オーマンディ 音の饗宴1300 「ハーリー・ヤーノシュ」&「キージェ中尉」2009年07月25日 20時15分

オーマンディ 音の饗宴1300 「ハーリー・ヤーノシュ」&「キージェ中尉」
CBS/SONY オーマンディ 音の饗宴1300 Vol.32 13AC132
コダーイ:ハーリ・ヤーノシュ、プロコフィエフ:キージェ中尉

西暦2199年・・・

古代進 「沖田艦長!」
沖田艦長 「古代!」
古代進 「ハーリ・ヤーノシュ!」
沖田艦長 「コダーイ・・・」
(C)2009 shinchan

ガミラス帝国の侵略により遊星爆弾による無差別攻撃を受けていた地球から、放射能除去装置「コスモクリーナーD」を受け取りに一路地球からイスカンダルへ航行を続けていた宇宙戦艦ヤマトの艦橋で、二人がこのような会話をしていたかどうか、西暦1967年に世を去った コダーイ・ゾルターン は知るよしもなかった・・・

宇宙戦艦ヤマト(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%88%A6%E8%89%A6%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%88

コダーイ・ゾルターン(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%A4

古代進(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E9%80%B2

ハーリ・ヤーノシュ(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/H%C3%A1ry_J%C3%A1nos

h-ongendo1964 組曲「ハーリ・ヤーノシュ」
http://h-ongendo1964annex.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_7fbc.html

ヤマハ 音楽日めくり 10月16日
ハンガリーの作曲家、コダーイの歌劇『ハーリ・ヤーノシュ』初演(1926)
http://www.yamaha.co.jp/himekuri/view.php?ymd=20001016

プロコフィエフの「キージェ中尉」との組み合わせで発売されることのが多いこの曲、「オーマンディ 音の饗宴1300」も例外ではなかった・・・

セルゲイ・プロコフィエフ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A8%E3%83%95

キージェ中尉(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E4%B8%AD%E5%B0%89

コダーイ と言えば古代・・・ではなくて、 我らがマエストロ・ジーンが音楽を学んだ ブダペスト王立音楽院(現在の リスト音楽院)とも関わり合いが深い・・・

Franz Liszt Academy of Music(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Franz_Liszt_Academy_of_Music

リスト音楽院(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E9%99%A2

フィラデルフィア管弦楽団のかつてのホームグランドも Academy of Music というのもなにか因縁めいている。

Academy of Music of Philadelphia(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Academy_of_Music_%28Philadelphia%29

マエストロ・ジーンが音楽を学んだイェネー・フバイ も ブダペスト王立音楽院 の教授をしていたっけ・・・バルトークもそうだな・・・

イェネー・フバイ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%90%E3%82%A4

バルトーク・ベーラ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%A9

当時の音楽院については、ゲオルク・ショルティ が自伝の中で生き生きと描写しており、これは必読。

ゲオルク・ショルティ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3

ショルティ自伝
ゲオルグ・ショルティ 著 /木村博江 訳 草思社
http://www.soshisha.com/book_search/detail/1_0853.html

マエストロ・ジーン や ショルティ が在籍した頃の ブダペスト王立音楽院 は、 ショルティ の自伝によれば、 フバイ、ドホナーニ、ヴァイネル、バルトーク、コダーイ・・・といった、当時の音楽史の一端を担った凄い面子が揃っていたわけで、つくづく、マエストロが自伝を残さなかったことが悔やまれる・・・

レオ・ヴェイネル(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%8D%E3%83%AB

エルンスト・フォン・ドホナーニ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%9B%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%8B

指揮者も・・・

ドラーティ・アンタル(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB

フリッツ・ライナー(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%84%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC

この人は音楽院とはあまり関係ないようだけど、やはりハンガリー出身だ・・・

ジョージ・セル(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%AB

ヤン坊マー坊 もびっくり!ナクソスでピアノなんでもござれの イェネ・ヤンドー もハンガリーの人だったなあ・・・

ナクソス
http://ml.naxos.jp/

イェネ・ヤンドー(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%BB%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BC

ヤン坊マー坊天気予報(wikipedia)
http://www.yanbohmarboh.jp/tenki/index.html

おっと、ハーリー・ヤーノシュのように大風呂敷ばかり広げていては先に進まん・・・こりゃ失礼!

1975年のRCA録音はCD化されたが、この1961年のコロムビア録音は未だにCD化されていないようで、聴きたければLPを探すしかない。「キージェ中尉」はRCA・コロムビアの両方のステレオ録音がCD化されたが、コロムビア録音のCDは未だお目にかかれていない・・・ということで、手軽に聴けるこの「オーマンディ 音の饗宴1300」盤はまだまだ探す価値がある。曲目解説も充実しているし。

スケールの大きさは後年のRCA録音には及ばないものの、埋もれたままにしておくには惜しい好演である。「ハーリー・ヤーノシュ」&「キージェ中尉」というゴールデン・カップリングでCD化してくれんかのう・・・

西暦2199年まであとまだ190年あるから、それまでには・・・ガミラスが侵略する以前の問題だな・・・俺ももうこの世におらんよ・・・

なんかハンガリーの話題ばっかでプロコフィエフ大先生には申し訳ないが、まあ仕方ないな・・・腹も減ってきたし・・・んでは。

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