Ormandy & Philadelphia, Mahler "Titan", 1969年 ― 2011年02月10日 18時30分

(2001年)
Mahler : Symphony no.1 "Titan"
with the long-lost original second movement,"BLUMINE"
(Flower Piece)
recorded at Academy of Music, Philadelphia, June,1969
R.Strauss : Der Rosenkavalier Suite
recorded at Scottish Rite Cathedral, Philadelphia
January, 1972
Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra
also available on Blue-Spec CD (2009年9月30日)
Sony Music Entertainment/Ariora Japan
RCA Red Seal BVCC-20014
SonyBMG Materworks/RCA RED SEAL 8287676233
一昨年8月、この演奏のLPのことを書きましたが、今日は久しぶりにCDを引っ張り出して聴きました・・・
マーラーの青春美曲(若気の至りともいう)ということもあり、最近はあまり食指の動かない曲になってしまったが、このオーマンディ盤はこの曲の数少ない成熟した演奏なので未だに愛聴している。
特に4楽章のクライマックス、オーマンディはイン・テンポを堅持し堂々とした終結へ導くのだが、他の演奏はアッチェルランドして尻切れトンボで終わるので、そういう演奏をきくと小っ恥ずかしくなってしまう。それがスコア通りの指示であったとしても・・・
そういえば、収録されている「花の章」、ほんのわずかコンマゼロ何秒なんだけど冒頭部分の音が欠けている。LPはどうだったかな?
カップリングされている「薔薇の騎士」組曲も安心して音楽に身を浸せる逸品。23分弱の曲なのに1トラックしか割り当てられていないのは残念だが・・・
んでは。
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