Together for the First Time! The Virtuoso Brass of Three Great Orchestras.2009年08月26日 05時11分

The Antiphinal Music of Gabrieli - LP & CD
CBS/SONY SONC10056 (LP)
米Sony Classical Masterworks Heritage MHK62353 (P)(C)1996(CD)

Together for the First Time!
The Virtuoso Brass of Three Great Orchestras Performing
the Antiphonal Music of GABRIELI.

The Philadelphia Brass Ensemble,The Cleveland Brass Ensemble
& The Chicago Brass Ensemble

Originally released as 米Columbia Masterworks MS7209

also available on CDs
-米Sony Classical Masterworks Heritage MHK62353 (P)(C)1996
-日Sony Classical SRCR1645(1996年発売)
-米CBS(Sony Classical?) Great Performances SK92754(2005年)

also available on SACDs
-日Sony Classical SRGR-750(2001年発売)
-米Sony Classical Sony Classical Super Audio SS 89173(2000年)

Abe Torchinsky氏の訃報を聞いて、このLPを引っ張り出しました。Masterworks Heritage のCDを持っていたにもかかわらず、このLPも中古屋さんで見かけて買いました。500円くらいだったかな?

ダブルジャケットLPで、8ページに及ぶ解説が付いてます。プロデューサー Andrew Kazdin によるアルバム製作の苦労話(オリジナル盤MS7209 ライナーノーツの訳でしょう)、奏者達について(こちらはあっさり)、ガブリエーリとその作品については歴史的背景から旋法・譜例と詳細な曲目解説が付いています。

現在のCDアルバム製作では、これほど手間をかけた贅沢な解説はつけられないでしょう・・・ネットで手軽に情報が入手出来る時代でも、こういう解説は貴重ですな。

ジョヴァンニ・ガブリエーリ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AA

このLPは、アメリカ・日本双方でCD化されていますが、お薦めは アメリカ Masterworks Heritage盤(MHK62353)でしょう。LPジャケット写真は幾分ぼやけていますが、このCDの写真は鮮明で、奏者の姿もくっきりとしてます。ネガから起こしたのでしょう。

また、当時のLPジャケットやセッション時の写真、Abe Torchinsky氏 による回想等々・・・もう、これほど手間と費用かけたCDアルバムは現在では製作不可能に近いことを考えると実に貴重です。SACDも同じジャケットデザインで出ているようですが、Masterworks Heritage盤 と同じ詳細な解説が付いているかどうか・・・

まだ、アマゾン・HMV・タワーで入手出来るようです。特にアマゾンは安い・・・

Masterworks Heritage盤(MHK62353)
-HMV
http://www.hmv.co.jp/product/detail/110784
-amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/Antiphonal-Music-Gabrieli-Girolamo-Frescobaldi/dp/B0000029PE/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1251227889&sr=1-1

国内盤CD(SRCR1645)
-HMV
http://www.hmv.co.jp/product/detail/860657
-amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AC%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%81%AE%E9%A5%97%E5%AE%B4-%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E5%8F%B2/dp/B00005G7QZ/ref=pd_sim_m_1

国内盤SACD(SRCR1645)
-タワー
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=659184&GOODS_SORT_CD=102

この盤については下記に書いたの、で宜しかったらそちらもご覧下さい。

The Fabulous Philadelphia Orchestra
under Brilliant direction of Eugene Ormandy.
http://www.ne.jp/asahi/tron/music/EugeneOrmandy.htm
→Brass, Choir and The Glorious Sounds of Christmas
http://www.ne.jp/asahi/tron/music/BrassAndChristmas.htm
→A Sound Spectacular! The Antiphonal Music Of GABRIELI.

・・・それにしても、音楽を聴くのに物理的なアルバムが無いと物足りない・・・という、最後の世代になりそうですな、私は・・・では。

オーマンディ/フィラデルフィアのすべて (日本コロムビア 1967年3月)2009年08月12日 08時18分

日本コロムビア:オーマンディ/フィラデルフィアのすべて
オーマンディ/フィラデルフィアのすべて
フィラデルフィア管弦楽団協会編プレスブックによる
上野一郎・訳 編(日本コロムビア洋楽部)
(日本コロムビア 1967年3月)非売品

この本も10年以上探してましたなあ・・・じつは昨日郵送で届いたばかりなのです。ヤフーのオークションで出品されているのをたまたま見かけて入札・・・運良くそのまま最低価格で落札出来ました。

1967年の初来日にあわせて企画・作成された190ページの非売品冊子。関係者や特典品として配布されたのでしょうか・・・近所の図書館にも収蔵されているので、図書館にも配られたのでしょうか?

