篠島音楽祭2011年8月6日~8月7日 その6 ― 2011年09月16日 08時10分
その7へ(たぶん)続く・・・
金城学院大学・セントラル愛知交響楽団 ピアノ協奏曲の祭典 2011年9月16日(金) しらかわホール ― 2011年09月17日 06時30分
金城学院大学・セントラル愛知交響楽団
ピアノ協奏曲の祭典
2011年9月16日(金)三井住友海上しらかわホール
セントラル愛知交響楽団
指揮/小松長生
【曲目】
<前半>
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番第2楽章(田中麻侑子)
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番第3楽章(杉山ありさ)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番K.466第2楽章(鈴木杏莉)
ショパン:ピアノ協奏曲第2番第3楽章(水野紗緒理)
飯田真樹:ピアノと管弦楽の為のバラード“3.11”(村瀬文菜)
<前半>
グリーグ:ピアノ協奏曲第1楽章(伊藤沙弥)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番K.467第1楽章(森菜摘)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番第2楽章(細江裕樹)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番第3楽章(本間彩香)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番第3楽章(三宅菜津子)
協奏曲の1楽章のみを10人のピアニストが代わる代わる演奏するという・・・演奏が終わる度のにピアノの椅子を交換していて、初めは?と思ったが、舞台上で一つの椅子をピアニストに合わせて高さを調整するよりも調整済みの椅子に交換した方が合理的だと気が付いて納得・・・
前半最後の「飯田真樹:ピアノと管弦楽の為のバラード“3.11”」は如何にもゲンダイオンガク風の響きで一体何事か?とビックリしたが、タイトルが示すとおり3月11日の震災の出来事から着想した曲だそうで・・・
それにしても、しらかわホールは良く響くホールだ。2管の小編成オケ&ピアノをこのホールで聴くのはなかなかのもの。
気楽に聴きに行ったのだが、こうして前半5曲・後半5曲をぶっ続けで聴いて結構疲れた・・・んでは。
篠島音楽祭2011年8月6日~8月7日 その7 ― 2011年09月18日 08時15分
篠島音楽祭2011年8月6日~8月7日 その8 ― 2011年09月19日 05時33分
篠島音楽祭2011年8月6日~8月7日 その9 ― 2011年09月22日 03時30分
おしまい・・・んでは。
レコードプレーヤー用の針圧計を使ってみました・・・その1 ― 2011年09月23日 03時30分
最近のブログネタは原発関係以外が多いかな・・・?原発関係は他の人も沢山書いてるし、ツイッターでつぶやくことが多くなりました・・・
大本営発表ではない事実を知りたければ、今書店に昔の良書が大量に復刊されているし、身近な図書館で見ることも出来るし、ネットにも情報は溢れている(いい加減な情報も多いけど・・・)
ま、気が向いたらブログで原発関係も書きますが・・・興味あるサイトは随時「むすひ」に追加してます。まあ、自身のための備忘録みたいなもんです。
閑話休題、久しぶりにしょうもないオーディオの話・・・
事の発端は、SHURE の M44G と M44-7 をリスニングのTechnics SL-QX300P で使い始めたこと・・・
この2つのカートリッジ、自重(6.7g)とちょっと重量級(Audio Technica AT10G のカートリッジ自重は実測5.8g、付属シェルは13.5~14g程度でかなりの重量級)で、この背高のっぽのカートリッジに尻もちをつかせない適当な形状のシェルで軽いものがあまりないのだ・・・
残念ながら、手持ちのシェル+SHURE M44G & M44-7 の組み合わせでは、Technics SL-QX300P のトーンアームの標準ウェイトだけではゼロ・バランスが取れない・・・
