かわるわよ・・・? ― 2009年07月18日 07時48分
No. 28 テレビオリジナルBGMコレクション
キューティーハニー
Columbia Music Entertainment COCC-72028 ( (P)2003,CD )
→ http://columbia.jp/animex1200/list03.html#28
Originally released as 日Columbia CX-7054 ( LP, 1982)
「自民党をぶっこわす」とのたまって「日本」をぶっこわしちゃたどっかのアホンダラと、マンガ・アニメ好きと称するこれまたどっかのアホンダラ・・・こいつらの黒幕はパンサークローか?・・・頼むぜ、ハニー!
キューティーハニーといえば、夏休みの再放送アニメの定番だったような・・・ぶっ飛んだアニメだったなあ・・・あの変身シーンは目に焼き付いておるわい・・・
キューティーハニー(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%8B%E3%83%BC
TOEI ANIMATION - キューティーハニー
http://www.toei-anim.co.jp/lineup/tv/honey/
「空中元素固定装置」という、永井豪テイストの装置が出てくるのもなにやらSFチックだったような・・・
永井豪(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E4%BA%95%E8%B1%AA
「空中元素固定装置」は実在しないが、ハーバー・ボッシュ法による空中窒素固定法は産業として存在している。「空中元素固定装置」の命名の由来はここか?
ハーバー・ボッシュ法(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E6%B3%95
窒素固定(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AA%92%E7%B4%A0%E5%9B%BA%E5%AE%9A
肥料の三大要素は「窒素・リン酸・カリ」であり、この窒素分を空気から作る(アンモニアとして固定)ハーバー・ボッシュ法は天恵・・・になるはずだったが、残念ながら火薬の原料(黒色火薬だわな)ともなってしまい、またまた「しあわせ求める夢」がない科学になってしまうのであった・・・
肥料(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%A5%E6%96%99
黒色火薬(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E8%89%B2%E7%81%AB%E8%96%AC
閑話休題
「夜霧のハニー」はナベタケさんの名曲だ・・・
ナベタケ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E8%BE%BA%E5%B2%B3%E5%A4%AB
カラオケで歌うとしんみりくるぜい・・・
んでは。
雨・・・ ― 2009年07月17日 07時24分
Warner Pioneer L-10161E( (P)1979.11, LP)
夏の朝の雨は助かる・・・
奴ら(蝉)も静か、部屋も涼しい・・・それでも室温は30度を超えたままだけど・・・無料サウナだな。
夜雨が降って、朝晴れてカンカン照りは最悪。蒸し蒸しでかなわん・・・
ちなみに、このカルテットのKARYOBINとは「迦陵頻」から採ったそうな・・・
迦陵頻(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%A6%E9%99%B5%E9%A0%BB
迦陵頻伽(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%A6%E9%99%B5%E9%A0%BB%E4%BC%BD
上田知華+KARYOBIN のアルバムの内、樋口康雄の手による曲の演奏を集大成したCDがULTRA-VYBEより出ている。
上田知華+KARYOBIN 樋口康雄作品集
品番:CD:CDSOL-1082 税抜定価:\2,500 税込価格:\2625
http://www.ultra-vybe.co.jp/catalogue/solidhougaku/neostandards.htm#04
手軽に聴くにはこのCDが良い・・・かな?
ピアニッシモ・・・ ― 2009年07月16日 08時10分
Warner Pioneer L-10151E( (P)1979.5, LP)
朝6時、蝉の声が・・・・あ~やかまし!
