Stravinsky : Petrushka Suite ― 2009年12月13日 13時46分
Igor Stravinsky
Suite from "The Fire Bird"(1919 Version?, rec. 1967)
Suite from "Petrushka"(Original 1911 Orchestration Version, rec. March 23,1964)
Eugene Ormandy & The Philadelphia Orchestra.
"Petrushka" Originally released as Columbia MS6746(LP)
"Petrushka" also available on CD as Sony Classical Essential Classics SBK 47664(amazon.com)
このLPは、既にMS6746として発売された「ペトルーシュカ」とRCA移籍前の駆け込み録音と思われる「火の鳥」を組み合わせて1972年に発売されたものでしょう。「火の鳥」はこのLPが初出のようです。
「ペトルーシュカ」はCD化(SBK 47664)されていますが、「火の鳥」は残念ながらCD化されておりません。「火の鳥」も素晴らしい演奏なので惜しいことです。
「ペトルーシュカ」のCDには「火の鳥」がカップリングされていますが、演奏はセル&クリーヴランド管弦楽団です。これはこれで良い演奏ですが、やはりファンとしてはオーマンディとフィラデルフィアの演奏を組み合わせて欲しいです・・・が、セルのファンも同じような事を考えていらっしゃるかもしれませんね。
この「ペトルーシュカ」は組曲版とありますが、通常演奏される1947年版(3管編成)ではなく、1911年初版(4管編成)の抜粋版です。LPの解説は下記の通り。
In 1946, the composer rescored Petrushka for a smaller Orchestra, with radically altered instrumentation. The suite performed here by Eugene Ormandy and the Philadelphia Orchestra is made up of excerpts from original 1911 orchestration. It includes the complete first and second scenes, the Dance of the Ballerina, the Waltz and the Quarrel of the third scene.The last scene is represented by its opening music, the dances and The Maskers episode.
- from Columbia M31362 LP Notes.
録音当時は、初版の演奏というのが「売り」になったのでしょうか?どちらの版が良いかは聴いて判断するしかありませんが・・・。
こちらはCDです。
それにしても「火の鳥」をCD化して欲しいなあ・・・あれ、肝心のペトルーシュカの演奏について書き忘れてしまった・・・ま、私が一々駄弁を弄する必要はありませんな・・・では。
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