タワーレコード“Sony Classical”スペシャル・セレクション第3弾! - オーマンディによるチャイコフスキー交響曲第7番 ― 2009年09月04日 20時41分
Tchikovsky:Symphony no.7
reconstructed by Semyon Bogatyreyev
Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra
recorded 1962
まさかこんなのがまたCD化されるとは・・・タワーは元気ですなあ・・・。11月4日のリリースだそうです。
タワーレコード“Sony Classical”スペシャル・セレクション第3弾!
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfGpSearchResults.jsp?GOODS_SORT_CD=101&SEARCH_GENRE=ALL&keyword=AllCatalog&TYPE=AllCatalog&entry=SICC-1201%2CSICC-1207%2CSICC-1208%2CSICC-1210%2CSICC-1212%2CSICC-1215%2CSICC-1217%2CSICC-1219%2CSICC-1221%2CSICC-1223&commentId=5575
チャイコフスキー: 交響曲第7番・第6番「悲愴」, 他
ソニークラシカル SICC-1208
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1983198&GOODS_SORT_CD=102
1990年に 米CBS Masterworks Portrait MPK 46453 で1度CD化されたきりで、ずっと入手困難だったものです。時折オークションで見かけても競争が激しく価格も高く、結局未開封LPを格安で入手してようやく聴きましたが・・・
ということで、ずっとこの音源を追いかけていた人には朗報ですな。
Semyon Bogatyreyev 再構成版による世界初録音。西半球初演(東西分裂時はこういう言い方だったんですなあ)も オーマンディ・フィラデルフィアが行っています。Columbia時代はマーラーの10番といい、RCA後期とは違う意味で色々意欲的に問題曲(?)を取り上げていたんですねえ。
さて、この交響曲7番なる代物、作曲者が書きかけて断念した交響曲の草稿・破棄されたスケッチ・他の似たような曲からの転用という「ごった煮の継ぎ接ぎ」以外の何物でもなく、試みとしては面白いしその努力は「ご苦労様」と肩を叩きたくもなりますが、はっきりいって後世に残るものではないでしょう。チャイコフスキーも草葉の陰で「こんなシロモノをワシの交響曲といわれても困る・・・」と苦笑しているのではないでしょうか。
とはいえ、メロディーメーカー「チャイコフスキー」のメロディー断片が素材ですから「ごった煮の継ぎ接ぎ」でも結構聴ける物になっていますし、なかなか美しいメロディーが随所に現れてきます。素材が良いので調理法に問題があってもまあ食える・・・とはチト言いすぎか・・・。
オーマンディ・フィラデルフィアによる素晴らしい演奏もこの問題作を救済するには至っていません。まあ、こういう試みもあった・・・くらいで聴き流すのがよろしいかと。
今回のCD化は、ロストロポーヴィチのライヴを組み合わせた2枚組。どうせなら、オーマンディとイストミン によるチャイコのピアノ協奏曲1番とかと組み合わせて欲しかった・・・これもCD化されているらしいけど、見たことないし・・・
いっそのことタワーで、ベートーヴェン&ブラームス全集を一挙にCD化してくれないかな・・・
それか、ソニーとBMGの音源を組み合わせて、チャイコフスキー交響曲全集(マンフレッドもあるし)でズドーンと出すのもいいかも・・・
今後のタワーに期待しましょう。
Holiday for Orchestra! ― 2009年08月26日 06時54分
An Exciting, Unique Sound Spectacular - Holiday for Orchestra!
Percussion, Brass, Strings and Winds of the Philadelphia Orchestra
Eugene Ormandy
Special Orchestral Arrangements by Arthur Harris
Cover Art by Lionel Kalish
【Side1】
The Brass
-Camptown Races(Foster)
-When Johnny Comes Marching Home(Traditional)
The Winds
-Sailor's Hornpipe(Traditional)
-Minuet(Paderewski)
-The Hen(Rameau)
【Side2】
The Percussion
-Jamaican Rumba(A.Benjamin)
-Genereal Lavine(Debussy)
-March of the Mandarins(A.Harris)
The Strings
-Londonderry Air(Traditional)
-The Fligt of the Bamblebee(R.Korsakov)
Full Orchestra
-March of the Dwarfs(Grieg)
Eugene Ormandy & The Philadelphia Orchestra
フィラデルフィアのパーカッション・セクションによるジャマイカン・ルンバを初めて聴いたのが下記のLP。これは、ピンクビニールのラジオ局用 モノラルLP盤。
Ormandy,Philadelphia - Orchestra' s Greatest Hits その1
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2008/10/14/3818509
Ormandy,Philadelphia - Orchestra' s Greatest Hits その2
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2008/10/14/3818476
で、最近ジャマイカン・ルンバが入ったCDをオークションで見つけて入手。
Holiday for ORCHESTRA
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/07/23/4450698
しかし、手元にこのLPアルバムがあった・・・灯台もと暗しというか・・・何故気が付かなかったのかな?
