どうなる? 今後の オーマンディ&フィラデルフィアのRCA音源の行方2010年04月28日 07時00分

昨日は、サントリーホールで デュトワ指揮フィラデルフィア管弦楽団の演奏会がありましたな。ストラヴィンスキーの 「火の鳥」・「春の祭典」・・・聴きたかったな。

今日は、ポゴレリッチと共演で、ベルリオーズ: 序曲「ローマの謝肉祭」、ショパン: ピアノ協奏曲第2番(ラヴェルのピアノ協奏曲から変更)、ラフマニノフ: 交響的舞曲、ラヴェル: ラ・ヴァルス というプログラム・・・ラフマニノフ聴きたかったなあ。この曲を初演したオーケストラですから。

ま、それはさておき、ふと気になったのが、ソニー・ミュージックに吸収されてしまった BMG JAPAN のこと。BMG JAPAN(一時期はBMGファンハウスでしたな)は2000年前後にオーマンディ・フィラデルフィア管弦楽団のステレオ音源を3回シリーズでリリースするという快挙を成し遂げてくれましたが・・・

アリアCDによれば、
「・・・昨年4月に自社営業を終了し、実質的にソニー・ミュージックに吸収される形となったBMG JAPAN。社員の多くがリストラに遭うという壮絶な最後を迎えたが、商品はそのままソニーが受け継ぐ形になった。輸入盤の取り扱いがどうなるかは未定だが、国内盤、とくに魅力的なこのベスト盤(RCAレッド・シール・ザ・ベスト100のこと)はなんとかこのまま残してほしい。・・・」 とある。そんなことになっていたとは知らなかった・・・

このシリーズに漏れた貴重な音源をCD化した タワレコ “RCA Precious Selection” も販売終了 で昨年ワゴンセールで20%オフの在庫処分となってしまった。

期待していたRCA音源のxrcd化も昨年秋にプロジェクトそのものが終了してしまったようで、シベリウスコープランド2枚のみがXRCD化されたにとどまる・・・

オーマンディ・フィラデルフィア管弦楽団のセッション録音による音源をほぼ一手に保有することになったソニー・ミュージックの今後が気になりますなあ・・・

んでは。