前書きによれば、この冊子の主たる内容は、

「・・・フィラデルフィア管弦楽団協会が編纂した、1965-1966年のシーズン用プレス・ブックによっておりますが、その全文の他に、海外の雑誌・書籍から、フィラデルフィア管弦楽団とユージン=オーマンディに関する、興味ある記事を集めて訳出し、それらを総合して、うちとそとからその全貌をまあすとこなく伝えうるよう、つとめました。・・・・」

であり、1968年にColumbia から RCA Red Seal に移籍する少し前迄の状況が分かる、オーマンディ・ファンにとっては貴重な資料とも言えるでしょう。

皮肉なことにこの本刊行の1年後、オーマンディ・フィラデルフィアはRCA Red Seal に移籍してしまい、さらにその1年後に日本コロムビアと米コロムビアとの契約もCBS/SONYに移ってしまったため、日本では、オーマンディ・フィラデルフィアの音源は日本コロムビアからは出なくなってしまいます。

日本コロムビアは、それに先立つ1962年、英コロムビア(英EMI)との契約も失ってしまい、海外2大レーベルの原盤供給を失ったため、国内とヨーロッパの独自録音に活路を見いだすことになります。

今でも、日本コロムビア発売の米コロムビア原盤のLPを中古屋でみかけます。オーマンディ・フィラデルフィアのモノラル盤やステレオ初期のLPや10インチ盤などです。

その日本コロムビアも、今は コロムビア・ミュージック・エンターテイメント になってしまいましたが・・・

コロムビアミュージックエンタテインメント(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%A0%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88

ソニー・ミュージックエンタテインメント(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88

では。

ウィーンの森の物語・・・ヨハン=シュトラウス ワルツ・コンサート2009年08月08日 11時30分

CBS/SONY SOCL-1067
CBS/SONY BEST CLASSICS 150, SOCL-1067
Tales from the Vienna Woods - Johann Strauss Concert
Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra

Tales from the Vienna Woods, The Blue Danube,
Roses from the South, Voice of Spring, Emperor Waltz
Vienna Blood, Wine, Woman and Song

CBS/SONY 1975年に発売した BEST CLASSICS 150 の一枚。ベスト盤といっても、ジャケットそのものはオリジナルデザインのままで、上から被せる帯(キャップ?)にBEST CLASSICS 150 の何番目とか書いていたのだろう。

全150枚の概要を知るための音のカタログLP(第3巻まである)を1枚500円で配布している。今ならネットで調べて聴けるけど、この時代はこんな感じだったのだなあ・・・

ジャケットは、バルでデビューした美女を口説いている貴族の若造・・・だろうか?ジャケット裏は我らがマエストロの指揮姿である。解説は胃1回折りのペラ(裏面はBEST CLASSICS 150,のラインナップ)が封入されている。

SX-74 SOUND, Direct Plating など懐かしい言葉が並んでいるではないか・・・ノイマン SX-68 とか SX-74 とか・・・

Georg Neumann
http://en.wikipedia.org/wiki/Georg_Neumann

NEUMANN
http://www.neumann.com/

NEUMANN - Refinements in Phonographic Technology
http://www.neumann.com/?lang=en&id=about_us_history_part_4

このあと、New Best Claaaics 150 が出ている。全150枚集めた人はいるだろうか・・・この盤は扱いが良くなかったのか、全編ノイズがでる。まあ我慢できないほどではないが・・・

なかなかバランスの良い演奏で、実に気持ちよくウィーン情緒に浸らせてくれる。多少のアレンジもあるがこれは好き好きですな。

米コロムビアのステレオ録音は 米SME Essential Classics SBK48164 "Viennese Waltzes and Polkas" で結構網羅されているのでお薦めである。シュトラウス以外も他のCDで聴けると思う。

