Legendary Multimedia - Interplay Virtual Pool ― 2009年12月23日 14時00分
上:Virtual Pool for DOS (C)1995 & Win95 (C)1996
下左:Virtual Snooker for DOS (C)1996
下右:Virtual Pool Straight/8 for DOS (C)1995
ちょうど、Windows95が出た前後で、マシンの性能があれよあれよと上がっていく様子をリアルタイムで体験できた時ですなあ・・・
Windows95 が出る前、富士通の FMV Deskpower という intel Pentium 75MHz の Win3.1プリインストール機種を買ったんですなあ・・・Windows95 への無料アップグレード権付きというやつで・・・まだCRT全盛時代で、15インチモニタ付の機種でした。Word,Excel がバンドルされていましたねえ・・・パソコンにソフトをバンドルし始めた頃だったかな・・・まだ Word より 一太郎 の方がシェアがあったのかなあ・・・
そのPCのISAバス(PCIだったかな?) に Sound Blaster Vibra16 が刺さっていたんですな。でも音が良くなかったので、AWE32 を買って差し替えましたが・・・確かその AWE32 にそのVirtual Pool Straight/8 for DOS の CD-ROM がオマケでついていたような・・・
FMV Deskpower ビデオ・グラフィックスはマザーボード内蔵で、確かCirrus Logic のGD-5434だった(かな?)ような記憶がある。
この時は、VGA(320×240)なら軽かったかな・・・画素数 を上げると遅くて使えなかったなあ・・・VGA(640×480)でも もたついたような・・・XGA(1024×768)ではきつかったかな?・・・というより、それ以前に表示できたかどうか・・・なんといってもゲーム・メーカー側でビデオ・デバイス・ドライバを用意しなければならないので、対応していないビデオ・カードでは当然表示は不可能・・・だが、VGA(320×240) ならどのカードでも一応大丈夫と思うが・・・
ちなみにこの Virtual Pool Series 、現在は Celeris から最新版が販売されている。ネットでググってみたら、DOSバージョンからやっている人が結構いて「懐かしい・・・」という思いを持っている人が結構いて嬉しくなってしまった。 Interplay は一度潰れて最近復活したようだが、 現在はこの Virtual Pool Series にはタッチしていないようだ。この当たりの事情は下記の記事が参考になった。
4Game.net
2008年9月11日 [iPhone]懐かしのビリヤードゲーム,「Virtual Pool」のiPhone版登場
2008年4月18日 奥谷海人のAccess Accepted 第168回 あのInterplay が正規のカムバック!?
では、プレイしましょうか・・・
例によって、動作環境は、WinXPノートPC上で、Microsoft Virtual PC 2007(SP1) + MS-DOS 6.2/V を英語環境にして + MagicISO Virtual CD/DVD-ROM という具合。これにUSBワイヤレスオーディオアダプタ REX-Link2 を組み合わせてPC音声をオーディオに飛ばして聴きます。
ただ、今回はMicrosoft Virtual PC 2007(SP1) と VMware Player 1.0.9 の2つを使っています。というのも、オープニング や 解説のビデオは VMware Player でしか見られなかったし、 肝心のゲームは Virtual PC でしてか出来なかった・・・という状況でしたので・・・・全く。
DOS 環境をどう構築したかは、 VMWare Player編? と Virtual PC 編 をご覧下さいな・・・
では、DOSを起動(これはVirtual PCの画面です)
コマンド・プロンプトから、起動のおまじないを・・・・
Interplay の文字が華々しく登場・・・でも画面にゴミが・・・
オープニング・ムービー・・・どこぞかのナイト・クラブのビリヤード場?
部屋のとある扉をノックすると、目つきの悪い見張りの男の視線が・・・部屋に案内されるとそこは・・・
オープニング終わり。ではゲームに移りましょうか・・・
・・・10分弱程度のムービーですが、なかなか面白いですよ。他にもショットの解説とかトリックプレイについての動画があって面白いのですが、切りがないので・・・
では、いよいよプレイ・・・といってもスナップショットを取りにくいので、DEMO画面から・・・VGA(320×240)で荒い画面ですが・・・
ジョップリンのラグタイムやショパンの「蝶々」(これが雰囲気にぴったり・・・)がピアノを模したMidi音(といってもSB16時代ですから・・・)で流れるのが雰囲気があって宜しい。残念なことに、Win95バージョンではこのBGMが無くなってしまった・・・
・・・ということで、このBGMを聴きながら この Virtual Pool をプレイしたくて・・・お粗末様でした。では。
Legendary Multimedia - Microsoft Multimedia Stravinsky ― 2009年12月19日 08時52分
All Illustrated, Interactive Musical Exploration
By Robert Winter with The Voyager Company
(C)1993 Microsoft Corporation.
