映画「アンナ・マグダレーナ・バッハの日記」 2011年11月9日(水) 名古屋シネマテークにて ― 2011年11月10日 07時40分
アンナ・マグダレーナ・バッハの日記
Chronik der Anna Magdalena Bach (Wikipedia)
映画史に鮮烈な軌跡をひくジャン=マリー・ストローブとダニエル・ユイレ(故)。アルジェリア戦争に反対し、仏から独へ移住し、ニュー・シネマ運動を牽引。今もゴダールやペドロ・コスタが絶賛してやまないその作風は商業映画と一線を画し、芸術、哲学、政治などの主題を厳格に追求した。長編第一作の本作は、J・S・バッハの2番目の妻アンナ・マグダレーナから見たバッハの生涯を描く。オリジナルの古楽器演奏(グスタフ・レオンハルト他)の同録やバッハの自筆の楽譜や手紙のインサート、当時の教会音楽や日常生活を捉えた印象的なショットなど、彼らだけにしか創れない至高のバッハを体験する傑作中の傑作。(35mm版)94分。
監督 ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ
脚本 ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ
撮影 ウーゴ・ピッコーネ、サヴェリオ・ディアマンテ、ジョヴァンニ・カンファレッリ
音楽 レオ・レオニウス
出演 グスタフ・レオンハルト、クリスチアーネ・ラング・ドレヴァンツ、パオロ・カルリーニ 他
1967年 94分
DVD(HMV)も出てるんですな・・・
恐らく、音楽好きには堪えられないが、ふつーの映画好きにはちょっと・・・という感じ。殆どが演奏シーンで伝記についてはさらっと触れる程度。当時の服装や演奏に関する時代考証についてはかなりしっかり成されていると思うがどうだろうか?
それにしても、フィルム最初の演奏(バッハのどの曲か名は忘れたが)のチェンバロ(ハープシコード?)のなが~い独奏からオケと合奏するシーンはなかなかのもの。
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