では。

「タイースの瞑想」の美演を求めて・・・その42009年08月01日 07時00分

Sony Music Direct (Japan) DYCC 1091-3(3CDs, (P)2006 )
Sony Music Direct (Japan) DYCC 1091-3(3CDs, (P)2006 )
Love Story - Classical Music from Korean TV Dramas & Movies
~韓国ドラマ&映画クラシックス~

さて、問題?のCDである。大いに流行った韓国産ドラマで使われたであろうクラシック曲のコンピレーション盤である。何故か?オーマンディ&フィラデルフィアによる「タイースの瞑想」がここに入っているのだ・・・が・・・

コレ1曲の為にこの盤に手を出すのは余程の物好きであろう・・・しかし、聴いてみなきゃあワカラン・・・ということで、買ってしまったのである・・・本当に物好きなことで・・・

で、肝心の音質だが、残念ながら最悪の音に仕上がっている。まあ、映画音楽のコンピ盤だし、あちこちから集めた音源の質を揃えることが最重要だからある程度やむを得ないのだろうが、最近の流行の悪い影響をモロに受けてしまったようだ。

具体的に言うと、ノイズ除去をやり過ぎて、ギスギス無味乾燥とした潤いの無い音に変貌させてしまったのだ。

プレイしてほんの一秒も経たないうちに、ヒスノイズがふっと消えて殆ど聞こえなくなるのだ。最近の機器のノイズ除去性能は大したものだが、これだけ徹底的にヒスノイズを除去したものはほぼ例外なく肝心の音が悪くなる。こうしたノイズ除去の常というべきか、妙なレベル変動も感じられる。

さらにローカットも強烈に効かせているので、低音も薄っぺらである。高域と低域をバッサリとカットした結果、電話の音みたいになってしまった・・・これは泣ける・・・

繰り返しになってしまうが、オーマンディ名曲ベスト30 vol.29 15AC172 で使われたディジタル・マスターを、変な操作をせずそのままCD化して欲しい。

ノイズ込みでも豊かな音の方が良い。大体、テープヒスなんて聴き始めの数秒しか気にならないものだ。ノイズを除去しすぎて音を悪くしてど~するの。まったく。

ということで、オーマンディ・ファンはこのCDには手を出さないこと・・・というか、3年前のCDだから既に入手不可能かな・・・(了)

Holiday for ORCHESTRA2009年07月23日 07時00分

CBS/SONY 30DC772 ( (C)1983, CD )
CBS/SONY 30DC772 ( (C)1983, CD )
HOLIDAY FOR ORCHESTRA
Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra

CBS/SONY の BEST CLASSICS 100 の1枚。CD初の「ベスト・クラシック100」だそうな。CD出始めの頃で、当時\3,800 くらいしてたCDとしては \3,000 と値段を抑えている。

LP時代にも、「ベスト100」とか「名曲ギャラリー」とか「スペシャル1300」とかあったなあ・・・

こういうクラシックの「ベスト」シリーズというのは日本独自の企画のようで、海外でこういう「ベスト100」という類のシリーズは殆ど無いそうだ。

「百科事典」のクラシック版ということか・・・一時期、日本の多くの家庭に百科事典が鎮座していた時代があったように思うが・・・実家にもあったしなあ・・・

でも、こういう「ベスト100」を全部集めた人いるのかなあ・・・集め終わる前にまた新しい「ベスト100」がでてしまってたような気がするが。

・・・閑話休題・・・

このタイトルのLPは、1,500円の オーマンディ&フィラデルフィア のシリーズ でも出ていた。( CBS/SONY 15AC1730, LP ← ネットオークションで見かけたもので手元にありませんが・・・) CDの方が収録曲が2曲多い。

このCDのブックレット表の縮小印刷されたジャケットはLPオリジナルかな?日本盤か米盤か、そのあたりのことは良く分からんが・・・

このCD、ラベル印刷面側にバブルがある。信号読み取りサイドから見たアルミ蒸着面に異常はないので、プレス時に出来たものだろう。あとからボールペンなどでブスっとやったのならアルミ蒸着面もやられているはずだから・・・とりあえず再生に問題は無いようだ。ポリカーボネイトのバブルはCDの不良率を押し上げる問題の一つだったと聞いたことはあるが・・・

