DVD:Great American Orchestras2016年11月18日 06時00分

EuroArtsから面白いDVDボックスが発売されます。

--------------輸入元情報 ココカラ---------------
アメリカの5大オーケストラ、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、クリーヴランド管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団の演奏をまとめたDVDボックスが発売となります。指揮者も、オーマンディ、バーンスタイン、ショルティ、ブーレーズ、マゼール、バレンボイム、ヴェルザー=メストといった錚々たる顔ぶれが登場します。さらにソリスト陣も豪華で、ポルトガルの歌姫エリザベート・マトス、アメリカの名テノール、ケネス・リーゲル、20世紀を代表するヴァイオリニストの一人、イツァーク・パールマン、そして多彩な声で魅了するドイツのソプラノ、クリスティーネ・シェーファーの名が連なります。
 オーケストラを聴く醍醐味ここに極まれりといった黄金のアメリカン・サウンドを堪能することができる内容です。
----------------輸入元情報 ココマデ------------

オーマンディ&フィラデルフィアのホーム(音楽アカデミー:Academy of Music,Philadelphia)に於ける収録(1977年~1979年)のDVDが4枚含まれております。これは、2006年~2009年にかけてEuroArtsから発売されたDVD全4枚であり、他の演奏とも合わせて全11枚という、お買い得盤。

Euro Arts
Great American Orchestra
HMVタワレコ

なお、ここに収録されているコンサートは、この映像収録の為に、音楽アカデミーに聴衆を入れて、演奏・収録されたものであり、所謂「ライブ収録」とは異なるものです・・・

この Unitel Concert については、Coming to the Small Screen: Ormandy on Television をご覧下さい。では。

【備忘録】KLEMPERER in Philhadelphia, Live stereo recordings, 19622016年11月10日 06時34分

2016年9月23日、オーマンディ掲示板投稿より。---------------------------------
レコ芸2016年6月号「ヒストリック・リターンズ」の世界相場ひろ さんの記事で知った音源です。オーマンディ時代のフィラデルフィアを、クレンペラーが音楽アカデミーで指揮した1962年のステレオ・ライブ録音です。伊Memoriesで同一音源が出てますが、こちらの方が鮮明な音です。

Pristine Classical

●KLEMPERER in Philhadelphia, Volume 1
BACH Brandenburg Concerto No. 1 in F major, BWV 1046
Concert of 27 October 1962

BRAHMS Symphony No. 3 in F major, Op. 90
Concert of 3 November 1962

BEETHOVEN Egmont, Op. 84 - Overture
Concert of 27 October 1962

BEETHOVEN Symphony No. 3 in E-flat major, Op. 55 'Eroica'
Concert of 19 October 1962


●KLEMPERER in Philhadelphia, Volume 2
MOZART Symphony No. 41 in C major, K.551 'Jupiter'
Concert of 3 November 1962

BEETHOVEN Symphony No. 7 in A major, Op. 92
Concert of 3 November 1962

BEETHOVEN Symphony No. 6 in F major, Op. 68, 'Pastoral'
Concert of 19 October 1962

SCHUMANN Symphony No. 4 in D minor, Op. 120
Concert of 27 October 1962

今後も、オーマンディ時代のフィラデルフィアの、こうした素晴らしいライブ音源を良好な音源で出して欲しいですね。
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【備忘録】Eugene Ormandy - Orchestral Works(Artis 32CDs)2016年11月10日 06時31分

2016年3月20日 オーマンディ掲示板投稿より。
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オーマンディ&フィラデルフィアの32枚組CDが出るそうです。
タワレコHMV)
韓国Artis(Classical)というレーベルからのリリースとのこと。音源は米Columbia Masterworks時代のもの。Sony Classical からの正式ライセンスかどうかは不明。

曲目データを見る限り、著作隣接権切れの音源(1966年以前)のみですね。米RCA Red Seal時代(1968年~)のステレオ録音は含まれていないようですから。

面白いのは、ブラームスの2番(1953年)とかのモノラル録音が含まれていること。ステレオ録音は録音場所の記載がありますが、モノラル録音には記載無し。

なんとなく、音源の出所が想像できますが・・・まあ、興味のある方は如何でしょうか?
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タワレコ Sony Classical スペシャル・セレクション第10期2016年10月22日 12時30分

 今年のタワレコの「オーマンディ降臨」は無いのかな・・・なんて思っていましたが、どうしてどうして、興味深い企画・音源を引っ張り出してきましたね。

 ここ毎年のタワレコ"Sony Classical" スペシャル・セレクションによる、オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団の名盤リイッシューに、フィラデルフィア管弦楽団側も称賛を惜しまず「自分たちの歴史を現在に蘇らせる重要なプロジェクト」と認識しているそうです。今後も期待しましょう。

