レコードプレーヤー用の針圧計を使ってみました・・・その22011年09月24日 06時15分

その1 の続き・・・

たまたま立ち寄った大須の ノムラ無線。軽いシェルはないかな~とガラスケースを見ると、Pickering AS-2PS があった。8gと軽く値段もお手頃(実売価格\1,350)。プレスフレームのSMEのシェルは1万円以上・・・ブランド力だなあ・・・

左:Victorの型番不詳のシェル 右:Pickering AS-2PS(B) に取り付けたSHURE M44G
左:Victorの型番不詳シェル
右:Pickering AS-2PS(B)に取り付けたSHURE M44G

Victorの型番不詳シェルを針圧計(Ortofon Cartridge Digital Scale DS-1、別に針圧計でなくてもいいけど)で測ると、指かけ無しで9.6g 指掛けを咥えると12.1gと結構重い・・・

Pickering AS-2PS(B) に取り付けたSHURE M44G でレコード演奏中
Pickering AS-2PS(B)に取り付けたSHURE M44G

Pickering AS-2PSに取り付けたSHURE M44-7
Pickering AS-2PSに取り付けたSHURE M44-7

早速、シェルをPickering AS-2PS(B) に換えると・・・お、ちゃんとゼロ・バランスがとれる・・・なんだ、針圧計必要なかったかな?

Pickering AS-2PSに取り付けたSHURE M44-7 心持ち尻もちつき気味?
Pickering AS-2PSに取り付けたSHURE M44-7 を真横から

Victorの型番不詳シェルの時より、心持ち尻もちつき気味?だが、まあこのくらいなら良しとしよう。よっぽど酷いソリのレコードで無ければまあ問題なし。

DENON DP-37F with SHURE M44G
DENON DP-37F

折角なので、ダイナミックバランスで針圧を掛けるDENON DP-37Fの針圧をチェックしてみた。このプレーヤーのアームは電子サーボで針圧とアンチ・スケーティングをかける。アームのダンピングも電子サーボだ。

DENON DP-37F with SHURE M44G

針圧はアーム根元のダイヤルで調整する。アンチ・スケーティングは針圧ダイヤルと連動してかかる。ダンピング調整は別に調整ダイヤルがあり、取説によると針圧と同じ数値にセットするよう設計されているとのこと。

実針圧を針圧計で計ると、セットしたダイヤル数値1.5gSHURE M44G の規定針圧Max1.5g)に対して1.2gと小さいことがわかった。1.5gになるよう針圧計とにらめっこしてダイヤル調整・・・ダイヤル数値1.8で規定針圧1.5gとなった。まあ、中古で電子サーボだからこれくらいの狂いは仕方がないか・・・

このアームは、レコード演奏中に針圧を可変出来る。試しに、演奏中に針圧を軽くしていくとあるところで音がざらつく・・・トレースミスをし始める針圧がなんとなく推測できる。また、針圧をだんだん重くするとカンチレバーが沈んでいくので、加重する限界もなんとなく分かる・・・これはこれで面白い。

おっと、話を戻そう・・・

Pickering AS-2PS(B) に取り付けたSHURE M44G でレコード演奏中
Pickering AS-2PS(B)に取り付けたSHURE M44G

しかし、このシェルどっかで見たような・・・


Pickering AS-2PS(B) とそっくりな Audio Craft AS-2PL
Audio Craft AS-2PL に取り付けた Audio Technica AT150i
※AT150i はAT150MLXと互換性のある記念モデル

今使ってるAudio Craft AS-2PLとそっくり!

なんか遠回りしたなあ・・・んでは。

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