CDと同じタイトル(恐らく日本盤LPと思うが)だが、ジャケットデザインは違うし、曲目も微妙に異なる。恐らくこのLPが初出のオリジナル・・・になるのかな?このアルバムは、セクションの特色を生かした編曲と曲順になっているが、国内盤CDはそれがかなり曖昧になっている。
編曲は全て、アーサー・ハリスによるもの。こういう企画盤が出せる程、当時のオーマンディとフィラデルフィアは米コロムビアの売れ筋だったんですなあ・・・これはなかなか楽しく聴けるアルバムですよ。
では。
Brusilow, Ormandy & Philadelphia - Vivaldi The Four Seasons ― 2009年08月10日 17時20分
6eyes & 2eyes Label Stereo LP
Covert art by Emil Antonnucci
http://www.askart.com/askart/a/emil_antonucci/emil_antonucci.aspx
(C)The Four Seasons Restaurant
http://www.fourseasonsrestaurant.com/
Anshel Brusilow(violin solo)
http://en.wikipedia.org/wiki/Anshel_Brusilow
Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra
1960年のコロムビア・ステレオ録音。LP時代末期、国内盤でも出ています。
CBS/SONY オーマンディ 音の饗宴1300 Vol.47 13AC282
CBS/SONY オーマンディ名曲ベスト30 Vol.20 15AC1720
※音の饗宴1300盤はこの間の中古100円セールで見かけました・・・
1985年に発売された、CD2枚組×10セットにも含まれています。
CBS/Sony 52DC373/4
※このCDは長年探したけど見つからなかったなあ・・・
しかしこれ以後、残念ながらCD再発売は2006年まで待たなければならなかった・・・そのCDも、"The Vivaldi Collection"というコンピ物の輸入盤で、しかも四季の演奏者が簡単には分からないという代物であったが、ともかく、このCD再発は有り難いことであった。
amazon.co.jp - The Vivaldi Collection
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000FQJP9Q/sr=1-4/qid=1161902650/ref=sr_1_4/250-7910712-0096204?ie=UTF8&s=music
amazon.com - The Vivaldi Collection
http://www.amazon.com/Vivaldi-Collection-Eric-Weissberg/dp/B000FQJP9Q/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1249885396&sr=8-1
※アメリカのアマゾンではMP3で音源を販売してるんですなあ・・・
しかし、このCDが出るまではCDは入手不可能な状況だったので、当時はLPを探しました。
たまたま立ち寄った、東京神保町(だったかな)の中古屋さんにあった2eyes盤と、オークション(確かebay)で入手した6eyes盤が手元にあります。殆ど同時期に手に入れたんですな・・・欲しい盤が重なる事って良くあるんですな・・・
盤の状態は 2eyes盤 が良く、ノイズも少なめ。 6eyes盤はノイズが多少多いです。どちらも、レイカのバランスウォッシャーでクリーニングするとかなりノイズは減りましたが・・・ホント、このクリーナーは効果がありますなあ・・・。
中古市場では、6eyesステレオ盤は数が少ないと言うことで2eyes盤より高値で取引されているようです。ワルターとコロンビア響の6eyes盤なんて数万の値が付いているのを見たことがありますが・・・
でも、古い盤はコンディションの良い盤が少ないし、6eyes と 2eyes とどちらが音がよいか・・・といってもケース・バイ・ケースでなんとも言えないし・・・再発のオデッセイ盤の方が音が良い場合もあるし・・・
・・・ということで、中古LPはそう言うことに拘らず、安くて状態の良い盤を探すのが宜しいかと・・・
話を元に戻しましょう。
マエストロが丹精込めた「フィラデルフィアの弦」を堪能する格好の曲と演奏でしょう。ブルシロウのソロ・ヴァイオリンも見事なモンです。コンサート・ホールでもこういうモダンで編成の大きいオケで聴いてみたいモンですなあ。
ちなみに、wikipedia によれば、ブルシロウは昨年4月に引退公演をしてリタイヤしたそうです。フィラデルフィアの黄金期を支えた方がまた一人と思うと寂しいですなあ・・・
あと、このジャケットの絵について・・・子供の絵か・・・と思えるほどシンプルな「木の四季」ですが、コレ、ニューヨークにある The Four Seasons Restaurant のマークなんですな。
The Four Seasons Restaurant
http://www.fourseasonsrestaurant.com/
今年開店50周年だそうで、このLPは開店間もない頃の1960年~1961年に発売されているでしょうから、多少はお店の宣伝になったのかもしれませんが・・・
それにしても、久しぶりに「四季」を聴きました・・・実家にはイ・ムジチのLPがありました。フェリックス=アーヨがリーダーだったのかなあ・・・あのLPも久しぶりに聴いてみるかな・・・