ホント、規則正しく鳴いてくれるわ・・・お昼にピタッと止むのも不思議だ・・・
最近自宅で音楽を聴くと、ジャンルを問わず蝉のBGM付きとなってしまう・・・夏だなあ・・・
音楽だけでもピアニッシモでいきまひょか・・・
ちょっと世に出るのが早すぎたユニットかな・・・ピアノ&ヴォーカル+ストリングカルテット という組み合わせは・・・
楽曲は上田知華と樋口康雄、良い曲が揃ってる。
上田知華(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E7%94%B0%E7%9F%A5%E8%8F%AF
樋口康雄(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%8B%E5%8F%A3%E5%BA%B7%E9%9B%84
「オープン・ザ・ウィンドウ」 はストリングをニューヨーク・フィルの連中が演っているだけあってなかなかいい。
蝉は相変わらず喧しいが・・・
心を忘れた科学には・・・ ― 2009年07月15日 08時00分
販売:ビクターエンターテイメント
発売:(財)日本伝統文化振興財団 VZCG-712(CD)
昨日ブログで都議選の事に触れたが、友人から「都知事の言うこともそうまちがっていないよ」とのコメントをもらった。
確かに、自民・公明だけじゃなく、民主も都知事の政策に賛成してたしね。今にもひっくり返りそうな変な名前の銀行とか、猛毒で汚染されている場所への築地魚市場の移転とか・・・オリンピックもあったっけ
確かに、知事にしてみりゃ「いままで賛成してたくせに・・・」という想いはあるだろうねえ。反対してたのは、共産と社民くらいかな・・・でもこの2つの政党は議席を増やすことは出来なかったし・・・ということは、都民としては都知事の政策には賛成なのかな?
都議選の投票率は「・・・54・49%で前回05年選挙より10・50ポイント上回った。投票者数も127万人余り多い570万5441人に達し、・・・」(毎日jpより)とあるが、棄権した45%の人が投票したらどうなっていたんだろうね。
まあいいや、本題に入りましょ。
ミクロイドS の オープニングの歌詞で、「心を忘れた科学には・・・」に続く歌詞はなかなか意味深いものがある。
1番は「しあわせ求める夢がない」
2番は「地獄の夢しか生まれない」
そうだなあ・・・
しあわせ求める夢がない(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E8%9E%8D%E5%B7%A5%E5%AD%A6
・・・まあ、道具は道具。やはり悪い人間が道具を悪くするということかな・・・道具自体に罪はないわ・・・包丁だって使い方次第だしなあ・・・
「地獄の夢」とは・・・コレだな。
地獄の夢(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0
地獄の夢 その2(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E9%80%9F%E5%A2%97%E6%AE%96%E7%82%89
地獄の夢 その3(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AB
究極の「地獄の夢」(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Human_radiation_experiments
プルトニウムは、冥王星にちなんで命名されたそうだが、冥王星にその名前をつけたのはイギリスの少女だったそうな。冥府の王(ハーデス)に対応する名前として、Pluto と名付けたそうな。
冥王星(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Pluto
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%A5%E7%8E%8B%E6%98%9F
正に「地獄の夢」に相応しい命名となってしまったわけだが、当時の少女が現在の地獄を見越して命名したら大した物だ・・・
地獄の夢(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Plutonium
ここまで来ると、ミクロイドSには荷が重すぎる・・・彼らはミクロの世界が限度だから・・・原子(アトム)の世界となると・・・
鉄腕アトム(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E8%85%95%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%A0
だな。でも、アメリカでは
Astro Boy(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Astro_Boy
なんだよね。アトムボーイだと回転寿司になってしまう。
アトムボーイ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%A0_%28%E5%9B%9E%E8%BB%A2%E5%AF%BF%E5%8F%B8%29
鉄腕アトムといえば、最近面白いCDが出た。(財)日本伝統文化振興財団から発売されている。大野松雄氏による先駆的な電子音響による「鉄腕アトム・音の世界」というCDである。
鉄腕アトム・音の世界
http://search.japo-net.or.jp/item.php?id=VZCG-712
財団法人 日本伝統文化振興財団
http://www.japo-net.or.jp/
大野松雄(はてなキーワード)
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C2%E7%CC%EE%BE%BE%CD%BA
なんでも、「1975年にコジマ録音からLPレコードで発売され、続いて1979年にビクターからLPで再発。1998年にワーナーミュージック・ジャパンから初CD化された際は、マスターテープ不明のため、LP盤から起こした音で収録されていた」そうだが、今回のは当時のマスターテープがひょっこり出てきて、その音源が使われているのだそうな・・・
コジマ録音
http://www.kojimarokuon.com/
これはなかなか面白い。便利な道具が無い時代に、いかに創意工夫して新しい音を生み出せるか・・・というチャレンジャブルな試みがよく分かる。冨田勲氏もそうだったもんねえ。
まあ、それにしても、心を忘れた科学が蔓延る現在だからこそ、学研には頑張ってもらわんとイカンなあ・・・頼むよ!