タワー・レコード "Sony Classical"
スペシャル・セレクション第10期 第2回 10タイトル
2016年11月14日発売


●SICC-2127(SMSOタワレコ)※世界初CD化曲有(8曲)
HORA STACCATO
ホラ・スタッカート~超絶のフィラデルフィア・ストリングス
「・・・1969年発売の「ホラ・スタッカート」は1966年と67年に録音された(当時の)新録音を中心として構成された日本未発売の1枚。「オーマンディ・サウンド」の根幹を担った弦楽セクションの魅力に焦点を当てたアルバム・・・」

●SICC-2128(SMSOタワレコ)
The Strings of The Philadelphia Orchestra.
G線上のアリア~超絶のフィラデルフィア・ストリングスVOL.2
「・・・P初期の1959年に発売されたオリジナルの小品集「フィラデルフィア管弦楽団の弦」。コレッリやモーツァルトなど、オーマンディとしては比較的珍しいレパートリーを収録・・・」

●SICC-2129(SMSOタワレコ) ※世界初CD化曲有
The Age of Elegance
ジ・エイジ・オブ・エレガンス~バロック名曲集
「・・・1971年発売の「ジ・エイジ・オブ・エレガンス~エアと舞曲の名曲集」は、ヘンデルからベートーヴェンにいたるバロック~古典派の美しい舞曲を集めたアルバムで、大半が1968年に録音されたもの。オーマンディらしくバロックの演奏様式にはこだわらず、格調高く優雅に描き出された音楽の表情が魅力的です。ハーティ版の「王宮」、オーマンディ版の「水上」をカップリング・・・」

※王宮の花火の音楽(ハーティ編)が漸くCD化。嬉しいことに、水上の音楽(オーマンディ編)も収録され、LP当時のカップリングが実現しました。

●SICC-2130(SMSOタワレコ) 2CDs ※世界初CD化曲有
The Glorious Sound of Christmas & The Christmas Festivals
きよしこの夜~グローリアス・サウンド・オブ・クリスマス
「・・・1962年に発売された「グローリアス・サウンド・オブ・クリスマス」は、オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団のコロンビア録音の中で最も売れたアルバムの一つ。楽団専属の編曲者アーサー・ハリスによって、フィラ管の豊麗なサウンドを最大限に生かした、豪華絢爛のクリスマス音楽を堪能することができます。この成功を受けて、2年後に珍しくニューヨークで録音された「クリスマス・フェスティヴァル」をカップリングし、さらにボーナス・トラックとして、極めて珍しいジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団のクリスマス曲2曲を追加・・・」

※長年CD化を待ち望んでいたクリスマス・アルバム(The Christmas Festivals)が、The Glorious Sound of Christma とのCD2枚組で登場とは嬉しいですねえ。こうなったら、RCA Red Sealのクリスマス・アルバム2枚もこういう形で是非CD化してもらいたいものです。

●SICC-2132(SMSOタワレコ) 2CDs
The Fantastic Philadelphians - 20 Stereo Spectaculars
ファンタスティック・フィラデルフィア・サウンド~史上最大の名曲集
「・・・「ファンタシティック・フィラデルフィアンズ」は、オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団がRCAに再移籍後、1970年代発売された3つの3枚組ボックス・セットの一つ。1970年代前半に録音された、19世紀後半から20世紀にかけてのショウピースを20曲集めたコンピレーションで、この3枚組の形では日本では未発売・・・」

※当時のシングルジャケットにLP3枚突っ込んだお得盤仕様のCD化。アメリカのバジェット盤はこういうのが多いんですなあ・・・

●SICC-2134(SMSOタワレコ) 2CDs
エルガー:エニグマ変奏曲
ヴォーン・ウィリアムス
タリス幻想曲/ディーリアス:夏の庭で、他
「・・・オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団のコロンビア録音の中で、極めて傑出した演奏でありながら、これまで日本で発売されなかったのが、エルガーとディーリアスのアルバムです(後者は作曲者生誕100年を記念して発売)。当2枚組は、その2人の作曲家のアルバムを軸に、フランチェスカッティとのウォルトンのヴァイオリン協奏曲、そして十八番だったヴォーン・ウィリアムズの2曲をカップリングしたもの・・・」

●SICC-2136(SMSOタワレコ)
A Johann Strauss Festival
J.シュトラウス2世:ウィンナ・ワルツ&ポルカ集
「・・・オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団のベストセラーの一つがJ.シュトラウスのワルツとポルカ集でした。当アルバムは、彼らがコロンビアに録音したウィンナ・ワルツとポルカのエッセンスを手軽に味わえる1枚・・・」

●SICC-2137(SMSOタワレコ)
Vivaldi:The Seasons & 4 Double Concertos
ヴィヴァルディ:四季&2つのヴァイオリンのための協奏曲
1959年と1960年に録音されたオーマンディのヴィヴァルディ録音2枚をカップリング。マリピエロの編曲によった「四季」は、バロック音楽のオーセンティシティよりも、フィラ管の充実したストリング・サウンドの魅力と凄さを伝えるアルバムで、名コンサートマスター、アンシェル・ブルシロウの非の打ちどころのないソロも聴きもの。オイストラフとスターンという名人2人を揃えた協奏曲4曲もまさに豪華そのもので、LP時代から名盤の誉れ高いアルバム

