Ormandy & Philadelphia CD化アルバムあれこれ その42013年08月31日 08時30分

既にオーマンディ掲示板に書き込んだ内容ですが、備忘録ということで・・・(2013年9月5日:タワレコ・オフィシャルサイトにて正式にアナウンスされたのでそれを受けて追記修正しました)

タワレコがまたまたやってくれましたね・・・

タワー・レコード “Sony Classical”
スペシャル・セレクション第7期

Ⅱ期:10/23(水)リリース予定 10タイトル(予定)

この内の8アルバムがオーマンディ&フィラデルフィア関係、2枚はバーンスタインのアルバムです。タワレコ及びソニー ミュージック ショップで購入可能のようです。


リムスキー=コルサコフ:シェエラザード
ストラヴィンスキー:火の鳥
CD/SONY CLASSICAL/SICC-1681
タワレコ
火の鳥は初CD化ですな・・・嬉しいことです。

展覧会の絵&ボレロ~ラヴェル名演集
CD/SONY CLASSICAL/SICC-1682
タワレコ
※超絶名演 1959年録音「ダフニスとクロエ」第2組曲がようやく復活ですな・・・

トッカータとフーガ&G線上のアリア
~バッハ・トランスクリプションズ
CD/SONY CLASSICAL/SICC-1684
タワレコ

バルトーク:&コダーイ名演集
CD/SONY CLASSICAL/SICC-1686
タワレコ
※コダーイ:管弦楽のための協奏曲、ハーリ・ヤーノシュは初CD化

ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー、
グローフェ:グランド・キャニオン&バーバーのアダージョ
CD/SONY CLASSICAL/SICC-1688
タワレコ
※1957年録音「グランド・キャニオン」がCD化されるとは・・・

チャイコフスキー:後期三大交響曲
CD/SONY CLASSICAL/SICC-1674
タワレコ

マーラー:大地の歌&交響曲第10番(クック版)
CD/SONY CLASSICAL/SICC-1677
タワレコ

ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」&第5番
CD/SONY CLASSICAL/SICC-1679
タワレコ


詳細は下記・・・

リムスキー=コルサコフ:シェエラザード
ストラヴィンスキー:火の鳥
CD/SONY CLASSICAL/SICC-1681
タワレコ

リムスキー=コルサコフ
 1.交響組曲「シェエラザード」作品35
 アンシェル・ブルシロウ(ヴァイオリン)
ストラヴィンスキー
 2.バレエ「火の鳥」組曲[1919年版]
 ※1967年録音の「火の鳥」初CD化

[録音]
1962年2月11日(1)、1967年10月18日(2)、フィラデルフィア、タウン・ホー ル

以前、Columbiaモノラル録音のストラヴィンスキー三部作(火の鳥・ペトルーシュカ・春の祭典)がCD化される際、誤って1967年ステレオ録音がCD化されると誤って伝えられたのですが、今回は大丈夫そうですね^ ^;)


展覧会の絵&ボレロ~ラヴェル名演集
CD/SONY CLASSICAL/SICC-1682
タワレコ
※超絶名演 1959年録音「ダフニスとクロエ」第2組曲がようやく復活ですな・・・

DISC1(全曲ラヴェル)
1.ボレロ、2.スペイン狂詩曲、3.道化師の朝の歌
4.クープランの墓、5.ラ・ヴァルス、6.亡き王女のためのパヴァーヌ

DISC 2
7. ピアノ協奏曲ト長調、8.「ダフニスとクロエ」第2組曲
9.ムソルグスキー~ラヴェル編曲 組曲「展覧会の絵」
10.ラヴェル 「ボレロ」

4.ジョン・デ・ランシー(オーボエ)、7.フィリプ・アントルモン(ピアノ)

[録音]
1960年3月19日(1)、1958年1月5日(3)、1958年11月16日(4)、1963年1月30 日(5)、フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル、1963年2月24日、フィラデルフィア、
1963年2月3日(6)、1960年12月14日(7)、1959年4月19日(8)、1966年4月21日&1 968年6月18日(9)、1968年2月24日(10)、フィラデルフィア、タウン・ホー ル

