Eugene Ormandy conducts 20th Century Classics (Sony Classical Masters)(12CD) ― 2012年07月14日 11時20分
Eugene Ormandy conducts 20th Century Classics
12CDs <初回生産限定盤>

2012年08月21日発売予定。
HMV(ニュースとCD) タワー(Sony Classical Masters と CD)
(ソニー・ミュージックの紹介文)ユージン・オーマンディは、何といってもフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督として、1936年から1980年までほぼ半世紀にわたってこの名門オケを指揮し、カラヤン+ベルリン・フィルと並ぶ20世紀のオーケストラ演奏の極致を極めた名匠です。レコーディングにも積極的に取り組み、RCAとソニー・クラシカルに膨大なディスコグラフィを築きあげました。オーマンディのレパートリーは幅広く、同時代・現代音楽への取り組みも積極的でした。このボックスは、オーマンディが指揮した20世紀の音楽集。オーマンディらしい正攻法の表現ながら、ときにはゴージャスに、ロマンティックに、そして神秘的な響きが飛び交い、刻々と表情を変えていく大作を見事に描き上げています。分厚い弦楽パートを土台に、卓越した木管と美しい金管セクションを絶妙にブレンドさせた「フィラデルフィア・サウンド」の醍醐味がここにあります。1955年モノラル録音の「春の祭典」は世界初CD化。
初CD化は1955年モノラル録音の「春の祭典」のみ。その他はCD既発売のも。興味があるのは、このシリーズが 「ベルリンのb-sharpスタジオにて、24ビット/88.2KHzリマスタリングを行ない、よりマスターテープに忠実で伸びやかなサウンドを実現」 というのを売りの一つにしていること。特に、RCAステレオ録音の音質がどう変わっているかが気になるなあ・・・
【収録予定曲】
[Disc1]
『ドビュッシー:交響詩「海」』 【録音】1972年 (音源:RCA)
『ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」第2組曲』 【録音】1971年 (音源:RCA)
『ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」』 【録音】1973年 (音源:RCA)
[Disc2]
『ラヴェル:スペイン狂詩曲』 【録音】1963年 (音源:CBS)
『ラヴェル:ボレロ』 【録音】1973年 (音源:RCA)
『ファリャ:スペインの夏の夜』 ~アルトゥール・ルービンシュタイン(P) 【録音】1971年 (音源:RCA)
『ロドリーゴ:アランフェス協奏曲』 ~ジョン・ウィリアムズ(G) 【録音】1965年 (音源:CBS)
[Disc3]
『ホルスト:組曲「惑星」』 【録音】1975年 (音源:RCA)
『ブリテン:青少年のための管弦楽入門』 【録音】1974年 (音源:RCA)
『エルガー:行進曲「威風堂々」第1番』 【録音】1963年 (音源:CBS)
[Disc4]
『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30』 ~ウラディーミル・アシュケナージ(P) 【録音】1975年 (音源:RCA)
『ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲Op.43』 ~ヴァン・クライバーン(P) 【録音】1970年 (音源:RCA)
『ハチャトゥリアン:「剣の舞」「バラの娘たちの踊り」』 【録音】1964&1966年 (音源:CBS)
[Disc5]
『プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調「古典交響曲」Op.25』 【録音】1961年 (音源:CBS)
『プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調Op.63』 ~アイザック・スターン(Vn) 【録音】1963年 (音源:CBS)
『R=コルサコフ:スペイン奇想曲Op.34』 【録音】1965年 (音源:CBS)
『スクリャービン:交響曲第4番Op.54「法悦の詩」』 【録音】1971年 (音源:RCA)
[Disc6]
『ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調Op.47』 【録音】1975年 (音源:RCA)
『ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番変ホ長調Op.107』 ~ヨーヨー・マ(Vc) 【録音】1982年 (音源:CBS, デジタル)
『カバレフスキー:道化師のギャロップ』 【録音】1972年 (音源:RCA)
[Disc7]
『ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」』 【録音】1955年 (音源:CBS, モノラル)
『ストラヴィンスキー:バレエ「ペトルーシュカ」組曲』 【録音】1964年 (音源:CBS)
『R・シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」組曲』 【録音】1964年 (音源:CBS)
[Disc8]
『エネスク:ルーマニア狂詩曲第1番 イ長調』 【録音】1972年 (音源:RCA)
『バルトーク:管弦楽のための協奏曲Sz.116』 【録音】1979年 (音源:RCA、デジタル)
『コダーイ:「ハーリ・ヤーノシュ」組曲』 【録音】1975年 (音源:RCA)
[Disc9]
『ヒンデミット:交響曲「画家マティス」』 【録音】1962年 (音源:CBS)
『ウェーベルン:管弦楽のための牧歌「夏風の中で」』 【録音】1963年 (音源:CBS)
[Disc10]
『オルフ:カルミナ・ブラーナ』 【録音】1960年 (音源:CBS)
『マーラー:交響曲「大地の歌」~「大地の哀愁に寄せる酒の歌」「春に酔える者」』 【録音】1966年 (音源:CBS)
[Disc11]
『アイヴズ:交響曲第2番』 【録音】1973年 (音源:RCA)
『シベリウス:悲しきワルツOp.44-1』 【録音】1973年 (音源:RCA)
『シベリウス:交響詩「フィンランディア」Op.26』 【録音】1968年 (音源:CBS)
『アルヴェーン:スウェーデン狂詩曲第1番「夏至の徹夜祭」Op. 19』 【録音】1968年 (音源:CBS)
[Disc12]
『アイヴズ:ニュー・イングランドの3つの場所』 【録音】1974年 (音源:RCA)
『ガーシュイン:ラプソディー・イン・ブルー』 ~フィリップ・アントルモン(P) 【録音】1967年 (音源:CBS)
『コープランド:アパラチアの春』 【録音】1969年 (音源:RCA)
『バーバー:弦楽のためのアダージョ』 【録音】1957年 (音源:CBS)
【演奏】
ユージン・オーマンディ(指揮) フィラデルフィア管弦楽団
さて、予約しようかな・・・
Leopold Stokowski - The Columbia Stereo Recordings ― 2012年07月14日 11時35分
Leopold Stokowski - The Columbia Stereo Recordings
CD/SONY CLASSICAL/8869197115-2 10CDs
2012/08/07 発売予定
HMV(ニュースとCD) タワー(CD)