●SICC-2138(SMSOタワレコ)
TWO Favorite Guitar Concertos
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲/カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター協奏曲 ほか
「・・・20世紀最大のギタリスト、ジョン・ウィリアムスがオーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団とコラボレーションしたロドリーゴとカステルヌオーヴォ=テデスコは、ジョンにとってRCAからの3枚目のアルバムで、初の協奏曲録音。"フィラデルフィア管弦楽団のメンバー"とクジレットされている通り、通常よりは刈り込んだメンバーによっているが、オーケストラの巧さは驚くほど。・・・」

●SICC-2139(SMSOタワレコ)
Verdi:Requiem
ヴェルディ:レクイエム
ロッシーニ:スターバト・マーテル
「・・・オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団によるヴェルディ「レクイエム」は、1965年に珍しくニューヨークのマンハッタン・センターで収録されました。アマーラ、フォレスター、タッカー、ロンドンなど、当時の北米を代表する名歌手を揃え、ニュージャージー州のプリンストンにあるライダー大学の学生で構成されるウェストミンスター合唱団を起用して、ヴェルディが作品に託した熱いドラマを見事に描き出しています。オーマンディ唯一の録音としても貴重です。
 1965年録音のロッシーニ「スターバト・マーテル」は、1977年に47歳で早世したアメリカの名指揮者トーマス・シッパーズがコロンビアに残した最大の録音遺産の一つ。大編成のオケと合唱団を起用したスケールの大きなアンサンブルを見事に統御する手腕が聴きものです。・・・」

ま、とりあえずこんなところで・・・

200 Years of woodwinds featuring the Philadelphia Woodwind Quintet...2015年12月20日 23時30分

たまたま Youtube で興味深い映像を見かけました・・・

200 Years of woodwinds featuring the Philadelphia Woodwind Quintet playing Lefevre Quintet.
features Mason Jones Horn, Robert Cole Flute, Sol Schoenbach Bassoon, Anthony Gigliotti clarinet, John DeLancie Oboe. Interview with Marcel Tabetau.

200 Years of woodwinds featuring the Philadelphia Woodwind Quintet
features interview with Samual Barber,
followed by a performance of Summer music

Horn : Mason Jones
Flute : Robert Cole
Basson : Sol Schoenbach
Clarinet : Anthony Gigliotti
Oboe : John de Lancie

animated art by creative concepts
presented by Theodore A. Seder
Free Library of Philadelphia
Sound Engineering : Mort Toub , Gil Jaeger
Directed by William McCarter
Produced for the National Educational Television and Radio Center
By WHYY-TV

いやはや、とんでもない映像にたまげて観入ってしまいました・・・多言は無用ですな・・・興味のある方はどうぞ・・・

カツァリスとオーマンディ 1981年のEMIへのセッション録音と1982年のライブ映像2015年11月19日 06時00分

  1981年、カツァリスとオーマンディ&フィラデルフィア管はEMIにセッション録音をしてます。2006年にようやくオリジナル・アルバムの形でCD化されて、2006年5月にホームページに書きましたが・・・あれから結構な年月が経ってしまいました・・・

first recording of a "lost" concerto by Liszt, Katsaris & Ormandy
first recording of a "lost" concerto by Liszt
Cyprien Katsuaris
Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra
1981年 EMI録音(当時EMI所有のOld Metにて収録会場)
※オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団のセッション録音会場については「オーマンディ&フィラデルフィアの名録音を生み出した会場 フィラデルフィアのTown Hallについて」に書いたので、興味のある方はそちらをご覧ください。

 "first recording of a "lost" concerto by Liszt"と銘打ったこのアルバム、「リストの失われた協奏曲の初録音」(Liszt orch. Tchaikovsky : Concerto in the Hungarian Style)と「ピアノ職人マーク=アレンの第1号カスタムメイドピアノによる演奏」というのが目玉。さらに、当時新進気鋭ピアニストのカツァリスとオー マンディとフィラデルフィア管弦楽団のバックアップという、当時の米Angel/Capitolがかなり力を入れた企画だと思います。カップリングはリス トのハンガリー幻想曲(Hungarian Fantasia)でした。

 「マーク=アレン製」の特製ピアノ、第2作はチック=コリアが使っているとLPジャケットに記載されていますが、その後の展開はどうなっているんでしょうねえ・・・

 さて、カツァリスは以前、自身の演奏をリリースするPiano21というレーベルを持っていましたが(以前ブログに書きました)、最近そちらはやってないようで、今はPiano21Label(Youtube)で自身の演奏を公開しているようです。

その映像の中に、オーマンディ&フィラデルフィア管と共演した1982年のライブ映像がアップされていました。

Cyprien Katsaris, Philadelphia Orchestra/Ormandy
Legendary Liszt Concert


Liszt, Fantasia on Hungarian Folk Themes • Fantasie über ungarische Volksmelodien, S. 123.
Liszt / Tchaikovsky (Orch.), Concerto in the Hungarian Style • Konzert im ungarischen Stil, S. 714.
The Philadelphia Orchestra, Eugene Ormandy.
Live at the Mann Music Center, Philadelphia, on 17 June 1982; this concert was attended by more than 10,000 people.