(P)1985 The Decca Record Company
(P)&(C)1990 The Voyager Company
ストラヴィンスキー の 春の祭典 をマルチメディア化したソフトである。(そういえば、ニューメディアなんて言葉もあったなあ・・・)今、マルチメディアもニューメディアも忘却の彼方の言葉になってしまったが、20年前くらいは熱く語られたもので、当時片田舎に住んでいたガキであった俺もその息吹の100分の一くらいは体感していたのかも知れぬ・・・ま~そんなこた~ど~でもいい。
このソフトも Voyager がマック版として出していたのをマイクロソフト が Windows 用に移植・リリースしたものだ。
例によって、動作環境は、WinXPノートPC上で、Microsoft Virtual PC 2007(SP1) + Windows98 Second Edition + MagicISO Virtual CD/DVD-ROM という具合。これにUSBワイヤレスオーディオアダプタ REX-Link2 を組み合わせてPC音声をオーディオに飛ばして聴きます。では、スタート!
オープニング画面と共に、The Augurs of Spring, Dances of Young Girls. の音楽が流れて、チャプター・インデックス画面が表示されます。演奏は、シャルル=デュトワ指揮モントリオール交響楽団。爽やかな「春の祭典」を聴かせてくれますわ・・・これはなかなかの名演である。

春の祭典 といえば、もう15年~20年前になるのか、東京文化会館 で モーリス=ベジャールバレエ団 の公演を観たのが最初だったか・・・そのあと、H・アール・カオス のを見たが、「バスタブ」と「椅子」 が何で出てくるのか・・・理解する以前で「オモロない」というのが正直な感想だった。この後数年後に見たH・アール・カオス の カルミナ・ブラーナ は舞台の途中で頭に来て席を立ってしまった。
4年前の 2005年11月には、兵庫県立芸術文化センターのオープニング・バレエ・ガラの目玉の演目として、あの伝説のニジンスキー版の「春の祭典」復活日本初演観たが、当時のパリの聴衆が騒然としたのも分かる気がする。
洗練されたバレエを期待した聴衆を完全に裏切るような民俗色を前面に出した舞台と衣装、そしておよそ「バレエ」とかけ離れた「体の動き」。これはまさに現代バレエの「夜明け」だったのだろう。
現代の洗練されたダンスを観てきた俺の目にもショックであった。初演当時はともかく、それから90年以上経過した現代で、そのままでは通用しないだろう・・・というのが正直なところ。そう思えるほど「稚拙なダンス」と思えた。
舞台衣装とニジンスキーの振り付けの意義や精神を生かしてリファインする必要があるだろう・・・とはいえ、これはこれで初演に忠実な上演であり、これはこれで意義深い公演だった。
でも、これで終わらせるのは惜しい。現代に通用するこの「改訂版」で再度上演してもらいたい。なお、このニジンスキー版復活の経緯については dancedancedance vol.2(November 2005) の記事に詳しい。
ストラヴィンスキーの ペトルーシュカ、プルチネラ、火の鳥 を実際の舞台で観てみたい・・・出来れば奇を衒わない正当な演出で・・・最近の訳のワカラン悪趣味で独りよがりな演出なら観たくない・・・
・・・閑話休題・・・
かなり神経質で潔癖症だったそうですよ。自分が盲腸炎で入院した後、家族全員の盲腸を切るよう命じたというエピソードも。(確か、実家に転がっていたリーダーズ・ダイジェストで読んだ記憶があるが・・・違ってたらごめんなさい)
春の祭典のスコアも、病的なまでに理路整然とした静的とも言える程の音符並びで、どこからあんなダイナミズムが出てくるのか ? というくらいで、その秘密はリズムにありと ブーレーズ が分析したんだっけ・・・あまりの過激な言動に ロペスピエール・ブーレーズと嫌われたゲンダイオンガク の闘志だったなんて、今のマエストロぶりからは想像も出来ませんな。そういえば、現代音楽撲滅協会の吉松隆 のCD、買ったけど聴いてないなあ・・・NMLで手軽に聴けるようになったけど・・・
・・・閑話休題・・・
疲れたら、The Rite Game で骨休め・・・
・・・って、これ、Winter先生の講義をきちんと理解してないと全然歯が立たないんですけど・・・ゲームの名を借りた理解度テストじゃありませんか!冗談きついですワ。
とにかく、あまりのマニアックな具だくさんぶりに驚き呆れるばかりのソフトです。ハルサイ・ファンにお薦め・・・といいたいんですが、古のソフトだし、動かすのも骨が折れまっせ・・・
んでは。
Legendary Multimedia - LaserLight Digital CD + ROM Beethoven's Symphony No.9 "Choral" ― 2009年12月18日 19時00分
(C)1995 Delta Music Inc. and Music Pen Inc.