では。
Landmarks and Legends of Those Fabulous Philadelphians ― 2009年08月09日 09時25分
Landmarks and Legends of Those Fabulous Philadelphians
Celebrated Performances by the Philadelphia Orchestra
Conducted by Eugene Ormandy & Leopold Stokowski
selected and annotated by Herbert Kupferberg,
author of the best-selling book "Those Fabulous Philadelphians - The Life and Times of a Great Orchestra"
Side1
- Wagner Tristan und Isolde Love Music from ActII & III
Side2
- Bach Transcriptions by Stokowski 3 Chorale-Preludes
"Ich Ruf' zu dir, Herr Jesu Christ""Nun Komm' , der Heiden Heiland""Wir Glauben all' an einen Gott"
- Rachmaninoff Symphonic Dance no.1
Side3
-Stravinsky Danse Russe from "Petrushka"suite
-Kodaly Viennese Musical Clock from "Hary Janos"suite
-Siberius The Swan of Tuonela(solo English horn:Louis Rosnblatt)
-Sousa The Stars and Stripes forever
-Mussorgsky(Ravel) The Great Gate at kiev from "Pictures at an Exhibition"
Side4
-R.Strauss Der Rosenkavalier suite
also available on CDs
Bach
- 米SC Masterworks Heritage MH2K62345
Stokowski・Ormandy The Philadelphia Orchestra plays BACH
Wagner
- IMG Artists/EMI 7243 5 75480 2 1(2CDs)
Great Conductors of the 20th Century - Leopold Stokowski
音で聴く "Those Fabulous Philadelphians" かな。このLPはebayで入手した物だったと思うが・・・もう数年前の事だから記憶は定かではない。
レコードジャケットを開くと表裏の表紙がアカデミー・オヴ・ミュージックの大きなシャンデリアを眼前に、眼下にオーケストラを見下ろす形の写真になっていることが分かる。
1960年代のストコフスキとフィラデルフィアライブでも入っているかと思って期待したのだけど、セッション録音のセレクト集であった。ストコフスキが振っているのは1枚目のワーグナーとバッハのみ。後はオーマンディ指揮の演奏である。
ワーグナーとバッハはCD化されているが、現在は入手困難。バッハが収録されている Masterworks Heritage 盤には、ストコフスキによる ブランデンブルク協奏曲の5番も収録されている。
このMasterworks Heritage 盤 は、オーマンディ・ストコフスキとフィラデルフィアによるバッハのステレオ録音が2枚組のCDにまとめられており、手の込んだ作りが良かったのだけど、現在は企画が中断しており再開の見込みはなさそう。 こういう丁寧な作りの再発盤は最近殆ど見かけなくなってしまったのは残念である。
数年前まで、とにかく、ストコフスキやオーマンディが振ったフィラデルフィア管の録音を聴きたくて、オークションやら中古やらで集めまくったのもなんか遠い昔みたいだなあ・・・盤探しで聴く時間が無くなるという本末転倒なことも結構やってたし・・・数多くの演奏がCD化されて、ほぼ聴きたい物は集めることが出来た。あとは、こうしてゆっくり聴いて、気が向いたらブログに書く・・・というところですな。では。
Ormandy & Philadelphia, Mozart Symphonies ― 2009年08月05日 07時30分
(Regular Mono ML6122)
also available on CD 米SME Essential Classics SBK62827
Mozart:Symphonies No.30 & No.31"Paris"
Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra
オーマンディ・フィラデルフィアによる数少ないモーツァルトの交響曲集です。この2曲は幸いCD化されていますが、まだ入手出来るかなあ・・・横田さんのオーマンディ・ディスコグラフィによると、このコンビが遺したモーツァルト・シンフォニーの録音は下記4曲のみ。
Sym. No.30 [S]62/04/08 (C)●
Sym. No.31 [S]61/01/29 (C)●
Sym. No.40 [M]56/01/10 (C)