会場は、フィラデルフィア管のかつてのホーム(Academy of Music,Philadelphia)ではなく、同じフィラデルフィアのthe Mann Music Centerです。

若かりしカツァリスと円熟したオーマンディ&フィラデルフィアの演奏を観る事が出来る貴重な映像ですね。では。

1929-1933年 電気吹き込み78回転録音盤 「偶発のステレオ」 再構築の試み2015年11月12日 07時00分

ACCIDENTAL STEREO - Reconstructed Recordings, 1929-1933 - Pristine Classical PASC422
Producer and Audio Restoration Engineer: Mark Obert-Thorn
Pitch stabilization, stereo synchronization and additional audio restoration: Andrew Rose

 ストコフスキとフィラデルフィア管弦楽団による演奏(Academy of Music, Philadelphia に於ける 1929年の収録)は、サン=サーンス「動物の謝肉祭」の一部とストラヴィンスキー「春の祭典」の一部。

 クーセヴィツキーとボストン交響楽団による演奏(Symphony Hall, Boston に於ける 1930年の収録)はチャイコフスキーの「悲愴」交響曲全曲(モノラル・ステレオ混在)とラヴェル「ボレロ」(モノラル・ステレオ混在)

 エルガー自作自演(オーケストラはBBC交響楽団)の「コケイン」序曲の一部(Abbey Road Studio No. 1, London に於ける 1933年の収録)

 Accidental Stereo は「偶発のステレオ」「偶然のステレオ」が適当な訳でしょうか?

 「実験的なステレオ」録音は1931年~32年のストコフスキ&フィラデルフィア管弦楽団のベル研究所による録音(Early Hi-Fi というLpでもリリースされています)が有名ですが、これは実験とはいえ「ステレオ」収録も目的の1つとして行われたもの。

 このリリースに収録されている演奏は、”「ステレオ」収録する意図は全く無かったものの、偶然にも「ステレオ」音源として世に遺された音源”というもの。

 電気を使わない「アコースティック吹き込み」録音から「電気吹き込み」に変わった1920年代前半・・・とは言え、まだまだ磁気テープは登場しておらず、78回転録音盤(ワックス・ディスク)に音を刻み込む、収録4分間はやり直しの効かないディスク録音の時代。その場でプレイ・バックが出来るわけでも無く、収録結果はテスト・プレスが出来るまで判断出来ない・・・。複数回録音して複数テイクのディスクを作るか、同時に複数のターン・テーブルを廻して複数のディスクを作るか・・・あるいはその両方の手法が採られていたことでしょう・・・

 多くの録音は、マイクを1本のみ立てて(或いは、複数のマイクを立てて1つのラインにミックス・・・したのかなあ?)複数回の演奏及び複数のターンテーブルを廻して収録していたようですが、中には複数のマイク(メインとバックアップ用)とターンテーブル(メイン・マイク用とバックアップ・マイク用)を用意し、それぞれのマイクがキャッチした異なる音を異なるターンテーブルでカッティングした・・・つまり、誰も意図も意識もしなかった「ステレオ収録」が結果として行われてしまった・・・ということで、このような録音を Accidental Stereo と言っているようです。

 この Accidental Stereo 、あるレコード収集家がその「可能性」に気が付いたが、この2つの音源をきちんと「ステレオ再生」するためには、「ディジタル信号処理技術」という「新技術」の登場と熟成を待たねばならなかったわけですが、ようやく最近になってそれがこのような形で出来るようになった・・・というわけですな。

 The recent development of Celemony’s Capstan pitch-stabilizing program, used in conjunction with phase alignment software, finally enables these problems to be solved with a degree of accuracy hitherto unattainable.

