【備忘録】Ken Russell's View of the Planets - Music by Holst2016年11月10日 06時32分

2016年4月3日 オーマンディ掲示板投稿より。
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ケン・ラッセルが1983年に製作した奇妙?なドキュメンタリーのコラージュ・・・ですが、バックの音源はオーマンディとフィラデルフィア管弦楽団の演奏・・・なのですが、不思議なことに、RCA Red Sealのセッション録音ではなく、Unitelが収録したAcademy of Musicでのビデオ収録音源が使われています。曲間の会場ノイズもそのまま入っています。

ケン・ラッセルが何故この音源を選択したのか、その意図は良く解りませんが・・・

以前、レーザーディスクで出てましたが、DVD と Blu-ray Disc のフォーマットで近日発売予定とのこと。興味のある方は如何でしょうか?
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【備忘録】Eugene Ormandy - Orchestral Works(Artis 32CDs)2016年11月10日 06時31分

2016年3月20日 オーマンディ掲示板投稿より。
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オーマンディ&フィラデルフィアの32枚組CDが出るそうです。
タワレコHMV)
韓国Artis(Classical)というレーベルからのリリースとのこと。音源は米Columbia Masterworks時代のもの。Sony Classical からの正式ライセンスかどうかは不明。

曲目データを見る限り、著作隣接権切れの音源(1966年以前)のみですね。米RCA Red Seal時代(1968年~)のステレオ録音は含まれていないようですから。

面白いのは、ブラームスの2番(1953年)とかのモノラル録音が含まれていること。ステレオ録音は録音場所の記載がありますが、モノラル録音には記載無し。

なんとなく、音源の出所が想像できますが・・・まあ、興味のある方は如何でしょうか?
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【備忘録】アメリカ海兵隊バンドのJones氏2016年11月10日 06時30分

2015年12月26日 オーマンディ掲示板投稿より。
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あるホルン吹きの方のブログで面白い記事を見ました。

たのしいホルン「アメリカ海軍バンドのクルスペ」
Mason Jones氏は1938年に若干18歳でフィラデルフィア管弦楽団に入団、その後第2次世界大戦に応召してオーケストラを離れ、海兵隊バンドへ入団、そこでも首席を吹いていたそうですが・・・

その海兵隊バンド在籍当時の、Jones氏が海兵隊所有のクルスペを吹いている映像があるそうです。

残念ながら、私はこの動画を未だ見ていませんが・・・

Jones氏在籍当時、FOXがアメリカ海兵隊バンドについての10分程度のドキュメンタリー・ショート・フィルムを製作していますから、その映像かと(私は)推測します。ちなみにこの作品、第14回のアカデミー賞受賞作品とのこと。

United States Marine Band(1942年)
監督:Jean Negulesco

https://en.wikipedia.org/wiki/United_States_Marine_Band_(film)
https://letterboxd.com/film/the-united-states-marine-band/

当時のバンドリーダーは William F. Santelmann。

※ちなみに、アメリカ海兵隊バンドのオフィシャルサイトはこちら。
http://www.marines.mil/

一度この映像を観てみたいですね。では。
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困ったCDラベルデザインの流行・・・2016年10月30日 06時40分

 Lpで入手困難な音源がCD化されるのは喜ばしいのですが・・・

 アナログ・ディスクが静かなブームになっているせいか、アナログ・ディスクで発売された昔の音源をCD復刻したアルバムのCDラベルは、ディスクの音溝イメージを外周に模したデザインが多いようです。最近の Sony Music Entertainment の復刻はほとんどこんな感じですが・・・

 私の記憶では、この「音溝イメージ」(レコードを模したチョコレートがまさにコレ)を最初にCDラベルに採用したのは、DG Originals だっと思いますが・・・

 しかし、この昔のレコードを模したチョコレート菓子を想起させる「音溝イメージ」ラベル、もうそろそろ止めても良いのではないでしょうか?

