2014年11月15日(土) 名フィル418回定期演奏会<"B "の1番>2014年11月16日 08時20分

久々のブログ書き込み・・・

2014年11月15日(土)
名古屋フィルハーモニー交響楽団 第418回定期演奏会
 ベートーヴェン: 『レオノーレ』序曲第1番 作品138
 ブリテン: セレナード 作品31 *
 ベルリオーズ: 序曲『ウェイヴァリー』 作品1
 バーンスタイン: 交響曲第1番『エレミア』**
指揮:川瀬賢太郎、テノール:小原啓楼、ホルン:安土真弓*、メゾ・ソプラノ:**福原寿美枝**

今回のプログラムは全く知らない曲ばかり。曲名くらいは聞いたことがある程度、これまで録音・実演等一切聴いたことが無い。まさに私的「初演」なのだ・・・ズボラで予習しないから・・・

ベートーヴェンの序曲では突如強烈な眠気に襲われて、ほとんど夢現状態であったが、心地良い音響に身を浸した感じ・・・最近の名フィルコンサートでは、何故か最初の曲のときに眠気に襲われることが多い・・・謎だ・・・

お次のブリテン、最初のベートーヴェンで眠気スッキリさせた?お陰でしっかり聴けた。元「ホラ吹き」として、かの伝説的奏者である Dennis Brain が関係する曲・・・なのに今回が聴くのが初めてという、「ホラ吹き」の風上にも置けぬ所業・・・はさておき、実に美しい曲だった。マーラーの歌曲を思わせるような厭世的な雰囲気もなかなか良い。
何時も3階席中央あたりで聴いているが、この席のデメリットは発声が明瞭に聞こえないこと。今回のブリテンも、予め歌詞を知らないと、一体何を歌っているのか判別は難しい。
あと、終曲の静かな瞬間に、フォルテッシモの咳が乱入してきたのが残念であった。咳は生理現象で仕方が無いが、せめてハンカチやら手ぬぐいで口を覆ってピアニッシモにする努力くらいはして欲しいものだ・・・

ベルリオーズでは、名フィルの好調なブラス・セクションを楽しめた。ベルリオーズは「幻想交響曲」以外は訳も無く敬遠していたのだが、聴いてみて悪くないと思った。やはり食わず嫌いは良くありませんな。

最後のバーンスタイン、自作ミュージカルと異なり、肩に力が入りすぎ・・・な感じは否めないが、劇的表現はなかなかぐっと来るものがある。
声についてはブリテンの時と同じく、(たぶん)ヘブライ語なので、3階席中央あたりでは言葉の判別は難しいと再認識。まあ、これは仕方が無いかな・・・

<今回の残念>
 無残に置き去りにされた袋入りチラシ。チラシ回収箱も設置されているのだし、要らないチラシは綺麗に回収箱に入れて欲しいものだ・・・

では。

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