Sym. No.41 [S]68/05/28 (R)
[M]ono,[S]tereo [Label]:(C)BS, (R)CA
● : このLPの音源。
横田さんのオーマンディ・ディスコグラフィ より
http://www.geocities.jp/ormandy/ormandy_disk.html
古楽器によるモーツァルトもいいけど、僕はこういう現代オケの演奏の方が好きだ。やはり豊かな音で演奏して欲しいと思う。刺激が欲しければ他のジャンルの音楽を聴くよ・・・
このLPはジャケット裏解説に大きな赤スタンプで
DEMONSTRATION
NOT FOR SALE
と押してある。所謂宣伝用の白レーベル盤ではなく、普通の市販品に押してあるだけ。アメリカから入手した中古盤はこういうのが結構多い。
状態はまあまあ。くしゃくしゃになった紙のスリーヴに入ってホコリだらけだったけど、クリーニングしたら綺麗なモノである。音も綺麗で、あまりかけてないようだ。
それにしても、LPの耐久性はたいしたものだ。たぶんCDより長持ちするだろうなあ・・・というか、僕が死んでもまだプレイ可能だろう。
デジタルメディアは半永久の夢のメディアと言われた20~30年前を考えると、現実はそうではないという実例をイヤと言うほど体験して、アナログ盤に回帰する自分を思うと不思議なものだ・・・
では。
Eugene Ormandy 30th Anniversary Season - Beethoven The Nine Symphonies その2 ― 2009年08月02日 06時25分
まあ、評論家は放っといて、本題に戻りましょうか・・・
このLPは有り難いことに面割りが通常、つまりオートチェンジャー用ではないので、取り扱いやすい。面割りは下記の通り。
RECORD1 Side1 1番, Side2 2番
RECORD2 Side 3-4 3番
RECORD3 Side5 4番, Side6 5番
RECORD4 Side7-8 6番
RECORD5 Side9-10 7番
RECORD6 Side11 8番, Side12 9番
RECORD7 Side13-14 9番
まあ多少詰め込みカッティングではあるけど素直な面割りだと思う。盤を跨いでいるのは9番だけだが、これは仕方ない。
合唱は詰め込めば1枚でもカットできるから、7番と8番を1枚にカットすれば6枚組に出来たかもしれない・・・がそこまでやると音質劣化も相当だから、この程度に収めた・・・ということかな。
このLPが発売された年は(P)(C)表示がないので分からないが、録音年及び、オーマンディのフィラデルフィア管弦楽団音楽監督就任30周年記念のマークが付いているから、1968年前後と思われる。(写真参照)
ブックレットもオーマンディの写真を大きく載せているから、このLPは30周年記念にあわせて企画されたのかな。マーラー10番交響曲のLPもこのマークが付いていたし。
さて、肝心の演奏について。実にオーソドックスで奇を衒わず正攻法による充実した演奏・・・というところですかな。まあ、ベートーヴェンはそう好きな作曲家じゃあないし・・・
でも、7番にオーマンディ独特の楽譜の手入れがあったりと、やはり19世紀の伝統を受け継いだマエストロですから一筋縄ではいかんですわ。
これを書いている間に1番から4番まで聴きましたが、耳にすっと入ってきて、抵抗感がありません・・・ってこれは某U氏の受け売りですが、ま、こんな感じですわ。
では。(了)
Eugene Ormandy 30th Anniversary Season - Beethoven The Nine Symphonies その1 ― 2009年08月02日 06時00分
Regular D7L345(mono)
Beethoven The Nine Symphonies
Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra
Lucine Amara(s), Lili Chookasian(ms)
John Alexander(t),John Macrdy(b)
The Mormon Tebernacle Choir(dir: Richard P. Condie)
昨日からの凄い雨・・・NHKーFMが番組を中断して気象情報を流してますワ・・・お気を付け下さいませ。
さて、ブラームス以外で、オーマンディ・フィラデルフィアによる全集がCD化されていないものというと、このステレオ録音によるベートーヴェン交響曲全集でしょうか。横田さんのオーマンディ・ディスコグラフィによると、オーマンディ・フィラデルフィアによるベートーヴェンの交響曲録音は下記の通り。
Sym. No.1 [M]46/01/10 (C)
Sym. No.1 [M]37/01/09 (R)
Sym. No.1 [S]65/03/24 (C) ●
Sym. No.2 [S]62/01/17 (C) ●
Sym. No.3 [S]61/04/09 (C) ● → available on CD
Sym. No.3 [D]80/09/29 (R) → available on CD
Sym. No.4 [S]65/09/20 (C) ●
Sym. No.5 [M]55/10/23 (C)
Sym. No.5 [S]66/02/14 (C) ● → available on CD
Sym. No.6 [S]66/01/26 (C) ● → available on CD
Sym. No.7 [M]44/11/19 (C)
Sym. No.7 [S]64/04/27 (C) ● → available on CD