ゼロ・バランスとはなんぞや・・・と言われると困るが、要はトーンアームの原理は単純で、「やじろべえ」「天秤」の類なのだ。支点の片方にカートリッジ、もう片方にバランス・ウェイトがあり、このバランスウェイトを調整して、レコードに対してレコード針をどの程度の力で押しつけるかを決めるのだ。
レコードに対してレコード針を押しつける力(針圧)はカートリッジによって推奨針圧というのがあり、普通は其の範囲で針圧を調整する。代表的なMMカートリッジでは1~2.5g程度、MCだともう少し重いかな?MCは使ったことが無いからよく知らん・・・
アームに取り付けるカートリッジとそれをマウントするシェルは様々な重さがあるから、その差異をこのバランスウェイトで吸収するのだ・・・
アームにシェルとカートリッジを取り付けたところで、ゼロ・バランス(手を離してこの天秤が水平になる状態)になるように調整する。その時バランスウェイトのメモリダイヤル(ウェイトとはルーズカップリングされていてウェイトとは別個に回せる。ウェイトを回すとダイヤルも一緒にくっついて回る)の”0”をアーム白線上に合わせる。
当然ながら、この時はアンチ・スケーティング(インサイド・フォース・キャンセラーともいう)はゼロにしておく。アンチ・スケーティングはバネ式のものもあれば分銅式のもあり、これまた多様だ・・・アームの支点も、ナイフエッジもあればジンバル・サポート(このアームがそうかな?)とか色々方式がある。一長一短でどれがベストかは良くワカランが、工作精度が要求される部品ではある・・・
針圧のかけ方も様々。アームのアンバランスで針圧をかけるスタティック方式やバネや電子制御で針圧をかけるダイナック方式等々・・・どちらも一長一短というところだろうか。
目一杯後ろに下げたところ
これでゼロ・バランス調整は完了。この状態でダイヤルを(お尻から見て)右ねじ方向に回すと、バランスウェイトが支点側に移動し、やじろべえがアンバランス状態となってレコードに針が押しつけられるようになる。その時の針圧はバランスウェイトの目盛りの数字で直読出来るのだ。精度はせいぜい ±0.1g程度 だが、厳密な針圧設定を要求するようなカートリッジでなければこの程度で十分。
ということで、普通に使う分には、わざわざ針圧計などというアクセサリーは要らないのだが・・・
んで、このトーンアームにも色々種類があり、重量級シェル&カートリッジ向きのものもあれば、軽量級シェル&カートリッジ向きのものもある。それは設計次第だ・・・
Technics SL-QX300P のトーンアームは軽量級シェル&カートリッジ向き。テクニクスもカートリッジを作っていたが、それらは軽量級のカートリッジだったと思う・・・
閑話休題
んで、手持ちのシェル+SHURE M44G & M44-7 の組み合わせでは、Technics SL-QX300P のトーンアームの標準ウェイトだけではゼロ・バランスが取れない・・・とはどういうことかというと、バランスウェイトを目一杯下げてもカートリッジ側が下がってしまい水平にならない・・・のだ。重量級アームに軽量級シェル&カートリッジではこれと逆のことが起きる・・・かどうかは知らない。
ゼロ・バランスが取れない・・・ということはダイヤル目盛り直読で正確な針圧がかけられないということだ・・・ゼロ・バランスが取れなくてもとにかく針圧かけりゃいいのだ・・・でもいいんだけど、何gかワカランというのはあまりよろしくないのだ・・・針圧は軽すぎても重すぎても良くないから・・・
それ以前に、ゼロ・バランスが取れない・・・ということは、このトーンアームに対して取り付けるシェル+カートリッジの組み合わせが不適合ということでもある・・・
そんな結論では身も蓋も無い話になってしまうので、一応救済策も無いことは無い。天秤のバランスウェイト側に重りを付加するのだ。サブウェイトという重りがある。
同じテクニクス製品で互換性があるのですんなり取り付け出来た。
これで目出度くゼロ・バランスが取れて針圧も適当にかけられるが・・・あまり良い解決策でもない。バランスは取れてもアームの支点に掛かる荷重は増える(支点のロスが増える)し、当然のことながら慣性モーメントも増える。ケース・バイ・ケースだけど、カートリッジによっては溝の振動に煽られて変に震えることもある・・・全く、気むずかしいお嬢である。
