Ignat Solzhenitsyn2009年04月11日 08時15分

明日、子ども会の資源回収がある。朝9時までに、所定の場所に

・ダンボール
・雑誌
・新聞紙
・雑かみ(リサイクルマークの付いていない紙類全て)
・空き缶(これは市でも回収してくれる)
・衣類
 ・・・等々

を出して回収頂かねばならない。名古屋市はこれらのものは回収しないのだ・・・でも守っている人は多くはない。市の資源ゴミ回収置き場にはこれらの資源ゴミがルールをあざ笑うかのように置かれている。

しかし、最近、子ども会の資源回収が2ヶ月に1回しか来ないのだから、誰がこのルール違反を責められようか。

子ども会を責める訳にもいかぬ。数年前は一月に一回は来ていたのだから、何がしかの事情があるのであろう。

ということで、明日の9時までに耳を揃えて不要なものを出せるように準備しておかねばならない。兼業主夫のハウス・キーピングの最重要課題なのである。北朝鮮のUFOなどにかまっている暇はないのだ。

「でもブログを書く暇はあるじゃないか」

と思われる向きもあるかと思われるが、そのような挑発的な疑問には回答しない。

目の前の最重要課題を放棄して戦争ごっこに明け暮れるのは下らない男の特権なのだが、そういう馬鹿者を政治の責任者にしてしまった我が目の節穴度を有権者は甘受しなくてはならないであろう。まったく、為政者の愚行を甘受するのは民主主義の鉄則とはいえ、これではあまりに・・・

閑話休題

んで、ここ数年の「音楽現代」を捨てようと過去の記事を色々と眺めていると・・・

芸術現代社 音楽現代
http://takumishop.jp/shop/?id=1001

ここが「整理整頓」の有名なブービートラップ

「捨てようとする本を読む」

である。このトラップに引っかかると作業効率が一気にマイナスに転落するという恐ろしいものではあるが、引っかからない人は誰もいないのである。困ったものだ・・・

音楽現代2004年5月号、上地隆裕氏による海外レポート「アメリカ楽団ニューズレター」の記事にふと目が留まった。

イグナット=ソルジェニツィン
フィラデルフィア室内管のMDへ

上地氏がフィラデルフィアのカーティス音楽院で当時の院長(ガリー=グラフマン、1995-2006)にインタビューしたとき(この記事より10年前)の回想から始まっている。

The Curtis Institute of Music
http://www.curtis.edu/

Gary_Graffman(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Gary_Graffman

院長が氏のインタビューの時間に遅れたことを「ロシアから若いピアノ学生を受け入れる話が長引いてしまいました。遅れてごめんなさい」と小走りに走ってきてあやまり、それからインタビューに入るところから始まる。

ロシアから来た若いピアノ学生というのが、ロシアの文豪 アレクサンドル=ソルジェニツィン の息子である イグナット=ソルジェニツィン であり、氏のインタビューから10年後の2004年、ピアニストとして世に出て、母校で教鞭をとり、さらには指揮者としてフィラデルフィア室内管のMDに就任・・・とい記事であった。

Aleksandr Isayevich Solzhenitsyn(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Aleksandr_Solzhenitsyn

Ignat Aleksandrovich Solzhenitsyn(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ignat_Solzhenitsyn

Ignat Solzhenitsyn(Official Site)
http://www.ignatsolzhenitsyn.com/

The Chamber Orchestra of Philadelphia(Official Site)
http://www.chamberorchestra.org/

現在もフィラデルフィア室内管のMDであり、またモスクワ交響楽団の首席客演指揮者でもある。

The Moscow Symphony Orchestra(Official Site)
http://www.moscowsymphony.ru/

記事は、「近い将来、彼がフィラデルフィア管のMDも狙える位置につけるかもしれない・・・」という将来像を可能性としてあげて結んでいる。

現在はどうなんでしょうねえ。地元カーティスのイキのいい音楽家をMDに抜擢・・・だったら面白いのに・・・

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