ZARD "HOLD ME" 1992年 ― 2011年02月26日 09時40分
ディジタル・オーディオは「うる星やつら」と共に ― 2011年02月25日 07時00分
中学・高校時代の吹奏楽の先輩から、SonyのCDプレイヤーを譲ってもらった・・・確か、ミニコンポサイズのCDP-30という機種だった。
※この当時はまだ 悪税無しで\3,300かな?
ディスクをトレイにセットして、Playボタン一発で サーフェイス・ノイズ、スクラッチノイズ皆無の強烈なシンセサイザー・サウンド「ラムのラブソング」がスピーカーから流れたときの衝撃の大きさは今でも脳裏に焼き付いている・・・
25年後の今、その時のCDを無性に聴きたくなり、(わざわざ)中古を入手して聴きながら感慨に耽ってこれを書いているのである・・・んでは。
ティンクティンク at A-KOZA , 2011年2月2日 ― 2011年02月10日 12時41分
Aura Christmas Concert - 宗次ホール 2010年12月23日 ― 2010年12月25日 10時43分
一度生で聴いてみたいと思っていた Aura のクリスマス・コンサートを聴いてきました。先月リリースしたNew Album"CAROL"の記念発売も兼ねているようだ。コンサート会場で購入(サインもしてもらったのだ←我ながら・・・)そのアルバムを聴きながらこのブログを書いているとこなのだ・・・
こういう少人数のアカペラはごまかしが効かない分演奏者にとっては厳しいとも思えた。ちょっとしたピッチのズレやぶら下がりもすぐ耳についてしまうのだ。レコードでは気の済むまで何度もやり直せるが、実演ではそういうわけにはいかないからねえ・・・
それにしても、人の声のパワーとは大したものだと改めて実感した次第。宗次ホールくらいの容積で良く響く場所であれば、あの人数で耳を飽和させられるくらいの音響パワーになるのだから。演奏者の場所とハモり具合と聴く席の位置の具合で、逆相成分で頭が引っかき回される様な効果が時折発現するのもまた一興。
このクリスマス・コンサートの演目、編曲者のセンスの良さも感じさせる。興味のある方は、アルバムCAROL をお聴きあれ。
話変わって、宗次ホール で感心したのは、ホームレス支援のビッグイシューを置いてあったこと。定価300円の本(160円が販売者の利益になる)なのだが、「1冊あたり100円以上のチャリティーをお願い」とあり、本の右側に7~8個の募金箱(透明ガラス瓶)が置かれている。募金の宛先がそれぞれ記されており、自分が支援したいと思う募金先にお金を入れる様になっている。どうやら、宗次ホール でビッグイシュー (名古屋はこちら)を買い上げて配布していると同時に、本の代金の代わりにまた別のチャリティーをお願いしている・・・ということみたいで、これはなかなかユニークなことだと思った次第。
コンサートの後は、今池の立ちのみBARみーま「日本酒クリスマス」にて旨い酒を飲んできました。
んでは。
しゃかりライブツアー2010 “こころのビタミン第3錠” at A-KOZA 2010年12月2日 ― 2010年12月06日 12時30分
Julie London - around midnight ― 2010年08月19日 07時30分
この全30枚のアルバムと、特典CD2枚(LPに収録されていないシングル盤の音源を集大成したものだそうな)で、Liberty に遺した 音源が全て揃う・・・というのがウリのようだ・・・
・・・ということで・・・
GP813 STEREO LP (P)1980
Julie London - around midnight
1960年発表のアルバム。僕が最初に聴いた Julie London のアルバムなんである・・・ま、その時はCD(東芝EMI/Liberty TOCJ-9304 (P)2001)で聴いたんだけど・・・Julie London のアルバムはLPで欲しくなるので これらのLPはその後入手した物。この当時のジャケットのアートワークは素晴らしくてゾクゾクさせられるワ・・・
アルバム最初の round midnight から 彼女の声にゾクゾクさせられる・・・もうこういう歌を歌える人はいないのかなあ・・・
LP片面に6曲、両面に12曲が具合がいいので、この当時、時計の12時間やカレンダーの12ヶ月にちなんだアルバムを多くのアーティストが出しているようで、これもその1枚になる。
Liberty は1968年 に United Artists に買収されており、1980年にキングレコードから再発されたときは United Artists レーベルになっている。このLPの解説によると、キングレコード は1978年から Julie London の代表作アルバムを次々と再発売している・・・とある。
Julie London - around midnight
(P)1960 Réédition de 1985
これは おフランス盤。EMI/Pathé Marconi 盤なんだけど、ジャケットデザインは米Liberty LST7164 そっくりそのままのコピー。こんな安直な作りでいいのだろうか・・・
しかも、それをイギリスEMI が輸入して EG 260606 1 というレコード番号(と言っても、ジャケット裏右上にその旨を記したシールが貼られているだけ)を付けて売っているという・・・なんかよーわからん。
Henry Mancini And Friends at Northern Alberta Jubilee Auditorium, Edmonton, Alberta, 1980 ― 2010年07月03日 11時00分
(C)MCMLXXX Allarcom Produtions Ltd. Recorded Live by ITV
Henry Mancini And Friends at Northern Alberta Jubilee Auditorium, Edmonton, Alberta, 1980?
