Rubinstein & Ormandy plays Chopin ― 2009年08月07日 06時50分
(No Dog Label, DYNAGROOVE STEREO LP (C)1970)
Chopin:Piano Concerto No.2 & Grand Fantasy on a Polish Airs, Op.13
Artur Rubinstein & Eugene Ormandy
The Philadelphia Orchestra
also available on CDs
- 日BMG Victor BVCC-8837~38 (Piano Concerto)
- 米RCA Gold Seal 60404-2-RG(Piano Concerto & Grand Fantasy)
朝5時から蝉が鳴き始めたけど、雨で中断したようだ・・・雨にはショパンが似合う・・・ということで、ショパンを2曲。
ショパン(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%91%E3%83%B3
LPのオビには、ルービンシュタインとオーマンディとの「夢の競演」とか、「並ぶものなき世界最高のオーケストラ!」とかレコード会社の期待の大きさが見て取れる。
豪華なダブルジャケットで、ビニールコーティングされている。ジャケット裏は両巨匠の写真・・・力が入ってますなあ・・・
解説は、小林利之氏。「遂に実現した夢の名コンビ」とあり、オーマンディとフィラデルフィアがRCAに移籍したことでこの企画が実現した・・・等々・・・アーティストがレコード会社の専属であることがまだ当たり前だった時代を物語っているが、オーマンディの移籍によりいろいろな協奏曲の企画が実現したことを素直に喜んでいる。
やはり解説はこういう人に書いてもらわなければイカン。
協奏曲は1楽章と2楽章が1面に、3楽章が2面に、そして2面の余白に大幻想曲がカットされている。
こちらの国内盤は、前述の米盤よりずっしりとして重量感がある。アメリカのペナペナ盤よりこちらの方がいいなあ。でも音はあのペナペナ盤の方がいいみたい・・・だから面白いのだ、LPは。
ショパンの曲は曲の成熟度という点ではサン=サーンスに遠く及ばないようだが、甘美なメロディーで聴かせてくれる。まあ、これは好きずきだろう。
2面が終わってトーンアームが戻ってターンテーブルが止まったらまた蝉が鳴き始めたけ・・・出来すぎ・・・では。
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