このCDは最近ネットオークションで入手したもの。何故手を出したかというと、ベンジャミンの「ジャマイカン・ルンバ」が収録されていたから。この曲、LPのモノラル盤でしか持ってなかったから、ステレオの音源が欲しかったのだ。出来ればCDのクリアな音で・・・

↓モノラル盤:Ormandy,Philadelphia - Orchestra' s Greatest Hits
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2008/10/14/

このCDは全13曲。どのトラックもパリッと冴えた音で楽しめるアルバムになっている。(前記したLPに無いのは 1. と 9. の2曲)

1.熊蜂の飛行(R.コルサコフ)
2.草競馬(フォスター)
3.水夫の踊り(民謡)
4.メヌエット(パデレフスキー)
5.めんどり(ラモー)
6.ジャマイカン・ルンバ(ベンジャミン)
7.風変わりなラヴィーヌ将軍(ドビュッシー)
8.ロンドンデリーの歌(民謡)
9.グリーンスリーヴズによる幻想曲(V=ウィリアムス)
10.舞踏への招待(ウェーバー)
11.スケーターズ・ワルツ(ワイトトイフェル)
12.ワルツ「女学生」(ワイトトイフェル)
13.ドナウ川のさざなみ(イヴァノヴィッチ)

ま、落ち葉拾い・・・かな。では。

オーマンディ&フィラデルフィアのBlu-spec CD2009年07月10日 05時35分

オーマンディ&フィラデルフィアのBlu-spec CD が色々出るみたいですな・・・

Blu-spec CD
http://www.blu-speccd.jp/

以前、あまりのCDの種類の多さに ? でちょっと調べたんですが・・・

最近の音楽CD(とその類)はいったい幾つあんの?
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2008/12/27/4029019

まあ、ともかく廃盤というか在庫がなくなって入手困難になってたCDが再リリースされるのは悪いことではありませんな。

既に、バーンスタインのショスタコ5番との組み合わせで、マと組んだチェロ協奏曲が出てますが・・・

チェロ協奏曲第1番 ヨーヨー・マ、オーマンディ
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=SICC000020004

どうやら9月30日発売予定の「Blu-spec CD(TM)によって蘇る、RCA Red Sealのアナログ黄金期の名盤!」というシリーズものらしいですな。ざっとリストアップすると・・・

R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」& メタモルフォーゼン
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=BVCC000020018

R=コルサコフ:シェエラザード&ボロディン:ダッタン人の踊り
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=BVCC000020015

コダーイ:「ハーリ・ヤーノシュ」、プロコフィエフ:「キージェ中尉」&ストラヴィンスキー:「火の鳥」
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=BVCC000020019

チャイコフスキー:交響曲第5番
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=BVCC000020013

ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」&スメタナ:モルダウ
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=BVCC000020012

ビゼー:カルメン&アルルの女組曲
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=BVCC000020016

マーラー:交響曲第1番「巨人」& R.シュトラウス:ばらの騎士
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=BVCC000020014

レスピーギ:ローマ三部作
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=BVCC000020017

火祭りの踊り~華麗なるフィラデルフィア・サウンド
http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=BVCC000020020

SME のアーティスト検索(Ormandy/Philadelphia)もついでに・・・
http://www.sonymusicshop.jp/smdr/sms/shop/goods/artist_goods.aspx?artist=80009079

というところですかな?・・・では。

Mozart, Legendary Interpretaions - Eugene Ormandy, 1 of 32008年11月07日 06時52分

Sony Classical SM3K 47215
写真:Sony Classical SM3K 47215 Booklet

フィラデルフィア管弦楽団の首席奏者たち~モーツァルト:管楽器のための協奏曲集
Sony Classical SICC-962(3CDs)
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1863927&GOODS_SORT_CD=102

【曲目】
モーツァルト:
1. オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314(285d)
2. フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313(285c)
3. ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191(186e)
4. クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
5. 協奏交響曲 変ホ長調 K.297B(Anh.C 14.01)
(オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットのための)
6. ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 K.412(386b)
7. ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調 K.417
8. ホルン協奏曲 第3番 変ホ長調 K.447
9. ホルン協奏曲 第4番 変ホ長調 K.495