Beethoven : Symphony No.9 "Choral"
Herbert Kegel/Dresden Philharmonic Orchestra
Alison Hargan(s), Ute Walther(ms)
Eberhard Büchner(t), Kolos Kovats(b)
Radio Chorus Berlin - Dietrich Knothe(Chorus Master)
Radio Chorus Leipzig - Jörg Peter Weigle(Chorus Master)
このCD-ROMは納屋橋のエイデンで買った記憶がある・・・結構ラインナップがあったような・・・LaserLight はCapriccioの廉価レーベルだったかな・・・
動作環境は前回と同じく、WinXPノートPC上で、Microsoft Virtual PC 2007(SP1) + Windows98 Second Edition + MagicISO Virtual CD/DVD-ROM という具合。これにUSBワイヤレスオーディオアダプタ REX-Link2 を組み合わせてPC音声をオーディオに飛ばして聴きます。では、スタート!
お次はオープニング画面である。
んでは。
Legendary Multimedia - Microsoft Multimedia Beethoven ― 2009年12月18日 00時00分
The Ninth Symphony
All Illustrated, Interactive Musical Exploration
By Robert Winter with The Voyager Company
(C)1992-1994 Microsoft Corporation.
(P)1966,(C)1988 The Decca Record Company
(C)1991 The Voyager Company
恐らくこのシリーズの最初に製作されたのが、このベートーベンの第9だろう。
CD Companion by Robert Winter
Voyager が Macintosh 用に製作したソフトをマイクロソフトが Windows 用に移植・リリースした最初のものとも思う。当時、Mac に較べて見劣りしていた Win 用のソフトを充実させる為、マイクロソフトは目を付けたこのようなエデュテイメント・ソフトを次から次へと移植してリリースしていたようで、そういうソフトが結構僕の手元にもある。
動作環境は、WinXPノートPC上で、Microsoft Virtual PC 2007(SP1) + Windows98 Second Edition + MagicISO Virtual CD/DVD-ROM という具合。これにUSBワイヤレスオーディオアダプタ REX-Link2 を組み合わせてPC音声をオーディオに飛ばして聴きます。では、スタート!
The Viennese State Opera, with Wilhelm Pitz
Joan Sutherland(s), Marilyn Horne(ms)
James King(t), Martti Talvela(b)
Recorded at Sofiensaal, Vienna in December,1965
音源はDECCA、ハンス・シュミット=イッセルシュテット 指揮 ウィーン・フィル ・・・なかなか渋い演奏を持ってきたものだ。
Legendary Multimedia - VOYAGER PRESENTS VERSION2.0 ― 2009年12月17日 07時15分
サイケでぶっ飛んだデザインというか・・・なんか Monty Python's Flying Circus とか Yellow Submarine のようなイメージだな・・・というか George Dunning のイメージというべきか・・・
Featuring 33% More Previews
Previews of 60 CD-ROMS and More
(C)1995 The Voyager Company
・・・あの頃はCD-ROM/パラダイスという売り場か名前だったかな・・・確か東京秋葉原にも似たような店があって、秋葉原に寄った際にはその店に行ってしこたまソフトを買い込んだのも、今となっては懐かしい想い出になってしまった・・・もう15年近く前のことだ・・・
・・・これらのソフトを、日本版DOS(DOS/V)、日本語版 Windows3.1 と 日本語版Windows95、そして Windows for Workgroups 3.11(WFW3.11) で動かすのに四苦八苦していたような、いなかったような・・・
今はWindowsXPのノートパソコンを使っているから、これら古のソフトは直接は動かない・・・が、最近、Virtual PC や VMWare Player 等の仮想環境が無料で使えるので DOS ~ Windows98SE 迄の Legacy OS を四苦八苦しながらなんとか動かして、棚の肥やしになっていたこれら古のソフトを楽しんでいる・・・
それにしても、この1995年当時の、アメリカのソフトは物量・質共に圧倒的であり、日本のソフトウェアのあまりの貧相さに天を仰いだ物である、10年~20年で追いつくことが出来るのか・・・なんて思っていたが、時代は移り変わり、既にパッケージソフトウェアそのものが消滅かあるいは姿を変えつつあるのだから、世の中ワカランものだ・・・
しかし、この当時のエデュテイメントソフトの質・量は半端なものではなく、今振り返ってもその作り込みの凄さに圧倒されてしまう。現在ではこんなパッケージは作れないだろう・・・
閑話休題、このソフトの話に戻りましょ。
Voyager は当初これらのソフトをマック向けに作っていたが、次第に広がるWndows市場を無視できなくなったのか、後にWin/Macハイブリッド仕様で出すようになる。
このサンプラーもWin/Macハイブリッド仕様となっている。但し、紹介されているソフトは Mac専用の物が多い。Win/Macハイブリッドのものも増やしつつある・・・といった状況だったのだろう。
CD-ROMもなんとなくサイケな匂いが・・・
このサンプラーはWin/Macハイブリッド仕様になっている。
まあ、当時の日本ではDOS/V旋風の最中で、普通に買ったPCならこの程度のスペックをクリアできないものはなかったと思うが、米国ではそうでもなかったということかな・・・
さて、ソフトをWinXPノートPC上で、Microsoft Virtual PC 2007(SP1) + Windows98 Second Edition + MagicISO Virtual CD/DVD-ROM という環境で動かします。残念ながら、VMWare Player では 起動しませんでした・・・・これにUSBワイヤレスオーディオアダプタ REX-Link2 を組み合わせてPC音声をオーディオに飛ばします。
起動すると、オープニング画面とおもに街頭のざわめきやら女性と思われる「オ~・・・マクベ~ス!」とかなにやら妖しい音やら声やらが次々と・・・
・・・で、暫くするとコンテンツ画面に移ります。各パッケージをクリックすると、そのパッケージの説明画面が表示されますが・・・
もう今は存在しない会社ですが・・・世の移り変わりはホント・・・
パッケージはカテゴリーでも探すことが出来ます。これは Music に関するパッケージを表示したところ。とりあえず、クラシック音楽関係のパッケージが6種あるので、それを見てみましょうか・・・
CD Companion by Robert Winter.