心を忘れない科学
http://otonanokagaku.net/
んでは。
ヤンマだ アゲハだ マメゾウだ ― 2009年07月14日 07時30分
テレビ漫画 ミクロイドS から
「ミクロイドS」「ヤンマだ アゲハだ マメゾウだ」
都議選が終わり、都知事と自民党がお互い責任の押し付け合いをして実に滑稽である。学校の先生の生きた教材であろう・・・
「『責任の押し付け合い』とはこういうことを言うのです。こういう大人になってはいけませんよ」
・・・と、子供を諭すのが正しい教育だと思うが・・・断崖絶壁なのはこっちの生活であって、内閣なんぞ、はよ潰れて作り直すがよい。いくらでも取り替え可能であることは既に実証済みなのだから・・・単なる交換可能部品という意識を持つと、政治の見方も変わるわよ(キューティーハニー調で)
キューティーハニー(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%8B%E3%83%BC
そういえば、キリンとサントリーが統合するとかしないとか・・・肝心のビールやウィスキーの味は良くなるのかなあ・・・組織の大きさと製品の質は反比例という一般原則を覆せたら大した物だが・・・
スペースシャトルも発射するらしい・・・
スペースシャトル(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%88%E3%83%AB
最近発射するのが北朝鮮のロケット(ミサイル?)ばかりだったからねえ。エンデバーというとエプソンのパソコンのブランドだわな・・・このブログもエンデバーのノートPCでタイプしてるし・・・縁は奇なり・・・か?(言語明瞭意味不明瞭・・・)
言語明瞭、意味不明瞭(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E4%B8%8B%E7%99%BB
wikipediaは偉大だ・・・こんな下らんことまでちゃんとフォローしてるワ・・・
閑話休題、ミクロイドSに戻りまショ
ミクロイドS(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89S
TOEI ANIMATION - ミクロイドS
http://www.toei-anim.co.jp/lineup/tv/microid_s/
アニメの内容はぼんやりとした記憶の彼方ではあるが、この主題歌はハッキリ頭に焼き付いている。
何故か実家にあった リコー マイティーチャー という機械にテレビの音声を録音して繰り返し聴いていたから・・・
ドウニモトマラナイ - マイティーチャー
http://lovelovelicca06.web.infoseek.co.jp/9002myt.htm
懐かしいなあ・・・A4サイズの紙に磁気塗料を塗って、回転ヘッドがスパイラル上に音声を記録・再生するというシロモノで、カセットテープが普及する前の徒花?のような商品であったと記憶している。
消去はシートを磁石でランダムに擦って行ったような・・・「消磁」の化学実験だ。そういえば、大人の科学でワイヤー録音機が出てたな・・・
大人の科学 vol.23 ポールセンの針金録音機
http://otonanokagaku.net/magazine/vol23/
教育用の録音済みシートも結構沢山あったような・・・結構教育熱心だったんかね、ウチの両親は。でも最終的には子供の格好のオモチャになってしまったような・・・
ま、それはさておき、あの懐かしい主題歌を聴きたいなあと思っていたら、ちょうど中古屋でコイツを見つけた。早速レジへ持っていったのは言うまでもないことであった。
オープニングはテレビと若干異なるフルサイズだが、エンディングはテレビで流れた物と全く同じであった。特に、エンディングは弦楽合奏の実に美しいメロディが印象的でハッキリ脳裏に焼き付いていて、これがドーナツ盤からスクラッチ・ノイズ付きで流れてきたときは感無量・・・
作詞は阿久悠、作曲は三沢郷、演奏はヤング・スターズである。
阿久悠(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E4%B9%85%E6%82%A0
三沢郷(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%B2%A2%E9%83%B7
放映後から37年後にようやく作曲家が誰かを知ったわけであるが、1976年に日本を離れアメリカに拠点を移したせいもあってか、ようやく最近になって再評価がなされたそうな。
つい最近リリースされたミクロイドSのCDの解説にそのあたりの事情を腹巻猫とゆー人が詳しく書かれている。
手塚治虫作品集 「ミクロイドS」ORIGINAL SOUNDTRACK
http://columbia.jp/prod-info/COCX-35539/
腹巻猫の劇伴倶楽部
http://www3.airnet.ne.jp/haramaki/gekiban/
腹巻猫の劇伴BLOG -
手塚治虫作品集「ミクロイドS」「ジェッターマルス」発売!