ということで、サブ・ウェイトを付加せずに針圧調整するとなると・・・針圧計で実測するしかねえなあ・・・ということになる。ということで、大須ハイファイ堂 オーディオビギナーズ店で勧められたこのオルトフォンの針圧計を買った。
Shure SFG-2 という機械式の針圧計(こちらも天秤)もありオルトフォンの電子式より安かったが、面倒な操作が要りそうなのでそれが不要な電子式のオルトフォンにした。精度は0.1gだが、まあその程度で充分。
使い方は至って簡単。スイッチを入れてターンテーブルに置いて針を(注意深く)乗せるだけ。
SHURE M44G の推奨針圧 0.75~1.5g、1.0g~1.5gあたりではバランスウェイトのねじ溝がアーム側のガイドピンから離れそうになるが、なんとか1.5g~2.0gは調整して使えるのでこのあたりで使用することにした。多少推奨針圧から重めにかけてもノープロブレムだし、僕の(大したことない)経験則からすると、推奨針圧より少し重めにかけた方が良さそうな感じがする。
カートリッジの針圧は気温次第のところもある。カートリッジのサスペンションのコンプライアンス(グニャグニャ度のこと、スチフネス(硬さ)でもいいけど、要は弾性のこっちゃ)は温度に大きく左右されるから、厳密に考えると気温で針圧を変えた方がいいのだ。夏は軽めに、冬は重めに。ま、音を聴いて違いが解らないようならどっちでもいい。カートリッジのカンチレバーが物理的に沈みすぎるとはそういう物理的な目に見える異常があればまた話は別だけど・・・
この針圧計とバランスウェイト目盛りとの差異は0.1~0.2g程度で、このバランスウェイト目盛りもまあ正確と言えることが検証出来た。
とりあえずこれで音楽を楽しみながら、もっと軽くてこのアームとカートリッジに適合するシェルを気長に探すことにしよう・・・
ま、しかしたかが音楽を聴くのにここまでするのは物好きといわれても仕方が無いが、これこそ正に「過程を楽しむことを趣味という」ものであろう・・・んでは。(その2に続く)
レコードプレーヤー用の針圧計を使ってみました・・・その2 ― 2011年09月24日 06時15分
たまたま立ち寄った大須の ノムラ無線。軽いシェルはないかな~とガラスケースを見ると、Pickering AS-2PS があった。8gと軽く値段もお手頃(実売価格\1,350)。プレスフレームのSMEのシェルは1万円以上・・・ブランド力だなあ・・・
右:Pickering AS-2PS(B)に取り付けたSHURE M44G
Victorの型番不詳シェルを針圧計(Ortofon Cartridge Digital Scale DS-1、別に針圧計でなくてもいいけど)で測ると、指かけ無しで9.6g 指掛けを咥えると12.1gと結構重い・・・
早速、シェルをPickering AS-2PS(B) に換えると・・・お、ちゃんとゼロ・バランスがとれる・・・なんだ、針圧計必要なかったかな?
Victorの型番不詳シェルの時より、心持ち尻もちつき気味?だが、まあこのくらいなら良しとしよう。よっぽど酷いソリのレコードで無ければまあ問題なし。
折角なので、ダイナミックバランスで針圧を掛けるDENON DP-37Fの針圧をチェックしてみた。このプレーヤーのアームは電子サーボで針圧とアンチ・スケーティングをかける。アームのダンピングも電子サーボだ。
針圧はアーム根元のダイヤルで調整する。アンチ・スケーティングは針圧ダイヤルと連動してかかる。ダンピング調整は別に調整ダイヤルがあり、取説によると針圧と同じ数値にセットするよう設計されているとのこと。
実針圧を針圧計で計ると、セットしたダイヤル数値1.5g(SHURE M44G の規定針圧Max1.5g)に対して1.2gと小さいことがわかった。1.5gになるよう針圧計とにらめっこしてダイヤル調整・・・ダイヤル数値1.8で規定針圧1.5gとなった。まあ、中古で電子サーボだからこれくらいの狂いは仕方がないか・・・
このアームは、レコード演奏中に針圧を可変出来る。試しに、演奏中に針圧を軽くしていくとあるところで音がざらつく・・・トレースミスをし始める針圧がなんとなく推測できる。また、針圧をだんだん重くするとカンチレバーが沈んでいくので、加重する限界もなんとなく分かる・・・これはこれで面白い。
おっと、話を戻そう・・・
※AT150i はAT150MLXと互換性のある記念モデル
今使ってるAudio Craft AS-2PLとそっくり!
