Ormandy/Philadelphia - Tchaikovsky's the 3 Great Symphonies 1973年,1974年,1968年 ― 2011年09月30日 05時40分
RCA Red Seal CRL3-1838 Sided Dog 3LPs (C)1976
Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra
チャイコフスキーの後期交響曲(4~6番)の3枚組LPBOXセット。ボックス本体裏側に簡単な曲目解説がある。バジェット・プライスのお買い得盤。
4番が1973年、5番が1974年、6番「悲愴」が1968年の録音。
インナー・スリーヴ。(当時の)最新リリース盤の情報が記されている。日本盤も当初は紙のインナー・スリーヴで同じようなことをやっていたようだが、1980年代後半にリアルタイムで買ったLPでは既に姿を消していた(ポリ袋のスリーヴだった)

いつの間にかRCA Red Seal のジャケット表舞台から姿を消したニッパー君はレコードラベルで細々と最後まで使われた・・・
当時、同コンビのチャイコフスキー初期交響曲(1~3番)も、ボックスセットでリリースする考えがあったようだが、結局分売でリリースされ、日本では1番しかLPリリースされなかった。この初期交響曲集がCDセットとしてリリースされるのは21世紀に入ってからであった・・・んでは。
コメント
_ メタボパパ ― 2011年09月30日 18時44分
_ りん ― 2011年10月01日 09時07分
RCA Red Seal の Sided Dog ですか・・・ブログには13回書いてます。
http://boukyaku.asablo.jp/blog/cat/sideddog/
RCA Red Seal(クラシック部門のRed Seal以外も)が何時からこの Sided Dog ラベルに切り替えたかは、正直よく解りません。恐らく1970年代後半だと思いますが・・・
LIVING STEREO の後期から"DYNAGROOVE" が出てきて、1968~1969年あたりで RCA Victor Red Seal → RCA Red Seal と Victor が取れて No Dog ラベルになりましたね。(ジャケットには1~2年程ニッパー君は右上に小さく表示されていましたが・・・)
No Dog は28回書いてます。
http://boukyaku.asablo.jp/blog/cat/nodog/
石油ショックを受けて、"DYNAGROOVE" から 高品質薄型レコードと称する"Dynaflex"のペナペナ盤になりましたが、レコードの縁を両手で持つと自重でラベル面が垂れ下がるほどの情けなさで、流石にやり過ぎと思ったのか、No Dog終わり頃からSided Dogラベルで辺りでは程々の厚みに戻っているようです。
No Dog から Sided Dog への切り替えですが、ある時期からスパッと切り替えたのでは無さそうです。Sided Dog ラベルを使い始めてからも No Dog ラベルの在庫を(勿体ないから)あるだけ使い切った・・・のではと思われます。
古いLSC番号のSided Dog盤もあります。バジェット・プライス盤で出し直した後もレギュラー・プライス盤番号でプレスしたとしか思えないケースも見受けられますし・・・カタログ管理が雑だったとしか思えませんが、おおらかだったんでしょうね。
私が持っているRCA Red Seal の No Dog と Sided Dog はオーマンディ/フィラデルフィアがほとんど(マンシーニも数枚ありますが・・・)で、このラベルの音は?と言える程の知見はありませんが、そのなかで聴いた限りでは、材料をケチりすぎたNo Dog の Dynaflex よりかは 厚みも増して安定している感じはしますが、日本ビクターやRVCのNo Dog盤よりプレスの質は落ちます。(ブツブツ・ノイズやサーフェイス・ノイズは多いです)
私がLP盤をリアルタイムで買っていた1980年代後半、アメリカ盤(ノンサッチとかシェフィールドとか)のプレス品質は今ひとつという印象でした。消耗品扱いのレコードにそれだけのコストをかけられなかったんでしょうね。
こちらもご参考に。
RCA & RCA Victor Red Seal Analog Discs
http://www.ne.jp/asahi/tron/music/RCADisc.htm
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RCAレーベルの中でこのレーベルを紹介していませ
んでした。
このレーベル持っていたか、思い出せません。
音のほうはどうなんですか?