Rudolf Serkin Plays Beethoven Concertos, Sonatas & Variations ― 2012年08月16日 07時44分

レコード会社のコメントによると、
・・・「協奏曲全集」は、オーマンディ&バーンスタインと共演した、高い芸術性と深い音楽をたたえた名演で、特にオーマンディとの共演になる3曲(1,2,4)は久々の発売。・・・
オーマンディ&フィラデルフィアの演奏が含まれているのは全11枚の内下記2枚のみ。
[CD1]
『ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15』『ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19』 ~ユージン・オーマンディ(指揮) フラデルフィア管弦楽団 《録音》1965年1月,フィラデルフィア(ステレオ:セッション)
[CD2]
『ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37』 ~レナード・バーンスタイン(指揮) ニューヨーク・フィルハーモニック 《録音》1964年1月, マンハッタン・センター(ステレオ:セッション)『ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58』 ~ユージン・オーマンディ(指揮) フラデルフィア管弦楽団 《録音》1962年1月, フィラデルフィア(ステレオ:セッション)
ということで、興味のある方は如何ですか?
ソニー・ミュージック・ショップは、何と「※上限数に達した等の理由で予約受付は終了しました。」とのこと。タワーレコードは予約受け付けてくれますね。amazon もあります。何故か、HMVは見つかりませんでした・・・
タワー・レコード “Sony Classical” スペシャル・セレクション第6期 ― 2012年08月29日 13時30分
【TOWER×SONY CLASSICAL最新情報♪】10/24発売の7タイトルが加わりました。何とオーマンディの世界初CD化を含む7タイトル!今年もオーマンディ、降臨・・・
・・・なんか凄いなあ・・・キャンペーンもあるそうな・・・
この時はタワーには情報は上がっていませんでしたが、ソニー ミュージック ショップには断片的な情報が出てました。ただ、曲目詳細は本日現在も不明な状況ですが・・・と思いきや、本家?タワーのサイトに情報が上がってました。こちらには詳細情報が出ており、今回もなかなか興味深いラインナップだと分かる。
作曲家という切り口でアルバムを纏めるとは・・・初CD化はそう多くありませんが、入手困難な音源がこういう形でアルバム化されるのは朗報でござる。ソニーとタワーに感謝ですな・・・
タワー・レコード “Sony Classical”スペシャル・セレクション第6期
●今回の目玉?初CD化の1959年ブラ1(SONY CLASSICAL/SICC-1580) (タワー)
1959年2月8日、フィラデルフィア,タウン・ホール
まさかこれがCD化されるとは・・・LPでは、Columbia Masterworks MS 6067 と CBSソニーが1968年から発売した2枚組廉価盤LPの「ダブル・シリーズ」のSONW 20011-12(ブラ1とベト7の2枚組)にこの1959年録音が収録されていたが・・・
2010年秋にCD化されたブラームス交響曲ステレオ全集の1968年録音よりもこちらの方が良いという方もいらっしゃるでしょう。録音はこちらの方がより自然ですし・・・
これは気が付きませんでした・・・
●ブラームス:ピアノ協奏曲全集&シューマン:ピアノ協奏曲(SONY CLASSICAL/SICC-1595)(タワー)
DISC1
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番二短調作品15
(2)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調作品54
DISC2
(3)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調作品83
(4)シューマン:ピアノ小協奏曲(序奏とアレグロ・アパッショナート)作品92
(5)同:序奏と演奏会用アレグロ作品134
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
1961年4月9日(1), 1964年3月17日,(2)(4), 1960年4月4日(3), 1964年3月16日(5) フィラデルフィア,タウン・ホール
