映画「愛と哀しみのボレロ」 @今池 名古屋シネマテーク ― 2015年11月24日 06時00分
公開当時、田舎の実家の古ぼけたテレビで、結構目立つCMだったのは記憶しているが・・・レンタル・ビデオの棚にも並んでいたが・・・映画の存在とジョルジュ・ドンの踊りのシーンは記憶にあったが、内容は、今回観るまでさっぱり知らなかった。
「・・・ヌレエフ、カラヤン、グレン・ミラー、エディット・ピアフといったアーティストたちをモデルに、第二次世界大戦に翻弄された人々の人生を、クロード・ルルーシュ監督が描いた壮大な作品・・・」
・・・という文句にそそられて、今回久しぶりに名古屋シネマテークに足を運んだワケですが・・・
2時間くらいだろうと高をくくってみてたら、なんと185分という長編であった。道理で腰や尻が痛くなったわけだ。久しぶりに長編映画を堪能した気分になった・・・
歴史に翻弄された「指揮者」はカラヤンがモデルとのことだが、指揮者の風貌とスタイルは「ストコフスキ」であった。踊りは現役のプロで全く違和感が無かったが、「指揮者」の指揮ぶりは・・・まあ、映画でまともな「指揮者」演技は無理かなあ・・・と思った次第。こちらも「本物の」指揮者を使うべきだったのかなあ・・・と、製作34年後に、一視聴者として感じた次第。
んでは。
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