チャイコフスキーのポーランド交響曲2008年10月03日 06時55分

RCA Red Seal ARL1-4121
RCA Red Seal ARL1-4121(LP)
Tchikovsky:Symphony no.3 "Polish"
Eugene Ormandy/The Philadelphia Orchestra

チャイコフスキーの3番目の交響曲は「ポーランド」というタイトルがついているが、何でかというと最終楽章が「ポロネーズ」で書かれているから・・・らしい。そういわれてみりゃ、確かに「ポロネーズ」してるワ。

ドヴォルザークの8番「イギリス交響曲」よりはまともな理由(確か、それまでの出版社と争って、イギリスの別の出版社から楽譜を出したのが理由という、曲とは関係ない理由で名前がついたとレコード解説で読んだような記憶が・・・)だと思うけど・・・曲のタイトルって結構エエ加減なもんですな。

それはさておき、NMLで聴けるチャイ3は数枚あるけど、マリス=ヤンソンスがオスロ・フィルを振った演奏が気に入っている。

TCHAIKOVSKY: Symphony No. 3
Oslo Philharmonic Orchestra
Mariss Jansons
http://ml.naxos.jp/?a=CHAN8463

きびきびとした指揮、かつメランコリーな部分は情緒豊かに歌い上げている秀演。オスロ・フィルは優秀なオケですな。そういえば、このコンビの演奏を名古屋で聴きましたよ。何年前かな・・・レスピーギの「ローマの松」はいまだに耳に音が残っていますよ。

レコードでは、マエストロ・ジーン がフィラデルフィアを指揮したものがイチ押し。カラヤン、スヴェトラーノフ、バティス・・・色々な録音を聴いたけど、僕の好みはやはりオーマンディだ。終楽章のブラスの鳴りっぷりだけでも一聴に値する名演だと思う。(それだけじゃないけどね)

LP時代は日本では発売されず、2003年の日本BMG「オーマンディ/フィラデルフィアの芸術」第3弾CD でようやく日本のリスナーも聴けるようになった逸品。LPは、米RCA Red Seal ARL1-4121、CD は 日BMG Funhouse BVCC-38288/38289 (2CDs) として1~3番が2枚にまとまっている。写真はLPのもの。詳細は下記をご覧あれ。

Glorious Sounds of Music
-The Fabulous Philadelphia Orchestra
under Brilliant direction of Eugene Ormandy.
-RCA & RCA Victor Red Seal Recordings

http://www.ne.jp/asahi/tron/music/RCARecordings.htm

んでは。

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