2019年 オーマンディ&フィラデルフィア 未CD化の主要セッション録音2019年12月29日 16時00分

マエストロ・ジーン&フィラデルフィアのセッション録音で、今後CD化して欲しいなあ・・・と思うステレオ録音について、2018年12月に書いた内容を修正してアップします。

Columbia Masterworks

BachMass in B minor (1962年)
BachJohannes-Passion (1968年)
 →バッハの大物は難しいかなあ・・・

BrahmsA German Requiem (1962年)
 →渋すぎる?

BorodinIn the Steppes of Central Asia(1959年)
 →SONY CLASSICAL/SICC-1747(はげ山の一夜~ロシア管弦楽曲名演集)にも含まれず、CD化されそうでなかなかされない録音になってしまっています。

DebussyLe Martyre de saint Sébastien (1958年)
 →隠れた大物?
 
RavelPiano Concerto for Left Hand(R.Casadesus, 1960年)
 →2019年3月に発売されたCD65枚組の「Robert Casadesus/Complete Columbia Album Collection」タワレコ)で漸く再CD化されました。

あと、モノラルLpで発売されたきりの「1956年 シューベルト「未完成」のステレオ録音」もステレオ録音でCD化して欲しいですねえ・・・

RCA Red Seal ・・・は、主要なステレオ録音は殆どCD化されたので、あとは・・・やはり、クリスマスアルバム2枚をオリジナルの形でCD化をして頂きたいですな・・・

"A Christmas Spectacular THE GREATEST HITS OF CHRISTMAS"(LSC-3326)
"The Greatests Hits of Christmas, A Christmas Spectacular"(LSC-3327)

あとは、ライブ録音ですね。1967年来日公演は2019年1月に King International からCD2枚出ましたが、続きを期待したいですね。その他、かれらのホームのライヴ録音も発掘されて欲しいところですが・・・

あと、オーマンディからムーティへの音楽監督交代時のドキュメンタリーもDVD化されると嬉しいですねえ・・・
"The Fabulous Philadelphians:From Ormandy to Muti" 1981年

来年は、「オーマンディ降臨」、あるかなあ・・・

György Sándor / The Complete Columbia Album Collection2019年12月29日 15時50分

2020年1月発売予定のアルバムです。

ジョルジ・シャンドール/ザ・コンプリート・コロンビア・アルバム・コレクション(全17枚)
タワレコ

オーマンディ&フィラデルフィアとの共演は下記の通り。

<CD3>
1-3. バルトーク:ピアノ協奏曲第3番ホ長調Sz.119
[共演]ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
4. ミャスコフスキー:交響曲第21番 ヘ短調Op.51
[演奏]ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1947年4月19日(1-3)、11月22日(4)、フィラデルフィア、アカデミー・オヴ・ミュージック

<CD7>
1-3. ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
[共演]ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1952年11月23日(1-3)、11月22日(4)、フィラデルフィア、アカデミー・オヴ・ミュージック

・・・彼は、ピアノの師であったバルトークの生涯の友人でもあり、バルトークのピアノ曲の
演奏および解釈の第一人者、そして1945年の葬儀に出席した10人のうちの1人でした。バルトークの指導の下での最初の2つのピアノ協奏曲を準備、そして1946年には遺されたピアノ協奏曲第3番の世界初演をユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団と行い、その直後に米コロンビアに同曲の初録音を行いました(CD3)。(発売元資料より)

モノラル期の演奏は殆ど初CD化のようで、こちらも興味深いですね。

Rudolf Firkušný / The Complete RCA and Columbia Album Collection2019年12月29日 15時45分

2019年9月発売のアルバムです。

ルドルフ・フィルクスニー/RCA&コロンビア・コンプリート・アルバム・コレクション
(全18枚)(タワレコ

フィラデルフィア木管五重奏団員と共演した演奏が1枚あります。

<CD6>
ヤナーチェク:
1-10. 草かげの小径にて 第1集
11-12. ピアノ・ソナタ 変ホ短調「1905年10月1日 街頭にて」
13-16. 霧の中で
17-20. コンチェルティーノ
[共演]ジェイコブ・クラチマルニック(ヴァイオリン)、デイヴィッド・マディソン(ヴァイオリン)、サミュエル・リフシー(ヴィオラ)、フィラデルフィア木管五重奏団員(17-20)
[録音]1953年5月21-22日(1-12)、1953年10月20日(13-16)、1954年6月23日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

落ち葉拾いの類ですが・・・

Tedd Joselson/The Complete RCA Album Collection2019年12月29日 15時40分

2019年5月発売のアルバムです。

テッド・ヨセルソン/テッド・ジョセルソン
コンプリートRCAアルバム・コレクション(全6枚)
(タワレコ)