【演奏】
ジョン・デ・ランシー(Ob)(1,5)
ウィリアム・キンケイド(Fl)(2)
バーナード・ガーフィールド(Fg)(3,5)
アンソニー・ジリオッティ(Cl)(4,5)
メイソン・ジョーンズ(Hr)(5-9)
ユージン・オーマンディ(指揮)、フィラデルフィア管弦楽団

【録音】
1961年12月10日(1),1960年4月24日(2),1961年1月29日(3),1961年4月9,16日(4)
1957年12月23日(5),1961年5月26日(6),1961年12月3日(7),1961年2月5日(8),
1961年2月26日, 3月11日(9) フィラデルフィア

この3枚組CDは、1991年に 米Sony Classical SM3K 47215 の
Mozart : Legendary Interpretations/Eugene Ormandy, Concertos for Wind Instruments
として出ていたものですが、長らく入手困難となっていたのでファンには朗報でしょう。しかも3枚組で2500円とはお買い得。

特に、キンケイド(フルート)のステレオ録音が聴けるだけでも貴重なドキュメントと言えるでしょう。

Mozart, Legendary Interpretaions - Eugene Ormandy, 3 of 32008年11月07日 06時28分

Columbia MS6785 & 日Columbia OS-883-C
写真:Columbia MS6785, MS6785 Label, 日Columbia OS-883-C Label

最後に、モーツァルトのホルン協奏曲のLPアルバムについて

米Columbia と 日本Columbia のアルバムジャケット表紙は同じ写真ですが、レーベルは全然違います。米Columbia は 2Eyes ですが、この当時の日本Columbia は ちょうどレコードの真ん中に Walking Eye を配置したデザインで、これは 英CBS と 同じデザインです。

私が持っている LP Columbia MS6785 は、1面はノイズが耳障りですが、2面はまあまあの状態です。

CDの方が良い音で聴けるのは分かっているのですが、わざわざ手間をかけてLPで聴くのもまた一興。

ジョーンズは他に、R.シュトラウスのホルン協奏曲1番を米Columbia に録音してますが、これは未だにCD化されていない名演です。2番を録音しなかったのが残念ですが・・・

では。

Charles Munch conducts The Philadelphia Orchestra, 1 of 32008年11月06日 07時19分

CBS/SONY 13AC957
写真:CBS/SONY 13AC957

昨日、近所のタワーでミュンシュ&フィラデルフィアのCDを購入しました。専用のコーナーか棚でもあるかと思ったのですが、既に作曲家別の棚に分類されていたので、ちょっと探すのに手間取りましたが・・・

フォーレ:ペレアスとメリザンド、ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツ、ベルリオーズ:ファウストの劫罰より
Sony Classical SICC-959
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1863926&GOODS_SORT_CD=102

【曲目】
1. ラヴェル: 高雅にして感傷的なワルツ
2. フォーレ: 組曲「ペレアスとメリザンド」 作品80
3. ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」 作品24 (抜粋)
 〔鬼火のメヌエット、妖精の踊り、ラコッツィ行進曲〕
【演奏】
シャルル・ミュンシュ(指揮)、フィラデルフィア管弦楽団
【録音】
1963年3月14日 フィラデルフィア

Charles Munch(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Charles_M%C3%BCnch

エッセンシャル(SBK 48163)ではラヴェルのみ出ていましたが、これでLPアルバムの全ての音源が手軽に聞けるようになりました。ミュンシュがフィラデルフィアを振ったステレオ録音の異色盤?です。

SONY Classical Essential Classics SBK 48163
http://www.amazon.co.jp/Ravel-Bolero-Rapsodie-Espagnole/dp/B0000027UZ/ref=sr_1_17?ie=UTF8&s=music&qid=1225922772&sr=8-17

残念なのは、エッセンシャル盤に収録されている「高雅にして感傷的なワルツ」に8つのトラックが振られているの対して、今回の盤は1トラックという仕様です。まあ、無くても困るものではありませんが、ちょっと不親切かな・・・という気がしますが、まあこうしてオリジナルアルバム構成のCDが手軽に入手できるのですから、あまり文句?は言わないようにしましょうか。

ちなみに、LP国内盤はミュンシュの写真がジャケットを飾っています。日本のLPは演奏家の写真をそのままジャケットに持ってくることが多いような気がしますが、どうなんでしょ?