http://gekiban.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/s-7056.html
また、作曲家三沢郷に焦点を当てたCDも出ている。
TV AGEシリーズ 三沢郷大全 GOH MISAWA SONGBOOK
http://columbia.jp/prod-info/COCP-35285-6/
ちなみにこのミクロイドSのエンディングはキー局の放送の都合でアップテンポバージョンが作られて、キー局ではそれが放送されていたそうだ。ローカル局では流れなかったそうで、僕もそのCDで初めて聴いた。
ちなみに、手持ちのドーナツ盤のエンディングは当初のもので、これも発売途中でアップテンポバージョンに差し替えられたそうな・・・運良く当初バージョンに当たって良かった。
また、手塚治虫の原作漫画のタイトルは「ミクロイドZ」だったのが、スポンサーの都合もあってか「ミクロイドS」になったというエピソードもあり、その幻となった「ミクロイドZ」の歌も収録されている。37年目の真実・・・かな。
オープニングとエンディング、両方とも良く聴くと、1曲で完結するドラマ(劇)になっていて、今更ながら三沢郷の作曲技法の妙に感心させられてしまう。
興味ある方は如何?
Country Roads, 2009 その2 ― 2009年05月26日 07時00分
雨上がりの Country Road(写真左上)、朝靄が清々しい・・・
五月はかつて「早苗月(さなへつき)」と呼ばれていたそうで、それから「皐月(さつき)」となったそうな。辺りの田んぼも田植えが済んでいた・・・
五月(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E6%9C%88
曇り空の紫陽花(写真右上)・・・この辺りはこれから7月初旬まであちこちで紫陽花が咲いている・・・紫陽花は夏の季語だそうな。
紫陽花(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%B5%E3%82%A4
同じく曇り空のアザミ(写真左下)・・・アザミの鮮鋭な紫はちときつい。紫陽花は草刈機で誤って切ってしまうと「ああ、申し訳ない」と思うが、アザミの場合は「あ、やっちゃった」である。アザミにしてみれば迷惑な話ではあるが・・・
アザミ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B6%E3%83%9F
刈払機(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%88%E6%89%95%E6%A9%9F
犬の散歩がてら近所の公園を散策していると、法面にアザミが群生していた。これはなかなか壮観なものだ・・・でも犬は他の犬が残した足跡の確認に余念が無く、早足で過ぎ去るしかなかったが・・・
これから秋にかけて雑草がグングン伸びるて、草刈シーズン真っ盛りとなる。あちこちで草刈機のハンドルを握った人が草刈に精をを出し、エンジンの唸りと駆られた草の悲鳴が聞こえてくる・・・ま、でも刈った後のスペースを見て「一仕事やったな」と爽快な気分になるのも事実である・・・手にしびれを残して・・・
冬に水が涸れた豊川用水(写真右下)も水が戻ってきた。雑草も鬱蒼と茂って少々不気味ではあるが、農業と飲料を支える大切なライフラインである。
干上がった豊川用水(本ブログ)
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/01/31/4094211
梅雨明け迄はあまり暑くなって欲しくないものである・・・とりあえず、John Denver の詩を聞いてお日様の有り難さを実感する・・・梅雨が明けたらそうも言ってられんが・・・
♫Sunshine on my shoulders♫ makes me happy...
John Denver, 1971
・・・なんかラジオで、北朝鮮がモグラ(地下核実験)をやったと騒がしいなあ・・・ヤレヤレ・・・大気中のキセノン濃度を測定してやったかどうか解るとか言ってるけど、キセノンなんか世界中のそっこら中の原発からジャンジャカ吐き出されてるはずでしょ・・・?わかるかな?・・・
・・・・できるかな?
http://www.nopposan.jp/
・・・お粗末さまで・・・
Country Roads, 2009 ― 2009年05月25日 19時59分
CARPENTERS GOLDEN DOUBLE DELUXE, 1972 LP ― 2009年05月21日 04時15分
CARPENTERS GOLDEN DOUBLE DELUXE
♫ When I was young I'd listen to the radio...
