オーディオチェックレコードのすべて 誠文堂新光社 1976年2010年01月31日 19時00分

もう30年以上前の本ですな・・・

無線と実験別冊 オーディオチェックレコードのすべて 誠文堂新光社 1976
無線と実験別冊 オーディオ・チェックレコードのすべて
誠文堂新光社 1976年

大須ハイファイ堂でたまたまこの本を見かけて、見せてもらったら面白かったので、「これ、買えますか?」と聞いたのだが、残念ながらスタッフが資料として使っているものでお売りできないとのことであった・・・ま、そりゃそーだ。スタッフのカウンターの本棚にあった本だからねえ。

本のタイトルをメモさせてもらい、ネット上で探したら、yahooのオークションに出ていたのを見つけたので、すぐ入札、1週間後に最低価格で落札。まあまあの費用で入手出来た。良かった良かった・・・

内容はタイトル通り、当時発売されていたオーディオ・チェックレコードがメインだが、所謂チェックレコードだけではなく、オープン・リール・テープのソースや、4chレコード、ダイレクト・カッティング・レコードなども、聴き所や、どうチェックに使うか・・・という使いこなしについてもかなり突っ込んだ記事が満載である。当時の録音風景や、ディスクのカッティング・プレス工程のカラー写真が掲載されていて、ざっと眺めるだけでも楽しい。

この本に掲載されているテスト・レコードは数枚手元にある。新品で買ったり、中古で入手したり・・・なんか昔を想い出してしまうぜ・・・

さて、この本の「チェック/デモ・ディスクの紹介」の「クラシック・ディスク(2ch/モノーラル)-和田則彦」にて、オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団のディスクが2枚、取り上げられている。米Columbia録音の「幻想交響曲」(CBS/SONY SOCT-8)と「オルガン交響曲」(CBS/SONY SOCT-21)である。これは、CBS/SONY オーマンディ 音の饗宴1300 のディスクでもある。

和田氏によれば、このCBS/SONY オーマンディ 音の饗宴1300 盤ではなく、旧盤(「幻想交響曲」はCBS/SONY SONW-20095~6、又は SOCF-22003、「オルガン交響曲」はCBS/SONY SONW-20095~6、又は SOCF-220014)のディスクの方が、より低音がハイレベルでカットされている・・・とのこと。その理由は・・・

「・・・SX-68 導入の頃から CBSソニー静岡工場に”悪乗りカッティングの巨匠”がいて、米CBSからのマスター・テープに低域を減衰させてカッティングするよう補正カーヴの指定があったのを、あえてそのまま切ってのけたという神話がある。・・・(これらの盤は当時の)大賀社長も自邸装置のデモ盤に採用しておられるほどの木目状重低音音溝だ。
 勿論現役SOCT(CBS/SONY オーマンディ 音の饗宴1300)も”直った”とはいえ、他録音の追随を許さぬが・・・。」

この話の真偽の程は今となっては?だが、なかなか興味深い話ではある。手持ちのCBS/SONY SOCT-8 と SOCT-21の溝を見ると、確かに結構キツイ溝がカットされているような感じもするし、低音の量感もなかなかのものだ。あとでCDも一緒に、ゆっくり聴いてみよう。

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お終いは、雑誌裏の広告を。昔FMで「ステレオ トリオ~」の朝7時の時報を良く聴いたモンである。昔はトリオ・レコードなんてあったんだけどねえ。

ま、昔話はこの辺で・・・

コメント

_ 横田 ― 2010年09月25日 12時35分

音の饗宴では、ボロディンの中央アジアの草原が印象に残っています。
強奏で針が飛びました。
今でもこの曲をきくと、ここで身構えてしまいます。
だだ多分CDにまだなっていないと思いますが。

_ りん ― 2010年09月27日 07時37分

おはようございます。

オーマンディ/フィラデルフィアの「中央アジアの草原にて」はCD化されていないんですね。手持ちのCDを探してみましたが・・・ないですね。こんな名曲がCD化されていないとは意外です。

残念ながらLP(音の饗宴)も無いので、どんな音・演奏かを確認出来ないのが残念ですが、強奏で針飛びする程のハイレベルカッティングだったのでしょうか・・・

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