 マイクからディスクに至るまでの伝送特性の相違(位相・周波数特性等々・・・)、ピッチの不安定さ(定速回転の精度、プレス精度、中央穴のオフ・センター、遺されたディスクの経年変化による変形や反り・・・等々、所謂 Wow & flutter というヤツですな)を修正して、2つの音源の同期をきちんと取る為、「Celemony’s Capstan pitch-stabilizing program」に「phase alignment software」を組み合わせて、これまでに無い正確さで「偶然のステレオ」を「再構築」出来た・・・とのこと。

 さらに、これらの技術により、これまで Accidental Stereo では?と思われていた音源(ディスク)の中で、実は単なる同一マイク(又はライン)音源であったと判明したものもあったそうな。その判定もこれらの新技術が可能にしたとのこと。

 しかし、遺されたディスクの確保から、1つのステレオ音源に仕上げる労力は並大抵の事では無いでしょう。78rpm Guy である Mark Obert-Thorn 氏とスタッフの労力と成果には脱帽あるのみ・・・ですな。

 確かに、周波数レンジは然程広くありませんが、擬似ステレオとは次元の違う明瞭なステレオ効果に驚きました。ステレオとモノラルが混在する「悲愴」や「ボレロ」を聴くと、その差異をハッキリ認識できます。

興味のある方は如何でしょうか・・・んでは。

備忘録・・・1960年代、ストコフスキのフィラデルフィア管弦楽団 復帰演奏会ライブ録音2015年11月11日 06時40分

 備忘録として・・・ストコフスキフィラデルフィア管弦楽団復帰演奏会ライブ録音を纏めてみました・・・

 最初にこのPristine Classicalの音源を知ったのは、レコード芸術2013年6月号 特集「黄金のアメリカン・サウンド」の記事からです。相場ひろ氏による「レオポルド・ストコフスキー -黄金時代の音楽シーンに重要な足跡を残す」で紹介されていたものです。これを知ったときは驚きました。この記事では、Pristine Classicalの「ストコフスキのフィラデルフィア管弦団復帰演奏会」ライブアルバムが 2枚紹介(ブログ記事:その1その2)されていましたが、その後また1枚増え計3枚のアルバムがリリースされ、現在Pristine Classicalからダウンロード購入出来ます。

※ご参考:Pristine Classical からリリースされている オーマンディストコフスキーフィラデルフィア管弦楽団 アルバム(リンクをクリックして下さいな)

 また、同時に相場ひろ氏から、同じく復帰演奏会ライブがGuildストコフキのアルバム一覧)からCDリリースされていることも教えて頂きました。こちらも現在、計4枚がリリースされています。音源何れもEnno Riekena(The Leopold Stokowski Site)氏によるもの。

  かつて、「フィラデルフィア管弦楽団という天下の銘器は、ストコフスキーによってつくられ、オーマンディによってかき鳴らされる」と言われたらしいが、こ のアルバムでは「ストコフスキーからオーマンディにバトンタッチされ維持されてきたフィラデルフィア管弦楽団をストコフスキーがかき鳴らす」のを鮮明なステレオ録音で楽しむ事の出来る、歴史的且つ面白いアルバムと言えるでしょう。実に興味深い音源です。


Pristine Classical

STOKOWSKI in Philadelphia, 16 March 1962 - PASC372(ブログ)
Pristine Classical PASC372
 WEBERN Passacaglia, Op. 1
 SIBELIUS Symphony No. 4 in A minor, Op. 63
 DEBUSSY (arr. Stokowski) La Soirée dans Grenade
 MUSSORGSKY (arr. Stokowski) Pictures at an Exhibition

 Stokowski's Return to Philadelphia, 1960 - Pristine Classical PASC264 よりも更に音のふくよかさ、特に低音が増しているし、エコーも多めだ。マイク・セッティングが異なるのか、エコー用のマイクを増設したのか、或いは収録後にエコーを付加したのか・・・

 それはさておき、ストコフスキーが所有していた「放送録音を編集したコピーテープ」が音源とのことで、これまた実に鮮明なステレオ録音であり、多少のエコー付加があるとはいえ、Academy of Musicのデッドな音響の特徴が良く出ている。

 ストコフスキー編曲「展覧会の絵」を、ストコフスキーAcademy of Musicフィラデルフィア管弦楽団を指揮した明瞭なステレオ録音・・・これが貴重な歴史的な遺産でなくて何であろうか・・・全く、こんな超弩級の録音が出てくるとは夢のような話である。もっともっと、こういう埋もれている財宝を掘り起こしてもらわねば・・・


STOKOWSKI in Philadelphia, 17 December 1962 - PASC379(ブログ)
Pristine Classical PASC379
 WAGNER Prelude to Act 3 of Lohengrin
 BEETHOVEN Symphony No. 5 in C minor, Op. 67
 RAVEL (arr. Ravel) Alborada del Gracioso (from Miroirs)
 STRAVINSKY Petrushka Suite
<ENCORES>
 CLARKE (arr. Stokowski) Trumpet Prelude (Prince of Denmark's March) [notes/score]
 GOULD Guaracha
 RACHMANINOV (arr. Stokowski) Prelude in C sharp minor
 HAYDN Symphony No. 45 in F sharp minor, "Farewell": Finale from 4th mvt
<BONUS TRACK>
 REVUELTAS Sensemaya

