日本コロムビア 新選・名曲ギャラリーから、グリーグとショパンとのピアノ協奏曲を・・・2009年08月19日 08時08分

日本コロムビア 新選・名曲ギャラリー18 OC-7268-PM
日本コロムビア 新選・名曲ギャラリー(18) OC-7268-PM (P)1980.2
Greig : Piano Concerto & Chopin : Piano Concerto No.2
【Grieg】
Halina Czerny-Stefańska
http://pl.wikipedia.org/wiki/Halina_Czerny-Stefa%C5%84ska
Jan Krenz/The Polish Radio Symphony Orchestra
http://pl.wikipedia.org/wiki/Jan_Krenz_%28dyrygent%29
【Chopin】
Regina Smendzianka
http://pl.wikipedia.org/wiki/Regina_Smendzianka
Witold Rowicki/The Warsaw National Philharmonic Orchestra
http://pl.wikipedia.org/wiki/Witold_Rowicki

1980年発売の、日本コロムビア 新選・名曲ギャラリー (全30枚)18番目のLPである。恐らく、日本コロムビアとしても最後のLP廉価盤(\1,300円)であろう。帯のキャッチフレーズは、

世界の名曲の数々を完全なステレオで
新選・名曲ギャラリー
¥1,300

であり、日本コロムビアのマジックノートの上に STEREO と独特の書体(なんという書体か解りませんが)で「STEREO」であることを強調しているのが懐かしい・・・なんか、昔のシチズンのロゴとディジタル・ウォッチがシンクロしているのだなあ・・・

シチズン
http://citizen.jp/

このシリーズはチェコ・スプラフォンの音源を中心に、国内録音+他社原盤一本買いで構成されていると思う・・・帯裏の30枚のLPリストのラインナップを見る限り・・・

で、この音源については、レコードラベルの鶏マークが唯一の手がかりである。鶏と言えば、フランスのパテ(今はフランスEMI,パテ・マルコーニ社かな)が有名だが、これは違うだろう・・・

Pathé(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Path%C3%A9

Pathé Records(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Path%C3%A9_Records

Pathé Marconi EMI(Discogs)
http://www.discogs.com/label/Path%C3%A9+Marconi+EMI

で、ポーランドの演奏家だからポーランドのレコード会社というと・・・

Polskie Nagrania Muza
http://pl.wikipedia.org/wiki/Polskie_Nagrania_Muza

・・・かな。今のポーランド・ムザのロゴは音符マークだけど、昔は鶏だったのかな・・・たしかに、レコードラベルの鶏マークの文字もかすれてはいるけど、POLSKIE NAGRA M・・Aと読めるからきっとそうだろう・・・

レコードラベルのしたの P.D. は Public Domain のことだと最近知りましたワ・・・当時は何のことかさっぱり・・・何の暗号?とか思ってましたワ・・・

パブリックドメイン(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Public_domain

日本コロムビアのクラシックはブルーで、子供向けの黄色のラベルとはデザインも違うので、なにかこう背伸びをした感じがしたものである・・・ちょっと大人っぽいというか・・・ポピュラーだと赤なのね。ボサノバ・アルバムもそうだったなあ・・・

こういう廉価盤は、安かろう悪かろう・・・というのは少なくて、最新録音ではないけど結構良い演奏が転がっている。廉価盤で修行?をつんでレギュラー盤を買ったけど、昔聴いた廉価盤の方が良かった・・・という経験をした人は少なくないのではないだろうか・・・

・・・まあ、最初に聴いた演奏というのは刷り込みが強烈だから・・・というのもあるけど・・・ここに収録された演奏も結構イケル。

ステファンスカの演奏したショパンのピアノ協奏曲1番の演奏が、リパッティの演奏としてつい最近(といっても、もう20年近く前か・・・)までEMIが発売していたくらいだから・・・録音だけ聴いて演奏家を当てるなんて、まず無理じゃなかろうか・・・という気がする。ま、それはまた気が向いたら取り上げましょうかねえ・・・

では。

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