カーペンターズの歌はなんとなく過去を回想する歌が多いような気がする。 Yesterday onece more なんてまさにそのまんま。(このアルバムには収録されていないが・・・)
既にカーペンターズそのものが"Oldies"と言えないこともないから、余計そう感じるのかもしれない。
Carpenters(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Carpenters
Oldies(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Oldies
A&Mレーベルのあのマークとセットになって僕の記憶にある。A&M のロゴとトランペットのマークが格好良く見えたものだ。レコードラベルもなんとなく過去を回想させるようなデザイン。
日本ではキングレコードが販売権を持っていたのかな。昔は何となく、アーティストもサウンドも A&Mサウンドといった独特のレーベルカラーがあったような気がする。
A&M Records(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/A%26M_Records
キングレコード(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89
このアルバムは、カーペンターズの1970年11月初来日(第1回 東京国際歌謡フェスティバルのゲストとして)から2年後( (P)1972とあるから)に出された来日記念盤と思われる。レコード解説からの推測だけど・・・
第1回 東京国際歌謡音楽祭((財)ヤマハ音楽振興会)
http://www.yamaha-mf.or.jp/history/e-history/wpsf/wpsf1.html
ちなみに解説は中部日本放送の片岡功氏(当然、1972年当時である)。当時の解説はポップスでもマジメな説明口調なのが35年以上前の時代を感じさせる。
中部日本放送(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E9%83%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%94%BE%E9%80%81
1983年のカレンの死は衝撃的だった。カーペンターズの音楽をリアルタイムに感じることはなかったが、あのニュースはリアルタイムに見たから、細かいことはともかく記憶に残っているのかな。
それにしても惜しいなあ・・・あれだけ伸びやかなヴォーカルはそうそう聴けないよ・・・低い音域の声が好きなんだけどなあ・・・兄貴のリチャードの作曲・アレンジもいいし。
リチャード自身がプロデュースしているCDもいいけど、当時のLPの解説を見ながら聴くと、その当時の時代の雰囲気をなんとなく感じるのだねえ。
このLPも当時 "GOLDEN DOUBLE DELUXE"シリーズ のタイトル通り、豪華なダブルジャケット仕様 というレコード会社の意気込みが感じられるよ。
ここ最近、カーペンターズのLPを聴きたくなって、中古屋で探すと、当時の国内盤LPがエサ箱(100円~500円くらいの処分品を入れた段ボール箱。ジャンルは雑多で客が目的のものを物色するのだ)に放り込まれていることが多く、手頃な値段で10枚くらい入手した。
この当時のLPは解説や写真、ピンナップ等もあって見ていて実に楽しい。残念ながらCD化されても、こういう写真や情報は殆どが割愛される類のものなので、LP漁りは止められないなあ・・・
・・・とはいえ、そろそろ置き場所も限界だから最近は控えているけど、ここ数ヶ月で家の大整理を敢行して、少し余裕が出来たのをいいことに、またまた中古屋通いが・・・
こりゃ、趣味を通り越して道楽である。こういう「病気」を直す薬は存在しないようである・・・有り難いことに・・・
・・・だめだ、こりゃ・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%84%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%82%84%E9%95%B7%E4%BB%8B
んでは
John Denver, 1974 Concert Live ― 2009年05月19日 19時30分
An Evening with John Denver
http://en.wikipedia.org/wiki/An_Evening_With_John_Denver
Live Recording at Universal Amphitheater, Universal City, California
August 26 - September 1 , 1974 with Wally Heider remote unit
♫Music makes pictures and often tells stories ...♫
Ladies and Gentlemen, John Denver!