CDラベルデザインの比較・・・米Columbia Masterworks(Sony Classical)の例

 「音溝イメージ」有(左側)と無(右側)をこうして比較すると、問題点が明確になります。

CDラベルデザイン例(アナログ・ディスクのイメージ)

 「音溝イメージ」有の方は、文字が小さくて読みづらいですし、曲数が多い場合は書ききれずに省略されるケースも多いのです。これで、ラベルの機能を果たしていると言えるでしょうか?

 また、時代を感じさせるレーベル・マークも縮小されてしまい、折角のラベル・イメージ復刻もこれでは・・・

 「音溝イメージ」の音溝は同心円ですし、枚数が多いボックスでは、この同心円音溝イメージを何枚も見せられることになり、うんざりしてしまいます。

CDラベルデザインの例(ラベル部のみ、音溝なし)

 こちらは 「音溝イメージ」無のCDラベルです。12インチLpよりも一回り大きいラベルで、時代を感じさせるレーベル・マークも縮小されることなく、収録曲目も全曲きちんと記載されています。

 どちらが商品として魅力的なCDラベル・デザインであるか、一目瞭然でしょう。

 貴重な音源を復刻してくれている音源保有会社の再考を期待します。では。

タワレコ Sony Classical スペシャル・セレクション第10期2016年10月22日 12時30分

 今年のタワレコの「オーマンディ降臨」は無いのかな・・・なんて思っていましたが、どうしてどうして、興味深い企画・音源を引っ張り出してきましたね。

 ここ毎年のタワレコ"Sony Classical" スペシャル・セレクションによる、オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団の名盤リイッシューに、フィラデルフィア管弦楽団側も称賛を惜しまず「自分たちの歴史を現在に蘇らせる重要なプロジェクト」と認識しているそうです。今後も期待しましょう。

タワー・レコード "Sony Classical"
スペシャル・セレクション第10期 第2回 10タイトル
2016年11月14日発売


●SICC-2127(SMSOタワレコ)※世界初CD化曲有(8曲)
HORA STACCATO
ホラ・スタッカート~超絶のフィラデルフィア・ストリングス
「・・・1969年発売の「ホラ・スタッカート」は1966年と67年に録音された(当時の)新録音を中心として構成された日本未発売の1枚。「オーマンディ・サウンド」の根幹を担った弦楽セクションの魅力に焦点を当てたアルバム・・・」

●SICC-2128(SMSOタワレコ)
The Strings of The Philadelphia Orchestra.
G線上のアリア~超絶のフィラデルフィア・ストリングスVOL.2
「・・・P初期の1959年に発売されたオリジナルの小品集「フィラデルフィア管弦楽団の弦」。コレッリやモーツァルトなど、オーマンディとしては比較的珍しいレパートリーを収録・・・」

●SICC-2129(SMSOタワレコ) ※世界初CD化曲有
The Age of Elegance
ジ・エイジ・オブ・エレガンス~バロック名曲集
「・・・1971年発売の「ジ・エイジ・オブ・エレガンス~エアと舞曲の名曲集」は、ヘンデルからベートーヴェンにいたるバロック~古典派の美しい舞曲を集めたアルバムで、大半が1968年に録音されたもの。オーマンディらしくバロックの演奏様式にはこだわらず、格調高く優雅に描き出された音楽の表情が魅力的です。ハーティ版の「王宮」、オーマンディ版の「水上」をカップリング・・・」

※王宮の花火の音楽(ハーティ編)が漸くCD化。嬉しいことに、水上の音楽(オーマンディ編)も収録され、LP当時のカップリングが実現しました。

●SICC-2130(SMSOタワレコ) 2CDs ※世界初CD化曲有
The Glorious Sound of Christmas & The Christmas Festivals
きよしこの夜~グローリアス・サウンド・オブ・クリスマス
「・・・1962年に発売された「グローリアス・サウンド・オブ・クリスマス」は、オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団のコロンビア録音の中で最も売れたアルバムの一つ。楽団専属の編曲者アーサー・ハリスによって、フィラ管の豊麗なサウンドを最大限に生かした、豪華絢爛のクリスマス音楽を堪能することができます。この成功を受けて、2年後に珍しくニューヨークで録音された「クリスマス・フェスティヴァル」をカップリングし、さらにボーナス・トラックとして、極めて珍しいジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団のクリスマス曲2曲を追加・・・」