(1)と(5)は Odyssey MBK46272(C)1990,(3)と(4)は Odyssey MBK46273(C)1990,(2)はEssential SBK46543 (C)1991 で出てましたが、現在入手困難ですから有難いリリース。
(3)は国内ソニーのクラシック復刻館紙ジャケットシリーズ SICC 536(2006年)でも出てましたが・・・
これは意外というか・・・「教会のステンドグラス」が出てくるとは・・・
●レスピーギ:ローマ三部作、組曲「鳥」&「教会のステンドグラス」 (SONY CLASSICAL/SICC-1593)(タワー)
DISC1
(1)交響詩「ローマの松」
(2)交響詩「ローマの泉」
(3)交響詩「ローマの祭り」
(4)組曲「鳥」
DISC2
(5)交響詩「ローマの松」
(6)交響詩「ローマの泉」
(7)交響的印象「教会のステンドグラス」
1958年3月23日(1), 1957年4月14日(2) フィラデルフィア,ブロードウッド・ホテル
1960年1月20日, フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(3)
1968年3月6日(5) 1968年2月27日(6) 1966年1月26日(4) 1964年2月17日(7) フィラデルフィア,タウン・ホール
(1)~(3)はこれまでもCDで再発売を繰り返していますが、(5)と(6)はCBS Great Performances MYK38485 (C)1983 で1回CD化されたきりでしたから、これは朗報ですね。このCDはちょっと荒れた音質でしたので、そのあたりが改善されると嬉しいのですが・・・ (4)と(7)はEsential SBK60311 (C)1988 で出ましたが、最初にこの音源を知ったときは驚きましたね。
10番の2楽章は凄い演奏ですよね・・・
●オーマンディ・コンダクツ・ショスタコーヴィチ SONY (CLASSICAL/SICC-1590) (タワー)
DISC1
(1)交響曲第4番ハ短調作品43
DISC2
(2)交響曲第1番へ短調作品10
(3)交響曲第5番二短調作品47
(4)組曲「黄金時代」作品22a~第3曲:ポルカ
DISC3
(5)交響曲第10番ホ短調作品93
(6)チェロ協奏曲第1番変ホ長調作品107
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)(6)
1963年2月17日(1), 1965年4月8日(3), 1968年4月10日~18日(5) フィラデルフィア,タウン・ホール
1959年11月8日 フィラデルフィア,ブロードウッド・ホテル(2)(6)
1966年4月13日 フィラデルフィア ホテル・フィラデルフィア(4)
(1)と(5)はEssential SB2K62409(C)1996 で出てましたけど、そう話題にならなかったような・・・私はショスタコは苦手なんですが、この10番の2楽章だけはたまに好んで聴きます(これは恐ろしい曲ですね)録音も素晴らしい。
(3)と(4)はEssential SBK53261 (C)1993 ,(2)はEssential SBK62642 (C)1996 で・・・(2)よりもカップリングのコステラネッツ指揮の小品集が好きですが・・・
(6)はカバレフスキーの協奏曲と一緒にカップリングされたLP,CD(再発を繰り返してますな)がありますね。
コレは渋い・・・しかも初CD化のシンフォニーが・・・
●オーマンディ・コンダクツ・プロコフィエフ(SONY CLASSICAL/SICC-1587) (タワー)
DISC1
(1)交響曲第1番ニ長調作品25「古典」
(2)交響曲第5番変ロ長調作品100
DISC2
(3)組曲「3つのオレンジへの恋」作品33bis
(4)組曲「キージェ中尉」作品60
(5)交響曲第4番ハ長調作品112[改訂版]
DISC3
(6)交響曲第6番変ホ長調作品111
(7)交響曲第7番嬰ハ短調作品131
【演奏】
シリル・リチャード(語り)(3)
1961年3月26日(1), 1957年3月14日(2), 1963年2月24日(3), 1962年12月9日(4), 1957年10月6日(5), 1961年11月2日(6), 1953年4月26日(7), フィラデルフィア,タウン・ホール
(1)と(2)はEssential SBK53260 (C)1993,(3)はEssential SBK89287 (C)2000 と Essential SBK53261 (C)1993で・・・