これはドヴォルザークの新世界交響曲を中心に解説したもの。残念ながら、Mac版のみでWin版は発売されず、Microsoft Home シリーズでも発売されませんでした。
プレビューを見る限り、マニアックに作り込んだ内容で非常に興味深いのですが・・・マック版でも買っとけば良かったかな・・・今なら、マックの仮想環境で動かすというのも可能かもしれないし・・・惜しい・・・
CD Companion by Alan Rich
これはシューベルトの「鱒」五重奏を解説したものですな。このパッケージはMac版のみですが、Microsoft Home シリーズ でWin版が発売されています。以下のタイトルも全てMac版のみですが、同様にMicrosoft Home シリーズ でWin版が発売されています。
CD Companion by Robert Winter
ストラヴィンスキー「春の祭典」です。これもなかなか面白いですよ。
CD Companion by Robert Winter
今は第9の季節ですからぴったりのソフトだったりして・・・
CD Companion by Robert Winter
有名なシンフォニーを持ってこずにカルテットというところが渋い。
CD Companion by Russell Steinberg
これはMicrosoft Home シリーズ版を前回取り上げましたね。これもそのマニアックな作り込みぶりにびっくりさせられました・・・
このパッケージが到達した内容は恐らく前人未踏であり、その後も現在に至るまでこのレベルに到達しているソフトは殆ど無いんじゃないか・・・という程の出来映えなので、このまま埋もれさせてしまうには惜しいですなあ・・・ま、クラシック関係のパッケージ紹介はこれくらいにして、このサンプラーのプレビューから・・・
Invisible Universe by Dr. Fiorella Terenzi - Preview
ま、殆どパッケージと変わらない一部分が見られるんですな。これは 美人学者の Fiorella Terenzi が動画で解説しているところ。
さて、久しぶりにRichard Strauss Three Tone Poems のプレビューをみようかとすると・・・
んでは。
Legendary Multimedia - Microsoft Multimedia Strauss ― 2009年12月15日 08時00分
Multimedia Strauss その1,Multimedia Strauss その2
Multimedia Strauss その3,Multimedia Strauss その4
Multimedia Strauss その5,Multimedia Strauss その6
※Legendary Multi Media か Edutainment をクリックすればまとめて見られます(>見てど~するという声が聞こえる・・・?)
アサブロ の新しいエディタで画像を好きなところに貼り付けられるようになったので、これらを一つにまとめてみました・・・
An Illustrated, Interactive Musical Exploration
By Russell Steinberg with Voyager Company.
(C)1994 Microsoft Corporation.
(P)(C)1992 The Voyager Company.
(P)1989 Sony Classical
パソコンソフトを買い始めて20年くらい・・・昔のソフトを発掘して再生?するのもまた楽しいものですワ・・・
このソフトは、Windows3.1 から Windows95 へ移行するというイベント(このときは盛り上がりましたなあ)の前にこのソフトを買った記憶がありますワ。 あのときの大騒ぎぶりはWindows7に比ではありませんでしたな・・・かくいうワタクシも、何か新しいことが出来る・・・とワクワクしたもんです。
このソフトのことを知ったのは、Super ASCII(アスキーも無くなったしなあ・・・)の紹介記事だったか・・・クラシックファンを唸らせるような内容のマニアックさを持ったソフト・・・という紹介記事だったと思う。
ちょうど、富士通のFMV Deskpower(Pentium 75Hz, RAM16MB, CD-ROM, Sound Blaster 16)という、一通りマルチメディア出来まっせ・・・という機種を買って間もない頃だったか・・・ソフトウェアのパッケージにMPC仕様と謳っているソフトがジャンジャカ出始めた頃だっけ。
名古屋納屋橋エイデンのソフト売り場で買った記憶が・・・日本語版は当然無く、米国版Win3.1用のソフトなんだけど、一応日本版Win3.1でも動作します・・・というシールがパッケージに貼られていたような・・・
このソフトの System Requirements は、
・A Multimedia PC that included a 386SX or higher processor, 4MB of RAM, 5MB free hard disk space, CD-ROM drive, audio board capable of playing ADPCM compressed audio, mouse, and VGA or VGA+ display capable of displaying 256 colors
- or -
an equivalent personal computer with Multimedia PC upgrade kit.
