Technics SL1200 生産終了 ― 2010年11月17日 07時50分
panasonic のサイトのプレスリリースには見当たらなかったが、SL-1200MK6のページにはしっかり生産終了の文字が・・・ま、これも時代の流れか・・・というより、今まで良く継続してきたなあ・・・というのが正直な感想。自宅のTechnics SL-1200 MK4 まだまだこれから頑張ってもらわねばならないな・・・
それにしても、なんだかんだでアナログ・プレーヤーとの縁が続いている・・・デノン 音聴箱 (Columbia GP-17)は「夢は夜ひらく」で、YAMAHA YP-511は「憧れのオーディオ-その1」で、PIONEER PL-Y7 は「レコード針交換」で、Technics SL-1700 と Technics SL-QX300Pは「レコードプレーヤー交代」で書いたし・・・日本ビクターの COMPACT STEREO Model STE-7300M というのも 「円盤干支せとら - その1」で書いたな・・・まだまだお付き合いは続くのだ・・・
以下、SL-1200 の関係サイト。
・panasonic iSM SL-1200MK5
・楽天 SL-1200MK6開発者インタビュー
・phile-web 「さよなら、SL-1200。そして、Technics」
ま、こんなところで。
N. Rimsky-Korsakov : "Polonaise" from Christmas Eve Suite ― 2010年11月19日 01時20分
Masterworks Expanded Edition SK93014 (CD,(C)2003)
(amazon.com , HMV Japan)
Tchaikovsky : Excerpts from "The Nutcracker Ballet",etc
Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra
Originally released as 米Columbia Masterworks
MS6621 LP(Regular Monophonic ML6321)
and Nicolai R-Korsakov's pieces
"Polonaise" from Christmas Eve suite
"Dance of the tumblers" from The Snow Maiden
"Procession of the Nobles" from Mlada
"Farewell if the Tsar" from Tsar Saltan Suite
ま、クリスマスだしね(意味不明)・・・といっても、今回採り上げるのは、胡桃割り人形のオマケ(?)に入っている R-Korsakov の"Polonaise" from Christmas Eve suite なんだけど・・・
「オーケストラが鳴り切っている」・・・とはこういう演奏のことを言うのだろうか。(胡桃割り人形 もそうだけどね) とにかく聴いてスカッとすること請け合いの爽快演奏である。DSDリマスタリングが功を奏したのか、素晴らしい音質で聴ける。
今月はブラームスの交響曲全集が発売されるし、来年はベートーヴェンの交響曲全集を期待しようではないか・・・んでは。
セントラル愛知 第109回定期演奏会 2010年11月19日(金) ― 2010年11月22日 18時00分
第109回定期演奏会 ~亡き人にコラール捧ぐ冬の星~
(俳句:齊藤一郎・俳句監修:片山由美子)
2010年11月19日(金) 18:45開演 三井住友海上しらかわホール
指揮/齊藤一郎、セントラル愛知交響楽団
ピアノ/野平一郎
権代敦彦:沈黙への7つのコラール変奏曲
矢代秋雄:ピアノ協奏曲
バッハ(野平一郎編曲):ゴールドベルグ変奏曲