 Stokowski's Return to Philadelphia, 1960 - Pristine Classical PASC264 はデッドなAcademy of Musicの雰囲気そのまま・・・という感じだが、前回のSTOKOWSKI in Philadelphia, 1962年3月16日 - Pristine Classicalと このアルバムは低音をブーストしてエコーも付加している感じだ。エコー用のマイクを増設したのか、或いは収録後にエコーを付加したのか・・・後者のような気がするが、嫌味は無い。テープの経年劣化と思われる音の崩れも多少あるが、明瞭なステレオ録音であり、リマスタリングに際して、「ノイズ除去のやりすぎ」で生気の無い音にしてしまう愚を犯していないのは有難い。

 それにしても、なんと愉快なコンサートだろうか・・・まったく、こんなコンサートを聴けたフィラデルフィアンが羨ましい・・・

Stokowski's Return to Philadelphia, 1960 - PASC264(ブログ)
Pristine Classical PASC264
 MOZART Marriage of Figaro - Overture
 DE FALLA El Amor Brujo
  Shirley Verrett-Carter, mezzo-soprano
 RESPIGHI The Pines of Rome
 SHOSTAKOVICH Symphony No. 5 in C minor, Op. 47

 1941年以来絶縁状態であったストコフスキーフィラデルフィア管弦楽団に客演指揮者として復帰したのが1960年、正に歴史的な復帰(Historical Return)演奏会ライブの1枚がこのアルバム。

 Wikipediaによると、1969年まで何回かフィラデルフィア管弦楽団を指揮したそうな・・・恐らく、その貴重な演奏は全てテープに録音されているハズ・・・WRTIフィラデルフィア管弦楽団 の倉庫からの蔵出しを期待したい・・・

 このアルバムは、ストコフスキー所有「放送録音テープのコピーテープ」とのことで、実に鮮明なステレオ録音であり、Academy of Musicのデッドな音響の特徴が良く出ている。

 コンサート後のストコフスキーのスピーチは会場の鮮明なステレオ録音と共に楽しめるおまけ付きである。50年以上前の歴史的な演奏会がこんな鮮明な音で聴けるとは驚きである。

  リマスタリングも実に旨くいっており、多少テープヒスを残しつつ、過度なノイズ除去を控えて、鮮明な音を蘇らせている。多少音が荒れっぽいが、これは年代 を考えれば仕方が無いと思うし、実に生々しい音が楽しめる。一部、テープ損傷と思われる音の崩れ(レスピーギの3曲目)が数秒あるが、鑑賞に支障は無い。

 放送局の解説より、フィラデルフィア管弦楽団の定期演奏会ライブであることは解るが、具体的な日時は不明。まあ、フィラデルフィア管弦楽団の演奏会記録を調べれば解るはずだが・・・



Guild

Leopold Stokowski - Gala Night at the Opera, 1962
Guild Histrical GHCD 2410

Guild GHCD2410 Leopold Stokowski - Gala Night at the Opera, 1962
Wagner : Rienzi Overture
Comments by Leopold Stokowski
Mozart : Le Nozze di Figaro: Non più andrai (George London)
Borodin : Prince Igor: No rest, no peace (George London)
Gounod : Faust: Vous qui faites l’endormie (George London)
Puccini : Tosca: Vissi d’arte (Birgit Nilsson)
Verdi : Aida, Act III: Ciel, mio padre (George London)
Wagner : Lohengrin, Act 1: Prelude
Wagner : Götterdämmerung, Final Scene: Brunnhilde’s Immolation (Birgit Nilsson)

Leopold Stokowski/The Philadelphia Orchestra
Academy of Music, Philadelphia, 20 January 1962, Stereo Broadcast
Master source : Recordings from the collection of Enno Riekena

 今年の夏にリリースされたアルバム。1962年、フィラデルフィア音楽アカデミーのガラ・コンサート ライブ録音です。ビルギッと・ニルソンとジョージ・ロンドンをソリストに迎えて、オペラの序曲や聴き所をストコフスキのアレンジ(当然、スコアにもストコフスキの手が入ってます)で楽しめるというもの。
 会場でのストコフスキのコメントも収録されています。マスタリングも、今回はノイズ除去控えめでまあまあの出来。
 オーマンディ時代のフィラデルフィアをストコフスキがかき鳴らす、歴史的な名演ではないでしょうか?


