動き出した時間 ― 2009年01月14日 21時56分
ガキの頃からゼンマイ振り子時計の音に慣れ親しんだせいか、水晶時計のムーブメントから発する規則正しい音に我慢できず、今は3台の壁掛け振り子時計に囲まれて生活している。
振り子時計(wikipedia日本語)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%AF%E3%82%8A%E5%AD%90%E6%99%82%E8%A8%88
振り子時計(wikipedia-English)
http://en.wikipedia.org/wiki/Pendulum_clock
振り子(wikipedia日本語)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%AF%E3%82%8A%E5%AD%90
振り子(wikipedia-English)
http://en.wikipedia.org/wiki/Pendulum
写真の時計は母から譲り受けたもの。昨年7月に母は亡くなり、形見の一つになってしまった。長年実家の台所で使っていたためか、ムーブメントが油でベトベトになり動かなくなっていたので、リサイクルショップのオヤジさんに分解清掃してもらい数年使っていた。(このリサイクルショップで、似たような壁掛けゼンマイ振り子時計を2個購入した。)
しかし、あるときゼンマイを一杯に巻いた時、「バキッ」という音とともにゼンマイをフレームに固定していた部分が破損し全く動かなくなってしまった・・・それから数年は動かすこともなかったが、母の葬儀が一段落して少し落ち着いてから、また振り子の音を聴きたくなり、名古屋栄にある木村時計店に修理を依頼した。
木村時計店
http://www.kimura-watch.com/
待つこと2ヶ月、今は快調に時を刻んでいる。母の時は止まったが、振り子時計は私の時を刻々と刻んでくれている。
私の時が止まった後も、この振り子時計はまだ見ぬ誰かの時を刻むのだろうか・・・
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