CBS/SONY オーマンディ 音の饗宴1300 全50巻 その1 ― 2009年07月25日 07時25分
モーツァルト:小夜曲、他
俺にとって、オーマンディ&フィラデルフィア との出会いというと、やはりこのシリーズになる。田舎のレコード屋さんでも結構置いてあったから、これで初めてこのコンビを聴いた・・・という人も多いのではないだろうか。
1300円の廉価盤、統一デザインのレコードジャケット、そして上からかぶせたキャップ(帯とは言わんよね・・・)が目をひく。当時、CBS/SONY のLPは皆 シュリンク・パック されてたような記憶がある。
また、昔のレコード屋さんは試聴させてくれたし、気に入らなかったら返品や交換にも応じてくれた。昔は大らかだったなあ・・・今では、中古レコード屋さんがそんな感じで自由に試聴させてくれるところがある。こういうお店で懇意になると色々試聴させてくれるし、自分趣味の範囲も広げることが出来るので有り難い。
閑話休題。キャップには、
「華麗にして豪華。 - ここにオーケストラの醍醐味がある!
ユージン・オーマンディ指揮 ====== フィラデルフィア管弦楽団」
んで、でっかい文字で
「オーマンディ 音 の饗宴1300」
とあり、その左に赤い文字で
特別価格 ¥1,300
とお得感を増幅し、んでもって二人の評論家の売り文句が購買意欲をかき立てる・・・
「このシリーズは一見華麗でありながら、底辺のしっかりした彼らの音を効果的にバランス良く収録したものがえらばれている。最新録音のものではないが、カッティングの方は、最も新しい技術が応用され、音質自体もフレッシュによみがえっている。-若林駿介」
「オーマンディとフィラデルフィアのコンビは、オーケストラのだいご味を満喫させてくれる最右翼といってよかろう。かてて加えてそのレパートリーの広さと作品をまとめあげる腕前の確かさは、このレコードの演奏からも充分うかがい知れる。-監修:志島栄八郎」
キャップ裏側には全50巻のラインナップが・・・上に小さく
「オーマンディ音の饗宴1300 全50巻●各30cmステレオLP特別価格=\1,300●演奏=ユージン・オーマンディ指揮/フィラデルフィア管弦楽団 ただし⑨はロンドン交響楽団 ①~(25)=SOCT1~25、 (26)~(35)=13AC126~135、 (36)~(50)=13AC271~285、例:(26)=13AC126」
と書いてあり、その下に1から50までのラインナップが記載されている。最初は全25巻だったこのシリーズ、後に10巻追加、最後に15巻プラスされて全50巻にまとめられた。
(続く)
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