・MS-DOS operating system version 3.1 or later.
・Microsoft Windows operating system 3.1
・MS-DOS CD-ROM Extensions(MSCDEX) version 2.2 or later.
・Headphones or speakers.
今となってはこんな仕様のパソコンは「化石」ですなあ・・・
このソフトが出た当時の1994年、まだまだ Intel386SX が現役で頑張っていたんですな。 486 や Pentium はまだまだ高いということで、アメリカではまだまだ・・・だったのかもしれません。日本は高級志向というか、DOS/Vパソコン(通じるかな?)が出て普及しだした頃は、i486 か Pentium があたりまえ という風になりつつあったと記憶している。
当時、MPC規格(Multimedia PC)なるものが策定され、MPC1,MPC2まであったような・・・でも、それが策定されたときには、とっくに世のPC水準はそれをはるかに上まわって いたので、すでに無意味な規格になってしまったが、その当時のソフトのパッケージには、System Requirements として MPC のカラフルな文字が印刷されていた。
まあ、アメリカではこの程度は当たり前・・・が日本ではようやく「黒船来襲」でその旋風が来たものだから、このときのショックはでかかった。98とは文化が違うなあとあらためて感じたものである。
んで、このソフトの中身も凄かった。このソフトはもともと米VoyagerがMac用に1992年に出したソフト(CD Companion)をマイクロソフトがWindows用に出したもので、当時のマックはとっくにマルチメディアしてたわけだ。
Three Tone Poems CD Companion by Russell Steinberg
今はWindowsとMacでそれほど違いがあるわけではないだろうが、当時は「月とスッポン」だったのだろう。(いまだにマッ クを殆ど触ったことのないあたくし((C)お蝶夫人)には、マックを語る資格はないけどねえ)
Voyagerについては、下記の記事が参考になるかな・・・
Wired - The Teachings of Bob Stein By Amy Virshup
The cyberlord of Voyager is either the most far-out digital publishing visionary in the new world or the least effective businesman alive -- or both.
当時、Multimedia に夢を見たのだなあ・・・
おっと、肝心のR.Strauss については、とりあえず下記を見て下さいな。
・R.Strauss(Wikipedia)
・R.Strauss Online
・R.Strauss Institute
先へ進みましょう・・・
ちなみに、three tone poems とは「ドン=ファン」「ティル=オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」「死と変容」である。
さて、以前はこの古のエデュテイメントソフトをWin98SEマシンで動かしていましたが、今年初めにWinXP上の仮想マシン環境を整えて動かせるようになりました。Win98SEマシンは中古屋さんに引き取ってもらい、ジャンク扱いで販売され人手にわたってしまいました・・・骨までしゃぶり尽くすように使い切った・・・感じですな。
ま、それはともかく、早速 Multimedia Strauss の世界を探索しましょうか・・・
Windows3.1(英語版)用のソフトですが、日本語版のWindows98SEでも問題なく動くので、仮想マシン上でWin98SEを走らせて、その上でこのソフトを動かします。
ハードウェアは下記2種ノートPC+ワイヤレスUSBオーディオ
lenovo 3000 C100
Celeron 1.5GHz, 主記憶2GB
80GBHDD,XGA(1024×768), Windows XP Home SP3
EPSON Endeavor NJ2100
Celeron 2GHz, 主記憶2GB
HDD160GB,WXGA+(1440×900), Windows XP Pro SP3
USBワイヤレスオーディオアダプタ REX-Link2
これでPC音声をオーディオに飛ばします。
ソフトウェアは、Microsoft Virtual PC 2007(SP1) + Windows98 Second Edition + MagicISO Virtual CD/DVD-ROM
残念ながら、VMWare Player では CD-DA が再生出来なくて、結局 Virtual PC 2007(SP1) でやっとこさ動かせましたが・・・
ちなみに、Virtual PC の最新版は 2007(SP1) から Windows Virtual PC になってるんですな。このあたりはWikipediaに詳しいようです。2004(SP1) もまだダウンロード出来ますな・・・
2007(SP1) には、SP1用セキュリティ更新プログラム (KB969856) と SP1用修正プログラム ロールアップ パッケージ (2009 年 2 月 20 日) が 出ているので、早速パッチを当てました・・・最近見てなくて知りませんでしたが、それにしても分かりにくい・・・SP0?用のセキュリティ更新プログラム (KB969856) もあるので紛らわしくて・・・
2004(SP1) にも、セキュリティ更新プログラム (KB937986) と セキュリティ更新プログラム (KB969856) がでているな・・・
あと、Virtual PC 2007 の使い方 なんて動画サイトも見かけましたが・・・きりがないでこのあたりで・・・
MagicISO Virtual CD/DVD-ROM は、マルチセッションのCD-ROM(プログラム+CD-DA)も一つのイメージファイルに出来て、しかもそのイメージファイルを仮想ドライブとして 利用できる優れものです。こういうエデュテイメントソフトはCD-ROMの動作音が結構気になるのですが、イメージファイルにしてしまうことでそれも解消 できます。
では、スタート! ディスプレイ上ではこんな感じになります。
マック版はこんな感じ・・・
オープニング画面はチャプター選択となっており、画面の通り、
A Word from the Author
Pocket audio guide
Close reading
Master Orchestrator
Inside the Score
The Tone Poems
Pragmatic Romantic
Prankster's game
Bibliography