1973年、フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督ユージン・オーマンディのオーディション
を受けたジョセルソン。当時17歳でコンクールにも出場したことのなかった若きピアニスト
の才能を見抜いたオーマンディはすぐにRCAにジョセルソンを推薦し、すぐさま録音契約が結ばれることとなりました。「君が録音したいものなら何でもいいよ」というオーマンディ
の言葉通り、翌年5月、オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団との共演でジョセルソンの「勝負曲」であった難曲プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番が急遽録音されることになり、同年10月録音のチャイコフスキー第1番とのカップリングで発売され、センセーショナルな話題を呼びました。(発売元資料より)

オーマンディ&フィラデルフィアの演奏を含むCDは下記の通り。

<CD1>
1. チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23
2. プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 Op.16
[共演]ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1974年10月2日(1)、1974年5月14-15日(2)、フィラデリフィア、スコティッシュ・ライト・カテドラル

既にタワレコの独自企画盤でCD化されているので初CD化ではありませんが、
興味深いボックスセットかと。

Robert Casadesus / The Complete Columbia Album Collection2019年12月29日 15時37分

2019年3月発売のアルバムです。

ロベール・カサドシュ/コンプリート・コロンビア・アルバム・コレクション(全65枚)
タワレコ

オーマンディ&フィラデルフィアの録音を含むCDは下記の通り。

<CD3>
1.ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
2.ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調M.82
[共演]ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1947年12月28日、1947年1月22日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック

<CD35>
1.フランク:交響的変奏曲 FWV.46
2.ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲Op.25
[共演]ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1958年11月16日フィラデルフィアブロードウッド・ホテル

<CD42>
1.ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調M.82
2.モーツァルト:ピアノ協奏曲第10番 変ホ長調 K.365(2台のピアノのための)
[共演]ギャビー・カサドシュ(ピアノ:2)ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1960年12月14-15日、ニューヨーク、マンハッタン・センター

<CD47>
1.モーツァルト:ピアノ協奏曲第7番 ヘ長調 K.242(3台のピアノのための)
2.J.S.バッハ:3台のピアノのための協奏曲ニ短調 BWV.1063
[共演]ギャビー・カサドシュ(ピアノ)、ジャン・カサドシュ(ピアノ)
ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1962年12月9日、フィラデルフィア、アスレティック・クラブ

3.モーツァルト:ピアノ、オーボエ、クラリネット、ホルン、バスーンのための五重奏曲 変ホ長調 K.452
[共演]アンソニー・ジリオッティ(クラリネット)、ジョン・デ・ランシー(オーボエ)、バーナード・ガーフィールド(バスーン)、メイソン・ジョーンズ(ホルン)
[録音]1963年11月16日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ

この全集で、漸く、1960年録音のラヴェル「左手のためのピアノ協奏曲」が再CD化されましたね。フィラデルフィア管木管グループとのピアノ五重奏曲(CD47)も興味深いですね。

The Orchestral Scores of Eugene Ormandy: Creating the Philadelphia Sound2019年12月29日 15時30分

久々にオーマンディ掲示板を覗いたところ、こんな本が出ている事を知りました。

The Orchestral Scores of Eugene Ormandy: Creating the Philadelphia Sound
Author: Yaklich, Richard
Isbn: 1-4955-0584-7 978-1-4955-0584-3
Publisher: Edwin Mellen Press
October 2017

The Orchestral Scores of Eugene Ormandy: Creating the Philadelphia Sound

オーマンディ掲示板 元情報


ちょっとお高い本ですが、オーマンディが作り出した Philadelphia Sound の秘密?を知ることが出来そうですね。日本のamazonで扱ってくれると入手しやすいのですが・・・

オーマンディ&フィラデルフィア 未CD化の主要セッション録音2018年12月30日 12時50分

マエストロ・ジーン&フィラデルフィアのセッション録音で、今後CD化して欲しいなあ・・・と思うステレオ録音について、2014年9月に書いた内容を修正してアップします。

Columbia Masterworks

BachMass in B minor (1962年)
BachJohannes-Passion (1968年)
 →バッハの大物は難しいかなあ・・・

BrahmsA German Requiem (1962年)
 →渋すぎる?

BorodinIn the Steppes of Central Asia(1959年)
 →SONY CLASSICAL/SICC-1747(はげ山の一夜~ロシア管弦楽曲名演集)にも含まれず、CD化されそうでなかなかされない録音になってしまっています。

DebussyLe Martyre de saint Sébastien (1958年)
 →隠れた大物?
 