Stokowski - Mozart 1949-1969
Guild Historical GHCD 2405
ブログ
Guild GHCD2405
Leopold Stokowski/The Philadelphia Orchestra
Academy of Music, Philadelphia, 12 Feburuary 1960
Master source : Recordings from the collection of Enno Riekena

 モーツァルト「フィガロの結婚序曲」1曲のみであり、他は別のオーケストラの演奏。フィラデルフィアのファンにとってはちと残念?なリリースでもある。


Stokowski - Rimsky-Korsakov, Tchaikovsky 1962ブログ
Guild Historical GHCD 2403
Guild Historical GHCD2403 booklet
 Rimsky-Korsakov: Scheherazade
 Tchaikovsky: Romeo and Juliet
Leopold Stokowski/The Philadelphia Orchestra
Academy of Music, Philadelphia, 6 Feburuary 1962
Master source : Recordings from the collection of Enno Riekena

 音について、Scheherazadeはノイズ除去しすぎの弊害が出ているが、鑑賞に支障が出る程では無い。ノイズ込みよりこちらの方が良いという人もいるだろう・・・感性の問題でもあり難しいところ。Romeo and Juliet は私にとっては好ましい結果だ。Scheherazadeもこういう仕上がりであって欲しかった。

 肝心の演奏だが、両曲ともストコフスキが楽譜に手を加えており、所々で思わぬ音が飛び出したり、緩急自在、一瞬「え!」とビックリさせられたりしてなかなか面白い。


Stokowski - Brahms, Wagner 1960ブログ
Guild GHCD 2402
Guild GHCD2402
 Brahms:Symphony No.1
 Wagner:Symphonic Synthesis from ‘Tristan und Isolde’ - Love Music from Acts II and III (arr. Leopold Stokowski)
Leopold Stokowski/The Philadelphia Orchestra
Academy of Music, Philadelphia, 23 Feburuary 1960
Master source : Recordings from the collection of Enno Riekena

 ストコフスキの個性が明確に刻印された演奏。残念なのは、ヘッドホンで聴くと解るが、妙な周期的「シュワシュワ音」が付帯したり、弦セクションの音が妙にざらついたりしていて、音から精気が失われている所が散見?されること。りマスタリング時のノイズリダクション処理に於いて、ノイズ除去し過ぎた音源はこういった残念な結果になることが多い・・・まあ、テープの状態があまりよくなかったのだろうか・・・Pristine Classicalと比較してGuildはちとノイズ除去をやりすぎている感じがある。テープ雑音を敵視するあまり、完全に除去するのはちと考え物と思いますが如何でしょうか?

とりあえず、こんなところで・・・んでは。

昨年の タワー・レコード "Sony Classical" スペシャル・セレクション第8期Ⅱ について・・・2015年11月07日 09時50分

昨年度のタワー・レコード "Sony Classical"スペシャル・セレクション第8期 第II回について・・・

今年のタワーレコード "Sony Classical" スペシャル・セレクション第9期 第II回も好企画でしたが、昨年度のも、シューベルト「グレイト」・R.シュトラウス管弦楽曲集(ホルン協奏曲含む)という大物の初CD化及び久々再発売がありました。

さらに興味深いのは、Columbia Masterworks にてオーマンディ&フィラデルフィアのレコードの大半をプロデュースしたThomas Frost氏 による解説が付されるということ。

トーマス・フロスト
「あの素晴らしいフィアrデルフィア・サウンド」
その1~その4迄(4枚に分割されて掲載)

ワタシは、BMGファンハウス(BMGジャパン)による「オーマンディ&フィラデルフィアの芸術」シリーズのような「最近」のインタビュー(RCA Red Sealのプロデューサー、C.O'connell氏, M.Willcox氏, J.D.Sax氏 等のような・・・)を期待していたのですが、蓋を開けてみたら、1969年にリリースされたLp「Thet Philadelphia Sound」(Columbia Masterworks M2X786)の解説でした。

そういう意味では期待外れでしたが、これはこれで貴重な読み物であり、当時、オーマンディ&フィラデルフィアの録音がどのようなプロセスを経て生み出されていたかを確認できる、実に奥深い内容でした。

当時のLp解説、CD化の際に採録されることはあまり無いのですが、今読み返すと貴重な資料やら、当時の風潮やらが読み取れて、実に面白いのです。

ご参考
bach cantatas website:Thomas Frost (Arranger)
youtube:Thomas Frost & David Dubal, 12/18/81

そういえば、クラリネット奏者でもあり、Columbia Masterworks でオーマンディ&フィラデルフィアの録音も担当していた David Oppenheim氏は2007年に逝去され、同じく数多くの録音を行ったJohn McClure氏も昨年6月に逝去されたようで・・・

ご参考
John McClure Dies at 84; Produced Classic Records
By WILLIAM YARDLEYJUNE 24, 2014


Interview with John McClure on making records, Bruno Walter, Stravinsky, Bernstein, and others....
From: Rich S. <schiebel*nospam@xxxxxxxxxxxxx>
Date: Fri, 16 Nov 2007

※インタビューの中に、オーマンディに関する記述もちょっとあります。

改めて、オーマンディ時代を担ったプロデューサーであるThomas Frost氏のインタビューも期待したいですなあ・・・

以下、発売された盤の簡単な確認・・・

SONY CLASSICAL/SICC-1736タワレコ
シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」(1966年)&第4番「悲劇的」(1962年)
※「ザ・グレイト」は初CD化
※トーマス・フロスト「あの素晴らしいフィアrデルフィア・サウンド」その1掲載

