The Strings of The Philadelphia Orchestra2008年11月08日 06時44分

米Columbia Masterworks MS 6081
The Strings of The Philadelphia Orchestra

Mozart : Eine Kline Nacht Musik
Bach : Air on the G Strings
Corelli : Concerto Grosso in G Minor, Op.6
No.8(Christmas Concerto)
Mendelssohn : Scherzo from Octet in E-Flat Major, Op.20

Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra

タイトル通り、フィラデルフィア管弦楽団の「途方も無く美しい弦」の片鱗を堪能するアルバム。

米コロムビア6EyesレーベルのLPです。モノラル期からステレオ初期にかけて使用されたレーベルデザインで、有名アーティスト(ワルターとか)のLPだと中古市場で結構高値で取引されているようです。2Eyesより音が良い・・・という理由だそうですが、私が聴く限り違いがあるとは思えませんが・・・

まあそれはさておき、LPラベル(レーベル)デザインは見ているだけでも楽しいですよ。限られたスペースに、会社の顔であるレーベル名と曲と演奏者の情報を入れ込むわけですが、会社のカラーみたいなものが滲み出ているようで、産業デザインを楽しむ格好の素材ではないでしょうか?

横田さんのオーマンディ・ディスコグラフィ(http://www.geocities.jp/ormandy/)によれば、Corelli 以外はCD化されています。1990年代は容易に入手可能でしたが、最近は市場のストックが減りつつあり、入手が難しくなっているようです。

最近は特に「見かけたら買え」を実感します。後で・・・と思って気が付いたら入手不可能になっていたことがよくありますから。一定量まとめて生産して市場から無くなったらお終い・・・というのが最近のパターンで、長くカタログに残すということをレコード会社がしなくなりましたから。

モーツァルトの「小夜曲」(セレナーデ)は、フィラデルフィアの弦セクションの鳴りっぷりを堪能できる一品。鳴りきった弦セクションがどう響くかを想像するのに最適でしょう。CDは1995年に国内盤(SC SRCR1511)が出ています。ヴィヴィアルディの「四季」(演奏は別団体)との組合わせで千円廉価盤仕様です。見かけたら早めに確保すべきでしょう。録音は1955年と記載されていますが1959年のステレオ録音です。

バッハは、色々な形態のアルバムでCDに入っているようです。私が持っているのは、「トッカータとフーガ~オーケストラ名曲集」(SC SRCR2084)です。

メンデルスゾーンは、SC Essential Classics Take2 SB2K63251 に収録されています。

それでは。

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