HMV渋谷店閉店・・・2010年07月04日 08時43分

Eugene ・・・ もとい、友人から教えてもらったのだが、HMV渋谷が来月8月22日を以て閉店するそうな・・・これも時代の流れか・・・

そういえば数年前、たまたまHMV渋谷でうろうろしていたら、まさにその友人とバッタリ・・・類は友を呼ぶ・・・のか?ここで、カルロス=パイタのCDをしこたま仕入れたような・・・手元にあるけどまだ聴いていない・・・

久々にカルロス=パイタについてググってみると・・・あれま、最近また色々過去の録音が出てきたらしい・・・・

カデンツァ LODIA 、2010年、奴が帰って来た!フルヴェン・マニアの富豪による自主レーベル?

HMVカルロス・パイタ未発表音源登場!

ミヒンの最速クラシックCDインフォメーション - LODIA カルロス・パイタ/久しぶりの新譜2点!!

なんて色々ネットでクラゲの如くふらふらしていたら、Unversal ClassicsSHM-SACDを発売するという・・・そういえば、2008年12月に「最近の音楽CD(とその類)はいったい幾つあんの?」という記事を投稿したが、その中で冗談半分に

Super High Quality Blue-spec Material Direct Cut SACD

でも作ったらどやねんなんて戯れ言を書いたが、ホンマにSHM-SACDという形で出てくるとはねえ・・・

閑話休題

HMV渋谷 閉店に関して色々覗いてみると・・・

シブヤ経済新聞
 2010年03月25日:CCC、「HMV」事業取得で基本合意-「HMV」ブランドは存続へ
 2010年06月08日:渋谷の地で20年、「HMV渋谷」閉店へ

東京新聞
 2010年6月9日:CD離れ若者音楽の街“直撃” HMV渋谷閉店へ

「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC) がHMVの事業取得に動いているのかねえ・・・

HMV栄はどうなるのだろうか・・・最近ご無沙汰しているけど・・・


・・・あ、ブログデザイン、ひまわりから七夕に変えました。リンクは見やすくなったかな・・・んでは。

Henry Mancini Live in Japan, 1971年9月17日新宿厚生年金会館2010年07月04日 10時40分

浅見英雄著「ムード音楽」 誠文堂新光社(昭和54年1月、定価2500円)でこのLPを知りました。他にもムード音楽の大御所の来日ライブ・アルバムが沢山掲載されており、これらのLPを聴きたい・・・と思いながら中古屋さんで探していると、あちこちでそれらのアルバムに遭遇するという幸運に巡り会いました。ま、気長に探すのが肝要なんですかなあ・・・

日本ビクター/RCA SRA-5220 Henry Mancini Live in Japan Jacket 表
日本ビクター/RCA SRA-5220 定価1950円
Henry Mancini Live in Japan
1971年9月17日 新宿厚生年金会館 に置ける実況録音(解説:岡部迪子)

浅見英雄著「ムード音楽」 によれば、マンシーニは 1967年にアンディ=ウィリアムスと共に初来日、そしてこの1971年9月にメンバー数人を伴って来日、その後1975年6月と1977年5月にそれぞれ来日公演を行ったとある。その後1994年に亡くなるまでに来日しているかどうかはよく分からない。何方かご存じですか?

ま、それはさておき、このライブは1971年9月17日 新宿厚生年金会館 に置ける実況録音である。1967年はアンディ=ウィリアムスの伴奏の為に来日だったが、この1971年の来日はマンシーニ本人が主役としての初来日ということになる。

ジャケット表紙写真提供は民音が提供しているようで、この公演は民音主催か、それても共催だったのかもしれない。

解説によれば、9月16日の東京公演を皮切りに、京都・神戸・大阪・・・そして9月27日の名古屋公演を最後に帰国したそうな。このライブは来日公演2日目の実況録音ということになる。(さらに、この時点でフィラデルフィア・ポップスの常任指揮者を務めているとも記載があった)

アルバム上は「ヘンリー・マンシーニ楽団」とあるが、トランペットのグラハム=ヤング、ドラムスのジャック=ギルフォイを除きミュージシャンは現地調達している。松本英彦(テナーサックス)・東京交響楽団原信夫とシャープス&フラッツという面々が参加している。

ちなみにこのアルバムはプロモーション用のホワイト・ラベルであった。

日本ビクター/RCA SRA-5220 Henry Mancini Live in Japan Label

収録曲目は下記の通り。

Side1
 1.ムーン・リバー(Opening)
 2.ピーター・ガン
 3.ある愛の詩
 4.スウィング・マーチ
 5.荒野の用心棒
 6.子象の行進
 7.逃げた!
 8.ピンクの豹
Side2
 1.ディア・ハート
 2.芸術写真家ユニヨシ先生
 3.ロミオとジュリエット
 4.ザ・キャット
 5.メドレー(酒とバラの日々,シャレード,ムーン・リバー)
 6.ムーン・リバー(Closing)

自前の楽団ではなく、主要ソロの2名だけ伴ってあとは現地調達というのは、公演費用の節約もあるのだろうが、臨時変成でもマ ンシーニサウンドを作り上げる 自信があったのだろう。この公演のアレンジも全てマ ンシーニ本人によるものだと解説にあるし、クレジットに「製作:マ ンシーニ」とあるので、マイクセッ ティング・録音テープのミキシング・編集も彼の目が光っているのだろう。

先に取り上げたLD同様、演奏時の客席ノイズは非常に少ないし、ミスも殆ど無い。たとえライブであっても納得ずくで出すという、サウンドに対する厳しい姿 勢を垣間見た気がする。

日本ビクター/RCA SRA-5220 Henry Mancini Live in Japan 裏

公演途中のワンショットであろうか・・・お、窓からセミの声が・・・夏だなあ・・・

んでは。