスト: 死の舞踏 S.126*
プロコフィエフ: バレエ『ロメオとジュリエット』 作品64 抜粋
1. メヌエット 2. 仮面 3. ロメオとジュリエット 4. タイボルトの死 5. モンタギュー家とキャピュレット家 6. 少女ジュリエット 7. 踊り 8. 朝の踊り 9. ジュリエットの墓の前のロメオ 10. ジュリエットの死
今日は雨ということで、自転車を使わず公共交通機関(地下鉄ですな)を使って愛知県芸術文化センターへ。
コンサートホール入口のエントランスホールでロビー・コンサートをやっていた。本番の開演10分前くらいに到着したので最後の最後をチラッと聴いた程度。ハープとフルートの二重奏だったようだが・・・
シーズン最初とはいえ、あの震災からまだひと月しか経っていない。僕は土曜日の定期会員だが今回は金曜日に振り替えてもらった。この不景気に加えて震災だ・・・助成金カットに加えて、会員や寄付が減って・・・という悪循環が日本のオーケストラの土台をガタガタ揺さぶっている。アメリカのフィラデルフィア管弦楽団は破産を避けられない状況にまで陥ってしまった・・・名フィルは大丈夫だろうか・・・
久しぶりに聴くコンサート・・・やっぱりいいもんだ・・・Vadym KHOLODENKO のピアノが良かった。名フィルも健闘してくれた・・・後半のロメジュリは、まだまだアンサンブルが力足らずではあるが・・・優美さと凶暴さ共存するプロコフィエフの不協和音を美しく奏でるのは難しいのだな・・・
・・・帰りのホール・エントランスで、団員が震災の募金活動をしていたので、小銭を少々入れてきました・・・このままだと募金でサイフは軽くなる一方である・・・お金が余って困っているヤツや企業はとっとと募金しなさい!ついでに名フィルにも寄付をするのだ・・・
コンサートの後は琉球ダイニング 「結(yui)」さんで飯を食う・・・終電にはなんとか間に合った・・・んでは。
名フィル第377回定期演奏会「ウィーン」 愛知県芸術劇場コンサートホール 2011年2月19日(土) ― 2011年02月20日 11時41分
愛知県芸術文化センター 芸術劇場 コンサートホール
2011年2月19日(土)
指揮:ティエイリー=フィッシャー(Thierry Fischer)
曲目:マーラー(Gustav Mahler):交響曲第9番
今回はマーラーの大曲、交響曲第9番 である。期待以上の素晴らしい演奏だった。レコードで聴くのもいいけど、こうして実演で聴くのもまたいいものだ。
んでは。
名フィル第376回定期演奏会「ニュー・ヨーク」 愛知県芸術劇場コンサートホール 2011年1月22日(土) ― 2011年02月10日 12時40分
1ヶ月ぶりのブログ更新です。最近体調を崩して・・・昨日から風邪ひいて今日も伏せっておりますが・・・
名フィル第376回定期演奏会「ニュー・ヨーク」
愛知県芸術文化センター 芸術劇場 コンサートホール
2011年1月22日(土)
指揮:シュテファン・ショルテス(Stefan SOLTESZ)
ピアノ:ボリス・ギルトブルク(Boris GILTBURG)
アイヴズ:『カントリー・バンド』行進曲
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲へ調
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 作品95, B.178『新世界より』
ガーシュイン、3楽章は痛快に突っ走る演奏だった。しかもピアノのアンコールはラヴェルのワルツと来た・・・オイオイ・・・ま、お得だと思うけど・・・
最後の『新世界より』・・・やはりこれはエエ曲やな~
指揮のシュテファン・ショルテス氏、棒振りは不器用みたいだけど、なかなか聴かせる演奏でした。んでは。
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