(レコード会社解説)20世紀の演奏・録音史に輝かしい業績を残した巨匠レオポルド・ストコフスキー(1882~1977)。その生誕130年を記念して、ストコフスキーが1960年から1977年にかけてCBSコロンビアにステレオで残した全録音を集成したボックス・セットです。これまでさまざまな形でCD化されていましたが、オリジナルLPのカップリングでまとめて発売されるのは今回が初めてです。1960年にフィラデルフィア管弦楽団へ約20年ぶりに復帰した演奏会と並行して録音されたファリャ、ワーグナー、そしてバッハは、戦前の実験的な試みやライヴ録音を除けばこの名門オーケストラとの唯一のステレオ録音となったもの。自ら創設したアメリカ交響楽団と作曲から半世紀を経て初演したアイヴズの「交響曲4番」の世界初録音も貴重な名演。個性的なグールドのピアノにぴったりと寄り添ったベートーヴェンの「皇帝」の気宇壮大な演奏もストコフスキーならでは。
そしてなんといってもこのボックスのハイライトは、1976年、ストコフスキーが94歳の時にCBSと結んだ100歳までの録音契約によって制作されたLP5枚分の演奏でしょう。ロンドン在住の名奏者を集めて結成された録音用のオーケストラ、ナショナル・フィルと録音されたこれらのアルバムは、90歳を超えても全く衰えることのなかったストコフスキーの若々しいエネルギーに満ち、純粋無垢で融通無碍な境地を描き出しています。生涯最後のスタジオ録音は亡くなる3か月前に収録されたメンデルスゾーン「イタリア」とビゼーの交響曲でしたが、セッションの最終日に収録されたビゼーの交響曲の終楽章は通しのワン・テイクでOKとなったという奇跡的な名演です。
ストコフスキー研究家のエドワード・ジョンソン氏書き下ろしによるライナーノーツ入り32ページ・オールカラー・ブックレット付き。各アルバムは初出LPのジャケットデザインを採用しています。
フィラデルフィアの演奏は青字のCD2枚分。過去にCD化された音源ですが、現在は入手困難なので、これは朗報かと・・・
【収録予定曲】
[Disc1]
ファリャ:バレエ『恋は魔術師』(全曲)~シャーリー・ヴァーレット(Ms)~フィラデルフィア管弦楽団〔録音:1960年2月〕
ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』より「愛の音楽」(ストコフスキー編)~フィラデルフィア管弦楽団〔録音:1960年2月〕
[Disc2]
J・S・バッハ:『ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV.1050』~アンシェル・ブルシロウ(Vn), ウィリアム・キンケイド(Fl), フェルナンド・ヴァレンティ(Cemb), フィラデルフィア管弦楽団〔録音:1960年2月〕,
J・S・バッハ(ストコフスキー編):『コラール前奏曲「イエスよ、私は主の名を呼ぶ」BWV.645』『コラール前奏曲「来れ異教徒の救い主よ」BWV.659』『コラール前奏曲「我ら唯一の神を信ずる」BWV.680』~フィラデルフィア管弦楽団〔録音:1960年2月〕
[Disc3]
ベートーヴェン:『ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」』~グレン・グールド(P), アメリカ交響楽団 〔録音:1966年3月〕
[Disc4]
アイヴズ:『交響曲第4番』~アメリカ交響楽団, デイヴィッド・カッツ&ホセ・セレブリエール(Associate Conductor), ニューヨーク・スコラ・カントールム合唱団〔録音:1965年4月〕,
アイヴズ:『民衆』『ゼイ・アー・ゼア!(新しい自由な世界のための戦い)』『選挙』『リンカーン』~グレッグ・スミス・シンガーズ, イサカ大学合唱団, アメリカ交響楽団 〔録音:1967年11月〕
[Disc5]
ビゼー:『「カルメン」第1&2組曲』『「アルルの女」第1&2組曲』より~ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団〔録音:1976年8月〕
[Disc6]:ストコフスキー編曲によるアンコール!
『R=コルサコフ:熊蜂の飛行』『ドビュッシー:月の光』『ショパン:マズルカ第17番変ロ短調Op.24-4』 『ドビュッシー:グラナダの夕べ』『ノヴァチェック:無窮動Op.5-4』『チャイコフスキー:ユーモレスクOp.10-2』『アルベニス:セビーリャの聖体祭』『ショスタコーヴィチ:前奏曲変ホ短調』『R=コルサコフ:イワン雷帝』『ショパン:前奏曲ニ短調Op.28-24』~ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団〔録音:1976年7月〕
[Disc7]
シベリウス:『交響曲第1番ホ短調Op.39』『トゥオネラの白鳥』~ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団〔録音:1976年11月〕
[Disc8]
チャイコフスキー:『オーロラ姫の婚礼』(「眠れる森の美女」の第三幕、オーロラ姫の結婚式の場面を中心に組み立てられたディアギレフによる短縮版)~ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団〔録音:1976年5月〕
[Disc9]:ラスト・レコーディング
メンデルスゾーン:『交響曲第4番イ長調Op.90「イタリア」』~ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団〔録音:1977年6月〕,
ビゼー:『交響曲 ハ長調』~ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団〔録音:1977年6月〕
[Disc10]
ブラームス:『交響曲第2番ニ長調Op.73』『悲劇的序曲Op.81』~ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団〔録音:1977年4月〕
【演奏】
レオポルド・ストコフスキー(指揮)
これも予約しておこうかな・・・んでは。
名古屋マーラー音楽祭 マーラー交響曲第8番 1日目 ― 2012年07月16日 10時20分