Henry Mancini , Vikki Carr , Robert Goulet
1.Charlies' Angels
2.Inspector Clouseau Theme
3.It's Easy to Say
4.The Best is yet to come
5.Bierfest Polka
7.Speedy Gonzales
8.A Song for you.
9.Granada
10.Moonlight Sonata
12.Medley
Oluwa(Many Pains ago-"Roots")
Roots(Theme from "Roots")
Moon River(Bows)
収録日は不明、ジャケットにも解説にも記載は無い。しかし、(C)MCMLXXX(ローマ数字はよ~わからん) とあるので1970年代後半から1980年の間だろか・・・
こういう大人のエンターテイメントは、残念ながら日本人の及ぶところではないものだなあ・・・としみじみ。
音に拘るマンシーニのビデオ、サウンドは舞台上のマイクから拾ってライン・アウトしたものを使っているようで、会場の雰囲気には欠けるがその分バンドの音が鮮明に記録されている。
マンシーニの指揮(ショットは少ないけど)、語り、ピアノを見ることの出来る映像というのは貴重ではないだろうか・・・残念ながらDVDでは出ていないようだ。
こういうことか・・・
んでは。
SME Ordermade Factory - SPACE KID - YUJI ONO ― 2010年06月27日 08時37分
このOrdermade Factory は、復刻リクエストのあるアルバムについて復刻希望の投票を募り、それが規定数集まった時点で復刻オーダーを集めるというシステムを採っており、予約(正式オーダー)が採算ラインを超えたらアンコール・プレス決定というものだ。
今年の4月29日に予約した時はまだ規定数に達していなかったが、5月14日に規定数に達したようでアンコールプレス決定のメールが来た。んでもって一昨日到着した・・・という次第。
右:Sony Music Direct/SME DYCL10 (P)(C)1987 (CD 2010.6)
SPACE KID - YUJI ONO
Originally released as CBS/SONY 25AH-501(LP 1978年)
大野雄二独特の1970年代 Fusion Sound が心地よい。伊集加代のスキャット(というより ヴォカリーズかな)・ソニア=ローザのヴォーカルもこれまたイイ・・・
大野雄二のアルバムは目に付いたら極力ゲットするつもりだけど、そう積極的にあちこち探す・・・という程でもない。たまたま「ルパン三世 ジャズノート」という本でこのアルバムの存在を知り、Ordermade Factory で予約注文を集っていたのを目にした次第。
春だねえ・・・ ― 2010年03月20日 11時00分
AUGUST MOON
Vocal by SHIRLEY YAMAGUCH
この盤は昨年4月も書いたっけ・・・さくらさくらのメロディーで♪August Moon~ だって。最後は日本語で「さくら~さくら~」って歌うけど・・・?MGM(The Teahouse of the August Moon 1956年、amazon.com , amazon.co.jp )映画の主題歌らしい。 山口淑子は出演はしてないようだけど・・・August Moon って、月見のことなのねえ・・・そりゃそうだ・・・本場は中国かな・・・
このシリーズはまずLPで出ていたようだが、どっかの中古屋さんで見かけたLP(ジャケットデザインは全く同じだったと思う)にはこの中国語の夜来香 は収録されていなかった。この演奏は上海吹き込み(年代記載無しだが1940年代?かな)で、中国国内のみで発売されたのだろう。復刻に使用したSPの状態はあまり良くないようで、結構ノイズが多いが曲を楽しむのに支障は無い。金属原盤は廃棄されたのだろうか・・・
日本コロムビアの1945年以前の外地録音(上海百代唱片・・・現在は EMI中国 ・・・か)は不明なことが多いが、国立民族博物館が調査をやっているようで(こんなのとかこんなの)、その成果に期待できるかな。あとやっているとすれば昭和館かなあ・・・
ネットで色々調べてみると、この上海百代唱片は複雑な歴史を経て現在に到っているようだ・・・上海東方和平国際旅行社のサイトに、上海百代唱片の当時の本社の建物(百代小紅楼 - La Villa Rouge)の情報があり、簡単な歴史も書かれている。(この情報は、「おで様流」の「Shanghai Lounge Divas その1 / 百代唱片公司と白光の巻」で知りました)そうか、百代はフランスのパテから来てるのか・・・そういえば、周恩来も若い頃はフランスに留学していたとか・・
このCDの野口久光氏による解説は実に興味深い。1945年の春(5月頃らしい)、上海で行われたコンサートに、服部良一がガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」にヒントを得てシンフォニックな編曲を施し、李香蘭のヴォーカルをフューチャーした「夜来香ラプソディー」を演奏して、それが大変な好評だったそうな。同年8月9日にはアンコール・コンサートが開催されたそうで、その翌日、日本はポツダム宣言を受諾・・・歴史だねえ・・・残念ながら、この「夜来香ラプソディー」は音源としては無さそうだ・・・
李香蘭の熱心なファンである方のブログ(音顧値針 蓄音機 SPレコード 骨董 辺境の旅)も見ていて楽しい。
なんか話が春から離れてしまったなあ・・・このへんで。
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