※長年CD化を待ち望んでいたクリスマス・アルバム(The Christmas Festivals)が、The Glorious Sound of Christma とのCD2枚組で登場とは嬉しいですねえ。こうなったら、RCA Red Sealのクリスマス・アルバム2枚もこういう形で是非CD化してもらいたいものです。

●SICC-2132(SMSOタワレコ) 2CDs
The Fantastic Philadelphians - 20 Stereo Spectaculars
ファンタスティック・フィラデルフィア・サウンド~史上最大の名曲集
「・・・「ファンタシティック・フィラデルフィアンズ」は、オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団がRCAに再移籍後、1970年代発売された3つの3枚組ボックス・セットの一つ。1970年代前半に録音された、19世紀後半から20世紀にかけてのショウピースを20曲集めたコンピレーションで、この3枚組の形では日本では未発売・・・」

※当時のシングルジャケットにLP3枚突っ込んだお得盤仕様のCD化。アメリカのバジェット盤はこういうのが多いんですなあ・・・

●SICC-2134(SMSOタワレコ) 2CDs
エルガー:エニグマ変奏曲
ヴォーン・ウィリアムス
タリス幻想曲/ディーリアス:夏の庭で、他
「・・・オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団のコロンビア録音の中で、極めて傑出した演奏でありながら、これまで日本で発売されなかったのが、エルガーとディーリアスのアルバムです(後者は作曲者生誕100年を記念して発売)。当2枚組は、その2人の作曲家のアルバムを軸に、フランチェスカッティとのウォルトンのヴァイオリン協奏曲、そして十八番だったヴォーン・ウィリアムズの2曲をカップリングしたもの・・・」

●SICC-2136(SMSOタワレコ)
A Johann Strauss Festival
J.シュトラウス2世:ウィンナ・ワルツ&ポルカ集
「・・・オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団のベストセラーの一つがJ.シュトラウスのワルツとポルカ集でした。当アルバムは、彼らがコロンビアに録音したウィンナ・ワルツとポルカのエッセンスを手軽に味わえる1枚・・・」

●SICC-2137(SMSOタワレコ)
Vivaldi:The Seasons & 4 Double Concertos
ヴィヴァルディ:四季&2つのヴァイオリンのための協奏曲
1959年と1960年に録音されたオーマンディのヴィヴァルディ録音2枚をカップリング。マリピエロの編曲によった「四季」は、バロック音楽のオーセンティシティよりも、フィラ管の充実したストリング・サウンドの魅力と凄さを伝えるアルバムで、名コンサートマスター、アンシェル・ブルシロウの非の打ちどころのないソロも聴きもの。オイストラフとスターンという名人2人を揃えた協奏曲4曲もまさに豪華そのもので、LP時代から名盤の誉れ高いアルバム

●SICC-2138(SMSOタワレコ)
TWO Favorite Guitar Concertos
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲/カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター協奏曲 ほか
「・・・20世紀最大のギタリスト、ジョン・ウィリアムスがオーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団とコラボレーションしたロドリーゴとカステルヌオーヴォ=テデスコは、ジョンにとってRCAからの3枚目のアルバムで、初の協奏曲録音。"フィラデルフィア管弦楽団のメンバー"とクジレットされている通り、通常よりは刈り込んだメンバーによっているが、オーケストラの巧さは驚くほど。・・・」

