名フィル第366回定期演奏会「春初めてのカッコウを聞いて」 愛知県芸術劇場コンサートホール 2010年3月13日 ― 2010年03月14日 17時40分
ディーリアス:春初めてのカッコウを聞いて
ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり*
R.シュトラウス:アルプス交響曲 作品64**
指揮:クラウス・ペーター・フロール
ヴァイオリン:滝千春*
副指揮:金丸克己**
オーケストラの配置がいつもと少し違う・・・客席から見てコントラバスは左側、ハープは右側だ。指揮者の好みかな?
「アルプス交響曲」は流石に大人数だ。舞台裏のバンダもあるしねえ。カウベルを思わぬ所から鳴らしたりと、少々遊びも入れているようだ。こういうのは好きだねえ。
指揮者が結構テンポを揺らすので、時折オケが追従しきれず「危険な瞬間」もあったが、まずまずの演奏で壮大な音絵巻を楽しめた。残念なのは、嵐の描写のところ。サンダー・マシンの音はオケに音にかき消され気味で今ひとつ。本物の雷の録音や電子効果音を使った方がいいんじゃないかな。それと、オルガンの音はもっと荒々しさが欲しいな。クライマックスは水平トランペット管を鳴らしたら良かったかも。
レコーディングならこれらの音をピックアップ出来るけど、実演では案外うまくいかないようだ。オケとの共演では、オルガンの音量不足しがちに思える。簡単には解決できないかな・・・
とはいえ、これだけの大曲を実演で聴ける機会は少ないから、地元のオケで聴けるのは有り難いことだ。
さて、来シーズンはどんな演奏を聴かせてくれるかな・・・
コメント
_ よしお ― 2010年03月17日 08時33分
_ りん ― 2010年03月17日 23時44分
名フィルはたまに東京でも演奏していますが、関東であれば地元?のオーケストラは沢山ありますし、海外の演奏も聴けて羨ましい限りです。4月のフィラデルフィア管弦楽団の演奏会も名古屋では聴けませんからね・・・
_ よしお ― 2010年03月18日 06時45分
すみません。言葉足らずで。私は東京です。
名フィルは東京でも演奏会をしているのですね。
知りませんでした。ありがとうございます。
4月のフィラデルフィア管の演奏会は
名古屋では公演しないのですね。それは残念です。
_ りん ― 2010年03月20日 07時51分
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://boukyaku.asablo.jp/blog/2010/03/14/4948167/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
私は関東の人間なので生のコンサートは聴きに行けませんが
たまにNHKテレビで放送しますね。
それに昔、確か山本直純さんの司会でNHKFMの名フィルの
演奏会を聴いた記憶があります。番組自体懐かしいですね。