ジョンの「音楽は絵を描き、時に物語りを語ります・・・」という歌から始まり、アナウンスが入ると、気分はもうライブである。
ジョン=デンバーの代表的なレコードというと、このLPが筆頭格になるのかな・・・これほどライブらしいライブはなかなかないと思う。聴衆のノリの良さといったら・・・こういうノリは日本人には出来ないなあとつくづく思う。
このライブは輸入盤CDで現在も入手できるようだ。アマゾンのリンクを下に記しておきますが、購入者のコメントがまたいいですなあ・・・
An Evening with John Denver(2CDs)
http://www.amazon.co.jp/Evening-John-Denver/dp/B00005A8B4/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1242727627&sr=1-1
ジョン=デンバーのエンターテイナーぶりも堂に入っている。長く続いたベトナム戦争も終結に向かい、有名な「赤狩り」ハンターの異名を持つニクソンも失脚した当時の明るい雰囲気がなんとなく感じられるようだ。
Richard Nixon(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Richard_Nixon
赤狩り(Red Scare)(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Red_Scare
Joseph McCarthy(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Joseph_McCarthy
湯川れい子氏の解説によれば「会場のアンフィ・シアターとは、古代ローマ風の階段式になった半円形の劇場」だそうな。確かにそうなっている。今でもコンサート会場として使われているようだ。
The Gibson Amphitheatre (formerly Universal Amphitheatre)
http://en.wikipedia.org/wiki/Gibson_Amphitheatre
解説の湯川れい子氏はこのライブを聴いたそうで、うらやましい限りである。(実際「うらやんでくださいな」と解説に書いている)こういう愛情あふれた解説を最近見なくなりました・・・
湯川れい子(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%AF%E5%B7%9D%E3%82%8C%E3%81%84%E5%AD%90
実家にあったLP、ジャケットはへたっているけどLPそのものはまだまだ瑞々しい音を聞かせてくれる。つい最近、中古屋でこのLPの美品(しかも帯付き)を格安で入手したので、写真はそのLPのもの。1975年当時の四千円は結構な値段だろうなあ・・・
LP4面・・・長いようですが、いつもハイテンションであっという間に聴き通してしまいます・・・
John Denver - I Want to Live. ― 2009年05月19日 06時02分
John Denver - I Want to Live.
インフルエンザ騒動も拡大の一途を辿っておりますなあ。まあ、こうなったらなるようにしかならんでしょう。「学校はなにをしとったんだ!」とお怒りの向きもあるそうですが、んじゃ、どうすりゃいいんでしょうかねえ。
殺到する問い合わせ全ての人をチェックするなんて不可能でしょ。言うのは簡単だけど、一度現場の立場になってみや~せ。机上の空論では現場は動かんよ。
無理が通れば道理が引っ込む、机上の空論で現場は崩壊・・・よくある話ですわな・・・
・・・閑話休題・・・
ジョン=デンバーが自ら操縦する飛行機で墜死したのが1997年10月・・・もうあれから10年以上経っているではないか・・・
John Denver(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/John_Denver
本名 Henry John Deutschendorf, Jr というからドイツ系移民ということかな。アメリカ人らしくシンプルな姓に変えたのかな・・・
ジョン=デンバー と RCA の黄色いレーベル がセットで脳裏に刻まれているので、こういうのはやはり RCA のLPで聴きたい。
ジョン=デンバー が好きだよといったら、居酒屋のママさんから「アンタ古いの聴いてるわねえ、でもいいわよねえ」と言われてしまった。まあ、ベトナム戦争が終結した1975年前後が絶頂期だっただろうから仕方ないけどね、でもいいもんはいいのよ。
ベトナム戦争(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0%E6%88%A6%E4%BA%89
ジョン=デンバー というとカントリーというイメージがあるけど、それだけじゃあないよね。カントリーも入っているけどそれは彼の音楽の一要素ではあるけど、それだけじゃあない。
カントリー・ミュージック
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF
このアルバムタイトルは、「生きる喜び」(I Want to Live)。"I Want to Live"というと、スーザン=ヘイワード主演、ロバート=ワイズ監督の「私は死にたくない」(I Want to Live!)を想起させるが、これとはイメージが違う。なかなかいい邦題をつけたなあと30年前のRVC担当者に感心する次第。
I Want to Live!(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/I_Want_to_Live!
