AN HISTORICAL REUNION, PHILADELPHIA,1960.2009年08月09日 08時45分

Columbia Masterworks ML5479 & Columbia Odyssey Y32364
米Columbia Masterworks Regular mono ML5479
米Columbia Odyssey Y32364 Stereo (C)1973
AN HISTORICAL REUNION, PHILADELPHIA,1960.
THE PHILADELPHIA ORCHESTRA/LEOPOLD STOKOWSKI
CONDUCTIONG
DE FALLA : EL AMOR BRUJO
WAGNER : TRISTAN UND ISOLDE LOVE MUSIC FROM ACTS II & III

Shirley Verrett-Carter
http://en.wikipedia.org/wiki/Shirley_Verrett

Leopold Stokowski/The Philadelphia Orchestra
http://en.wikipedia.org/wiki/Leopold_Stokowski

also available on CDs
Falla
- 米SC Essential Classics SBK89291
- 米CBS Masterworks Portrait MPK46449
Wagner
- IMG Artists/EMI 7243 5 75480 2 1(2CDs)
Great Conductors of the 20th Century - Leopold Stokowski

愛憎といえば、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」ですかな。

Richard Wagner
http://en.wikipedia.org/wiki/Richard_Wagner

Tristan und Isolde
http://en.wikipedia.org/wiki/Tristan_und_Isolde

ファリャの「恋は魔術師」なんて、これに較べたら他愛のないモンである。シャーリー=ヴァーレットの声の健康的なこと。

ワーグナーは「他人のものは自分のもの」を生活で実践してしまったとんでもない男ではあるが、まあ後生で音楽を聴く私にゃ関係ないな。でも知り合いだったら困るなあ・・・こういう人。

自分を世話してくれた人の奥さんを寝取ったり、子分の指揮者の奥さんを略奪したり・・・そういえば、最近女性誌の電車吊り広告で「略奪婚」という言葉を目にするが、いいのかなあ・・・そういうことはオペラだけにしといた方がいいのでは?

そういえば、ストコフスキもゴシップに彩られた人であったワ。

トリスタンとイゾルデは、2幕と3幕からストコフスキが抜粋再構成しているようだ。最初のショッキングな弦の音から、ストコ節のワーグナー全開である。最後は終幕の死で終わる。悩殺するような弦とか艶やかなハープはストコフスキならではであろうか。

ファリャはきびきびした演奏で気持ちがいい。快速テンポにオーケストラはしっかりついて行っている。

1940年~1960年、20年間の絶縁を経てのフィラデルフィア再登場の歴史的名盤・・・ということになるのかな。

手元にあるのは、オリジナルのモノ盤とステレオ再発廉価のオデッセイ盤。オリジナルはステレオ・モノラル両方で出ていた筈だが、ステレオ盤は手元にないが、恐らく番号はMS6079だろう。MS盤とML盤の同録音は600番違いみたいだから・・・

2曲ともCD化されているが、もう入手は困難でしょう。ワーグナーの方は、出たときはこの演奏が収録されているとは知らず、気がついたときには市場から姿を消してましたが、数年間根気よく探していたある日、名駅タワーの店頭にひょっこりと・・・すぐゲットしたのは言うまでもありません。この日の気分は花の子ルンルン状態であったとさ・・・

花の子ルンルン(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E3%81%AE%E5%AD%90%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%AB%E3%83%B3

んでは。

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