RavelPiano Concerto for Left Hand(R.Casadesus, 1960年)
 →同じ組み合わせの1947年録音は何回もCD化されているが、これは国内盤で1回のみ。2014年7月に発売されたCD30枚組の「ロベール・カサドシュの芸術~1935-1962レコーディングス~」(タワレコ)でも何故か組み入れられず・・・何故だろう・・・不思議である。

あと、モノラルLpで発売されたきりの「1956年 シューベルト「未完成」のステレオ録音」もステレオ録音でCD化して欲しいですねえ・・・

RCA Red Seal ・・・は、主要なステレオ録音は殆どCD化されたので、あとは・・・やはり、クリスマスアルバム2枚をオリジナルの形でCD化をして頂きたいですな・・・

"A Christmas Spectacular THE GREATEST HITS OF CHRISTMAS"(LSC-3326)
"The Greatests Hits of Christmas, A Christmas Spectacular"(LSC-3327)

あとは、ライブ録音ですね。1967年来日公演は2019年1月に King International からCD2枚出ます。その他、かれらのホームのライヴ録音も発掘されて欲しいところですねえ・・・

あと、オーマンディからムーティへの音楽監督交代時のドキュメンタリーもDVD化されると嬉しいですねえ・・・



Emanuel Ax - The Complete RCA Album Collection2018年12月30日 12時35分

2019年に生誕70年を迎える Emanuel Ax の全 RCA Red seal 録音を世界初CD化6枚を含むCD23枚に集大成したアルバムです。オーマンディ&フィラデルフィアとの共演はショパンのピアノ協奏曲2曲のみですが・・・

RCA Red Seal 88985485192 (タワレコ)

<CD6>
ショパン:
1. ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21
[演奏]ユージン・オーマンディ(指揮) フィラデルフィア管弦楽団、
[録音]1978年2月13日、フィラデルフィア、スコティッシュライト大聖堂
2. 3つの新しいエチュード
3. スケルツォ 第2番 変ロ短調 Op.31
[録音]1977年12月13日、ニューヨーク、RCAスタジオ

<CD9>
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.21
[演奏]ユージン・オーマンディ(指揮) フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1978年2月

RCA Red Seal のディジタル録音初期のもので、何回もCD化されてます。興味のある方は如何ですか?

オーマンディ&フィラデルフィア 1967年来日公演ライヴ2018年12月30日 12時30分

オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団の来日公演ライヴ、必ず日本の放送局に録音が遺っていると思ってましたが、漸くこうして世に出てきましたねえ・・・
あと、彼らの地元の定期公演はラジオ番組として放送されていましたから、そのアーカイヴも聴いてみたいものですねえ・・・

来年1月発売予定とのこと。


King International KKC-2172
KING INTERNATIONAL:KKC-2172
①ヒンデミット:交響曲「画家マチス」
②バルトーク:管弦楽のための協奏曲
③ベルリオーズ:劇的物語「ファウストの劫罰」~ハンガリー行進曲
ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
録音:1967年5月4日/大阪フェスティバルホール(ライヴ)

当アルバムは5月4日に大阪フェスティバルホールで行われた公演。ヒンデミットの「画家マチス」とバルトークの「管弦楽のための協奏曲」はそれぞれ3種のセッション録音が残されていますが、ライヴではさらに熱気が加わりオーケストラの音の渦に包まれるかのようです。貴重なのがベルリオーズの「ハンガリー行進曲」。53年の古い録音しかなく、ファン必聴です。(キングインターナショナル)


King International KKC-2173
KING INTERNATIONAL:KKC-2173
①日本・アメリカ両国国歌
② J.S. バッハ(オーマンディ編):トッカータとフーガ ニ短調BWV565
③シベリウス:交響曲第2 番ニ長調Op.43
④バーバー:弦楽のためのアダージョ

ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
録音:1967年5月12日/東京文化会館(ライヴ)

オーマンディ自身がオーケストレーションしたバッハの「トッカータとフーガ」は、近代オーケストラの機能を駆使したものですが、ライヴでもオーケストラ全体がひとつの楽器のように響くのに驚かされます。また作曲者も絶賛したという得意のシベリウスの豊かな響きも素晴らしい限り。「フィラデルフィアの弦」と讃えられる魅力もバーバーのアダージョで存分に味わうことができます。(キングインターナショナル)

2022年1月12日追記

今日のオーマンディのお言葉・・・?2018年09月29日 07時30分

たまたまツイッターでこんなのを見かけました。

"Music education is terribly important, Extremely important - because when you are a child, you are in recepitive age ... In high schools, public schools - that's where they must have the best influence, the first influencde, which will go with through their whole life."
-Eugene Ormandy, conductor of the Philadelphia Orchestra

ハッシュタグ #quoteoftheday にて・・・