から見たいもの(聴きたいもの)を選択する。では、各チャプターをのぞいてみますか・・・まずは A WORD FROM THE AUTHOR から。
△About The Tone Poems(交響詩について)
△How to use this product(この製品の使用方法について)
のボタンをクリックすると、Russell Steinberg 氏自ら、シュトラウスの交響詩をバックに語りかける仕掛けだ。この音声はCD-DAではなく、WMP圧縮音声だろう。
ちなみにマック版だと、もっとシックなエッチング風で表れるのである。
Microsoft が Multimedia Strauss として出したこのシリーズ、元は Voyager が Mac 用に出した CD Companion Series "Richard Strauss - Three Tone Poems" をベースにしている。
製作当時はモノクロmacが殆どだったのか、モノクロ画面で作成されており、僕はこちらのほうが好きだ。退廃的な雰囲気がいいのだ。
残念ながらMacを持っていないし、Mac版のこのソフトもない。ただ、1995年にVoyagerがソフトウェアサンプラーとして販売していた、"Voyager presents V.2.0"でその雰囲気を知ることができるのみである。(続く)
著者の背後は、ある交響詩のワンシーンである・・・Audio Credits のボタンを押すと、使われた音源リストが出てくる。
Bibliography は、シュトラウス本人に関する情報が満載である。
さて、曲を聴きましょうか。まず Pocket audio guide でお手軽に楽曲を聴くことができる。
右:Pocket Audio Guide - Detail View of Death and Transfiguration
さらに突っ込んで聴きたければ、Close readingに進みましょう。
ちなみに、マック版は挿絵が出てくるようです。Win版では省かれてしまったようで惜しい・・・
Pragmatic Romantic では、シュトラウスの音楽が後生に与えた影響を実際の楽曲サンプルを聴ききつつ俯瞰出来ます。
Prankster's game ・・・楽曲の断片の当てっこ・・・神経衰弱ですな・・・
・・・とまあ、とにかく恐ろしく具だくさんのおもしろソフトで、これだけで半日は潰せそうな内容に溢れています。
もう今となってはこんなソフトは作れんでしょう・・・
Multimedia Strauss その6 ― 2009年02月23日 07時52分
右:Pocket Audio Guide - Detail View of Death and Transfiguration
Microsoft MULTIMEDIA STRAUSS
Three Tone Poems
An Illustrated, Interactive Musical Exploration
By Russell Steinberg with Voyager Company.
さて、古のエデュテイメントソフトを動かす仮想マシン環境も整ったので、Multimedia Strauss の探索を再開しましょうか・・・
Windows3.1(英語版)用のソフトですが、日本語版のWindows98SEでも問題なく動きます。ちなみに、動作環境は・・・
ハードウェアは下記2種ノートPC+ワイヤレスUSBオーディオ
lenovo 3000 C100
Celeron 1.5GHz, 主記憶2GB
80GBHDD,XGA(1024×768), Windows XP Home SP3
EPSON Endeavor NJ2100
Celeron 2GHz, 主記憶2GB
HDD160GB,WXGA+(1440×900), Windows XP Pro SP3
USBワイヤレスオーディオアダプタ REX-Link2
http://www.ratocsystems.com/products/subpage/rexlink2.html
これでPC音声をオーディオに飛ばします。
ソフトウェアは、Microsoft Virtual PC 2007 + Windows98 Second Edition + MagicISO Virtual CD/DVD-ROM
MagicISO Virtual CD/DVD-ROM
http://www.magiciso.com/tutorials/miso-magicdisc-overview.htm?=mdisc_hlp105
これは、マルチセッションのCD-ROM(プログラム+CD-DA)も一つのイメージファイルに出来て、しかもそのイメージファイルを仮想ドライブとして利用できる優れものです。こういうエデュテイメントソフトはCD-ROMの動作音が結構気になるのですが、イメージファイルにしてしまうことでそれも解消できます。
動作環境はこれくらいにしといて、とりあえず Multimedia Strauss のおさらいを・・・
Multimedia Strauss その1~その5
http://boukyaku.asablo.jp/blog/cat/multimedia/
今回は"Poket Audio Guide"を見てみましょう。Multimedia Strauss では R.Strauss の有名な交響詩を3曲取り上げています。
Don Juan「ドン=ファン」
Death and Transfiguration 「死と浄化」(「死と変容」が一般的ですが・・・)
Till Eurenspiegel「ティル=オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」
とりあえず、曲の全体構成を確認しながら曲を一通り聴きとおすのに良いかと。
あと、R.Strauss について・・・
R.Strauss(Wikipedia)
http://de.wikipedia.org/wiki/Richard_Strauss
R.Strauss Online
http://www.richardstrauss.at/html/index.html
R.Strauss Institute
http://www.richard-strauss-institut.de/
Voyager Company について・・・
Voyager Company
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Voyager_Company
Wired - The Teachings of Bob Stein By Amy Virshup
The cyberlord of Voyager is either the most far-out digital publishing visionary in the new world or the least effective businesman alive -- or both.
