SNOWFLAKES ARE DANCING ― 2010年01月01日 09時46分
新年早々、大雪に見舞われた方々は、本当にお疲れ様です。くれぐれもお気をつけ下さい。
名古屋も久しぶりの雪ですが、まあ、大したことはありません・・・
さて、今年の初聴きはコレですな・・・
The Newest Sound of Debussy - SNOWFLAKES ARE DANCING
Virtuoso electronic performances of Debussy's beautiful tone painting by TOMITA
犬は喜び庭駆け回り・・・って、訳にもいかぬが・・・
しょうがないので、ターンテーブル上でくるくる回ってもらおうか・・・
今年もこの Sided Dog の世話を焼くことになるのかな・・・
木々も・・・


「凄い雪ですね」
「そうだねえ」
「これからどちらへ?」
「家に帰るよ」
「じゃあ」(とティッシュを手渡される)「良いお年を」
「良いお年を、風邪ひくなよ・・・」
渡されたティッシュは水着エステのモノであった。商魂の逞しさにカンパイ!
ま、それはさておき、このLPはハイファイ堂で拿捕したモノ。ジャケット裏のTOMITAセンセイ、若いぜ~
この時、.5(ポイント・ファイヴ)シリーズ(と言って分かる人がいるやら・・・) の同じアルバムがあったのだが、ジャケット裏の若かりしTOMITAセンセイ に経緯を評して そちらは見送り・・・
そういえば、ハイファイ堂 は年末年始も営業しているなあ・・・今日は福袋 も用意しているという・・・大須観音 行った後にのぞいてみるかなあ・・・
ある正月の風景・・・ ― 2010年01月02日 20時15分


正月は提灯と舞台が合うぜ・・・



そういえば先月、昨年幕を閉じたスーパー一座の 原 智彦氏が、西尾劇場 で ダンス・ダンス・ダンス という面白い出し物をやっていたのだが、うっかりして行き損ねてしまった・・・またやってくんないかな・・・
閑話休題
腹が減ったので、久しぶりに大須のすがきや で昼飯を・・・コク旨ラーメンのセットを注文・・・そういや、最近すがきやラーメン食ってなかったなあ・・・