なんか遠回りしたなあ・・・んでは。
昨日の「なやばし夜イチ」 ― 2011年09月25日 11時10分
レコードプレーヤーにダストカバーを付けた・・・ ― 2011年09月28日 06時20分
この Technics SL-QX300P は大須ハイファイ堂でデッドストック品大量放出時に購入したプレーヤーでダストカバーはついて無い。これまでは風呂敷をダストカバーにしていた。
まあ、これでもそう不満は無かったのだけど、最近ダストカバー付のレコードプレーヤーを台所に入れたので、それでやはりアクリルのダストカバーをこのプレーヤーにも付けたくなった次第。
Technics SL-QX300P を購入した時にTechnics SL-1700は引き取り処分して頂いたのだが、ダストカバーは使えそうなので残してもらった。当時からコイツをなんとか使えないかと考えてはいたのだが・・・
固定用部品取り付け穴らしき物はあるが、固定用部品は手元に無いし(Technics SL-1700 の固定用部品を取っておけば良かったが・・・ブログ掲載用の写真を見て今気が付いた次第)、そもそもダストカバーのサイズ(Technics SL-QX300P より少々大きい・・・小さいよりかはいいが・・・)や両ヒンジの間隔が異なっているので、この取り付け穴はそのままでは利用出来ない。
無いアタマをフル回転させて考えてみる・・・ホームセンターで売っているLアングル金具を利用して、なんとか使えないか・・・と。
ということで、近所のホームセンターまで足を運んで、使えそうなLアングルとネジを物色・・・M3ネジ以上は種類が豊富だが、それ未満の直径のネジとなると種類が少ない・・・M2.6ネジとそれ用のナットがあったのでなんとかなりそうだ。M3ネジも使えるので合わせて購入・・・
数時間あれこれ試行錯誤、足りない資材はまたまたホームセンターへ調達しに・・・なんてことをしながら、こんなところに落ち着きました・・・
Lアングルはプレーヤーの自重で支える
後ろ側は数cmの隙間が開いたけど、まあしょうが無い・・・
やっぱりダストカバーがあるといいなあ・・・んでは。
Ormandy/Philadelphia - Tchaikovsky's the 3 Great Symphonies 1973年,1974年,1968年 ― 2011年09月30日 05時40分
RCA Red Seal CRL3-1838 Sided Dog 3LPs (C)1976
Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra
チャイコフスキーの後期交響曲(4~6番)の3枚組LPBOXセット。ボックス本体裏側に簡単な曲目解説がある。バジェット・プライスのお買い得盤。
4番が1973年、5番が1974年、6番「悲愴」が1968年の録音。
インナー・スリーヴ。(当時の)最新リリース盤の情報が記されている。日本盤も当初は紙のインナー・スリーヴで同じようなことをやっていたようだが、1980年代後半にリアルタイムで買ったLPでは既に姿を消していた(ポリ袋のスリーヴだった)
いつの間にかRCA Red Seal のジャケット表舞台から姿を消したニッパー君はレコードラベルで細々と最後まで使われた・・・
当時、同コンビのチャイコフスキー初期交響曲(1~3番)も、ボックスセットでリリースする考えがあったようだが、結局分売でリリースされ、日本では1番しかLPリリースされなかった。この初期交響曲集がCDセットとしてリリースされるのは21世紀に入ってからであった・・・んでは。
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