http://www.wired.com/wired/archive/4.07/stein_pr.html
(続く)
DOS用CPU Idle ソフトのまとめ ― 2009年02月23日 06時45分
レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その14
(VMWare Player編その13)
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/01/02/4039699
ゴルゴサーチでDOSIDLEを探してみました・・・
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/01/04/4041532
アサブロの編集画面で、カテゴリ検索が出来るといいんだけどな・・・要望出そうかしら・・・
では
レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その34(Virtual PC編その14) ― 2009年02月23日 06時36分
Windows98 Second Edition(以下 Windows98SE)は、Virtual PC 2007 が公式サポートするゲストOSであり、仮想マシン作成時のゲストOS選択メニューにもちゃんと登録されています。(下記参照)
レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その25
(Virtual PC編その5)
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/02/20/4130658
Win3.1とWin95は、インストールする際仮想マシンにゲストOSとして最低限 MS-DOS が入っている必要がありましたが、Windows98SE はその必要がありません。まっさらな仮想マシン上にインストールが出来るので楽です。
Windows98SEのインストールCD-ROMはブータブルなので、CD-ROM(物理、イメージのどちらでもO.K.)を入れてマシンを起動すればインストールが始まります。
インストール方法については VMWare Player でやったのとそう変わりませんのでここでは詳述しません。(下記参照)
レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その19-20
(VMWare Player編その18-19)
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/01/12/4054409
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/01/12/4054444
また、仮想マシンのウィンドウメニューからバーチャルマシン追加機能をインストールすれば、追加機能が素直にインストールされます。
バーチャルマシン追加機能インストールにより、仮想マシン用のCD-ROMドライバ・SVGA以上のフルカラー画面・ホストOSとのマウス移動が容易になる・・・等の機能が付加されるのはwin95の時と同じです。
ゲストOSの動きもWin95と同様、Virtual PC 2007 の方が VMWare Player よりも動きがきびきびしてます。VMWare Player では 音の途切れが耳につきますが、Virtual PC 2007 では殆ど感じられません。
CD-DA再生も同じです。Virtual PC 2007 はCD-DA再生でちゃんと音が出ますが、VMWare Player は残念ながら音が出ません。(ゲストOSがWindows2000,WindowsXPならまた話は別でしょうが・・・)
これで、WindowsXPでは動かせない、CD-DAを使う古のエデュテイメントソフトも Virtual PC 2007 上の Windows98SE で使えるようになりました。
Virtual PC 2007 の公式サポートゲストOSが Windows98SE 以上であることを考えると、Win3.1 や Win95 を使うより Win98SE を使うのが良さそうです。Win3.1 や Win95 で稼動するソフトはほとんどWin98SEで動きそうですし。
MS-DOS もとりあえず動きましたが、DOSのソフトはハード直叩きするのが殆どなので、DOS用のソフトが動くかどうかはなんとも・・・。ま、やってみるしかありませんな。DOSゲーム用に特化した DOSBoxというのもあるので、そちらを使うのも良いかも。(ちなみに、PC-9801系のDOSはまた別の世界なので・・・)
マイコミジャーナル
【コラム】OS X ハッキング!- 158 DOSBoxで古き良きメガデモを味わう
http://journal.mycom.co.jp/column/osx/158/index.html
DOSBox(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/DOSBox
DOSBox
http://www.dosbox.com/
Classic DOS Games
http://www.classicdosgames.com/index.html
Virtual PC と VMWare Player のどちらが良いか・・・はケース・バイ・ケースでなんともいえないでしょう。稼動させるプラットフォームの性能・ホストOS・ゲストOS・走らせたいアプリ・・・自分の目的と利用環境に合わせて選択するしかありませんね。やってみないとわかりませんが・・・。VMWare Player はそのバージョンにも依存しますから(下記ご参考に)
レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす
その6-7(VMWare Player編その5-6)
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/01/02/4039099
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/01/02/4039122