交響曲の4,6,7番と組曲「キージェ中尉」は初CD化・・・とメーカー情報にはありますが、「キージェ中尉」は Odyssey MBK39783(古典交響曲と「3つのオレンジの恋」組曲とのカップリング)及びCBS Masterworks Greatest Hits16(番号は MLK39446 と推察?、
古典交響曲・「キージェ中尉」・「三つのオレンジへの恋」の行進曲)にてCD化されていました。(オーマンディ掲示板の横田さんから情報を頂きました。)
スターンとのヴァイオリン協奏曲やゼルキンとのピアノ協奏曲はまたの機会ですな・・・
※当初収録予定の 交響的物語「ピーターと狼」作品67 は除外されました。収録時間の関係上無理と判断したのでしょう。これまでのリリース状況を勘案するとこの判断は妥当だと思います。
※交響曲第4番については、オリジナル・マスター(2chテープとセッション・テープ双方)に起因するドロップアウト(特に右チャンネル)・音揺れ・各種ノイズが数多く存在するとの記載あり。
※第7番については、ソニーマスターテープ・アーカイヴに現存する唯一のオリジナル・マスターに起因する音揺れ(冒頭40秒間、他)があるとの記載あり。(2011年11月7日追記・修正)
定番・・・ですな。
●ラフマニノフ:交響曲全集&交響的舞曲(SONY CLASSICAL/SICC-1584)(タワー)
DISC1
(1)交響曲第1番ニ短調作品13
(2)パガニーニの主題による狂詩曲作品43
DISC2
(3)交響曲第2番ホ短調作品27
(4)ヴォカリーズ作品34-14
DISC3
(5)交響曲第3番イ短調作品44
(6)交響的舞曲作品45
フィリップ・アントルモン(ピアノ)(2)
1966年2月28日(1), 1958年2月1日(2), 1959年4月19日(3), 1967年10月18日(4), 1967年12月20日(5), 1960年3月19日(6) フィラデルフィア,タウン・ホール
(1)(3)(5)(4)はEssential SB2K63257(C)1997、(6)はEssentialSBK48279 (C)1992、 (2)はSBK46541(C)1991(ピアノ協奏曲1番と4番の組み合わせ)で出てましたが、既に入手困難になってますので、こういう形で纏めて出るのは良いことですな。それにしても、オーマンディとフィラデルフィアの「交響的舞曲」がCDで出た時はびっくりしました。今も「交響的舞曲」のマイ・ベストでござる・・・
これも定番・・・ですな。
●オーマンディ・コンダクツ・シベリウス(SONY CLASSICAL/SICC-1581)(タワー)
DISC1
(1)交響曲第1番ホ短調作品39
(2)ヴァイオリン協奏曲二短調作品47
DISC2
(3)交響曲第2番ニ長調作品43
(4)交響曲第7番ハ長調作品105
DISC3
(5)交響詩「フィンランディア」作品26
(6)悲しきワルツ作品44-1
(7)トゥオネラの白鳥作品22-3
(8)カレリア組曲作品11
(9)交響詩「伝説(エン・サガ)」作品9
(10)交響詩「フィンランディア」作品26[合唱版]
アイザック・スターン(ヴァイオリン)(2),ルイス・ローゼンブラット(イングリッシュホルン)(7),モルモン・タバナクル合唱団(10)
1962年3月11日(1), 1968年2月3~4日(2), 1968年2月24日(5)(8) フィラデルフィア,タウン・ホール
1957年3月17日(3), 1960年5月1日(4), 1959年1月25日(6), 1969年1月31日(7), 1958年11月3日(10) フィラデルフィア,ブロードウッド・ホテル
1963年1月20日 フィラデルフィア・アスレチック・クラブ(9)
(1)はEssential SBK63060 (C)1997,(3)と(4)はEssential SBK53509 (C)1994,(5)~(9)はEssential SBK48271 (C)1992
(10)合唱入りのフィンランディア、以前にも輸入盤でCD化されているようですが、私の手元にはCDがありません・・・
RCAステレオ録音でも合唱有り(BMGジャパン/RCA Red Seal BVCC-38056 1999年)と無し(BMG Music/RCA Victor Basic100 09026-61856-2 (C)1994)があったりしますが・・・
タワーとソニーに今後も期待しましょう!・・・長くなりましたがこの辺で・・・
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