Christmas with Eugene Ormandy and The Philadelphia Orchestra ― 2009年12月10日 06時00分
A Christmas Spectacular
THE GREATEST HITS OF CHRISTMAS
これが初発売のオリジナルアルバムとなります。まだ Living Stereo 時代の LSC番号がついています。曲目は下記の通り。
(SideA)
Joy to the world(1)
I'll be Home for Christmas(2)
Adeste Fideles(3)
It came upon the midnight clear(4)
We wish a merry christmas(1)
The christmas song(2)
Go tell it on the mountain(2)
(SideB)
Santa claus is comin' to town(2)
I wonder as I wander(3)
We three kings of orient are(4)
Carol of the bells(3)
Rudolph the red-nosed reindeer(2)
Good King Wenceslas(1)
Silent night(1)
All Song Arrangements by Arthur Harris
(1)The Philadelphia Orchestra and Chorus,
directed by Eugene Ormandy
(2)The Philadelphia Orchestra and Chorus,
directed by William Smith
(3)The Philadelphia Orchestra, directed by Eugene Ormandy
(4)The Philadelphia Orchestra Chorus,
directed by Robert Page
伝統的な曲はマエストロ・ジーンが振っていますが、ポップスのヒット曲は副指揮者の William Smith が振っています。まあ、ポップス・ヒット曲を19世紀の伝統を背負っているマエストロに振ってもらうのも酷な話なので、そういうことになったのでしょう。個人的には Smith が指揮している "I'll be Home for Christmas" や "The Christmas song" などがお気に入りなのですが・・・ハリスの編曲もなかなか聴かせますし、フィラデルフィアの豊かな弦セクションや輝かしいブラスの響きを楽しめます。
残念ながら、昨日取り上げたCD "Joy to the world" (BMG/RCA GOLD SEAL 6430-2-RG ) には彼の指揮している曲は除かれています。
CHRISTMAS with EUGENE ORMANDY
and THE PHILADELPHIA ORCHESTRA
こちらは、1981年の廉価盤Gold Seal再発盤。曲目はLSC-3326とまったく同じです。再発盤があるということは、まあ結構売れたんでしょうな。ジャケット表のデザインは初出よりも凝っていて出来が良く、後のCDアルバム (BMG/RCA GOLD SEAL 6430-2-RG )もこのデザインを使っています。
後のCDアルバム (BMG/RCA GOLD SEAL 6430-2-RG )はLPより遙かにいい音に仕上がっているので、未CD化の曲も含めてオリジナルの形でCD化して欲しいものだと切に願う次第。
現在ではこのようなフル・オーケストラ+コーラスを使ったこのような贅沢なクリスマス・アルバムを製作することはほぼ不可能なのですから、次回取り上げる(つもり)のVol.2も含めて完全な形でCD化して欲しいもんですワ・・・
それでは。
A Stunning Sound Spectacular, The Greatest Hits of Christmas, Volume2 ― 2009年12月10日 07時00分
The Greatests Hits of Christmas, A Christmas Spectacular
これは第2弾のこれは初出アルバムです。このジャケットデザインですが、第1弾のLSC-3326のジャケット写真をトリミングして体裁を整えただけ・・・というこれまた手抜きデザインとなっています。まあ、悪いデザインでは無いのですが、もっと手をかけて欲しいものです。演奏内容が素晴らしいだけ余計に残念に思えますな・・・曲目は下記の通り。
(SideA)
Hark! The Herald Angels Sing(1)
Away in a Manger(1)
God Rest Ye Merry, Gentlemen(2)
The Little Drummer Boy(1)
O Little Town of Tanenbaum(3)
Silver Bells(4)
Jingle Bells(2)
(SideB)
Deck the Halls(3)
White Christmas(2)
The First Noel(1)
Sleigh Ride(4)
What's Child is This?(1)
Angels We Have Heard On High(1)
Winter Wonderland(2)
14 All-Time Favorites Spectaculary Socred by Arthur Harris
(1)The Philadelphia Orchestra and Chorus
directed by Eugene Ormandy
(2)The Philadelphia Orchestra and Chorus
directed by William Smith
(3)The Philadelphia Orchestra Chorus
directed by Robert Page
(4)The Philadelphia Orchestra, directed by Eugene Ormandy
こちらも第1弾と同じく、伝統的な曲はマエストロ・ジーン、ポップス・ヒット曲は副指揮者の William Smith という割り振りになっています。こちらも残念ながら、Smithの振った演奏は、CD "Joy to the world" (BMG/RCA GOLD SEAL 6430-2-RG ) には収録されておらず、LPでしか聴けません。
A Stunning Sound Spectacular
The Greatest Hits of Christmas Volume2
14 All-time Favorites in Brilliant New Arrengments
こちらは初発売のLSC-3326の再発盤で、曲目はまったく同じです。初発売盤から1年後の再発盤ですが、どうもこの2つの盤はずっと併存していたような気がします・・・
表ジャケットのデザインはまあまあですが・・・
このLP、再発盤は中古で、初発売盤は未開封品で入手出来ました。なかなかいい音でまあ満足ですが、やはり内周トラックは音が荒れてビビリますし、やはり元のマスターからCD化して欲しいですね。特に冬は気温が下がるので、カートリッジダンパーが固くなり音が余計ビビリやすくなるのでねえ・・・若干針圧を重めにしても根本的な解決にはならないし・・・困ったもんです。
LPアルバム全般に言えることですが、A面・B面でそれぞれ曲の割り振りや順番が考えられており、やはりそれぞれの面の最初と最後はそれに相応しい曲を配置しているようです。B面の頭には気分をガラっと変えるような曲を持ってきたり・・・とか。CD時代には無くなってしまった楽しみの一つですな。手抜きジャケットでもやはりそれなりに楽しめますし・・・CDの手抜きブックレットは救いようがありませんが・・・
では。
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