「ボレロ」は1960年・1968年録音の2種を収録とのこと。


トッカータとフーガ&G線上のアリア
~バッハ・トランスクリプションズ
CD/SONY CLASSICAL/SICC-1684
タワレコ

DISC 1(全曲 J.S.バッハ)
 1. トッカータとフーガニ短調BWV565[オーマンディ編]
2.カンタータ第156番より アリオーソ[スミス編]
3.小組曲(アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳より)[フロスト編]
(1)メヌエット ト長調BWV Anh. 114
(2)ミュゼット ニ長調 BWV Anh. 126
(3)御身が共にいるならば BWV508
(4)行進曲ニ長調 BWV Anh. 122
4.われらが神は堅き砦[ハリス編]
5.カンタータ第147番より 主よ、人の望みの喜びよ[カイエ編]
6.小フーガ BWV578[スミス編]
7.パッサカリアとフーガ BWV582[オーマンディ編]
8.無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV1006よりプレリュード
9.管弦楽組曲第3番より G線上のアリア
10.カンタータ第208番より 羊は安らかに草を食み[ウォルトン編]
11.甘き死よ来たれ[テイントン編]
12.カンタータ第14番より 目覚めよと呼ぶ声あり[オーマンディ編]

DISC 2
13. J.S.バッハトッカータ、アダージョとフーガ BWV564
14.J.C.バッハ 2つのオーケストラのためのシンフォニア 変ホ長調作品18-1
15.J.C.バッハ 2つのオーケストラのためのシンフォニア ニ長調作品18-3
16.W.F.バッハ 2つのフルートと弦楽合奏のためのシンフォニア F.65
17.C.P.E.バッハ 管弦楽のための協奏曲ニ長調

[録音]
1960年1月31日(1、13、14)、1960年4月10日(7)、1957年3月17日(15-17)、 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル
1968年2月27日(2)、1968年5月8日 (3)、
1968年3月6日(4)、1968年3月11日(5、6、10)、1968年5月19日(8)、フィラデルフィア、タウン・ホー ル
1959年3月30日(9)、1968年5月6日(11)、フィラデルフ ィア

「ソニークラシカルに録音にしたバッハのトランスクリプション作品を集成した2枚組」とのこと。 The Philadelphia Orchestra Plays BACH(Masterworks Heritage MH2K62345 2CDs 1996年)という、オーマンディとストコフスキがバッハを振ったステレオ録音2枚組CDが出ていたが、今回はオーマンディ指揮の集大成とのこと。これは興味深い。

<追記>
ジャケット写真を見てピンと来ました。これは、Lp時代のアルバム、MG30072 "The Bach Album"の復刻ですな。2008年6月~7月にかけてリリースされた The Original Jacket Collection(限定盤。10枚組のボックスセットで、ステレオ録音時代のLPオリジナルジャケットを再現したというのが売りのシリーズ)でも、そのままの構成でCD2枚組で復刻されています。


バルトーク:&コダーイ名演集
CD/SONY CLASSICAL/SICC-1686
タワレコ
※コダーイ:管弦楽のための協奏曲、ハーリ・ヤーノシュは初CD化

DISC 1(全曲 バルトーク)
1.管弦楽のための協奏曲Sz. 116, BB 127
2.「中国の不思議な役人」組曲 Sz. 73a, BB 82 (作品 19)
3.管弦楽のための「2つの肖像」Sz. 46, BB 59(作品10)

DISC 2(全曲 コダーイ)
4.管弦楽のための協奏曲
5.組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
6.ガランタ舞曲
7.マロシュセーク舞曲

[録音]
1963年10月13日(1)、1962年11月15日(2)、1967年2月8日(4)、1961年12月28日 (5)、
1962年12月9日(6)、1962年11月15日(7)、フィラデルフィア、タウン・ホール
1963年3月21日(3)、フィラデルフィア、アスレチック・クラブ