●SICC-2139(SMSOタワレコ)
Verdi:Requiem
ヴェルディ:レクイエム
ロッシーニ:スターバト・マーテル
「・・・オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団によるヴェルディ「レクイエム」は、1965年に珍しくニューヨークのマンハッタン・センターで収録されました。アマーラ、フォレスター、タッカー、ロンドンなど、当時の北米を代表する名歌手を揃え、ニュージャージー州のプリンストンにあるライダー大学の学生で構成されるウェストミンスター合唱団を起用して、ヴェルディが作品に託した熱いドラマを見事に描き出しています。オーマンディ唯一の録音としても貴重です。
 1965年録音のロッシーニ「スターバト・マーテル」は、1977年に47歳で早世したアメリカの名指揮者トーマス・シッパーズがコロンビアに残した最大の録音遺産の一つ。大編成のオケと合唱団を起用したスケールの大きなアンサンブルを見事に統御する手腕が聴きものです。・・・」

ま、とりあえずこんなところで・・・

年末年始の映画・・・2016年01月03日 08時30分

寒中お見舞い申し上げます・・・

年末年始を挟んで観た映画について・・・

2015年12月31日@センチュリーシネマ
創造と神秘のサグラダ・ファミリア

 1882年3月の着工から未だに竣工していないサグラダ・ファミリアのドキュメンタリー映画。サグラダ・ファミリアについてのワタシの知識と言えば、漫画「ゼロ THE MAN OF THE CREATION」「ギャラリー・フェイク」くらいで読んだくらい・・・つまり「殆ど知らない」ゼロの状態でこの映画を観たワケで・・・

 ガウディとその弟子が遺していた資料は戦争で焼失、戦後は市民の建設継続反対運動(なんと、予定地を先に買収して住宅まで建っているという・・・)・・・そんな逆境でも、観光収入を頼りに建設が継続されているそうな・・・

 2016年現在、このサグラダ・ファミリアの建設継続にどのような意味があるのか・・・という疑問を呑み込みつつも建設が継続されているのが興味深い・・・

 それでも、「旧ソ連チェルノブイリ原発」の事故処理完了と「東電福島第一原発」の原子力緊急事態宣言解除以前に建設は終わるであろう・・・ガウディ曰く「神は急いでおられない」そうだから・・・

 BGMにバッハ「ロ短調ミサ」というのは、なかなか面白い組み合わせだったねえ・・・

2016年1月2日@名古屋シネマテーク
美術館を手玉に取った男

 「贋作」とは、美術界システム(権威と欲望)が生み出した「模写」の別称・・・なんて感慨を抱いてしまった・・・

 結局、人は「絵」そのものに「感動」するのではなく、「権威」(世間の評価)に「感動」するんですなあ・・・

 「贋作」は絵に限らず、クラシック音楽の「演奏」や「録音」にも結構ありますなあ・・・フルトウェングラーやリパッティの「贋作」録音は結構有名な話ですが、「原典主義」「オリジナル楽器主義」というのも、そのような「贋作」の亜流かも・・・なんて、不埒な事を考えてしまいました・・・

 観る人が楽しめれば、それが「オリジナル」でも「模写」でも「贋作」でも何でもいいのでは?

 そういえば、「映画」の「贋作」ってあるのかなあ・・・?

2016年1月2日@名古屋シネマテーク
氷の炎 山口小夜子

 今回観た三本の中で一番印象に残ったドキュメンタリー。東京都現代美術館にて 2015年4月11日(土)~6月28日(日) に開催された、「山口小夜子 未来を着る人」がこの映画製作のきっかけになったそうな。

 大須「大同町人際」でお馴染み、金粉ショーを披露してくれている大駱駝艦彼女が競演(というか、団員として?)している映像を観てタマゲテしまった。

 彼女が資生堂のCMに登場したのは1972年(昭和47年)・・・手元にある資生堂宣伝史(1979年、昭和54年)を見ると、「おはようの朝」(1972年)や「おめざめ いかが?」(1973年)など、小さく収録されてはいるが印象深い。

