残暑お見舞い申し上げます ― 2014年09月03日 07時00分
マエストロ・ジーン&フィラデルフィアのセッション録音で、今後CD化して欲しいなあ・・・と思うステレオ録音について、11月発売予定の、タワー・レコード "Sony Classical" スペシャル・セレクション第8期(Sony Music Shop(ユージン・オーマンディ)の情報より)により、新たにCD化される録音が出てきたので、そのことについて・・・
Columbia Masterworks
・Bach : Mass in B minor (1962年)
・Bach : Johannes-Passion (1968年)
→バッハの大物は難しいかなあ・・・
・Bartók : Bluebeard's Castle (1960年)
→英語版というのがネックかも?
・Brahms : A German Requiem (1962年)
→渋すぎる?
・Borodin:In the Steppes of Central Asia(1959年)
→今回のSONY CLASSICAL/SICC-1747(はげ山の一夜~ロシア管弦楽曲名演集)に含まれるか否かが興味深いところ。CD化希望する人は結構多いのでは?
・Bruckner : Te Deum (1963年)
→昨年のブルックナーのCD再発売には残念ながら含まれず。
・Debussy : Le Martyre de saint Sébastien (1958年)
→隠れた大物?
・Massenet : Meditation from "Thaïs" - Anshel Brusilow, solo violin (1966年)
→当時のフィラデルフィアの驚異的なストリング・セクション、そしてブルシロウのこれまた素晴らしいソロが聴ける録音なのだが、これも何故かきちんとCD化されない美演。
・Ravel:Piano Concerto for Left Hand(R.Casadesus, 1960年)
→同じ組み合わせの1947年録音は何回もCD化されているが、これは国内盤で1回のみ。今年7月に発売されたCD30枚組の「ロベール・カサドシュの芸術~1935-1962レコーディングス~」(タワレコ)でも何故か組み入れられず・・・何故だろう・・・不思議である。
・Schubert : Symphony No.9 "The Great" (1966年)
→今回目出度くCD化。SONY CLASSICAL/SICC-1736
シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」(1966年)&第4番「悲劇的」(1962年)
・R.Strauss
Death and Tranfiguration (1959年)
Don Juan (1959年)
Till Eulenspiegel's Merry Pranks(1963年)
→今回目出度くCD再発売。SONY CLASSICAL/SICC-1743(2CDs)R.シュトラウス:ツァラトストラはかく語りき、ドン・キホーテ&ドン・ファン他(「死と浄化」含む)
Horn Concerto No.1(1966年)
→今回目出度くCD化SONY CLASSICAL/SICC-1745(2CDs)R.シュトラウス:英雄の生涯、町人貴族&ばらの騎士組曲他(ブルレスケとホルン協奏曲第1番含む))
・Tchaikovsky : Piano Concerto No.1(E.Istomin, 1959年)
→海外で1回CD化されて以後はずっと廃盤のまま。
・A Christmas Festival (Columbia Masterworks MS6639)
→アルバムの一部の曲はクリスマス・コンピレーション盤としてCD化されたが、オリジナルのアルバム構成でCD化して欲しいものだ・・・
・"A Christmas Spectacular THE GREATEST HITS OF CHRISTMAS"(LSC-3326)
・"The Greatests Hits of Christmas, A Christmas Spectacular"(LSC-3327)
あとは、ライブ録音・・・ですかな・・・ま、こんなところで・・・
タワー・レコード "Sony Classical" スペシャル・セレクション第8期 第II回 ― 2014年09月19日 04時30分
タワー・レコード "Sony Classical"
スペシャル・セレクション第8期 第II回
興味深いのは、Columbia Masterworks にてオーマンディ&フィラデルフィアのレコードの大半をプロデュースしたThomas Frost氏 による解説が付されるということ。
トーマス・フロスト
「あの素晴らしいフィアrデルフィア・サウンド」
その1~その4迄
各CDブックレット解説に納まるようですが・・・
BMGファンハウス(BMGジャパン)による「オーマンディ&フィラデルフィアの芸術」シリーズでは、RCA Red Sealのプロデューサー(C.O'connell氏, M.Willcox氏, J.D.Sax氏)によるインタビューが掲載されており、これは大変興味深い読み物でした。
今回の隠れた「目玉」の一つとして期待したいところです。
オーマンディ&フィラデルフィアの録音で、Thomas Frost氏によるアレンジの曲があったり、アレンジャーとしても活躍していたようですが。
ご参考
bach cantatas website
http://www.bach-cantatas.com/Lib/Frost-Thomas.htm
そういえば、クラリネット奏者でもあり、Columbia Masterworks でオーマンディ&フィラデルフィアの録音も担当していた David Oppenheim氏は2007年に亡くなられているようで・・・
そういう意味でも、今回はギリギリのタイミング・・・かもしれませんね。では。
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