CARPENTERS GOLDEN DOUBLE DELUXE, 1972 LP2009年05月21日 04時15分

CARPENTERS GOLDEN DOUBLE DELUXE, 1972 LP
キング/A&M AMW 31~2( (P)1972, 2LPs )
CARPENTERS GOLDEN DOUBLE DELUXE

♫ When I was young I'd listen to the radio...

カーペンターズの歌はなんとなく過去を回想する歌が多いような気がする。 Yesterday onece more なんてまさにそのまんま。(このアルバムには収録されていないが・・・)

既にカーペンターズそのものが"Oldies"と言えないこともないから、余計そう感じるのかもしれない。

Carpenters(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Carpenters

Oldies(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Oldies

A&Mレーベルのあのマークとセットになって僕の記憶にある。A&M のロゴとトランペットのマークが格好良く見えたものだ。レコードラベルもなんとなく過去を回想させるようなデザイン。

日本ではキングレコードが販売権を持っていたのかな。昔は何となく、アーティストもサウンドも A&Mサウンドといった独特のレーベルカラーがあったような気がする。

A&M Records(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/A%26M_Records

キングレコード(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89

このアルバムは、カーペンターズの1970年11月初来日(第1回 東京国際歌謡フェスティバルのゲストとして)から2年後( (P)1972とあるから)に出された来日記念盤と思われる。レコード解説からの推測だけど・・・

第1回 東京国際歌謡音楽祭((財)ヤマハ音楽振興会)
http://www.yamaha-mf.or.jp/history/e-history/wpsf/wpsf1.html

ちなみに解説は中部日本放送の片岡功氏(当然、1972年当時である)。当時の解説はポップスでもマジメな説明口調なのが35年以上前の時代を感じさせる。

中部日本放送(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E9%83%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%94%BE%E9%80%81

1983年のカレンの死は衝撃的だった。カーペンターズの音楽をリアルタイムに感じることはなかったが、あのニュースはリアルタイムに見たから、細かいことはともかく記憶に残っているのかな。

それにしても惜しいなあ・・・あれだけ伸びやかなヴォーカルはそうそう聴けないよ・・・低い音域の声が好きなんだけどなあ・・・兄貴のリチャードの作曲・アレンジもいいし。

リチャード自身がプロデュースしているCDもいいけど、当時のLPの解説を見ながら聴くと、その当時の時代の雰囲気をなんとなく感じるのだねえ。

このLPも当時 "GOLDEN DOUBLE DELUXE"シリーズ のタイトル通り、豪華なダブルジャケット仕様 というレコード会社の意気込みが感じられるよ。

ここ最近、カーペンターズのLPを聴きたくなって、中古屋で探すと、当時の国内盤LPがエサ箱(100円~500円くらいの処分品を入れた段ボール箱。ジャンルは雑多で客が目的のものを物色するのだ)に放り込まれていることが多く、手頃な値段で10枚くらい入手した。

この当時のLPは解説や写真、ピンナップ等もあって見ていて実に楽しい。残念ながらCD化されても、こういう写真や情報は殆どが割愛される類のものなので、LP漁りは止められないなあ・・・

・・・とはいえ、そろそろ置き場所も限界だから最近は控えているけど、ここ数ヶ月で家の大整理を敢行して、少し余裕が出来たのをいいことに、またまた中古屋通いが・・・

こりゃ、趣味を通り越して道楽である。こういう「病気」を直す薬は存在しないようである・・・有り難いことに・・・

・・・だめだ、こりゃ・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%84%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%82%84%E9%95%B7%E4%BB%8B

んでは