今日も聴くのだ・・・やはり、マーラーの8番は「宇宙の鳴動」ですな・・・んでは。
2012年7月16日(月) 名古屋マーラー音楽祭 マーラー交響曲第8番 2日目 ― 2012年07月20日 07時45分
Herzlich Danke
♥Gustav und Alma♥
の文字が・・・
2012年7月20日(金) コバケン・スペシャル ファイナル(Vol.24) ― 2012年07月21日 07時55分
<ベートーヴェン・セレクションIII >
ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品61*
ベートーヴェン: 交響曲第6番ヘ長調 作品68『田園』
小林研一郎 (指揮/桂冠指揮者)
有希 マヌエラ・ヤンケ* (ヴァイオリン)
ホントはキンカンの後に行くつもりだったのだが、結局ケッキンカンになってしまい、コンサートも前半のヴァイオリン協奏曲は聴き逃し、後半の「田園」のみを聴いた・・・

まず、真ん前にもかかわらず、ヴィオラの音が聴き取りにくい。ヴィオラのサウンド・ポートはP席側(舞台後ろ)を向いているからなのだろう・・・むしろ、指揮者の向こう側のヴァイオリン・セクションの音の方がよく聴き取れる程だ・・・
3階席では、コンサート・ホールという拡散音場で程良くブレンドされた音として聴いているが、舞台真ん前はブレンドされる前の音として(表現は悪いが)バラバラな音(分離された音と言うべきか?)として聴こえる。
各楽器からの距離差がタイミングのズレとして明確に認識出来るのだ・・・先週のマーラー8番、舞台と客席バンダの音のタイミング・ズレと同様、聴く場所によって「音のアタマのタイミング」がずれる・・・
音速360m/secという物理現象・・・36mの距離で0.1秒の差が生じるのだから無視出来ないファクターだ・・・舞台から距離を置く程に音の頭のタイミング差は小さくなる(無限遠ならゼロとなる)・・・ホールのどの客席で響く音を想定して音のバランスやタイミングを調整するのか、一度指揮者に聞いてみたいものだ・・・・
ま、それはさておき、やはりベートーヴェンの「田園」は名曲だなあ・・・リピート無しでほっとしたし、舞台近くで雄弁に語りかけるバスの音がよく聴き取れて、改めて田園という曲の凄さを認識した・・・今度スコア片手に聴こうかな・・・期待?したマエストロ・コバケンの唸り声は今回は何故か皆無であった・・・う~ん・・・
アンコールは「定番」のダニー・ボーイ(弦楽合奏版)・・・やはり、これを聴かないとね・・・
コバケン・スペシャルはこれでお終いだが、来年はマーラーの3番を振るそうな・・・期待しようじゃないか・・・んでは。
Dmitri Shostakovich Three Concertos ― 2012年07月26日 05時14分
Dmitri Shostakovich : Three Concertos
No.1 for Violin / No.1 for Cello / No.2 for Piano)
チェロ協奏曲:ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc) ユージン・オーマンディ(指揮) フィラデルフィア管
ピアノ協奏曲:レナード・バーンスタイン(Pf/指揮) ニューヨーク・フィル
ヴァイオリン協奏曲:ダヴィド・オイストラフ(Vn) エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮) レニングラード・フィル

(amazon.co.jp, SA-CDラボ)
以下、amazon.co.jp 紹介文転載
SACDハイブリッド盤。これは凄すぎるラインナップ。いずれも世界の名だたる巨匠たちが、ショスタコーヴィチ存命中に録音した名演をSACD化。ロストロポーヴィチとオーマンディのチェロ協奏曲は、同曲の世界初録音盤。若きロストロポーヴィチの自在なチェロに加え、フィラデルフィア管の弦の美しさも特筆。バーンスタインのピアノ協奏曲第2番も、当時の最新作をいち早く録音。バーンスタインならではのリズム感とウィットは今でも輝きを失っていません。ヴァイオリン協奏曲第1番は何よりムラヴィンスキー&レニングラード・フィルの凄さに凍りつきます。交響曲かと錯覚するほどの雄弁さで、この曲の恐ろしさを十二分に発揮。オイストラフの独奏も一歩も譲らず、信じ難い次元の出来となっています。SACD化でムラヴィンスキーの凄さが倍増されました。超オススメのタイトルです。(転載終わり)

(amazon.com)
Masterworks Heritageは贅沢な作りのアルバムだったが、いつの間にやら市場から消えてしまった・・・今、こういう手の込んだ作りのアルバムは作ることが困難なようだから、結構貴重品かもしれない・・・
2006年にSony Grerat Performances Seriesでも出た。これはDSDリマスタリングだったと思うが・・・

(amazon.com)
昨年2011年には SONY CLASSICAL ORIGINALS でも出ている。これもDSDリマスタリングだろう・・・

(ソニー・ミュージック・ショップ)
DSDリマスタリングされている音源だから、今回のSACDはその音源か、または新たにマスタリングし直したか・・・
ちなみに、Sony Double というシリーズでこれと同じカップリングのCDが出ていたようだ・・・

ま、こんなところで・・・
最近のコメント