ヒューエル・タークイ著(三浦淳史訳)-分析的演奏論~人間の光と影~ (音楽之友社 昭和48年9月)2010年05月20日 06時47分

ヒューエル=タークイ氏(Heuwell Andrew Beauregarde Tircuit)のを知ったのは、InTune という音楽雑誌の記事を読んだ時であった。手元にある一番古い InTune は 1993年12月15日付けのもの。InTune の The Last Issue は No.56(1998年6/20-9/20)。

InTune No.56 The Last Issue,、分析的演奏論、Gramophone Japan 2001年1月最終号

数年前、神保町の古本屋でヒューエル=タークイ著(三浦淳史訳)-分析的演奏論~人間の光と影~音楽之友社 昭和48年9月)という本を入手した。1961年~1972年の間に氏が雑誌等に寄稿した記事を寄せ集めたものである。寄稿した雑誌は、「音楽の友」「レコード芸術」「朝日ジャーナル」「ステレオ」「音楽芸術(音楽之友社)」「週間FM音楽之友社)」「読売新聞」、そして演奏会のプログラム(ルービンシュタイン)等。

1960年代~1970年代初めのアメリカ音楽界・日本音楽界の状況を回顧するのにうってつけの本。マエストロ・ジーンフィラデルフィア管弦楽団 をメインに取り上げた記事はあまりありませんが、1972年に週間FMに掲載された「アメリカのオーケストラ」の記事は興味深いものがあります。ただ、どちらかというとネガティブな感じの記載内容なので、ファンの方はお気をつけ?あれ。

InTune の The Last Issueから暫くして 英国 Gramophne誌の日本版である グラモフォン・ジャパン が創刊されたが、ほぼ1年後にこちらも 最終刊(2001年1月号)を出して終息してしまった・・・

InTune と グラモフォン・ジャパン、どちらも面白い雑誌だったのに、残念な事である・・・

んでは。

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