Sym. No.8 [S]61/12/10 (C) ● → available on CD
Sym. No.9 [M]45/03/20 & 21 & 46/01/12(C)
Sym. No.9 [S]64/09/5-29 (C) Mormon cho. ● → available on CD
[M]ono,[S]tereo,[D]igital [Label]:(C)BS, (R)CA
● : このLP全集の音源。
横田さんのオーマンディ・ディスコグラフィ より
http://www.geocities.jp/ormandy/ormandy_disk.html
1番・2番・4番以外はCD化されていますが、そのCDも既に入手困難になりつつあります。
日本のソニークラシカルによるCDは下記の通り。千円の廉価盤でお買い得ですが、解説は簡素なものです。1995年発売ですから、在庫が無くなったら終わりです。アマゾンとタワーにはまだ若干残ってるようですが・・・CDはあるうちに買えというのが鉄則ですから、欲しい人は早めに手を打った方が良いでしょう。(HMVとアマゾンにはまだ在庫があるようですな・・・2009.8.30現在)
SRCR 1502 → 3番
http://www.hmv.co.jp/product/detail/575953
SRCR-1503 → 5番と6番
http://www.hmv.co.jp/product/detail/575997
SRCR-1504 → 9番
http://www.hmv.co.jp/product/detail/576001
米ソニークラシカル Essential Classics のCDは下記の通り。こちらも廉価盤ですが、しっかりした作りなので上記国内盤よりお薦め。英語ですが・・・ただ、3番はありません。こちらはアマゾンのマーケットプレイスで入手できるようですが、ちと高いですね・・・
SB2K 63266 (2 CDs) → 5番~8番の4曲
SB2K 63240 (2 CDs) → 9番他
1980年 RCA Red Seal に録音した3番も CD化されました(BMGファンハウス/RCA RED SEAL BVCC-38111)が、こちらも既に入手困難なようです。
それにしても、CD化されている3番と5番~9番はともかく、1番・2番・4番となるとLPを探すしかありませんが、このシンフォニーのLPはあまり見かけません。
昔、1番と4番が片面づつ収録されていたLP(日本Columbia OS-896-C )を持っていましたが、それくらいでしょうか。日本Columbia からバラ売りで出てたのでしょう。昔は CBS/SONY も出していたと思いますが、恐らく数が出なかったのでしょう。中古屋さんではほとんど見かけません。
このベートーヴェン交響曲全集もそう売れなかったのか、アメリカのebayやyahoo等でもあまり出てこず、数年間探し続けていた記憶がありますなあ・・・
「CBS/SONY オーマンディ 音の饗宴1300」には4番が1枚入っており、これは比較的探しやすいかも・・・
vol.2 SOCT-2 ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」・第4番
あとは何とも言えませんなあ・・・まあ、中古屋さんやネット・オークションで見かけたら見っけもん・・・というところですかな。
さて、オーマンディ・フィラデルフィアによるベートーヴェンというと、日本ではハナから相手にされていない・・・という感じがします。どうしても、ドイツっぽくて重厚で、こう眉間にしわを寄せた、あのロダンの考える人を思わせるような演奏でないとウケないというか・・・
ロダン(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%80%E3%83%B3
考える人(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%E4%BA%BA_%28%E3%83%AD%E3%83%80%E3%83%B3%29
デフォルメしていかにも苦悩してます・・・という演奏の方が解りやすいし、評論家も評価しやすいというのは何となく分かりますなあ。「立派で素晴らしい」じゃあ商売にならないし・・・
ある雑誌の座談会である評論家が、オーマンディ・フィラデルフィアの演奏について「評論しにくい」とふと漏らしていたのがわかりますな。これといって分かりやすい表情付けしているわけでもなし、かといって立派な演奏でケチもつけられない・・・評論家にとってやりにくい・・・と。
1967年初来日時の音楽雑誌の評論をさっと眺めると殆どパニック状態で、「とにかくこんなものを認めるわけにはいかない」と、「音楽不在」とかいう訳の分からん理由でムキになって否定するという滑稽な状況が・・・。
当時、コンサートを聴いた人の感想文を日本コロムビアが募集していて、雑誌広告の形で入選作を掲載していましたが、その一般の感想文の方が素直で実に落ち着いてこのコンビを評価している・・・という印象で、あの評論家達の異常な対応とのコントラストがくっきりと・・・これはこれで面白い読み物かもしれませんな。
あの有名な野村光一氏による「音楽喪失のフィラデルフィア・オーケストラ」も、今読み返すと事実不在の下種の勘繰りという代物で、今頃氏は草葉の陰で赤面しているのではないかとこちら心配になってしまいますな。
野村光一(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E6%9D%91%E5%85%89%E4%B8%80