前半の 権代敦彦 と 矢代秋雄 の作品は・・・僕には聴き通すのが辛くて、眠気との戦いであった。矢代秋雄 のピアノ協奏曲は凄いなあ・・・とは感じたけど・・・苦手だ。
「沈黙への7つのコラール変奏曲」へインスピレーションを与えた詩をいきなり指揮者が登場して歌ったり、この作曲者と指揮者が舞台上で曲についての解説(かな?)を始めたり、ゴールドベルグ変奏曲 のアレンジャーがピアノを弾いたりと・・・こういうのが現代曲を聴く一つの楽しみかもしれん・・・と思った次第。んでは。
昨日届きました : CD Reissue - Ormandy & Philadelphia - Brahms Four Symphonies 1966-68年 ― 2010年11月24日 08時20分
タワーレコード “Sony Classical”スペシャル・セレクション Vol.4
ブラームス:交響曲全集 (2010年11月24日発売)
【曲目】
1. 交響曲第1番ハ短調作品68
2. ハイドンの主題による変奏曲作品56a
3. 大学祝典序曲作品80
4. 交響曲第2番ニ長調作品73
5. ヘンデルの主題による変奏曲[ルッブラ編曲]
6. ハンガリー舞曲第17番~21番
7. 交響曲第3番ヘ長調作品90
8. 交響曲第4番ホ短調作品98
【演奏】
ユージン・オーマンディ指揮/フィラデルフィア管弦楽団
気になっていた初CD化の3番ですが、LPの音のイメージとそう大きな違いもなく、荒れ気味の音もかなり改善され低域も豊かになってますし、ノイズ除去も控えめなようで安心しました。
CDが来て気が付いたのですが、ハンガリー舞曲第17番~21番 も収録されていたんですな。この5曲、フランスのソニー・マスターワクス "L'ESSENTIAL Brahms" SMK53099 (C)1994 というアルバムでCD化されて以来見かけなかったような・・・こういう形で収録されるのは有難いことですな。(あとで、Sony Classical Essential Classics SBK46534 (C)(P)1991 に収録されていることに気が付きました。セル/クリーヴランド管のブラ1とのカップリングだったので見落としてました・・・)
残念ながら上記2種のCDに収録されていた5番と、ハリス編曲による弦楽合奏版の5番(LP:米Columbia Masterworks MS7146、HORA STACCARTO,CD:米CBS Records Masterworks MLK45736 Classical Jukebox Vol.1※)は入ってませんが・・・
※ちなみに、Classical Jukebox2 は Andre Kostelanetz 指揮の演奏が納められてるんですな・・・今調べて気が付きました・・・
LP共々末永く愛聴していくことになるでしょう。んでは。
Ormandy/Philadelphia - Classical Jukebox Vol.1 1989年 ― 2010年11月26日 06時33分
クラシック音楽の聴き所を摘み食いしたアルバム。ブックレット表とCDの背に演奏者の記載は無く、CDケース後ろにだけ演奏者名が大きく書かれているという変な?アルバム。二つ折りの簡素なブックレット(という程でもないか)には曲目と演奏時間のみが記載されている。
このアルバムには、ブラームスのハンガリー舞曲第5番、それもハリス編曲による弦楽合奏版という変わった演奏が納められている。元々は、米Columbia Masterworks MS7146、HORA STACCARTO というアルバムに収録されていたもの。
ちなみに、続編?のClassical Jukebox2 は Andre Kostelanetz 指揮の演奏が収録されている。Vol.3は・・・出なかったのかな?