RCA Red Seal ステレオ録音の「ハーリ・ヤーノシュ」は既にCD化されているが、このColumbiaステレオ録音は一部曲を除いて「管弦楽のための協奏曲」と共に初CD化・・・やるねえ。


ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー、
グローフェ:グランド・キャニオン&バーバーのアダージョ
CD/SONY CLASSICAL/SICC-1688
タワレコ
※1957年録音「グランド・キャニオン」がCD化されるとは・・・

1.ガーシュウィン ラプソディ・イン・ブルー
2.ガーシュウィン パリのアメリカ人
3.グローフェ 組曲「グランド・キャニオン」
4.バーバー弦楽のためのアダージョ

フィリップ・アントルモン(1)

[録音]1967年1月4日(1)、1967年1月5日(2)、フィラデルフィア、フィラデルフィ ア・ホテル、
1957年12月23日、フィラデルフィア、タウン・ホール(3)、1957年4月14 日、フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル(4)

1967年録音の大峡谷(Columbia Master Works The Fabulous Philadelphia Sound Series M30446)は既にCD化されている雄大な名演だが、1957年録音(Columbia Master Works MS6003)がCD化されて陽の目を見るとは思わなかった・・・


チャイコフスキー:後期三大交響曲
CD/SONY CLASSICAL/SICC-1674
タワレコ

DISC1
1.交響曲第4番ヘ短調作品36、2.序曲「1812年」作品49
3.イタリア奇想曲作品45
DISC2
4.交響曲第5番ホ短調作品64
5.弦楽セレナード ハ長調作品48
DISC 3
6.交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」
7.スラヴ行進曲作品31、8.幻想序曲「ロメオとジュリエット」

[録音]
1963年11月13日(1)、1959年4月12日(2)、1966年2月22日(3)、1960年4月10日 (6)、1964年4月27日(7)、
1964年4月14日(8)、フィラデルフィア、タウン・ホール 1959年1月25日(4)、1960年4月10日(5)、フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

全てCD化されている音源ではあるが、改めてこうして纏めてCD化されるのは有難いことですな。序曲「1812年」は2つの後の編集で少なくとも2つのバージョンがあるが、どちらが収録されているか(追記:合唱の入らないオーケストラのみによる演奏を収録(終結部には大砲入り)・・・だそうです。)・・・4番目のシンフォニーは、後のRCA Red Sealステレオ録音より好きな演奏である。



マーラー:大地の歌&交響曲第10番(クック版)
CD/SONY CLASSICAL/SICC-1677
タワレコ

DISC 1 マーラー 交響曲「大地の歌」
 リリ・チューカシアン(メッゾ・ソプラノ)
 リチャード・ルイス(テノール)
DISC 2 マーラー 交響曲第10番
[デリック・クックによる演奏用ヴァージョン(ファースト・ヴァージョン)/世界初録音]

オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団による、マーラーの10番(First complete performing version (1960–1964; unpublished) of the Draft for the 10th Symphony, prepared by Deryck Cooke )のセッション録音&商用リリースとしての世界初録音。このバージョンのライヴ録音はテスタメントからCD化されている。

[録音]
1966年2月9日(1)、1965年11月17日(2)、フィラデルフィア、タウン・ホール



ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」&第5番
CD/SONY CLASSICAL/SICC-1679
タワレコ

DISC1
 1.交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(WAB104)
  [1878/80年稿(ノーヴァク 版)]
DISC 2
 2.交響曲第5番変ロ長調(WAB105)[原典版]

[録音]
1967年10月9日(1)、1965年4月13日(2)、フィラデルフィア、タウン・ホール

どちらも既にエッセンシャル盤にてCD化されているが、こうして1つのアルバムに纏めてリリースされるのは意義深い。

タワレコさん、ありがとう!

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