 化粧品といえば、1950年程から黒皮症を始めとする化粧品被害が多発し、1952年には裁判に迄発展した歴史がある・・・化粧品の光と影・・・彼女はその当時の「光」の部分を象徴しているとも言える・・・

 ワタシも子供のころ、TVや婦人雑誌でそれとは知らず「リアルタイム」でそれを見ていたワケで、色々な意味で感慨深い映像であった・・・

次は、もっと気楽な娯楽映画でも観ようか・・・んでは。

200 Years of woodwinds featuring the Philadelphia Woodwind Quintet...2015年12月20日 23時30分

たまたま Youtube で興味深い映像を見かけました・・・

200 Years of woodwinds featuring the Philadelphia Woodwind Quintet playing Lefevre Quintet.
features Mason Jones Horn, Robert Cole Flute, Sol Schoenbach Bassoon, Anthony Gigliotti clarinet, John DeLancie Oboe. Interview with Marcel Tabetau.

200 Years of woodwinds featuring the Philadelphia Woodwind Quintet
features interview with Samual Barber,
followed by a performance of Summer music

Horn : Mason Jones
Flute : Robert Cole
Basson : Sol Schoenbach
Clarinet : Anthony Gigliotti
Oboe : John de Lancie

animated art by creative concepts
presented by Theodore A. Seder
Free Library of Philadelphia
Sound Engineering : Mort Toub , Gil Jaeger
Directed by William McCarter
Produced for the National Educational Television and Radio Center
By WHYY-TV

いやはや、とんでもない映像にたまげて観入ってしまいました・・・多言は無用ですな・・・興味のある方はどうぞ・・・

2015年12月12日 ジルデコ・ラウンジ 2015 in 名古屋 ~Christmas Special~ @Mr.Kenny's2015年12月18日 05時40分

久々に、Mr.Kenny'sJiLL-Decoy associationを聴きました・・・前回は昨年だったかなあ・・・

当日のメンバーは下記のとおり・・・

JiLL-Decoy association:  chihiRo(vocal) kubota(guitar) towada(drums)
Support Musician : 工藤精(bass) 石田衛(piano)

パワフルなchihiRoのヴォーカルに圧倒されっぱなしでございました。「ラウンジ」系の曲は少なかったりして (^^;)・・・

諦めていた土曜の名フィル定期に急遽行ける事になったので、名フィルの「惑星」の後で、ジルデコのクリスマスを聴くという、ライヴのダブル・ヘッダー状態に・・・流石に後半は仕事疲れもどっと出て、ちと眠気が・・・夢現で聴いていたような・・・(記憶が定かでは・・・)

また次回が楽しみですな・・・んでは。

名フィル第430回定期演奏会「日本民謡の昇華」~「メタ」シリーズ~ 愛知県芸術劇場コンサートホール 2015年12月12日(土)2015年12月17日 05時30分

久々に、名フィルの定期を聴いてきました。

第430回定期演奏会「日本民謡の昇華」~「メタ」シリーズ
 ・ホルスト: 日本組曲 作品33
 ・藤倉大(名フィル コンポーザー・イン・レジデンス):
  フルート協奏曲*[委嘱新作・オーケストラ版 世界初演]
 ・ホルスト: 組曲『惑星』作品32**

  マーティン・ブラビンズ(指揮/名フィル常任指揮者)
  クレア・チェイス* (フルート)
  愛知県立芸術大学女声合唱団** (女声合唱)

「4管編成オーケストラ」「パイプ・オルガン」「女性合唱団(しかも終曲のみ)」が要求される、ホルストの「惑星」はなかなか実演で聴く機会が無い・・・ので、聴きに行った次第。金曜日は仕事の都合で行けなかったが、土曜定期はなんとか・・・

ホルストの「日本組曲」・・・ま、確かに「和風」の旋律が洋風の味付け(オーケストレーション)で聴けますなあ・・・という類の組曲。定期の解説(コラム)によると、伊藤道郎との邂逅から生まれた組曲だそうで、このコラムはなかなか読み応えがあった。前菜にはちょうどいいんじゃないかな・・・