ま、どうでもいいことなんですがね。評論家の感性と私の感性は別物ですから、参考にはしますけど、いい演奏かどうかを決めるのは自分の感性だけなんですよ。(続く)
「タイースの瞑想」の美演を求めて・・・その1 ― 2009年08月01日 05時36分
"Green Sleeves" Produced by Thomas Frost
Eugene Ormandy and The Philadelphia Orchestra
【Side1】
Fantasia on Greensleeves(Vaughan Williams)
Two Elegeiac Melodies(Grieg)
- Heart Wounds, The Last Spring
Serenade(Schubert)
To a Wild Rose(MacDowell,Arr:T.Frost)
【Side2】
Londonderry Air(Traditional,Arr:A.Harris)
Intermezzo from "Cavalleria Rusticana"(Mascagni)
Vocalise(Rachmaninoff)
I Wonder as I Wander(J.J.Niles)
Meditation from "Thais"(Massnet)
- Anshel Brusilow, solo violin
今日から8月ですなあ・・・まだ梅雨は続いているのだろうか・・・
さて、オーマンディ&フィラデルフィアによる「タイースの瞑想曲」(正確には、歌劇「タイース」から「瞑想曲」・・・なんだけど)は、オーマンディ・ファンで知らぬものはモグリである・・・
ジュール・マスネ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%8D
タイスの瞑想曲(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%9E%91%E6%83%B3%E6%9B%B2
・・・かどうかはともかく、Anshel Brusilow の見事なソロと分厚いフィラデルフィアの弦が美しい演奏である・・・
・・・のだが、残念なことに、何故かCD化されずに今に至っている不運?な演奏でもある。2008年6月~7月にかけてSMEからリリースされた、"The Original Jacket Collection" にも収録されずじまいであり、一部のファン(もちろん私を含む・・・)を悲しませたことは記憶に新しい。
正確に言うと、変則的な形でCD化されたのだが、ノイズ除去をやりすぎて音に潤いがなくなってしまった・・・ということで、ファンが満足するCD化は未だ成されずじまいなのである。そのことについては以前取り上げたことがある。(下記参照)
Glorious Sounds of Music
Columbia Masterworks Recordings - 4
The Original Jacket Collection & 美演!「タイースの瞑想曲」
http://www.ne.jp/asahi/tron/music/ColumbiaRec-4.htm
ということで、今のところこの曲を聴きたければLPを探すしかないのだが・・・
初出は恐らくこの 米Columbia MS7103 だと思われる。Side2,track5 に入れられているが、LP最内周ギリギリ近くでカットされているという悪条件が災いしたのか、フォルテで音がビリついてしまうのである。
未開封LP1枚、中古LP2枚を入手したのだが、程度の差はあれどもフォルテの音のビリつきが酷く曲を楽しめない。カッティングかプレスに問題があると思われるが、これはもうどうしようもない。
それに加えて最内周のカットなので、トラッキング・エラーと線速度低下による音質劣化がモロに響いており、これはなんとしてでもCDのクリアな音で聴きたい・・・のだが。
録音自体は厚みがありしっかりしていると思われるので余計に惜しいのだが・・・
アルバムそのものはコンセプトがしっかりしているし、解説(Letters From Song Publisher)も洒落ている。プロデューサーの T.Frost の手腕の良さが光る好アルバムなだけに余計惜しいのだが・・・ちなみに、T.Frost は曲のアレンジも担当してる、多彩な人なのである。
オーマンディ・フィラデルフィアのコロムビア時代を長く担当したであろう人なので、西暦2000年前後の100周年記念の時に、CBSが大々的にこのコンビの企画を立ててくれれば、色々と興味深い話を引っ張り出せたかもしれないと思うと残念でならない・・・
全く以て、SMEはこのコンビに対して罪深い?と言わざるを得ないは残念なことである。今からでも遅くはないので、早いとこ悔い改めて、きちんとこのコンビの録音を系統立てて復刻(出来れば全音源)するよう、切に願う次第である。(続く)
Ormandy & Philadelphia - Das Lied von der Erde ― 2009年07月28日 08時10分
米Columbia Masterworks D3S774(2eyes, 3LPs)
Lili Chookasian(ms), Richard Lewis(t)
also available on CD SME Essential Classics SBK 53518
CDも持ってるんだけど、最近何故かこういう曲ほどLPで聴きたくなるのだ・・・演奏時間がレコードのカッティング幅と溝の荒さで何となく分かるのがいいのかな・・・告別の最後、 Ewig, Ewig, ・・・ の声を聴きながらターンテーブルが回るのを見ていると・・・なんか・・・こう・・・