名古屋シネマテークで映画を観る : 玄牝(げんぴん、2010年) 、 Django(1966年) ・・・ 2010年11月27日 ― 2010年11月28日 11時25分
玄牝(河瀬直美 監督)は 愛知県岡崎市にある吉村医院のドキュメンタリー映画。感想は・・・やめとこ。男の立場で気軽にあれこれ言うのはちょっとね・・・興味があったら観て下さいな。
もう一本のDjango ・・・知ったのは玄牝 を観ようとして名古屋シネマテーク のサイトを見ると「マカロニは死なず!<6作品>」と、夜8時からのレイトショーで7夜連続でマカロニ・ウェスタンの代表作を1作品ずつ上映する・・・と。
これは観に行かねば・・・ということでお昼12時に玄牝 を観て、大須をブラブラして家に帰ってまたまた夜8時からのレイトショーを観るという映画のダブルヘッダーをしてしまった次第。
Django との最初の出会いはこのLPか・・・もう30年近く前のことである。今年の1月4日のブログにも書いたがまたまた書いてしまうのだ・・・
SUPER DELUXE 3200 Series 決定版映画音楽大全集
THE MAGNIFICENT WESTERN(決定版 西部劇の全て)
ダブルジャケットの豪華版で3200円。映画のスチルも解説にふんだんに取り入れているので、読むだけでも面白い。このLPに収録されているDjango のテーマはオリジナル・サウンドトラックではなく、「アンサンブル・プチとスクリーンランド・オーケストラ」という団体のもの。実在の団体か、レコード上の変名か、あるいはスタジオ・ミュージシャンの寄せ集めかは不明。この演奏は冒頭のテーマからエレキ・ギターで演奏しており、テーマのメロディーもこのエレキで済ませてしまっている。バックのオーケストラはしっかりしているし、演奏自体は結構良いんだけどね・・・
んでもって、オリジナルを聴きたくなり、オークションで入手したドーナツ盤がこれ。
サン・トラ・ゴールデン・シリーズ
イタリア映画「続・荒野の用心棒」主題歌「さすらいのジャンゴ」
歌:ベルト=フィア(Berto Fia)
演奏:ブルーノ=ニコライ・オーケストラ(Bruno Nicolai Orchestra)
しかし、昨日映画を観て初めて気が付いたのだけど、映画のテーマ曲は英語で歌われているではないか・・・ドーナツ盤はイタリア語なのに・・・
んで、中古屋さんで買ったサントラ盤CDの解説を見ると、なんとこのドーナツ盤の歌は、バックのオーケストラはカラオケ、後で歌を重ねたカバーバージョンであり、日本劇場公開のみこちらが使われて後で裁判沙汰になったイワク付きの曲・・・なんだそうな。
しかも、イタリア語の歌を歌った歌手の名前も Robert Fia であり、サントラ盤の表記は名前の頭のRが抜けているというもの。ちなみに英語版の歌手はロッキー=ロバーツという人だそうな。確かに全くの別人の声だ。
このサントラCDはとっくに廃盤になっていると思うが、このサントラCDにも収録されていない音源も含めた新しいサントラ盤とディジタル・リマスタリングされたDVDも出ているそうな。
それにしてもなんと乾いた映画なのだろう・・・人ってこうもあっさり死ぬのか・・・というくらい次から次へと死人の山・・・主人公Djangoを演じる フランコ=ネロ もカッコイイし、ルイス=バカロフ の音楽もいい雰囲気をだしている。しかし、バーンスタインのウェストサイド・ストーリーと似た様な音楽も出てくるのは流行なのかな?
さて、映画が始まる前、映画館近所の立ちのみBARみーまで飲んでいたのだけど、隣で飲んでいた人がやはりこの映画目当てで・・・映画の後はさらにもう一人加わり、映画を肴に飲んだのでありました・・・んでは。
南山大学管弦楽団 第92回定期演奏会 2010年11月29日 愛知県芸術劇場コンサートホール ― 2010年11月30日 07時23分
2010年11月29日 愛知県芸術劇場コンサートホール
ニコライ 歌劇「ウィンザーの陽気な女房達」序曲
ボロディン 歌劇「イーゴリ公」よりダッタン人の踊り
チャイコフスキー 「胡桃割り人形」組曲
サン=サーンス 交響曲第3番「オルガン付き」
なかなかやるじゃん!というのが正直な感想。んで、やはりプロって凄いワと感じた事も事実。チャイコフスキーの「胡桃割り人形」って、結構な難曲なのねえ・・・と素朴に感動してしまった。サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」は改めてその壮麗さに感じ入ってしまった。
プロの演奏や完璧なレコードの音楽ばかり聴いていると段々スレてくる(評論家みたいに減点法で聴く様になってしまう・・・反省、楽しむ為に聴くはずだったのが・・・全く・・・)ので、たまにはアマオケを聴いて演奏者の苦労を考えるのも悪くないな。
ちなみに会場はほぼ満員でした。んでは。
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