SONY CLASSICAL/SICC-1737(2CDs)タワレコ
ベルリオーズ:幻想交響曲(1960年)&イタリアのハロルド(1965年)、イベール:寄港地他
※幻想交響曲はソニー初期CDと同じ「ローカット無し」を期待したが、残念ながら「低音カット」のエッセンシャル盤と同じリマスタリング音源のようで・・・残念ながら、まだまだ、ローカット無しの1985年のCD(52DC363/4  幻想交響曲、サンサーンス オルガン、死の舞踏)は手放せないなあ・・・

SONY CLASSICAL/SICC-1739タワレコ
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」(1966年LSO)&メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」(1963年)
※「新世界より」はマエストロ・ジーンには珍しくLSOを起用した録音。その理由についてはブックレットに詳述されているのでご覧下さいな・・・

SONY CLASSICAL/SICC-1740タワレコ
フランク:交響曲&交響的変奏曲(1961年)、ダンディ:フランス山人の歌による交響曲(1958年)
※トーマス・フロスト「あの素晴らしいフィアrデルフィア・サウンド」その2掲載
※ダンディは Mason Jones(IHSの紹介文Philly.com追悼記事) の切れの良いホルン・ソロが聴きモノ。

SONY CLASSICAL/SICC-1741タワレコ
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」(1962年)&動物の謝肉祭他(1966年)
※「オルガン付き」はソニー初期CD((52DC363/4  幻想交響曲、サンサーンス オルガン、死の舞踏)よりエッセンシャル盤の音が良かったです。初期CDはテープのサーフェイスノイズカットでエッセンシャル盤よりも音に精細を欠いていました。今回の音源はエッセンシャル盤と同一のようで一安心。

SONY CLASSICAL/SICC-1742タワレコ
ビゼー:カルメン(1958年)&アルルの女(1963年)、ポンキエルリ:時の踊り(1964年)
※トーマス・フロスト「あの素晴らしいフィアrデルフィア・サウンド」その3掲載
※カルメンは William Kincaid のフルート・ソロが聴きモノですな・・・

SONY CLASSICAL/SICC-1743(2CDs)タワレコ
R.シュトラウス:ツァラトストラはかく語りき、ドン・キホーテ&ドン・ファン他(「死と浄化」含む)
※「ドン・ファン」「ティル」「死と浄化」は1990年にCD化されて以来、久しぶりのCD再発売。

SONY CLASSICAL/SICC-1745(2CDs)タワレコ
R.シュトラウス:英雄の生涯、町人貴族&ばらの騎士組曲、ブルレスケ、ホルン協奏曲第1番
※「ホルン協奏曲第1番」は1980年代後半にCD化されて以来、久しぶりのCD再発売。Mason Jones(IHSの紹介文Philly.com追悼記事) のソロ。リヒャルトの2番の録音が無いのが悔やまれますなあ・・・ホント。

SONY CLASSICAL/SICC-1747タワレコ
はげ山の一夜~ロシア管弦楽曲名演集
※トーマス・フロスト「あの素晴らしいフィアrデルフィア・サウンド」その4掲載
※R=コルサコフ「クリスマス・イヴ」組曲の「ポロネーズ」なんて、うっとり聴き惚れてしまう名演ですなあ・・・かつて、こんなアンサンブルが存在したんですなあ・・・

SONY CLASSICAL/SICC-1748タワレコ
オルフ:カルミナ・ブラーナ&カトゥーリ・カルミナ
※「カルミナ・ブラーナ」と「カトゥーリ・カルミナ」が纏めてCD化されたのは今回が初めて。「カトゥーリ・カルミナ」は「カルミナ・ブラーナ」程知名度が無いから出しづらいので、これは絶妙なカップリングですな。

んでは。

Eugene Ormandy Conducts Sibelius2015年11月05日 21時00分

ソニーから Columbia Masterworks と RCA Red Seal のシベリウス・ステレオ録音を纏めたセットが出ました。

Eugene Ormandy Conducts SibeliusHMVタワレコ

今年は、シベリウス生誕150年&オーマンディ没後30年という
ダブル・アニヴァーサリーなんですね。

交響曲第1番・第2番・第5番・第7番は2種、ヴァイオリン協奏曲はスターン、ジョンソンの2種(オイストラフは見送り)

「フィンランディア」はコロンビア録音2種(モルモン・タバナクル合唱団との合唱付き版と通常のオーケストラ版)、RCA録音は1つ(合唱付き版予定で、通常オーケストラ版は見送り)

このシリーズは新たにリマスタリングをしてますので、音質がどうなるか興味深いところです。

RCA Red Seal録音のシベリウス2番はビクターのXRCDで劇的な音質向上がありましたが、今回はその音源は採用されず、新たにマスタリングしなおした音源のようです。以前に較べてフォルテの飽和は幾分改善されたようですが、ビクターのXRCDには及ばないようです・・・

ご参考まで・・・