MS-6946 未開封品。今回封印を解いたわけだが、こちらは告別の面で数回針飛びをしてしまう。20~30年間放っておかれたLPだからこういうこともある。
しょうがないので、中古の3枚組(マーラーの10番がカップリングされている)を引っ張り出したのだが、これも肝心の 告別 で針飛び・・・ど~なっとんじゃい。
三度目の正直、3枚組のもう一組を引っ張り出した。これはうまく再生できた・・・ホット一息である・・・なんか告別どころじゃなくなったな・・・蝉も煩いし・・・
深夜に部屋を暗くして、プレイヤーにスポットライトを当てて聴くと雰囲気が出る。こういう曲だから、酒を飲んで酔っぱらいながら聴くべきであろうか・・・
Ormandy & Philadelphia による メンデルスゾーン 2台のピアノの為の協奏曲 その2 ― 2008年11月29日 17時11分
Ormandy & Philadelphia による メンデルスゾーンの「2台のピアノの為の協奏曲」2曲がCD化されるということで、元のLPを引っ張り出して聴いてみました。
米Columbia Masterworks MS-6681(LP, 2eyes)
Mendelssohn
The Two Concertos for Two Piano & Orchestra
Arthur Gold & Robert Fizdale(pianos)
Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra
レコード解説によると、ホ長調の協奏曲は14歳の時、変イ長調の協奏曲は15歳で作曲しているそうな。とてもそうは聴こえませんな・・・正に「早熟の天才」だったんでしょうな。
このLPのSide1にホ長調の協奏曲(28分35秒)が、Side2に変イ長調の協奏曲(30分52秒)が、それぞれカッティングされている。LPの限界に近い収録時間であり、詰め込み録音(ダイナミックレンジを狭めて長時間の音楽を詰め込む)になっているのは致し方無いところだろう。こういうソースこそ、CD化の恩恵を得ることが出来る。
とはいえ、このLPの音はなかなかのものだ。ダイナミックレンジを欲張らず、程よいバランスで音を纏めている。
この協奏曲でピアノ演奏しているアーサー=ゴールドとロバート・フィッツデーレは結構有名なデュオだったらしい。John Cage や Francis Poulenc も彼らのために曲を書いているくらいだし。
Gold and Fizdale
http://en.wikipedia.org/wiki/Arthur_Gold
それにしても、メンデルスゾーンの音楽を聴いていると、幸福感というか優雅と言うか、そういうものを感じずにはおられませんな。裕福なユダヤ人(親父さんがキリスト教に改宗しているのにもかかわらず)として世間の攻撃にさらされたり、若くして亡くなっていることを除けば、幸福に彩られた人生を送った作曲家だったんでしょうな・・・
ちなみに、このフェリクス=メンデルスゾーンには科学者の息子パウルがいる。
Felix Mendelssohn
http://en.wikipedia.org/wiki/Felix_Mendelssohn
Paul Mendelssohn
http://en.wikipedia.org/wiki/Paul_Mendelssohn_Bartholdy
このパウルが設立した会社が、映画フィルムで有名な AGFA だ。最近はデジカメの普及により化学フィルムの需要が落ち込み、AGFAも再編されたというニュースは記憶に新しい。
Agfa-Gevaert
http://en.wikipedia.org/wiki/Agfa-Gevaert
Agfa Photo
http://en.wikipedia.org/wiki/AgfaPhoto
ちなみにAGFAとは、Aktiengesellschaft für Anillinfaktoren の頭文字を採ったものでその意味は 「アニリン製造株式会社」という味も素っ気も無い会社名だ。海外のかっこいい名前の会社も正式名を日本語に直すと「な~んだ」という社名の会社が結構あったりして・・・
AGFAは1904年にドイツの化学会社と手を組む。BASFとBAYERの2社である。
BASF
http://en.wikipedia.org/wiki/BASF
BAYER
http://en.wikipedia.org/wiki/Bayer
BASFは、昔、LPレコードのレーベルやカセットテープブランドとして目にした記憶がある。なんかドイツのかっこいい会社だなあ・・・という感想程度だけど・・・BASFは、Badische Anilin- und Soda-Fabrik(バディッシュ・アニリン・ソーダ 製造)という、これまた「業務内容そのまんま」という会社名だ・・・が、歴史あるドイツの化学メーカーだ。戦時中のドイツが既に磁気テープレコーダーによる録音を行っていたのもBASFがテープベース(アセテートだったかな?)を開発したから出来たことだし。
BAYER も 日本に馴染み深い会社ではないだろうか。鎮痛剤のアスピリンもバイエル社の開発品だし・・・
この3社に、さらにHoechst社が加わり、あの悪名高い IG Farben(Interessen -Gemeinschaft Farbenindustrie AG : 染料利益共同体) が設立されたという歴史的な経緯がある。戦時中のドイツの強制収容所にもかかわっていた会社の一つでもある。
Hoechst