私の場合は、
・Win3.1時代の古のエデュテイメントソフトを動かしたい
・上記ソフトにCD-DAの再生は必須
・ホストの環境はエントリーモデルのノートPC+WindowsXPProSP3
という条件で色々試した結果、 Virutual PC 2007 + Windows98SE に落ち着いた・・・ということです。他にも沢山のフリーソフトやネット上の情報(正誤色とりどりですが)にもお世話になりました。
Virtual PC と VMWare Player の比較についてはこちらのサイトが大変参考になりました。
Micco's HomePage
http://www2.nsknet.or.jp/~micco/micindex.html
「いろいろ」→「VMWare のページ」
VMWare と Virutual PC の比較検討が参考になります。
ネット上の情報は玉石混交で、有用な情報や誤った情報(勘違いが多い)が入り混じっているので、その情報の判断は自分の判断次第ということになりますが、大いに助けられました。
これで、XPで動かないソフトもかなり動かせそうな感じです。昔のエデュテイメントソフトを色々動かしてみますかね・・・
DOSのソフトも、Virutual PC と VMWare Player の両方で色々試してみるつもりです。
一応これで、仮想マシンにレガシーOSを入れるシリーズ?も一区切り。ゲストOSとして WinMe,WinNT4, Win2k を試すつもりはありません。持ってないし、今のところ私にはその必要性も無いので・・・
今使っているノートPCが使えなくなり、新しいOS(Windowsとは限らない)しか使えなくなったら、仮想マシンでWindowsXPを使ったりして・・・(PAUSE)
レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その33(Virtual PC編その13) ― 2009年02月22日 18時23分
Windows95は、Virtual PC 2004 のDOS用バーチャルマシン追加機能を入れた Virtual PC 2007 の MS-DOS6.2/V仮想マシン(またまたややこしい説明やなあ・・・)に インストールしました。
インストール方法については VMWare Player でやったのとそう変わりません。Windows95をインストールした後にWindows95Plusをインストールまでは殆ど同じです。(下記参照)
レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その17~18
(VMWare Player編その16~17)
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/01/04/4041616
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/01/04/4041706
ただ、DOSに CPU Idle ソフトが導入されていると、インストール前のスキャンディスク の動きがもたつきます。ま、多少時間がかかる程度なのでほっといてもいいのですが、気になるようでしたら CPU Idle ソフトを外してから(Autoexec.bat で組み込んでいる場合はその行をrem 等でコメントアウトするといいでしょう)セットアップすると良いかと。
Windows 98SE セットアップのスキャンディスク部分で時間がかかる
http://support.microsoft.com/kb/185659/ja
で、一通りインストールが終わった後で、Virtual PC のWindows拡張機能をゲストOS(Windows95)に導入するわけですが、Virtual PC 2007 は ゲストOSとして Windows95 を公式にサポートしておらず、Virtual PC 2007 のバーチャルマシン追加機能も 残念ながら Windows95 に対応していません。ウィンドウメニューからバーチャルマシン追加機能をインストールしてもエラーが出て途中でストップしてしまいます。
ということで、Windows95 にも対応している Virtual PC 2004 のWindows用バーチャルマシン追加機能を仮想マシンのゲストOSに入れる必要があります。
Virtual PC 2004 のバーチャルマシン追加機能のインストールファイルの引っ張り出し方は下記に詳述しました。
レガシーOS&アプリを無料の仮想マシンで動かす その30
(Virtual PC編その10)
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/02/21/4133810
Virtual PC 2004 のWindows用バーチャルマシン追加機能が入った CD-ROMイメージ "VMAdditions.iso" を Windows95仮想マシンのウィンドウからマウント(ISOイメージのキャプチャ)すると、その追加機能が自動的にインストールされます。
バーチャルマシン追加機能インストールにより、仮想マシン用のCD-ROMドライバ・SVGA以上のフルカラー画面・ホストOSとのマウス移動が容易になる・・・等の機能が付加されます。(Autoexec.bat, Config.sys も書き換えられます)
ゲストOSがWindows95の場合、Virtual PC 2007 の方が VMWare Player よりも動きがきびきびしてます。VMWare Player では 音の途切れが耳につきますが、Virtual PC 2007 では殆ど感じられません。(これは私のマシン環境(エントリーモデルのノートPC)でのことで、他のマシンでは?ですが・・・)
あと、Virtual PC 2007 はCD-DA再生でちゃんと音が出ますが、VMWare Player は音が出ません。理由は良くわかりませんが、CD-DAを利用するエデュテイメントソフトを動かしたい私にとってこの差は大きいです。(続く)
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