お年玉と籤をもらったが・・・

こちらのモールは正月雰囲気増量20%(大須商店街比)という感じかな・・・
屋台も負けちゃ?いね~ぜ・・・
参拝疲れにはちゃんと休憩を・・・

1月2日 アスナル金山にて・・・ ― 2010年01月03日 08時52分
なんかイベントやってますなあ・・・
賑やかそうですな・・・
ここは駐車場出入り口。ここのアナウンスは面白い。
「車が出庫します」
と言うのだ・・・? ま、歩行者が気が付けばいいんだけどね・・・
では。
Tink Tink - 珊瑚の子守唄 ― 2010年01月03日 09時43分
Tink Tink 珊瑚の子守唄
ポップ調の沖縄音楽か、沖縄音楽調ポップか・・・ま、そんなこたあどうでもいいワ・・・
漠然と 島唄 かいな・・・と思ったけど島唄 と 沖縄音楽 は違うようだ・・・俺は今まで特に区別せず聴いていたけど・・・
沖縄音楽 というと明るいポップ調の曲が良く流れているけど、昔のSP復刻盤とかを聴くと、結構暗くて短調の曲が多い気がする・・・ま、音楽学者じゃないからそういう分類は彼らに任せて、こっちは聴きたい物を聴くだけさ・・・
明るい基調の曲が5曲入っているから、ちょっと落ち込んでいる時に聴くと結構効くワ・・・
また名古屋に来たら聴きに行こう・・・んでは。
しゃかり 結まーる ― 2010年01月03日 10時25分
しゃかり 結まーる
この「結まーる」という曲は、日本青年会議所 第58回全国会員大会沖縄那覇大会テーマソング だそうな。(那覇青年会議所 もあるのねえ・・・) 琉球新報2009年10月20日の記事 が分かりやすいな・・・
結まーる もええ曲だけど、唐船ドーイ(10周年記念コンサートライブ)が威勢が良くてイイワ・・・この歌、2番以降は色々バリエーションがあるらしく、詳しく書いている人もいるようだ・・・以前書いた ビクターエンターテイメント盤 には 嘉手苅林昌 のライブが入っていて、こちらも凄い。6分以上収録されているが、終わる様子がなく仕方なくフェードアウトしているという・・・
やっぱり、こういう陽気な曲がエエな・・・
長岡鉄男の外盤A級セレクション(3)-221, Hundred Strings of Santoor ― 2010年01月03日 13時20分
Hundred Strings of Santoor - SHIVKUMAR SHARMA Live
Tabla : Zakir Hussain, Tamboura : Shefali Nag
長岡鉄男の外盤A級セレクション(1)(共同通信社) が1984年に出版されてから早25年・・・(2)が1985年、最後の(3)が1989年・・・
CDが世に出てLP滅亡を見越して(5)まで出版を考えられていたそうだが、(3)が大幅に遅れて出版前にもう手遅れで止めよう・・・というところをファンの熱心なリクエストで、(3)を出して終わり・・・という経過だったかな・・・
しかし、LPが消え去るよりも早くCDの方が消滅(というか再生不能)するかもしれないなあ・・・と最近思うようになった。物理的な寿命もCDはLP・SPに敵わないことが次第に明らかになってきたし。このことは以前ブログでも書きましたなあ・・・
ま、それはさておき、このディスクについて・・・本が出版された当時、既に入手困難なLPだったと思いますが・・・10年くらい前だったかな・・・秋葉原の石丸電気輸入レコード売り場で、この Chhanda Dhara のCDを大量に見つけて、喜んで買っていった記憶がありますなあ・・・
Chhanda Dhara はドイツ シュトゥットガルトにあるインド舞踏学校だそうだが、オフィシャルサイトは見つからなかった(探し方が悪いのかな・・・)
Santoor の SHIVKUMAR SHARMA と Tabla の Zakir Hussain については解説に記載があるが、Tamboura の Shefali Nag については何の記載もない。ただ、Prduced by Shefali Nag と記載されているので、彼女がプロデュースした音源ということだろうか・・・こんなリストもあるが・・・よ~わからん・・・
SHIVKUMAR SHARMA といえば、確かこれまた7~8年くらい前(だったかなあ・・・)に名古屋に来てコンサートをやった・・・この時はチケットも買ったんだけど、仕事が忙しくてすっかり忘れて気が付いた時は既にコンサートが終わっていたという・・・我ながらアホやなあ・・・
このCDは、Raga Mishra Khamaj(ミシュラ・カーマイというラーガ)で演奏されている。A級セレクションの解説によれば、7つの音を全て使う楽しくて明るいクラシカル・ムードのラーガだそうな。
トラックは2つ。たぶん、LPの片面がそのまま1トラックになっているのだろう。1トラックの終わりはフェードアウトしてしまう。その後、トラック2がフェードインして始まるのだ・・・
最初はゆったりとしたムードで始まるが、段々速くなってきて盛り上がり、所々で超絶技巧が炸裂しつつ超人的なスピードでラストへなだれ込む・・・というもの凄いパフォーマンスが聴ける。このCDをどこかで見かけたら、買って損はないでしょう。
フィラデルフィア管弦楽団の今年の来日、他 ― 2010年01月03日 18時36分
KAJIMOTO ワールド・オーケストラ・シリーズ 2010-2011
Aシリーズ 2010年4月27日(火)19:00 サントリーホール
指揮:シャルル・デュトワ
ストラヴィンスキー:バレエ 「火の鳥」、「春の祭典」
Bシリーズ 2010年4月28日(水)19:00 サントリーホール
指揮:シャルル・デュトワ、ピアノ: マルタ・アルゲリッチ
ベルリオーズ: 序曲「ローマの謝肉祭」、ラヴェル: ピアノ協奏曲
ラフマニノフ: 交響的舞曲、ラヴェル: ラ・ヴァルス
どちらも興味深い公演ではありますが・・・
あと、2010年の中国上海万博でも5月に公演があるんですな・・・
Beethoven Symphony no.6 "Pastorale" & no.7 , Riccard Muti & The Philadelphia Orchestra ― 2010年01月04日 12時32分
さて、久しぶりに Muti/Philadelphia のLPを引っ張り出しました。ブログでこのコンビの録音を取りあげるのは今回が初めてです。ホームページに以前書いた物があるのですが・・・
Beethoven Symphony no.7
Riccard Muti/The Philadelphia Orchestra
recorded at Met Church, Philadelphia, 1978
マエストロ・ジーンと政権交代?直前時期の収録です。この10年後にベートーヴェン交響曲全集(アメリカのオーケストラとして最初のベートーヴェン交響曲CD全集)を録音する訳ですが、この時期は他に田園交響曲を録音したのみです。この時期にベートーヴェンの交響曲全曲を収録する意図があったかどうかは、?ですな。