http://en.wikipedia.org/wiki/Hoechst_AG
IG Farben
http://en.wikipedia.org/wiki/IG_Farben
かくて、メンデルスゾーン家のパウルが設立したAGFAが後年、IG Farben という化け物になってヨーロッパに悲劇をもたらすとは、フェリックス親父さんが思い至る筈も無し。
一方、フリッツ=ハーバー (学校で、ハーバー・ボッシュ法なんて習いましたな)から始まったこれらドイツ有機工業化学の大化けぶりを、海賊国家大英帝国が放っておく筈も無く、こちらはその名も帝国化学工業(Imperial Chemical Industries‐ICI)を作って対抗することに・・・
Fritz Haber
http://en.wikipedia.org/wiki/Fritz_Haber
Carl Bosch
http://en.wikipedia.org/wiki/Carl_Bosch
ハーバー・ボッシュ法
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E6%B3%95
ICI
http://en.wikipedia.org/wiki/Imperial_Chemical_Industries
かくして、IG Farben と ICI という、ヨーロッパの2大化学トラストが血みどろの戦いを演じる、第2次世界大戦の土台が整った・・・という、学校では教えない歴史がある。
作家の広瀬隆氏が著書「赤い楯」で、この IG Farben 設立を実に意義深い言葉で簡潔に説明している。
「軍服をバイエルが染め上げ、BASFの火薬で戦争を行い、負傷者をヘキストの薬で治療すると言う勝利の記録を、AGFAカラーで残そうとしたのかも知れぬ」
田中芳樹氏の「七都市物語」に匹敵する文句だと思うが如何だろうか?
広瀬隆
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E7%80%AC%E9%9A%86
田中芳樹
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E8%8A%B3%E6%A8%B9
七都市物語
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E9%83%BD%E5%B8%82%E7%89%A9%E8%AA%9E
「赤い楯」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%89%E5%AE%B6
双方が死力を尽くして戦争やった結果があの悲惨な犠牲者の山を生んだ・・・ブリテンの「戦争レクイエム」の背景の一部でもある。
Benjamin Britten
http://en.wikipedia.org/wiki/Benjamin_Britten
War Requiem
http://en.wikipedia.org/wiki/War_Requiem
ちなみに、ブリテンはデッカに戦争レクイエムの自作自演を遺しているが、デッカという会社はレコード部門だけではなく、レーダーや航法システムも作っていた。
Decca Records
http://en.wikipedia.org/wiki/Decca_Records
Decca Radar
http://en.wikipedia.org/wiki/Decca_Radar
Decca Navigator System
http://en.wikipedia.org/wiki/Decca_Navigator_System
ま、それを言うなら、もう一つのEMI(Electric & Musical Industries)も、ステレオレコードの開発(確か、45/45方式は EMI のAlan_Blumleinが発明し、結局 DECCA の V-L方式は復旧しなかったが、カートリッジにその名残は残っている)のほかにもミサイル航法システムとか軍需技術で食っていた訳だし・・・
EMI
http://en.wikipedia.org/wiki/EMI
Alan Blumlein
http://en.wikipedia.org/wiki/Alan_Blumlein
一方、ヨーロッパから離れたアメリカでは、これまた化学屋のデュポン が・・・というのはまた別の話。
DuPont
http://en.wikipedia.org/wiki/DuPont
ちなみに、戦後解体された IG Farben を構成していた会社は、これまで書いたとおり、現在も形を変え名前を変えて生き続けている。善し悪しはともかく、非常に興味深い「歴史」だと思う。
ちなみに、1999年、ヘキストはローヌ・プーランと合併してアベンティスとなったが、このローヌ・プーランと関係が深いクラシックの作曲といえば、フランシス=プーランクがいる。
Rhône-Poulenc
http://en.wikipedia.org/wiki/Rh%C3%B4ne-Poulenc
Francis Poulenc
http://en.wikipedia.org/wiki/Francis_Poulenc
Sanofi-Aventis
http://en.wikipedia.org/wiki/Sanofi-Aventis
・・・う~ん、なんでメンデルスゾーンからこういう話になってしまったのか・・このへんで止めとこ。
それにしても、LPで聴いて、音質がクリアになったCDで聴きたいという気分になってしまった。メンデルスゾーン30枚ボックス・・・どうしようかな・・・
では。
最近のコメント