フルート組曲・・・う~ん、どうなんでしょ。初っ端から尺八のような激しい息遣いの音を連発されて面食らってしまった。激しさと静けさのコントラストで聴かせる・・・のかねえ・・・クレア・チェイスの「奮闘」は賞賛に値する(十字架のような馬鹿でかいフルートにはタマゲタ・・・)が・・・ま、私の「好み」じゃあないねえ・・・しかし、これは「クラシック音楽」なのか「現代の音楽」なのか・・・というのは私にとってはどうでも良くて、聴いて「感動するか」「感動しないか」だけなのよねえ・・・そういう評価軸からすると・・・音楽と社会の関わりとは何ぞや・・・ですなあ・・・

後半はお待ちかねの「惑星」、ブラスにもっとパワーが欲しい所だが、名フィルは健闘してますなあ・・・やはり実演で聴くと面白い。パイプ・オルガンについてはいつも感じるが、オーケストラの音にかき消されて目立つべき部分が聴き取り難い箇所(土星のペダル・ノートとか、天王星のグリッサンドとか)がやはり・・・オーケストラを圧倒する音が欲しい箇所でも絶対的な「音量不足」は否めない。こればかりは容易に解決出来ないから難しいねえ。SRによるブーストや電子オルガンによる付加を考えたほうが良いのではないだろうか・・・この点は「録音」で聴くのが良いというケースでもある。

ちなみに、今回の席は3階席の中央より後ろ側のA席。メイン・コンソールで弾いているオルガンの様子は良く見えるが、音がオケに負けて聴き取り難い・・・ティンパニの音は良く飛んでくる・・・席によっては、オルガンの音が明瞭に聴こえるかもしれないが・・・難しいですなあ・・・

ま、細かいところを論うと切りが無いので・・・なんにせよ、惑星は久々にオーケストラの醍醐味を楽しめて、実に爽快。難しい評論は評論家にお任せして「音楽は楽しむに如かず」でいきたいものですな。

ちなみに、普通舞台に登場しない「女声合唱団」、今回は演奏後に舞台に登場していた。ブラヴィンズさん、気遣いの人ですなあ・・・

今回のコンサート、「プレ・コンサート」「ポストリュード」は時間の都合で聴けず、ちと残念・・・んでは。

映画「愛と哀しみのボレロ」 @今池 名古屋シネマテーク2015年11月24日 06時00分

 映画「愛と哀しみのボレロ」を今池名古屋シネマテークで観た。1981年公開のディジタル・リマスター版再上映・・・34年ぶりですな・・・

 公開当時、田舎の実家の古ぼけたテレビで、結構目立つCMだったのは記憶しているが・・・レンタル・ビデオの棚にも並んでいたが・・・映画の存在とジョルジュ・ドンの踊りのシーンは記憶にあったが、内容は、今回観るまでさっぱり知らなかった。

 「・・・ヌレエフ、カラヤン、グレン・ミラー、エディット・ピアフといったアーティストたちをモデルに、第二次世界大戦に翻弄された人々の人生を、クロード・ルルーシュ監督が描いた壮大な作品・・・」

・・・という文句にそそられて、今回久しぶりに名古屋シネマテークに足を運んだワケですが・・・

 2時間くらいだろうと高をくくってみてたら、なんと185分という長編であった。道理で腰や尻が痛くなったわけだ。久しぶりに長編映画を堪能した気分になった・・・

 歴史に翻弄された「指揮者」はカラヤンがモデルとのことだが、指揮者の風貌とスタイルは「ストコフスキ」であった。踊りは現役のプロで全く違和感が無かったが、「指揮者」の指揮ぶりは・・・まあ、映画でまともな「指揮者」演技は無理かなあ・・・と思った次第。こちらも「本物の」指揮者を使うべきだったのかなあ・・・と、製作34年後に、一視聴者として感じた次第。

 んでは。