この録音は全集で再録音している曲なので、今後CD化される見込みは恐らく無いでしょう・・・が、まだオーマンディが音楽監督時代のフィラデルフィア管弦楽団と若手だったマエストロ・ムーティの貴重な録音でもあります。通常省略する繰り返しもきちんと演奏しているのは、原典主義者?ムーティ面目躍如・・・ということでしょうか。
フィラデルフィア管弦楽団も RCA Red Seal の専属から離れてマエストロ・ジーン と共に EMI と録音契約を結んだことにより、録音会場がそれまでの Scottish Rite Cathedral(旧Town Hall) から Old Met に移ったことにより、 "The new Philadelphia Sound" をLPジャケットに謳う共に、ライナー・ノーツにも録音会場の説明(右中央 四角で囲まれた部分)を加えています。 EMIとしても力を入れていたのでしょうね。
ちなみにレコードラベルは、切手タイプのニッパーマークと呼ばれる物です。年代からしてこれが初出レーベルでしょう。ちなみにこれより前の時期のラベル(「半円ニッパー」とか「セミサークル」、「ホワイト・ゴールド」)とかは結構値が張って評価も高いらしいですが、このラベルはその前のラベルより「音が良くない」という評価のようで、値もそれなり・・・みたいです。
英EMIのインナースリーブです。レコード取り扱いに関しての注意事項が記載されています。こういうのもお国柄や時代の変化が見て取れますな・・・
さて、続いては、昨年暮れも押し迫った頃、ハイファイ堂でバッタリ出会った、長年探していたレコードです。
Beethoven Symphony no.6 "Pastorale"
Riccard Muti/The Philadelphia Orchestra
recorded at Met Church, Philadelphia, 1978
後年の全集の影に隠れてしまい、殆ど語られることの無い録音ですが、前述の7番シンフォニーと同様、このLPの存在も知ってはいました。どうしても欲しい・・・という程ではないのですが、一度は聴いてみたいなあ・・・と気長に探していましたが・・・
たまたま寄ったハイファイ堂 レコード売り場で、たまたま補充された新入荷LPのなかにコレがあったのでびっくりしました。LPが向こうから目の前に現れたのですから・・・勿論捕獲?したのは言うまでもありません。こんなともあるんですなあ・・・
現在に至るまで・・・いや、今後もまずCD化される見込みのない録音ですが、これもオーマンディが音楽監督時代のフィラデルフィア管弦楽団と若手だったマエストロ・ムーティの貴重な録音であり、こちらもきちんと繰り返しが演奏されています。
演奏は奇を衒わず直球勝負・・・こちらも若々しい覇気に溢れた好演といえるでしょう。
解説は、武田明倫氏。「さわやかにしてドラマティックな・・・ -ムーティ・フィラデルフィアの≪田園≫-」がそのタイトルである。恐らく、オーマンディの音楽監督辞任とムーティの音楽監督就任が発表された後に書かれた物と思う。新しいコンビへ期待を寄せる・・・といった感じの解説である。
レコード・ラベルは、東芝EMIお馴染みのRecording Angel。もともと国内盤は海外盤より評価が低く、市場価格もかなり控えめなので、買う方としては有り難いことである。このLPはコンディションも良く音もまずまずだ。
Dancing Violins - Rudy Risavy & His Dancing Violins ― 2010年01月04日 18時07分
DANCING VIOLINS, Rudy Risavy & His Dancing Violins
このレコード、演奏者のプロフィール・曲目解説皆無。ジャケット裏は他のLPのカタログである。
Distributed in Canada by London Records of Canada Ltd. とあり、カナダのロンドン・レコード(英DECCA)がプレス・販売していたのだろう。確か、独TELEFUNKEN と 英DECCA は昔提携していて、今のTELDEC レーベル は TELEFUNKEN と DECCA の頭文字を組み合わせた名前だと聞いたことがある。
ちなみに、日本のキング・レコード のロゴは TELEFUNKEN をお手本にしている。これも歴史だなあ・・・
ステレオ盤なのに、どうみても コンスタント・ピッチのカットに見えるし、レーベル周りのエンドレス溝もモノラルLPに多い同心円でないカットである・・・古いカッティング・マシンをステレオ仕様に改造したのだろうか・・・謎めいたLPである。
曲と演奏は、タイトル通り、ヴァイオリンならではのポルタメントを聴かせたソロヴァイオリンとバックのオケの掛け合いがとっても楽しい仕上がりとなっている。
ムード音楽好きは買って損は無いLP・・・かもしれない。
Percy Faith Plays Romantic Music ― 2010年01月04日 18時25分
ジャケット中央には Percy Faith の略歴が記載されている。1908年カナダトロント生まれ。トロント音楽院でヴァイオリンとピアノを学び、1934年にアレンジャー兼指揮者としてCBSに入社。1940年にアメリカに移住(かな、国籍も取得したのか・・・) だそうな。
このジャケットに記載されているPercy Faithの他のアルバムは・・・
CL 6225(45EP, Sets B-1692, B-1693) Music from Hollywood
CL 6242(45EP, Sets B-332) Carefree Rythms
CL 6214(45EP, Sets B-305) Carnival Rythms
CL 6203(45EP, Sets B-292) Fasccinating Rythms
Paul Weston もありますな・・・
CL 527 Mood Music by Paul Weston
CL 528 Dream Time Music by Paul Weston
CL 535 A Ray Martin Pop Concert(これは Paul Weston じゃないな・・・)
これも興味深いアルバムですな・・・
このアルバムは1950年代のテープ録音と思うが・・・米コロムビアらしい、オフ気味のウェットバランスな仕上がりの音だ。
このLPは赤ラベルのフラット盤。盤の状態はまずまずで、フラット盤にしてはノイズも少ない。米Columbia のポップス(CL,CS番号)盤は赤い色のラベルが特徴で、これは6eyes盤も同じ。2eyes盤の赤盤は見たことはないが・・・
Percy Faith の音源は Oldies.com が積極的にCD化 しているし、 NMLでも結構タイトル(Percy Faith, His Orchestra があるようだ・・・また、「ムード・ミュージックの楽しみ」 でもかなり扱っているようで、手軽に聴けるのは有り難い。これだけの音源のLPを集めて聴くのは大変だからねえ。
この当時の音源はもっと見直されてもいいと思うよ・・・では。
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