Susan Hayward(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Susan_Hayward
Robert Wise(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Robert_Wise
ロバート=ワイズといえば、「ヒンデンブルク」「ウェスト・サイド・ストーリー」「サウンド・オブ・ミュージック」だなあ・・・2005年死去ですか・・・知らんかった。
The Hindenburg(film)(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Hindenburg_(film)
The Sound of Music(film)(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Sound_of_Music_(film)
West Side Story(film)(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/West_Side_Story_(film)
スーザン=ヘイワード といえば、あの「征服者」(The Conqueror)に出演した一人で、後にそれが原因で癌で亡くなっている可能性が高い女優でもある。
The Conqueror(film)(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Conqueror
「奥様は魔女」の「エンドラ」を演じたアグネス=ムーアヘッドもそうだったっけ・・・
Agnes Moorehead(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Agnes_Moorehead
Bewitched(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Bewitched
このあたりの事情は、広瀬隆「ジョン・ウェインは何故死んだか」(文芸春秋、1982年)を読んで頂くのがよいだろう・・・と思ったけど、収入困難なようだ。
広瀬隆(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E7%80%AC%E9%9A%86
そういえば、最近の広瀬氏は日本の歴史を産業面から解析した「持丸長者」3部作(ダイヤモンド社)を出しているし、LB中州通信2007年6月号のインタビューも見たなあ。
LB中州通信
http://www.nakasu-tsushin.jp/
LB中州通信2007年6月号
http://www.nakasu-tsushin.jp/nakasu_bn/contents/0706.html
資本主義崩壊の首謀者たち (集英社新書)も出たしね。
http://boukyaku.asablo.jp/blog/2009/04/19/4253693
そういえば、1990年の初めだったか、アメリカのAEC(今はDOEか)が行っていた放射能人体実験(Human radiation experiments)を、Albuquerque Tribune紙 の Eileen Welsome が"The plutonium experiment" で詳細に報じて一時全米がパニックに陥ったということもありましたなあ・・・
Human radiation experiments(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Human_radiation_experiments
誰か日本語に訳してくれんかのう・・・
DOE Openness:
Human Radiation Experiments
http://www.hss.energy.gov/healthsafety/ohre/
下記の本が詳しいのだけど、どうも入手は難しいようですな。
広瀬隆
マンハッタン計画―プルトニウム人体実験 (小学館 1994年)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%B3%E8%A8%88%E7%94%BB%E2%80%95%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0%E4%BA%BA%E4%BD%93%E5%AE%9F%E9%A8%93-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%BC-%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%B3/dp/4093894515/ref=sr_1_42?ie=UTF8&s=books&qid=1242684427&sr=1-42
アイリーン=ウェルサム著
翔泳社 (2000年7月)
プルトニウムファイル〈上〉
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%B3%E8%A8%88%E7%94%BB%E2%80%95%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0%E4%BA%BA%E4%BD%93%E5%AE%9F%E9%A8%93-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%BC-%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%B3/dp/4093894515/ref=sr_1_42?ie=UTF8&s=books&qid=1242684427&sr=1-42
プルトニウムファイル〈下〉
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%80%88%E4%B8%8B%E3%80%89-%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3-%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%A0/dp/4881359045/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1242685101&sr=1-1
The Plutonium Files: America's Secret Medical Experiments in the Cold War (Paperback)
http://www.amazon.com/Plutonium-Files-Americas-Medical-Experiments/dp/0385319541/ref=sr_1_6?ie=UTF8&s=books&qid=1242685321&sr=1-6
なんでジョン=デンバーから放射能人体実験に話が飛んでしまったのかな・・・でもジョン=デンバーは環境保護に熱心な人だったから無関係ではないわな。
・・・閑話休題・・・
ちなみに、レコードプレーヤーは台所で活躍している Pioneer PL-Y7。コイツもフルオートプレーヤー。オートリピート機能が壊れて無限ループしてしまうが、ちょっとした小細工でリピート機能を殺して今はセミオートととして利用している。ま、プレイ開始は手でカートリッジを盤に落とすだけなんだけど・・・
・・・アリャ、もう終わっちまった!も一回プレイじゃ!
最近のコメント