高城重躬著 「音の遍歴」 FM選書(共同通信社) 1974年2009年10月23日 07時59分

高城重躬著 「音の遍歴」 FM選書(共同通信社) 1974年
最近、大須ハイファイ堂レコードマートで見つけた本です。

ハイファイ堂
http://www.hifido.co.jp/

今週も、「古楽・民族音楽・現代音楽、合計200タイトルほど入荷しました!680円均一で放出中」なんてセールがあって、よく見ると長岡鉄男 外盤A級セレクション に掲載されている懐かしい盤が目白押しでびっくり。すでに ケージの「易の音楽」(Music of Changes)のWergo盤は買われていたが、他にも Nonsuch Explorer, OCORA 等 面白い盤が沢山あって結構買い込んでしまった・・・おっと、脱線してしまった。話を元に戻そう。

高城重躬氏(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%9F%8E%E9%87%8D%E8%BA%AC

レコ芸を買い始めたその号から、高城重躬氏の連載が始まり、それは非常に面白い読み物であった。後に「音楽を聴くオーディオ再生」(音楽之友社、1989年)として纏められたが、連載全てが網羅されているわけではなく、その当時の雑誌の切り抜きをいまだに保管している。

論理的かつ実践的で、楽しめる音楽の聴き方。演奏・作曲に関する知識も豊富で、高城氏の著書で知ったことは数知れずある。長岡鉄男氏と高城重躬氏の影響が最も大きいと僕は思っているが・・・

35年以上前の本ではあるが、内容(その考え方)は今でも通用するだろう。こういう本を見つけて読むのは実に楽しいのだ・・・では。

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